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2022.12.9

もっと強くなりたい! プレイングについて④~ルギアVSTAR編~ | イツキ先生のポケモンカード教室

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もっと強くなりたい! プレイングについて④~ルギアVSTAR編~ | イツキ先生のポケモンカード教室
目次

【ご挨拶】

 皆様、こんにちは! イツキ先生です😊


 現在、全国旅行支援があり、旅行も以前より楽しみやすくなっております😁

 先日行われたシティリーグS2にて、家族旅行も兼ねて沖縄での開催に参加させて頂きました😊

 沖縄は12月でも気温は20~26℃台であり、私が拠点としている名古屋とは10℃以上の差があり、半袖で過ごされる方も多く、驚かされました😅


 12月に入り、本格的に寒さも厳しくなってくると思います。

 もし、寒いのが苦手な方は是非! 沖縄に遊びに行くことをオススメします!😆


 現在、そらとぶピカチュウプロジェクトでポケモンと沖縄県がコラボしており、ポケモンが好きな方にはより一層楽しめるかもしれません。

 ※そらとぶピカチュウプロジェクトの詳細については、公式HPをご確認ください。

 

 私自身、趣味のひとつとして旅行を楽しんでいるので、次のシティリーグにも観光を兼ねて参加する予定でおります。

 全国のポケモンカードプレイヤーの方々、宜しくお願い致します!! 😀🍵


 さて、今回はS2で使用した《ルギアVSTAR》デッキについてご紹介したいと思います😁

【今回こだわった点】

 「イツキ先生が《ルギアVSTAR》を使用するのは意外です!」とよく言われます😅

 《ルギアVSTAR》を選択した理由は、単純に強いから選択したという訳ではありません。


 「ポケモンカードのプレイングの上達に必要な基礎的技術の向上」と「自分のプレイングの強み」


 これらを生かせるデッキとして選択しました😊

 その詳細については、本記事内で後ほど書きます。




 今回のルギアデッキで拘った点は練習方法です。


 本題に入る前に、現在の環境ですと、《ルギアVSTAR》のミラー戦はじゃんけんが勝敗を分けるということをよく耳にします。

 確かに先攻であれば、先に進化が可能であり、《ボスの指令》《セレナ》を活用すれば、後攻よりも有利にゲーム展開を進めることができます。


 もし、じゃんけんで勝つことができれば、迷わず私も先攻を選択するでしょう。

 しかし、本当に先攻=勝利なのでしょうか?😖


 当日のマッチングを以下に記します。


 (予選)

  ①ミュウ後⭕️
  ②イベルタルコントロール先❌
  ③ドガスダイナ後⭕️
  ④ルギア先⭕️
  ⑤ミュウ後⭕️

 

 (本戦)
  ①雷バレット後⭕️
  ②ルギア後⭕️
  ③イベルタルコントロール後❌

 

 じゃんけん深読みに失敗しました。8試合中、じゃんけんは2回しか勝っておりません😅

 しかし、後攻でもしっかりと勝ちきっています😆


 では、どんな練習をしたのか? ご紹介します。




 ①ひたすら後攻で練習


 上記で述べたように、現在のゲーム環境ではほとんどのデッキにおいて先攻を選択することが有利である点は明白です。


 であれば、後攻となった場合、どの様にゲーム展開を行い、プレイングに注意すればよいかを考える必要がありました。

 そのため、限られた時間の中で効率よく練習を行う必要があり、練習相手にはひたすら「先攻」でプレイしていただき、自身は「後攻」のゲーム展開を練習し、本番に臨みました😊


 今回はこの練習を意識的にずっと行っていたことが功を奏しました。




 ②サイドカードの落ちの確認

 私の中で《ルギアVSTAR》デッキは何とも不思議なデッキだと思っています。

 《博士の研究》を採用し、攻めることに強力なカードを採用しながら、トラッシュするカードをうっかり間違えると、後半にワザを使うことが難しくなる繊細さも有するデッキであると考えているからです。


