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2022.10.28

契約編第3章!雑感とデッキ紹介

デッキ紹介 バトルスピリッツ
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契約編第3章!雑感とデッキ紹介

契約編第3章 ライズオブライバルズ

目次

雑感

絶好調の契約編も第3弾、このあたりまで来るとカードプールも増え、様々なデッキが安定した構築になってきます。

今回はそんな既存の契約デッキの強化パーツと、新たに2種の契約カード、そして新創界神《創界神ククルカン》が登場しました。


《創界神ククルカン》はまずイラストが可愛すぎて、妖蛇ファンならずとも組みたくなってしまいますね(^^♪


一方、新契約スピリットはこの2種。


それぞれ【緋炎】と【蒼波】の派生です。


新規デッキ、既存デッキの強化。


やりたいことがいっぱいですが


今回は《相棒翼竜テラード》の【空契約】と《相棒獅子ラオン》の【王契約】を解説したいと思います。

空契約

今回の【緋炎】は【空契約】

《相棒狼ランポ》の【雷契約】→《相棒虫ガタル》の【秘契約】となったように、今後混同しないために【空契約】と呼びます。


【空契約】のテーマは「トラッシュからのコア回収」と「指定アタック」です。


赤デッキは足場等が共通になりやすいのですが、【炎契約】との差異としては


●トラッシュからコアを回収して動ける回数を増やせる

●メインステップでカウントが増える


《相棒竜グロウ》がいないので《凍れる火山》などに阻まれる

●ライフ貫通対策を越える手段がない


あたりでしょうか。


ではまずレシピを。

デッキレシピ

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《相棒竜グロウ》ベースでもそうですが、僕は赤のこういうデッキを作るときはたいがい同じような枠を使用しています。


赤だと直近はグロウベースの【2号機】【緋炎ファイズ】をずっと使っていますが、その共通パーツがこちらです。

3

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バトスピリーグでチームドラゴンスターのナオヤ選手が使った【2号機】とは少し違います。

理由は簡単、【アマテラス】がものすごく増えてきたからです。


《凍れる火山》《相棒竜グロウ》のおかげで影響が緩和されてはいますが、それでも手札増加を妨げられるために速度が落ちます。

なのでネクサスを割れるカードを多めに採用し、創界神を割ったりシンボルを消す《ゴッドブレイク》を挿してあります。


デッキ破棄や、流行りの【WBS】や【超星】をはじめとする創界神デッキにもわずかながら対応できる点が好感触です。


また機会があれば、僕の使っている【緋炎ファイズ】などもご紹介したいと思います。




これらのカードをベースに今回も組んだわけですが、まずはこれらの解説から。

《三賢神ラルヴァンダード》


カウントアップに反応して出せる、コアブースト、ドロー、シンボル追加を担う万能カード。

《凍れる火山》がまた台頭してきており、手札保護能力は非常に便利です。


【空契約】では《相棒竜グロウ》がいないので、《凍れる火山》の効果をまともに受けてしまいます。

ゆえに【空契約】では手札保護、ネクサス割りが多めに必要と考えます。




《EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-》

説明不要の妨害カード。

特に赤いデッキには必須だと考えており、また、採用枚数は2枚が安定だと思います。




《エンシェントドラゴン・フェブラーニ》


赤の圧倒的速度を支える強力カード。

契約ベースの赤いデッキにはもはや定番です。


《赤の世界》と合わせて理不尽とも言えるキルスピードを押し付けられることはもちろん、ネクサスを割れるところが非常に便利。

【空契約】ではメインステップにカウントを増やすことが容易なため、メインステップに発動でき強力です。


このカードを自発的に開くため、相手のターンにバーストゾーンが空になることが多く、そのためにも後述の手札誘発系の受け札や《カシウスの槍》は必須になってくると思います。




