覚えておくと役に立つ!?バトスピのルール
はじめに
みなさんこんにちは! たくみです。
突然ですが、みなさんバトスピしてますか?
というわけで、たくみのバトスピコラム史上最高に雑な入り方をしました笑。
このコラムを読んでくださっている人のほとんどは、バトスピを実際にプレイしていて、大会に出たことがある人もいると思います。
そうしたプレイ中に「このカードのルールがわからないっ!」となったことはありませんか?
近年のバトスピは誘発カードやキーワード能力の増加で、より処理が複雑になったりしています。
というわけで今回は、バトスピの意外と知られていないルールや覚えておくべきルールを書いていこうかなと思います。
【基礎編】似てるけどちょっと違う? テキストや状態の違いを覚えよう
まずは、主にバトスピを始めたばかりの方が見落としがちな
微妙なカードのテキストの違いやスピリットの状態の違いについて、いくつかご紹介します。
ことで、そうしたとき、さらに
バトスピには
①『AすることでBする。』
②『Aする、そうしたときBする。』
③『Aを行い、さらにBする。』
といった効果が多く存在します。
これらは似たような書かれ方をしていますが、全て違う効果です。
①『AすることでBする。』はAとBの両方の条件が達成できなければ発揮できません。
《オラクル二十一柱 VII ザ・チャリオット》が持つ下記の効果を例に挙げると
Lv2・Lv3:フラッシュ『お互いのアタックステップ』
系統:「来是」/「占征」を持つ自分の紫/白のスピリット1体を疲労させることで、相手のフィールド/リザーブのコア1個をトラッシュに置く。
・自分の紫/白のスピリットを『疲労』させること
・相手のフィールド/リザーブの『コアシュート』
このどちらか一方でも達成できなければ、
効果自体が両方とも発揮できないということです。
②『Aする。そうしたときBする。』はAが達成できたときBも発揮できます。
①の『することで〜』と違い、Bが発揮できなくても、Aの効果のみを発揮することができます。
《黄泉ノ皇蛇ライウンオロチ》が持つ下記の効果を例に挙げると
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚/アタック時』
自分のトラッシュにあるカード名に「黄泉」/「神産」を含むカード1枚を手札に戻せる。
そうしたとき、相手のフィールド/リザーブのコア2個をトラッシュに置く。
トラッシュからカード名に「黄泉」/「神産」を含むカードの回収効果を使わなかった場合
相手のフィールド/リザーブからのコアシュートはできません。
逆に、相手のフィールド/リザーブにコアが1個もない場合でも、カードの回収効果は使うことができます。
③『Aを行い、さらにBする。』はAを発揮し、Bも発揮する効果です。
どちらかの効果が発揮できなかったとしても、発揮できる効果は全て使うことができます。
《魁の覇王ミブロック・ブレイヴァー》のバースト効果を例に挙げると
【バースト:相手による自分のスピリット消滅/破壊後】
【バースト:相手の【神技】発揮後】
相手のバースト1つを破棄する。
さらに、相手のスピリット/アルティメット1体をデッキの下に戻す。
この効果発揮後、このカードをコストを支払わずに召喚する。
相手のバースト1つを破棄する効果
相手のスピリット/アルティメット1体をデッキの下に戻す効果
どちらかだけでも発揮されます。
破壊状態、消滅状態、バウンス状態
スピリットの破壊状態、消滅状態、バウンス状態は
名前の通りその状態ですぐには場を離れず、先に派生効果の処理をしている時の状態です。
派生効果を全て処理し終えてから、場を離れます。
「破壊待機状態」など、〇〇待機状態とも呼ばれます(意味は同じです)
これらは破壊、消滅、バウンスされただけで同じ状態のようにも見えますが
実は今から挙げる例のように、それぞれの状態で違いがあります。
破壊状態はスピリットとして残っている状態で、シンボルもまだ存在しています。
そのため、《キャメロット・ナイトX》などの【不死】の効果で召喚する時
破壊状態のスピリットのシンボルで召喚コストを軽減できます。
破壊状態のスピリットは相手の効果の対象になります。
ただし、破壊状態のスピリットを疲労、回復させることなどはできないです。
既に破壊状態のスピリットをさらに破壊するという事もできません。
また、破壊状態のスピリットのコアを取り除くと消滅状態に
手札やデッキに戻すとバウンス状態になります。
消滅状態、バウンス状態は、破壊状態と違ってスピリットとして数えられません。
シンボルも無い状態で、「効果を発揮させない」効果と消滅やバウンスに関する効果以外の対象になりません。
自身も消滅やバウンスに関する効果以外は発揮しません。
バウンス状態の例を挙げると
《天照機巧・五誓君クマノ・クスビ》のバースト効果で相手の《サードアイズ・スネーク》をデッキの下に戻した場合
《サードアイズ・スネーク》はバウンス待機状態になり
《天照機巧・五誓君クマノ・クスビ》の「ボイドからコア1個をリザーブに置く」効果の対象を変更することはできません。
こんな場面、実際にある? って思う人もいるかもしれませんが
今後バウンス待機状態を使うカードが出てくるかもしれないので、覚えておいて損はないと思います。
【応用編】環境カードに関するルールを知ろう
次に環境でよく見るカードの、意外と知られていないルールをいくつか紹介します。
血盟十三候フォールンハイドはOC効果が先
テスモポロスを手札に戻したらテスモポロスが出てくる?
グラン・テラスが契約スピリットをバウンスしたら・・・?
最後に
というわけで、紹介したかったルールは紹介し終えたので、今回のコラムはここまでとなります。
初心者の方は少しずつでもいいので、覚えていってもらえると嬉しいです。
ここには載っていなくても、自分の使っているカードのルールを調べてみると、新たな発見があるかもしれないですね。
ではさようなら〜