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2022/06/07(火) 19:00
yk800
ガチまとめ「最強デッキランキング」ライター 競技的なプレイをしない人でも競技デュエマを楽しめる記事を目指して各所で執筆中
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初めましての方は初めまして、『yk800』です。
このコラムでは、直近で話題となったデッキや筆者である私yk800が個人的に気になったデッキを紹介していきます!
今回の特集は火単【旅路G3】
「でんぢゃらすじーさん」とコラボしたジョーク要素の強いカードを大真面目に採用したデッキがセンセーショナルなデッキ名で入賞し(デッキ名についてはこの場では割愛させていただきます)、大きな話題を呼びました。
見た目は冗談、中身はガチ。今週はそんな火単【旅路G3】について、基礎から解説していきたいと思います!
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J・O・Eで軽く召喚できるコスト5以上のジョーカーズから《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》へと革命チェンジし、《めっちゃ! デンヂャラスG3》を捨てて登場時能力をコピー。
声高に「シールドいらねえー!」と叫び、G・ブレイカーを付与された《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》でお互いのシールドを全て吹き飛ばして一気に詰め切るコンボ・ビートダウンです。
このデッキにはクリーチャーを踏み倒すテキストを持ったS・トリガーが大量に採用されており、G・ブレイカーによる自分のシールドブレイクを有効に活用できるようになっています。
これだけでは相手の強力なS・トリガーに阻まれるのでは? と思ってしまいますが、ここでポイントとなるのが、G・ブレイカーの処理順。
G・ブレイカーを持つクリーチャーがプレイヤーへの攻撃に成功した場合、以下のような処理順で解決されます。
①相手のシールドを全てブレイク
②相手のシールド・トリガーを全て解決、その後この過程で出たクリーチャーの登場時能力などを全て使用
③自分のシールドを全てブレイク
④自分のシールド・トリガーを全て解決、その後この過程で出たクリーチャーの登場時能力などを全て使用
バウンスや破壊といった除去、《ホーリー・スパーク》系の相手クリーチャーを全タップするS・トリガーなどが②の段階ですべて解決しおわった後に、④の段階で自分のS・トリガーからクリーチャーを展開できるため、新しく出たクリーチャーは相手のトリガーによる影響を一切受けません。
このルールがあるために、このデッキの突破力は見た目よりも遥かに高いものになっています。
また、このデッキの影の主役となるのが《バーンメア・ザ・シルバー》。
マナ加速こそ入っていないものの、《灰になるほどヒート》や《チキン・タッ太》+《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》から《バーンメア・ザ・シルバー》の能力を踏み倒すムーブは、かつて一世を風靡した【旅路バーンメア】でメインコンセプトとして活躍していたギミックです。
メインプランの中でも打点を追加で用意する役割を持っているため、《バーンメア・ザ・シルバー》が腐る状況はほとんどありません。サブプランに据えるにはあまりにも贅沢なこのパッケージを、一切の負担なく採用できているのもこのデッキの強みだと言えるでしょう。
ジョーカーズデッキ定番の初動。
このデッキでは1ターン目にプレイするよりも、3ターン目に2マナの手札交換カードをプレイしたうえで、まだ足りないパーツを探すために余った1マナで使うのが最も強い使い方です。
回収できるのはジョーカーズ・クリーチャーだけなので注意しましょう。基本的に欲しいパーツは全部クリーチャーなので問題ありませんが、他に欲しいカードがなかったのでもう1回使うために《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を回収、みたいなことはできません。
2マナの手札交換カード。2ターン目にプレイするのはもちろん、先述したように3ターン目にも《ジョジョジョ・ジョーカーズ》とセットでプレイしたいため、合わせて7〜8枚は採用したいところです。
《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》はジョーカーズなので《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で拾えるのがポイント。