《赤の世界》


定番。赤のビートを支える至高の1枚。

さすがにウイニーデッキでもなければどんな赤デッキにも入るでしょう。




《溶岩海のエデラ砦》


場持ちの良さ、手札増加メタを受けない手札増強効果ともに強力。


《赤の世界》と並んで、もはや赤の契約デッキには必須と言っていいと思います。




《覇王爆炎撃》


相手の効果を受けない強力な誘発マジック。

ただしジャマー系に消されることはあります。


焼き範囲、合体スピリット除去、バーストで伏せた時の強さも含め、他色に出張することもある優秀なカードです。


【金雲】に対して無類の強さを発揮するので、現環境では抜けません。




《絶甲氷盾》


同じく効果を受けない防御マジック。

相手の手札使用や誘発使用を阻害してくることが増えてきた昨今、これほど頼もしいカードはありません。


ただ、「アタックステップを終了できない」効果も増えてきており、《覇王爆炎撃》とセットで使わなければならない場合もあります。


その場合は《絶甲氷盾》をバーストセットし、ライフ減少で《覇王爆炎撃》を提示、アタックしているスピリットを消して、《絶甲氷盾》を発動させます。

これにより《スピッツァードラゴン》を食らわない限りは【金雲】に対して必ず耐えることができます。




《レーザーボレー》


ミラージュのネクサスを焼く効果は、2枚そろえば毎ターン貼りなおして使えるので便利。


後攻1ターン目に相手の契約スピリットを焼く仕事もあります。

フラッシュの焼き範囲も広く軽減も多いため便利です。


白のマジックを消す効果は《白晶防壁》を打ち消す仕事はもちろん、【緋炎ファイズ】や今回の【空契約】のように、ライフの減少後にまだフラッシュのあるデッキ(どちらもスピリットのブロック時にライフ貫通するため)の場合有用です。


つまり、スピリットブロック時にライフが減り、そこで《絶甲氷盾》を誘発されてもまだフラッシュタイミングが回ってきますので、《レーザーボレー》《絶甲氷盾》の効果を消してしまうことができるのです。

これにより、ワンショットに満たない場合や相手が《白晶防壁》で貫通を和らげて仕留め損ねても、二の矢を放つことができるのです。

カード解説

では、他のカードの解説に移ります。

《相棒翼竜テラード》


トラッシュからコアを置いたときにカウントが増える変わった効果。

自分の召喚/アタック時でそれぞれ1カウント増やせます。


召喚時効果が強制なので、決めに行くときに例えば盤面の《相棒翼竜テラード》が疲労状態のため新しく出して《テラード・ヒューラー》を煌臨させようとしたとき、出した瞬間に《カシウスの槍》や召喚時バーストを受けてしまうので注意したいところです。


《相棒竜グロウ》と違い、《バタフライジャマー》などを貼られてもカウントを上げていける点は便利です。




《空挺竜トムキャット・ドラゴン》


最序盤からカウント上げつつビートできる優秀な小型。


1コアだけ載せてアタックし、追加ドローを行うことで相手のライフを減らさずに2枚ドローもできます。




《空挺龍皇ヴァーティカル》


実質1コアでカウントアップとトラッシュ回収ができる強力なカード。


なんとターンに一回が「同名」と書いてないので、このカードを2枚使ってぐるぐるカウントアップすることができます。

フィニッシュの指定アタックを防げなくする大切な1枚です。


回数制限のない回復効果があり、合体したり《赤の世界》を絡めてこのカードでフィニッシュすることがあります。




《空挺竜ドラグ・ホーネット》


耐性貫通の除去です。

これにより【紫エヴァ】などの耐性持ちアタッカーも焼けるので、受け性能として非常に優秀です。


【装甲】だけは通せないため、後述の防げない指定アタックで仕留めていきましょう。




《マグマンモス》


カウントアップ要員です。


早期にこれを引けているとカウントが一気に上がり、リーサルまで行きやすくなります。

が、単体では少し足りない部分もあるため、2枚採用にとどめています。




《太古の翼刃テラード・ヒューラー》


強力なフィニッシャー。

この1枚が使いたいがためにせっせとカウントを溜めるわけです。


指定アタックによる貫通と回復により、相手のスピリットに順番に指定アタックし、ライフを削りながら全滅させることができます。

ですがOCにより減らすライフを+1できるため、基本的には


序盤に1点

→相手のスピリットに指定アタックして2点

→回復してもう一度アタックし、指定アタックでもライフに直接でも2点


この動きで仕留める仕様になっています。


このとき、1度目のアタックでライフが減った時の《絶甲氷盾》や2度目のアタックでのライフ減少を防ぐための《白晶防壁》などを消すために《レーザーボレー》が入っているわけです。