 具体的に説明すると

 ・《オーロラエネルギー》の枚数を確認しないと《イベルタル》《かがやくリザードン》《ネオラントV》などでワザを使うことが難しくなります。

 ・《パワフル無色エネルギー》《ルギアVSTAR》《ムーランドV》《アーケオス》がダメージを調整するためにそれぞれ使用することから、デッキ内の残数については常に意識しておかなければいけません。

 ・《Vガードエネルギー》はミラー戦の時に使用するカードでもあり、自分の《ルギアVSTAR》を守ること、自分の《イベルタル》が相手の《ネオラントV》のアクアリターンできぜつしないようにダメージ量を調整する際に使用することもあります。対《ミュウVMAX》では、《パワータブレット》の要求枚数を1枚多くすることができるので、サイド落ちの確認が必要になります。


 そしてなにより、《ルギアVSTAR》のデッキは《ルギアVSTAR》《アーケオス》がサイド落ちしていたら、ゲーム展開すら行うことができません。


 《イベルタル》《かがやくリザードン》《ムーランドV》《ダンデ》《チェレンの気配り》など1枚のみの採用のカードも多く、サーチカードを最初に使用した際には山札の内容を把握します。

 対面にもよりますが、確認したいカードの種類・枚数が非常に多く、練習では1戦1戦丁寧にどのカードが何枚サイドとなっているかを思考し、それを如何に相手に悟られない様にかつ短時間で行うよう練習を行いました。


 さらにミラー対面では、相手にも同様のことが言えます。

 相手が《博士の研究》《セレナ》を使用した際には、そのトラッシュしたカードの内容も相手に悟られない様に覚えておく必要があります。気づかれてしまえば、相手もケアに入ってしまうでしょう。


 相手が《博士の研究》を使用したい時に、手札に《かがやくリザードン》《ライコウ》《イベルタル》がいるのであれば、ベンチに出してから《博士の研究》を使用する可能性が高いです。

 その際には、《崩れたスタジアム》などで《アーケオス》を2体並べられないように妨害するなど、《ルギアVSTAR》は非常に繊細で奥深いデッキでもあります。


 このように相手のプレイングを読むことや、細かいプレイングに注意すること。

 そして、自分だけではなく、対戦相手も含めた双方のリソース管理を丁寧に要求することなど、自身の得意分野を生かせることや守りを重視するプレイングを行うプレイヤーとして、攻めのデッキでも結果を出すことで、自分の殻を破るために今回はこのデッキを選択しました😊


 ※実は以前、質問箱に「自分の殻を破るにはどうしたらいいのか?」と質問されたことがあり、その刺激を受けて《ルギアVSTAR》を選択しています😊
 こうしたことも、皆さんの参考になれば。

【デッキレシピ】

 では、デッキレシピです😊


 こだわったカードの採用理由について記載したいと思います😄

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【デッキ紹介:採用理由について】

【採用:こだわったポケモン】

 個々の採用カードを60枚分全て記載したいところですが、非常に長くなると飽きてしまうと思い、こだわったカードの解説をします😆(笑)

 《ルギアV》


 4枚。


 3枚でも良いんじゃないかという誘惑に駆られそうになったことは正直あります😅

 しかし、1ターン目に出すことを重視しており、2ターン目からは《ボスの指令》《セレナ》を使用したいので、採用されたボールの枚数や《キャプチャーエネルギー》などで計算し、約90%の再現性を意識して、4枚採用は絶対に削らないと決めました。


 自分に「絶対抜くなよ? 抜いたら購入した意味がなくなるぞ?」と言い聞かせるため、使用したデッキでは決意のSA版です(笑)




