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2022.8.31

Vol.4 はくばパルキア【WCS2022 Day1使用デッキ】 | てるるのオレンジメール

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Vol.4 はくばパルキア【WCS2022 Day1使用デッキ】 | てるるのオレンジメール
目次

はじめに

こんにちは! てるるです。


WCS参加者の皆様お疲れ様でした。

そして、応援してくださった方々には感謝を。


不甲斐ない結果となってしまいましたが、2022シーズンの締めくくりとして

今回使用したデッキと当日の対戦結果を紹介したいと思います。


なお戦績としてはDay1、5勝3敗0分となり

完走という概念はありませんが(自動ドロップがないため)

最終戦まで勝てばDay2というところにはいました。


数枚違いはあれど、練習仲間とデッキレシピを共有して今回は参加しました。

環境考察

WCS2022のカードプールは端的にいうと、”JCS2022”-“ダークファンタズマ”+”ポケモンGO”という環境になります。


デッキとしては、《ヒスイゾロアークVSTAR》デッキがおらず

《ルナトーン》+《ソルロック》デッキや《ミュウツーVSTAR》デッキが増える形となり

基本的にはJCSの結果を元に考察すればいいのですが、問題がありました。


それは6月末に開催された2022 Pokémon North America International Championshipsの結果です。

優勝デッキはAzul選手が使った《アルセウスVSTAR》+《そらとぶピカチュウVMAX》

そして、ベスト4にSander選手が使った《ミュウツーVUNION》を主軸としてコントロールデッキが名を連ねました。


どちらも(特に後者は)、JCS2022環境ではほぼ意識されていないデッキで

特定のデッキに対して高い嵌め性能を持つこれらのデッキに頭を悩ませることになります。


つまるところ、環境予想としては、JCS2022環境から《ヒスイゾロアークVSTAR》が抜け

《ミュウツーVUNION》コントロールと《そらとぶピカチュウVMAX》が加わる形となります。




幾つかのデッキが候補となっては消えていきましたが、その一部と握らなかった理由を紹介すると

「うらこうさく」を軸とした《かがやくリザードン》デッキ

《パルキアVSTAR》+《インテレオン》と比較すると
《ふつうのつりざお》《クララ》《キバナ》のような
序盤に活かしきれないカードを抱えたまま展開できず負けてしまう試合が多かったこと

毎ターンアタッカーを用意して《メッソン》を並べるのにボールが幾らあっても足りないこと
先2《インテレオン》のアクアバレットが重いこと等を理由に諦めました。

練習してた際に、《インテレオン》を基本エネルギー+《ツインエネルギー》(《キバナ》で起動)で倒せるポケモンとして
《ロトム》に気づくも、ダークファンタズマ収録であることに絶望し
その後《カクレオン》でも成立することに気づいて皆で盛り上がった瞬間が一番ポケモンカードを楽しんでいたかもしれません。
(その後、《クリムガン》に枠は取られました)
《ミュウツーVUNION》コントロール

強いなら使う側に回ろう理論。

しかし、練習すれば練習するほど対ミュウツーの動きが分かるようになり
それに伴いミュウツー側も理想の盤面形成を要求されるようになり

これでは勝てないと判断し、諦めました。

強いデッキでしたが、あらゆるプレイヤーに意識されている中、握れるデッキではなかったです。
《とりつかい》を採用した《ディアルガVSTAR》デッキ

デッキの最大値は非常に高く、《とりつかい》の使い心地も良かったのですが
何も引けない時は、本当に何もできないので諦めました。

《ディアルガVSTAR》自体が青天井火力なため、《ミュウツーVUNION》に強く
《ディアルガ》等を採用することにより《ミルタンク》の突破も容易なのは魅力的でした。