《空挺龍皇ヴァーティカル》を脇に置いておくことで、この指定アタックは耐性持ちにでも行うことができるようになります。




《輝きの聖剣シャイニングソードX》


ネクサス割りの追加です。

世界系ネクサスを効果発揮させずに焼けるのが非常に優秀。


このデッキは5コス帯以上が多く入っており、合体先には事欠かないため、合体してのビートで倒すプランも当然取れます。


デッキの回し方

大まかにいうと、序盤はカウントを溜めつつ相手のシンボルを消しながら1~2点取ります。

そして《テラード・ヒューラー》の指定アタック貫通で決めるわけですが


残りライフが4だと指定アタック2点→もう一度アタック2点 となり

残りライフが3だと指定アタック2点→《赤の世界》の貫通で1点 で倒せてしまいます。


残りライフが4でも、指定アタック2点と《赤の世界》の貫通1点で残り1点になるので、もう《白晶防壁》を撃っても無駄なところに追い込めます。


このとき、絶対に《テラード・ヒューラー》を合体させないでください。

合体させると、《覇王爆炎撃》で破壊されてしまうようになります。


一時期話題になった《ブレイヴタウラス》を付けてのワンショットも、同様に合体してしまっているために最初の貫通に《覇王爆炎撃》を合わせられるとダメになってしまいます。


以上が基本的な戦い方ですが、前述のように《シャイニングソードX》《空挺龍皇ヴァーティカル》でのビートで仕留める方法や、最序盤の《フェブラーニ》《赤の世界》でのキルなどもできます。


*後攻1ターン目の最速フィニッシュを説明しておきます。


《テラード》を召喚→1コア回収してカウント+1

《赤の世界》を配置

《フェブラーニ》をセット

《テラード》アタック、コアを回収してカウント+1

カウント2なので《フェブラーニ》発動、《テラード》1点、《フェブラーニ》アタックで《赤の世界》転醒させ2点、《赤き神龍皇》2点


この流れがそこそこ成立してしまうので、かなり攻撃的なデッキになっています。


【碧雷】のジャマー系が厄介なので今回は高コスト軸に組みましたが、《テラード》を3枚にして小型も多く入れ、高速ビートとして組むこともできます。


なかなか自由度の高いテーマですので、ぜひ色々試していただきたいと思います。

王契約

新しい【蒼波】は【王契約】


【AFO】(オールフォーワン)という新しい効果を持っています。

部下たちの能力を結集し、王の力として相手に叩きつけるデッキ。


カウントの増え方が、「【AFO】持ちを召喚した時」なので、文字通り召喚すればするほど力が上がっていく仕様です。

最初に断っておきますが、このデッキは「ノーコスト召喚メタ」と【ゼロカウンター】の影響をまともに受けます。

そのようなギミックを持ったデッキが増えてくると使いにくくなります。


逆に言えば、ノーコスト召喚による高速展開を主軸にするため、そのようなメタを食らわなければ一気に展開することができます。


ではレシピを。

デッキレシピ

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1

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3

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3

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このテーマは、とにかく手札とコアが枯渇します。

なので、手札増強カードを満載にしてあります。


デッキの回し方も兼ねて、各カードの解説と採用理由に移ります。

カード解説

《相棒獅子ラオン》


契約スピリットにしてメインギミック。


自分のターンに回収とノーコスト召喚を行うことで、コアと手札を節約しながら展開していきます。


自分のターンのフラッシュなので、アタックしてコアを増やしてから展開するのも視野になります。

アタックステップにこの効果を使って《ドラグーン・ゴレム》を召喚することで後述の《海帝国の秘宝》の恩恵を受けることもできます。




《近衛獅団ドラグーン・ゴレム》


5枚くらい入れられればだいぶ強くなったのに、というほど便利なカード。

早期にこちらが引けているかどうかで相当動きが変わります。


ドローがターンに一回の強制発揮なので、あえてアタックステップに《相棒獅子ラオン》の効果で召喚することで、《海帝国の秘宝》の恩恵を受けて破棄枚数を減らすことができます。