 《アーケオス》


 《アーケオス》はベンチに2体出せないと本当に厳しいです😅
 もし、2体出せないのであれば、1ターン待つこともあります。


 《ルギアVSTAR》のデッキを使ったことのある方だと一度は経験されたと思いますが、《アーケオス》が1体では、もれなく《ボスの指令》で終わってしまいます。


 《ルギアVSTAR》の苦手なデッキとして《ジュラルドンVMAX》があります。
 パートナーとして《アルセウスVSTAR》がよく採用されますが、「スターバース」で《ボスの指令》をサーチすることで、《アーケオス》1体は取られてしまいます😅
 そうなると、《ジュラルドンVMAX》を突破するために用意した《イベルタル》はワザが使えず、ベンチに出した《イベルタル》《ボスの指令》で取られてしまいます。


 《アルセウスVSTAR》では特性の「スターバース」で《ボスの指令》を2枚サーチされる可能性もありますので、注意しましょう。
 早急に手札に《アーケオス》を揃えて、トラッシュするために、4枚採用としています。
 3枚採用でも、2枚以上のサイド落ちの確率5%未満ですが、サイド落ち以上に早くトラッシュすることを意識しています。


 だとすれば、《バーネット博士》を採用すればよいのではないか? と疑問に感じるかもしれません。
 もちろん、このことについては私なりに不採用とした理由がありますので、後ほど書きます。




 《ネオラントV》


 2枚採用に拘っています。

 1枚採用ではサイド落ちや、《博士の研究》でトラッシュする可能性が高いためです😅


 また、今回のシティリーグでは《イベルタル》を採用したコントロールデッキに2回負けています。

 一部、不採用としたカードが今回のコントロールデッキに対する解答でもあったのですが、コントロール系統のデッキを相手にするときは《ネオラントV》のアクアリターンを連打することで、ライブラリーアウトやエネルギー切れを予防できることも覚えておきましょう😄


 ちょうどこの時期に海外の有名選手のコントロールデッキがSNSにアップされたこともあり、万が一を想定した2枚採用です。




 《バケッチャ》


 《頂への雪道》《シンオウ神殿》は、最近ではいずれのデッキにも入っている印象を持っています。


 適切なタイミングで適切にスタジアムをトラッシュできることや、現在の環境が《ルギアVSTAR》《キュワワー》を起点としたロストデッキが流行っているため、《そらをとぶピカチュウVMAX》《カプ・コケコVMAX》が今後、流行することを視野に入れています。


 これらのデッキではスタジアム(《頂への雪道》《シンオウ神殿》)が4~6枚採用されているケースがあり、こちらも確実に張替えするためには、絶対に《バケッチャ》は必要と考えています。
 また、《崩れたスタジアム》《ロストスイーパー》などスタジアムを5回張替えする手段を持たせていることも、上記を理由としています。

【不採用:ポケモン】

 《ヤレユータン》


 《ヤレユータン》を採用する理由としては
 ・《マリィ》対策
 ・《アーケオス》の「プライマリーターボ」を強く使える点


 これらに加えて、本デッキでは《チェレンの気配り》を採用しているので、手札に戻った特殊エネルギーを山札に戻すことができる点でも相性は良いですし、非常に良いカードです😄

 また、《ネオラントV》の「アクアリターン」後にバトル場に出すポケモンとしてサイド枚数を調整する点も優秀です😄


 メリットが大きいカードではありますが、以下のデメリットで採用を断念したカードでもあります。
 ①《パワフル無色エネルギー》を4枚貼った《ムーランドV》の「おかわりファング」
 ②《マナフィ》を採用していないため、《ライコウ》の「アメイジングシュート」で《ルギアV》と共にサイドを3枚取られるリスク
 ③ベンチの枠を使ってしまうことから《崩れたスタジアム》を置かれてしまうと、自分が《アーケオス》2体を出しにくくなる
 ④ロストデッキでの《ウッウ》の「おとぼけスピット」+《ガラルジグザグマ》「かんしゃくヘッド」でサイドを1枚取られる
 ⑤ロストデッキでの《ヤミラミ》の「ロストマイン」でサイドを1枚取られる
 ⑥にげるためのエネルギーで《ダブルターボエネルギー》を1枚使用してしまう。《ガラル鉱山》《ボスの指令》で縛られやすい
 ⑦《レジギガス》対面の時に《パワフル無色エネルギー》を3枚使ってしまう
 ⑧エネルギーは14枚採用のため、手札がエネルギーばかりになってしまうことが少なくなり、山札にエネルギーを戻す機会が減った