などがあります。




その後、HP280のVSTARを一回のワザで倒すことができるポケモンとして、《はくばバドレックスVMAX》に注目し

【はくばパルキア】を調整することとなりました。


当時、「うらこうさく」ではなく、《ビーダル》で回す形が結果を出していましたが

《ミルタンク》や、適切なタイミングで《こだわりベルト》《ツールスクラッパー》を揃えることを考えて

「うらこうさく」型での調整を行いました。


《ミルタンク》《エンペルトV》でも対処できますが

その場合《ハピナスV》デッキ等で見られる《頂への雪道》+《ミルタンク》に屈する可能性があるため

《ミルタンク》としては《エンペルトV》より《インテレオン》の方が信頼できると判断しました。

デッキ紹介

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1

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デッキコード : F5kfvd-xIvkUw-VkF1kd

デッキ画像表示はこちらから

各カード採用理由

《はくばバドレックスV》

《はくばバドレックスVMAX》

《パルキアV》

《パルキアVSTAR》


それぞれ各2枚


パルキア3-3、はくば1-1も検討しましたが

はくばを2体置かないといけない展開やはくばミラーを考えると減らせませんでした。




《メッソン》 4枚

《ジメレオン》 3枚

《インテレオン》 2枚


《メッソン》を置くために、ボールを使うのが好ましくないと思っているため最大枚数。

《ジメレオン》は1体は《ふしぎなアメ》で進化させるために3枚。

《インテレオン》は展開次第では1体はアタッカーとして使うことと、サイド落ちすると窮屈になることから2枚。




《マナフィ》

げっこうしゅりけんこわい。

《はくばバドレックス》に90ダメージ載せられながら
《メッソン》《ジメレオン》を倒されると
はくばの耐久をサイドレースで全く活かせてないことになるので必須です。
《かがやくゲッコウガ》

特性もワザも優秀。

山札を引いていく手段に乏しいデッキなので
積極的に特性を使って選択肢を広げることは結構重要です。




《クイックボール》 3枚

《バトルVIPパス》 3枚

《しんかのおこう》 3枚

《レベルボール》 2枚

《ヒスイのヘビーボール》 1枚


1ターン目にポケモンVを置くのは非常に重要だが

手札コストが重いため《クイックボール》の4枚目は《ヒスイのヘビーボール》に。


《バトルVIPパス》は、体感ですが先行でも意味がある枚数は3枚からという判断から。


《しんかのおこう》

・序盤にVを進化させるように1枚

・中盤《インテレオン》を立てるための1枚

《ツツジ》の返しに《インテレオン》を立てるための1枚

で計3枚のイメージです。

実際には山札に残っていればいるほど強いカードなので、《カイ》で可能な限り温存します。


《レベルボール》は序盤《マナフィ》《メッソン》をコストなしで置くために1枚あればゲームには困りませんが

【パルキア】デッキ等でも《マリィ》の採用が増えており、序盤の《マリィ》への当たり札を増やしたいという考えから2枚。




《たっぷりバケツ》

エネルギーは基本的に「うらこうさく」又は《カイ》から触るデッキであり
2回程度使えれば問題はないことが多いが
2枚目が使えないとゲームにならない試合になりがちなので
サイド落ち対策含め3枚。

初手の手札に持ってると、最初の《カイ》《バトルVIPパス》を持ってくる余裕ができるので
4枚目あってもうれしいが、その枠はない。
《回収バケツ》

スタートした《メッソン》等を戻すための1枚
中盤出した《インテレオン》を戻して《メッソン》《ジメレオン》の盤面を作るための1枚

以上で計2枚。
《こだわりベルト》

《はくばバドレックスVMAX》につけると280ダメージでVSTARを倒せる。
ベンチフル展開で《パルキアVSTAR》のベルトが強いのは言わずもがな。

1枚では足りないので2枚。
《ふしぎなアメ》

1ターン目に《メッソン》手張りしかできなかった時に
2ターン目から《インテレオン》で殴れるようになる。

また、強引に「うらこうさく」でパーツを揃えることにも使ったりする。
《ポケモンいれかえ》

2エネトラッシュして立ち往生した《はくばバドレックスVMAX》を下げたり
「エンペラーライド」でサイド取った際に
一端ベンチに下げて別のポケモンで殴ることによってエネルギーを温存したりと強いカード。
《やまびこホーン》