逆にカウントが欲しいときにはメインステップで出してアタックのカウントアップを使いましょう。




《近衛獅団オルト・タイガ》


貴重なコアブーストを行うスピリット。

終盤にはアタックステップ終了メタで押し込みに貢献します。




《近衛獅団 軍師ナルシス》


毎ターン回収できる【AFO】持ち。

カウントアップに貢献しますが、同名ターン1なので1枚のみの採用です。


バースト封じ効果はオマケですが、《ファラオム》だけはキツイという時もあるので、ピンポイントで活躍します。




《近衛獅団ラピーヌ》


4コストなので《相棒獅子ラオン》で踏み倒せませんが、手札交換と、フィニッシュ時のシンボル増加を担う大事なスピリットです。


後攻1ターン目に、相手の契約スピリットを除去する仕事もあります。




《近衛獅団 老将軍ブラデ・レヴァン》


回収&踏み倒しができる強力な1枚。

ターンに一回の制限がないので、煌臨で1枚、アタックで1枚と回収できとても便利。


【AFO】で力を結集はできませんが、《キング・ラオン》を踏み倒して早期決着を狙うこともできます。




《覇道王キング・ラオン》


このデッキのフィニッシャー。

【AFO】持ちを守りつつ、多シンボル&貫通をぶつけて豪快に相手のライフを削ります。


あらゆる除去から守れますが、コアシュートだけはそのまま残っても消滅してしまうため守れません。


能力は【煌臨中】の縛りはありませんが、煌臨元に《相棒獅子ラオン》がいなければ【AFO】の恩恵を受けることはできません。

《ブラデ・レヴァン》で踏み倒すときは注意してください。




《近衛獅団イポポタム》


アタック抑制バーストですが、【AFO】で創界神のコアを飛ばすことができます。

《創界神アマテラス》など神技・神域が厄介な相手に便利です。




《近衛獅団 兵長ギュスターヴ》


【AFO】持ちの効果で手札から破棄する代わりにセットできるバースト。

バーストの情報は公開してしまいますが、効果も強く、手札を減らしたくないこのデッキには非常に便利。


【AFO】効果はマジック・アクセルの抑制。

相手が白い防御札しか持っていない時など、こちらと《オルト・タイガ》の効果だけで仕留められることもあります。




《レオザード獅国》


強力なミラージュを持つネクサス。

触れられないアタック抑制は非常に強力です。


ネクサスとしてのコアブーストも優秀なのですが、唯一のミラージュなので、《ヴァルダルム》を自前で開くために必須となります。

そのためミラージュにセットした2枚目以降も手札に確保したい面もあり、そのあたりは状況と相談です。




《宇宙大海晶ヴァルダルム》


強力な手札増強を行えるバースト。

ミラージュを貼ることで自前で発動できることが強みです。


発動後にバーストを伏せ替えられますが、《ギュスターヴ》のためにあえて伏せ替えないプレイングも大事です。




《海帝国の秘宝》


このデッキに必要な手札保護を担いつつ、アタックステップの破棄枚数減少効果により手札の増強も図ります。

このために《ドラグーン・ゴレム》をあえてアタックステップに召喚するプレイングは頻出です。




《超星使徒スピッツァードラゴン》


《ファラオム》など致命的なバーストを潰すために入っています。


ただし、《バジャーダレス》など破棄できないバーストに対しても出して、コアを増やすプレイングも大事になってくるので、よく見極めていきましょう。

デッキの回し方

ほぼ各カードの解説で説明しましたが、《相棒獅子ラオン》の効果で回収と踏み倒しを繰り返し、手札増強しながらカウントを溜めていきます。


《オルト・タイガ》のコアブーストや、アタックステップでの手札増強のため、そこそこアタックすることが多いです。

そしてカウント、手札、コアが溜まったら《キング・ラオン》の出番です。多くの部下を引き連れて、多シンボルと貫通で一気に倒しましょう。


相手の攻撃は、2種のアタック抑制と《キングスコマンド》で捌きます。

不安なら、2枚ほど《白晶防壁》を入れても構いません。


カウントさえ溜まっていれば、例えば《オルト・タイガ》《ギュスターヴ》《キング・ラオン》だけで仕留めきれる状況もありますので、まずは回し慣れてもらって、リーサルプランを色々覚えてください。

終わりに

新シリーズも3章まで来たので、だいぶ多様なデッキが組めるようになりました。


まだまだ他にも、既存デッキの強化や【妖蛇】など解説したいことは沢山ありますが、次回に譲ることにします。


今回の【空契約】【王契約】は、出たばかりで次弾の強化待ちなところも多いですが、既存のカードと組み合わせることで十分戦えるデッキになります。

ぜひ組んで遊んでみてください。


では今回はこのあたりで。


それではいつもの


バトスピた━━━のし━━━(゚∀゚)━━━!!


今日はここまで

参考になれば~(*´∀`)

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このコラムのライター

ふくちゃん

ふくちゃん