 等々、まだまだ挙げられるのですが、個人的にはデメリットの方が多く言語化できてしまったから、不採用としました。




 《ノコッチ》


 《ムーランドV》がほぼどの《ルギアVSTAR》の構築にも採用されている中、《ライコウ》をケアするよりも《ムーランドV》に「おかわりファング」されたくないため、不採用としました。


 相手が雷デッキであれば、《ルギアVSTAR》以外で攻撃すればよいのですから😄




 《マナフィ》


 《ライコウ》入りの構築が流行し、対策として《マナフィ》が広く採用された結果、《ライコウ》が使いにくいと感じておりませんか? それなら抜きましょう。私は抜きました。


 《ヤレユータン》も採用していないため、《イベルタル》を不用意にベンチに出さなければ良いのです。「アメイジングシュート」の120ダメージで気絶しないようなポケモンを出します。


 《ムーランドV》がほぼ必ずと言っていいほど採用されていることから、相手の《ムーランドV》を使わせないためにも、《マナフィ》《ノコッチ》は不採用です。
 その空いた枠の分、自分のデッキが強く使えるカードを入れて、相手は《ムーランドV》が使いにくくなった分、相手のデッキを弱くさせることが狙いです。




 《ライコウ》


 《マナフィ》が広く採用されることとなったことで使いにくくなりました。


 《マナフィ》の採用率が高い間は効果的に使うことは難しいです。
 今後、採用率が下がってくることがあれば、《ライコウ》については再度検討したいです。


 また、《ライコウ》はエネルギーを3枚必要とするため、エネルギーの採用枚数を15~16枚にする必要があります。
 そうなると今度は、エネルギーが手札にきすぎてしまい、なにもできなくなる可能性が発生します。


 この状況を回避するために《ヤレユータン》を採用する必要があり、《ヤレユータン》を採用するなら《マナフィ》を採用しなければならないと、どんどん枠が減ってしまうことから、現状では扱いが非常に難しいカードでもあります。
 
 京都CLなどの大型大会で連戦となれば、デッキの安定性をとにかく重要視したいこともあり、エネルギーの枚数はできれば14枚を維持しておきたいため、《ライコウ》はお休みです。

【採用:こだわったトレーナーズ】

 《崩れたスタジアム》


 自分の負け筋となるポケモンV(例:ダメカンのった《ルギアVSTAR》《ネオラントV》)をトラッシュすることや相手に《やまびこホーン》を使わせないようにベンチを埋める使い方が主です。


 《ルギアVSTAR》が苦手とする《ミュウVMAX》や非Vの《レジギガス》などに対しては、強力な妨害カードにもなります。
 また、ミラーで活躍するスタジアムでもあります。


 現在の《ルギアVSTAR》では《博士の研究》が3~4枚採用されているが、デッキに1枚のみ採用されているポケモンを回収するためのカードは採用されていないため、これらのポケモンをベンチに出すプレイングがよく見られます。
 ミラー戦であれば、ベンチが3埋まった段階で《アーケオス》の「アッセンブルスター」を使えていなければ、《崩れたスタジアム》を出すことで戦局は大きく変化することでしょう。


 逆に本カードをケアするために、《ルギアVSTAR》のミラー戦ではベンチは2枚までに留めておく必要があります。
 しかし、《やまびこホーン》が採用されている場合もあり、《やまびこホーン》《崩れたスタジアム》という強力なコンボもあります😅




