7月7日 不動遊星の誕生日!
■はじめに
こんにちは、もしくははじめまして。カニ丸です。
あっという間に梅雨も明けてしまって、猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
新たに登場する「《深淵の獣》(ビーステッド)」の存在もありますので、現時点でははっきりとしたことは言えませんね。
長編シナリオとして有名な《星遺物》のようにこちらも長い物語となってきましたが、《エクレシア》にも《アルバス》にも幸せになって欲しいと、いちユーザーとしての情がわいています。
■七夕
さて、もうじき7月7日…「七夕」が近いですね!
「七夕」の起源は奈良時代に中国から伝わったとされています。
中国からアジア圏に広がったとされる「七夕」ですが、笹に願いを書いた短冊をかけるという風習は日本独自のものだそうです。
また、中国圏の「七夕」は男女というよりも女性が良縁などへの願いをするイベントとして広まっていたようです。
面白いことに、日本では当日晴れることで織姫と彦星が天の川を渡ることができて良い日とされるのに対し、韓国では当日雨が降る場合、二人が再会できた喜びで流れる涙で天候が崩れるという伝説なのだとか。
▽星々の輝き
織姫こと「織姫星(おりひめぼし/和名)」は「こと座」のα星。
1等星で、別名「ベガ」と言います。
《星因士ベガ》はこの「ベガ」からきているようですね。
彦星にも同じように「牽牛星 (けんぎゅうせい/和名)」というものがあり、「わし座」のα星で同じく1等星です。
こちらが有名な「アルタイル」のことです。
この「ベガ」と「アルタイル」に「はくちょう座」のα星・1等星の「デネブ」をあわせて「夏の大三角」と称されます。
その名前、教科書で見たことある! という方もいらっしゃることでしょう。
ちなみに、一部地域ではこの「デネブ」の和名として「あまのがわぼし」という呼称もあるようです。
▽織姫と彦星をイメージしたモンスター
いずれも儀式モンスターであり、同時にスピリットモンスターであることまでよく考えられていますね。
※スピリットモンスター※
基本的に共通して
「このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。」
という効果をもっている場合が多い。
儀式モンスターでもある《霊魂鳥神》の2枚は
「このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。」
「このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻し…」
という共通したテキストとなっており、よほどのことがない限りフィールドで出会うことができません。
特に後者はスピリットモンスターが基本的に持っている効果を儀式モンスターに対応する形で内蔵したものですので、特殊な状況にならない限りプレイヤー側ではこの2枚を引き合わせてあげることが難しい仕様となっています。
■不動遊星の誕生日
ところで、7月7日と言えば、「遊☆戯☆王5D’s」の主人公《不動遊星》の誕生日です!
ただし、この誕生日はあくまでも様々な設定がアニメ版と異なる、漫画版「遊☆戯☆王5D’s」の設定として公開されていますので、ご注意ください。
「アニメ版と漫画版で設定が違うってどういうこと?」
という方も多いかもしれませんので、簡単にまとめて説明させて頂きます。
▽漫画版「遊☆戯☆王5D’s」とは
TVアニメシリーズとして「遊☆戯☆王5D’s」が放送されていた中、集英社から発行されているゲーム・カード・ホビー月刊情報誌「Vジャンプ」にて連載が開始されたコミカライズの作品です。
ストーリーはアニメ版のデュエル構成にも携わっている彦久保雅博氏、作画は「スタジオ・ダイス」所属の佐藤雅史氏が担当しています。
「スタジオ・ダイス」というのは、原作・遊戯王の作者である高橋和希氏が運営している制作スタジオのこと。
佐藤雅史氏はそこの作画アシスタント業務を担当していましたが、この機会に漫画版「遊☆戯☆王5D’s」を担当することになったようです。
分かりやすく言えば、お弟子さんということですね。
アニメと違って漫画…しかも月刊誌ということで、大幅に設定が変更されていたり、漫画版オリジナルキャラクターなども登場します。
たとえば、アニメ版では《不動遊星》は「ネオ・ドミノシティ」を壊滅させた「ゼロリバース」に深いかかわりがあり、それが原因で苦しんでいる場面もありましたが
漫画版にはそういった背景はなく、クールだった性格もよりアクティブで情熱的な一面を見せているのが漫画版での彼です。
《ジャック》や《クロウ》、《鬼柳》などのお馴染みのメンバーとも初対面という新鮮な設定で、《龍亞》《龍可》といったキャラクターも敵側として登場します。
赤き竜のドラゴンではなく、《決闘竜》という独自の単語も使用されます。
アニメ版のシグナーのドラゴンをモチーフにしたものと、漫画版のフルオリジナルのドラゴンがいるのも特徴的ですね。
このように大幅な変更や調整が加わっているので、キャラクターだけでなく、メインストーリーもかなり違っています。
そうそう、作画担当の佐藤雅史氏は、遊戯王が好きないちユーザーとしての側面も有名で、漫画版「遊☆戯☆王5D’s」には残念ながらメインキャラクターとして登場できなかったアニメ版のキャラクターをこっそり登場させていたりと、ファンサービスにおいても定評を得ています。
個人的に愛用されているデッキテーマが《BF》というのも有名な話ですね。
筆者カニ丸は幸いなことに、過去に2回ほど大勢の方とご一緒にお食事をさせて頂いた機会があったのですが、物腰の柔らかいお兄さんという雰囲気の方でした。
まだデュエルをさせて頂く機会にはありつけていないので、いつか1戦交えたいものです。
さて、そういうわけで、《不動遊星》の誕生日が7月7日である、というのはあくまでもその漫画版「遊☆戯☆王5D’s」にて掲載された情報になります。
様々な設定がアニメ版と漫画版で相違していることを考えると、この設定ももしかしたら今後覆ってしまう可能性がないとは言えないでしょう。
《ジャック》に関してだけなら、アニメ版はおそらく「詳細不明」というのが正しい設定になるのではないかと。
(アニメ版では幼少期に震災孤児となっているため、本人すら知らない可能性がある)
とはいえ、遊戯王大好きユーザーとしては彼の誕生日をお祝いしたいという気持ちがあるかと思いますので、どこかで明らかになるまでは、この7月7日を仮の誕生日としてお祝いしていきましょう!!
◆遊星は食べない
これは余談ですが、アニメ版の《不動遊星》には食事シーンが一切ありません。
「ミルクでももらおうか」のあの有名なセリフから、ミルクは飲めるのだろうという予想しかできません。
カップラーメントークもできるようなので、忙しくても食べられるインスタント食品は口にしているような素振りを見せています。
彼の仲間である《ブルーノ》の方が食事シーンが多いのは意図的なのか、どうなのか。
■おわりに
誕生日と言うのはやっぱり特別なモノですよね。
遊戯王OCGのそれぞれのカードにおける誕生日というのは発売日ということでいいのか、いつも悩んでいます。
遊戯王OCG公式Twitterがやっている「#遊戯王OCG誕生日カード」のツイートが地味に好きなので、好きなカードがピックアップされた時にはコンビニでケーキを買って帰るのもいいなと思っています。
そうだ、《不動遊星》の話ですっかり流れてしまいそうですが、七夕が近いので、笹と短冊も用意していきましょう!
「宝くじで5億円くらい当たりますように」
これから夏も夏のイベントも本番ではありますが、猛暑すぎて家の家電はもちろんパソコンが死んでしまいそうな勢いです。
筆者カニ丸も救急車呼ぶ一歩手前の熱中症になりましたので、皆さんもどうぞお気をつけてお過ごしください。
健康に気を付けながら、レッツ☆デュエル!!!