《パルキアVSTAR》の打点を上げたり
ポケモンVを3回倒すプランを取る際に必要になったりするため採用。
《カイ》

盤面を作るために優先的に使うカード。

《かがやくゲッコウガ》と水エネルギーしかない手札から
かくしふだで《カイ》に触って助かった試合や
手札に最初から持っていたためうらこうさくで《カイ》を持ってくる必要がなくて助かった試合等もあったので
3枚で妥協せず、4枚で正解だったと思います。

ただ、4枚目を使うことはそうそうないので、事故らないのであれば3枚でもいいと思います。
《メロン》

スターポータルが使えるなら1枚。
使えなかったら2枚使うようなイメージ。

貴重な山札を引くカードです。
《ボスの指令》

最低限の2枚。

基本は前を《はくばバドレックスVMAX》で倒していくデッキなので
2枚あればギリギリ足ります。
《ツツジ》

捲るために必要なカード。
「うらこうさく」から持ってくればいいので1枚。
《トレーニングコート》

少し足りないエネルギーを補うカード。

相手にも利用されるカードですが
こちらの方が《はくばバドレックスVMAX》のエネルギートラッシュやかくしふだで有効活用できている。
と、自分に言い聞かせましょう。
《頂への雪道》

基本的に《ミュウVMAX》に勝つために《ツツジ》《頂への雪道》を通すしかないですが
その他の環境デッキに対してはあまり有効に働かないことが多いです。
(《かがやくリザードン》の特性を止めることができるのは利点ですが)

《ミュウVMAX》に当たらないと判断した場合、最悪抜いてもいいと思っています。

《基本水エネルギー》

必要最低限の7枚。
迂闊に《クイックボール》で切りすぎると足りなくなるので注意。

不採用カード

《ダンデ》

《ミュウツーVUNION》《ツールスクラッパー》を使った後の2体目の《おおきなおまもり》+《アルセウスVSTAR》を倒すためのカード。

サポートの権利を《カイ》《メロン》以外で使うのは、大分余裕がある状況だと判断して入れませんでした。

練習仲間の一人は採用していました。
《キバナ》

《ツツジ》の返しに《メロン》+水エネルギーで勝ちという盤面は
《メロン》の3枚ドローにかける必要がある場合があり、なかなか心臓に悪いのですが

《キバナ》の場合、確定で水エネルギーや《こだわりベルト》等を持ってこれるのが優秀です。

練習仲間の一人は採用していました。
《クロススイッチャー》

2ターン目に《カイ》を使いながら、相手のベンチのVを倒したり
相手の《ツツジ》で引いた《カイ》が(うらこうさく込みで)ベンチを呼べるようなったりと
便利なカード。

序盤単体で使えないカードを増やしたくなかったため入れませんでしたが
他の練習仲間は皆採用していました。

デッキスペースに余裕があるわけではないため、入れるとしても2枚になると思います。

当日の対戦結果

1戦目
Thanthawat Chujitngamsuwong [TH]
《ミュウツー VUION》コントロール


《はくばバドレックスVMAX》置いて、プレッシャーをかけながら「アクアバレット」連打。


《はくばバドレックスVMAX》置いて、プレッシャーをかけながら「アクアバレット」連打。




2戦目

Diego Varea [PE]
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》


◯先攻2ターン目《ボス》の指令で《はくばバドレックスV》を倒されたが、「げっこうしゅりけん」で《メッソン》倒して、窮屈なターン押し付けて勝ち。


◯ベンチに《おおきなおまもり》+《アルセウスV》が用意されたが、《ツールスクラッパー》がサイド落ちしており、VSTAR進化されると困るため

強引に《ふしぎなアメ》+《インテレオン》でパーツ揃えて《ボスの指令》で倒したら、投了をいただく(残りの《ジメレオン》がサイド落ちしていたらしい)