 《ロストスイーパー》


 2枚採用です。
 このカードを1枚にすることはできませんでした😅


 《カイ》のような確定サーチがないため、使いたいタイミングで引けないと考え、2枚採用です。


 主な目的は、《崩れたスタジアム》をロストゾーンへ送り、新しいポケモンを出すことで
 ①《ネオラントV》⇒「ルミナスサイン」⇒《ボスの指令》or《セレナ》 に繋げること
 ②新しいポケモンを出す⇒《崩れたスタジアム》⇒自分の負け筋となるポケモンをトラッシュすることで敗北を避ける
 これらの動きをサポートします。


 他にも
 ③《イベルタル》の「アメイジングデス」を《ビックパラソル》で防ぐための解決手段であること
 ④《ガラル鉱山》《頂への雪道》《シンオウ神殿》など苦手なスタジアムをロストすること
 ⑤《かがやくリザードン》に貼られた《こだわりベルト》をロストする
 ⑥《キュワワー》などの《ふうせん》をロストすることでエネルギーカードの要求を増やすこと


 等々、多くの採用理由が言語化できることから、2枚採用となりました。




 《チェレンの気くばり》


 ロストデッキでは、《かがやくリザードン》以外は2回のワザできぜつ圏内となることから、サイドレースに不利なロストデッキに対抗するため、採用しました。


 また《ムーランドV》がにげるエネルギーを3枚必要とし、エネルギーをにげるために使用したくないことや《パワフル無色エネルギー》を再利用できる点なども理由のひとつです。


 《マナフィ》を採用していないことから、ベンチ狙撃で一気にサイドを取られないようにするために《ルギアVSTAR》なども回収します。




 《ダンデ》


 今回の意表を突くカードです。
 《ムーランドV》の「おかわりファング」が《パワフル無色エネルギー》+《ダンデ》で最大150ダメージまで延びます。


 無理矢理レジ系統を倒すことができますが、主な目的は《パワフル無色エネルギー》を節約できることにあります。
 《ダンデ》があれば《パワフル無色エネルギー》を使用せずに、《キュワワー》を倒すことができます。


 また、《ミュウMAX》対面でよくやることですが、《イベルタル》に意識を持たれることが多く、《かがやくリザードン》はわりと放置されがちです。
 (一般的な《ルギアVSTAR》での《かがやくリザードン》《こだわりベルト》で280ダメージと思われがちなため😅)


 相手の場に《オドリドリ》が居なければ、《ダンデ》を含めて310ダメージで、《ミュウVMAX》を1回のワザできぜつさせることができます。
 今回のシティリーグでも実施しており、《ライコウ》をケアするため、《メロエッタ》《オドリドリ》を同時にベンチに出させないようにしているのもポイントです。


 最近の《ミュウVMAX》では《森の封印石》を採用することで、ゲームをうまく展開しやすいので《ドラピオンV》の採用も悩みましたが、2-2-2のゲーム展開を取られてしまいがちです。
 《イベルタル》《かがやくリザードン》の非Vを使うことでサイドレースをまくるためにも、《ダンデ》を採用しました。




 《博士の研究》


 4枚入れにくいカードです。


 自分の手札をすべてトラッシュし、7枚ドローする効果は非常に強力です。
 さらに《ルギアVSTAR》では手札の《アーケオス》をトラッシュすることができるため、非常に理にかなっているカードでもありますが、《ルギアVSTAR》のデッキではトラッシュしたくないカードも多いことから、使い方が難しいカードであると私は思います😅


 加えて、私の場合ですが、戦相手に《博士の研究》を使用されたら、手札からトラッシュした《エネルギー》の枚数と種類、サポートの枚数、ポケモンの種類、《こだわりベルト》の有無などは絶対にチェックしています。なるべく、全てのカードを覚えようとします。なるべく。


 そのため、相手への公開情報が多く、今後のゲーム展開も読みやすいため、違う意味でも扱いづらいカードでもあります。
 よく大会でも思うことですが、対戦相手が長考した後の《博士の研究》は「何をそんなに考えたのだろう?」⇒「トラッシュの内容を見る」⇒「あぁ、このカードがもう少ないんだなぁ」と予想してしまいます。


 《博士の研究》を使用する際は迷わず強気で打つと強いと思っています。
 またはブラフで困ったように《博士の研究》を使うプレイヤーもいます(笑)

【不採用:トレーナーズ】

 《バーネット博士》


 採用する事で、《アーケオス》を2枚トラッシュしやすくなります。
 しかし、ゲームの序盤で使用できれば良いのですが、後半まで山札に残ってしまうと使いどころがなくなってしまうことが多くあります。


 自身の後攻1ターン目で《ネオラントV》の「ルミナスサイン」で《バーネット博士》をサーチして、《アーケオス》をトラッシュしたとしても、相手の先行2ターン目に《ボスの指令》《ネオラントV》が取られやすいです。


 また、自身の後攻1ターン目に《ネオラントV》でサポートをサーチするにしても、《博士の研究》《マリィ》の可能性が高いこと。
 自身の先攻2ターン目であれば、《ボスの指令》《セレナ》など攻めにウエイト置いたカードを使いたいことから、《バーネット博士》を使用するタイミングが難しいと考え、今回は採用しませんでした。

【エネルギーについて】

 私の情報収集不足かもしれませんが、《ルギアVSTAR》デッキの中ではエネルギー総数が14枚というのはかなり少ない構築になっていると思います。

 エネルギー切れを起こすのでは? と疑問に思うかもしれません。だからこそ、山札をサーチする際には枚数と種類は必ず確認を行います。


 この対面では、どのポケモンで何のエネルギーを何枚使用するか、試合前からシナリオは決めています。

 その動きを本番では実践するだけなので、練習でしっかりと使用枚数を確認しましょう😄


 エネルギー枚数を14枚まで減らしたことにより「トレーナーズ」や「ポケモン」でデッキの個性を出しやすくなっています。

 更に、手札にエネルギーがきすぎてしまい、それが理由で負けてしまうことを従来の構築よりも起こりにくくしていることが狙いです。

 《キャプチャーエネルギー》


 海外の有名プレイヤーの4枚構築がSNSにアップされ、衝撃を受けた方も多いと思います。


 私も当初は《キャプチャーエネルギー》4枚採用し、安定を意識した構築を使用していましたが、《キャプチャーエネルギー》が2枚でも《ルギアV》が初ターンでベンチに出せる確率は約90%となります。


 《キャプチャーエネルギー》が4枚採用でも約93%とその差は3~4%であり、統計学的に考えても95%を超えるようなら検討しますが、90%取れていれば十分と考えており、95%未満であるなら90%と比べても、大きな差はないと判断し、2枚としました。




 《Vガードエネルギー》


 絶対に1枚は採用したいカード。
 相手のミスを誘発できる、《ルカリオ&メルメタルGX》の「フルメタルフォール」級に大好きなカードです😍


 本当は2枚採用したかったです。


 1枚目は《ルギアV》《ルギアVSTAR》をポケモンVから守るため。※特に《ミュウVMAX》から😂
 2枚目は《ネオラントV》の「アクアリターン」から《イベルタル》を守るために採用したかったのですが、《ライコウ》《ヤレユータン》を採用していないことから、2枚目は不採用としました。

【最後に】

 いかがでしょうか😄


 いよいよ今週末にCL京都が行われます。

 《ルギアVSTAR》を使用する予定のプレイヤーがいましたら参考になれば幸いです。

 また、逆にルギア対策の参考になっても幸いです。


 私もCL京都は参加します! 是非、会場で声をかけてもらえたら嬉しいです!!😄

 当日は宜しくお願い致します!

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このコラムのライター

イツキ先生

イツキ先生