3戦目
Shang Jun Chua [AU]
《パルキアVSTAR》+《インテレオン》


◯次の「うらこうさく」のための《メッソン》置くか《マナフィ》置くかで迷って《メッソン》置いたら

「げっこうしゅりけん」で《メッソン》《ジメレオン》が倒されたが、「かくしふだ」で大体欲しいカードを引いた。


◯次の「うらこうさく」のための《メッソン》置くか《マナフィ》置くかで迷って《メッソン》置いたら

「げっこうしゅりけん」で《メッソン》《ジメレオン》が倒されたが、相手が毎ターン《メロン》要求になったので《ツツジ》で捲った。




4戦目
Jack Culkin [GB]
《はくばバドレックスVMAX》+《パルキアVSTAR》


◯「げっこうしゅりけん」で《はくばバドレックスV》2体に90ダメージ載せて勝ち。


◯相手が《たっぷりバケツ》2落ちでエネテンポに苦しんでる中、《ポケモンいれかえ》「アクアバレット」でエネ付き《はくばバドレックスVMAX》を温存できて勝ち。




5戦目

Yong Siang Tan [SG]
《パルキアVSTAR》+《インテレオン》


×ほとんど何もできない手札。3ターン目投了。


×マリガンで《キバナ》が見えており、「げっこうしゅりけん」を打った1エネ《かがやくゲッコウガ》を放置していたため

2度目の「げっこうしゅりけん」をケアできる、最後のサイドに埋まった《マナフィ》《ツツジ》から《ヒスイのヘビーボール》で出す必要があったが

引けなかったため、2度目の「げっこうしゅりけん」打たれて負け。

《クイックボール》は引けてただけに悔しい試合でした。




6戦目

Aaron Rucker [US]
《アルセウスVSTAR》+《ガラルサンダーV》+《ガラルファイヤーV》+《ガラルファイヤー》+《かがやくリザードン》+《インテレオン》


◯相手事故


◯ 相手の《マリィ》で事故らず、最後相手側の《ツツジ》でエネ引けなかったようで投了をいただく。




7戦目

Tomoya Sakurai [JP]
《レジギガス》

初の対日本人、相手は《クワガノン》でCL京都2022ベスト4、《ヒポポタス》+《マルマインGX》でJCS2018ベスト64等の実績があるサクライ選手。


×順当に《パルキアVSTAR》《こだわりベルト》+《レジエレキ》にワンパンされて負け。


○数ターンサポートに触れない事故のようで、投了をいただく。


×順当に《パルキアVSTAR》《こだわりベルト》+《レジエレキ》にワンパンされて負け。




8戦目

CHEN I HSUAN [TW]
《はくばバドレックスVMAX》+《パルキアVSTAR》


×先攻取ったがエネルギーがなくて、弱い「スターポータル」する羽目に。そのままエネテンポの差で負け。


◯先攻から《はくばバドレックスVMAX》でマウント取って投了をいただく。


×後攻1ターン目「どんどんよぶ」のみ宣言、《メッソン》1体だけ出してエンド。

《ジメレオン》はありましたが、そこから捲れるはずもなく投了。無念。


負けるのであれば、シーソーゲームの結果として負けたかったというのが正直な感想。




終わりに

Day2まで後一歩届かず、悔しい結果となりました。


ただ、WCS自体はやはり楽しいお祭りイベントで

ゲームではジュニアシニアマスターとそれぞれカントー御三家が活躍していることに歓声を上げ

サーニーゴ選手の応援をして、次回の会場が横浜という発表に涙を流し、非常に充実した数日間となりました。


WCS2023横浜、また選手として参加できるように、今シーズンも頑張っていきます。

本日の麺活コーナー

このコーナーは私が個人的に美味しいと思った麺屋を淡々と紹介するだけです。

過度な期待はしないでください。




店名:めん 和正
住所:東京都世田谷区太子堂2丁目6−2
日本出発前最後の麺として選んだ麺屋。


ほろほろのチャーシューが特に絶品で
魚介の効いた醤油が染み渡る逸品。


そこそこ量多めなので、小食の方は注意。

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このコラムのライター

てるる

てるる