基本的には呪文面のために採用しているカードですが、《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》や《爆殺!! 覇悪怒楽苦》の能力でクリーチャー面が出る機会は多々あります。《ジョジョジョ・ジョーカーズ》などの効果で山札の下にカードを置くときは、極力コスト6以下のジョーカーズ・クリーチャーを一番下にしたうえで、何を置いたか覚えておくと良いでしょう。
《勇愛の天秤》は手札交換に加えて、火力モードで《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》や《奇石 ミクセル》などの小型メタクリーチャーを除去できるのが利点です。
また、S・トリガーがついているため、自分のG・ブレイカーでブレイクしたシールドからおまけのように使うこともできます。
後述する《灰になるほどヒート》と《プリプリズン》は手札の選択肢が多いほど強く使いやすいため、同時にめくれた際は先に手札を交換しておくのがオススメです。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》へのチェンジ元です。
ブロッカーを破壊する能力はおまけ程度ですが、G・ブレイカー解決時に各種トリガー踏み倒し系カードから出して相手のトリガーブロッカーを破壊できるのは覚えておきましょう。
また、コスト6のクリーチャーなので《∞龍 ゲンムエンペラー》を破壊しながら革命チェンジへとスムーズに移行できます。
コンボの中核を担うキーパーツです。基本的には《めっちゃ! デンヂャラスG3》の登場時能力を踏み倒して、自分のシールドもろとも相手のシールドを消し飛ばすために使います。
とはいえ、シンプルに【旅路バーンメア】よろしく《バーンメア・ザ・シルバー》の登場時能力を踏み倒すだけでも十分すぎるほどに強力。
他にも《カツラデランス》の登場時能力で山札下に固定した《バーンメア・ザ・シルバー》を引っ張り出したり、《チキン・タッ太》の能力でブロッカーを破壊したりといった選択肢も状況次第では有力です。
ド派手なコンボに使えるだけでなく、サブプランでも優秀なこのカードはまさにデッキのメインエンジンだと言えるでしょう。
コンボのメインパーツその②。《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》で手札から捨てて、意気揚々と「シールドいらねえー!」と叫ぶのがこのデッキの醍醐味です。
攻撃中の《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》にG・ブレイカーを付与し、相手のシールドを全て吹き飛ばしてトリガーまで解決させた後、こちらも大量の踏み倒しトリガーで打点を作り直し、ゲームを押し込みます。
G・ブレイカーの注意点として、攻撃がブロックされた場合は自分のシールドもブレイクされません。1体までなら《チキン・タッ太》が除去してくれますが、2体以上並んでる場合は【旅路バーンメア】プランへ移行するのも一考の余地があります。
また、呪文の面もなかなか強力。相手のクリーチャーの能力すべてを無視できるため、ブロッカーやそのほかのメタ能力を物ともせずに打点を押し込めます。
S・トリガーを持っていることから、G・ブレイカーでめくれても使えるほか、《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の能力で捨てた後に超GRから出てきた《無限合体 ダンダルダBB》のJトルネードで唱えるのも選択肢のひとつです。
G・ブレイカーでめくれて嬉しいカードその①。
踏み倒し範囲が「コスト6以下のジョーカーズ」ということで《バーンメア・ザ・シルバー》を踏み倒せるのが理想ですが、最低限革命チェンジに用いた《チキン・タッ太》がある可能性が高いため、何も出せずに困る、ということはそれほど多くないでしょう。
単純に防御トリガーとしても使え、《バーンメア・ザ・シルバー》から《全能ゼンノー》を踏み倒せばスピードアタッカーや進化クリーチャーも全て止められます。運に左右されますが、特に【モモキングJO退化】のようなデッキにはワンチャンスを狙っていきましょう。
サブプラン兼G・ブレイカー後の打点増強役。
《めっちゃ! デンヂャラスG3》が引けない場合は、【旅路バーンメア】のように《チキン・タッ太》から《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》へチェンジし、登場時能力で《バーンメア・ザ・シルバー》を捨ててからその後の展開を組み立てていきます。
もちろんG・ブレイカー後に各種採用された踏み倒しトリガーから出しても◎。単純に打点の伸び率が一番高いカードなので、あの手この手で踏み倒しを狙っていきましょう。
ジョーカーズ・クリーチャーではないかわりに、シールドから直接使える《バーンメア・ザ・シルバー》。
手札での役割は限りなく薄いですが、呪文なので《無限合体 ダンダルダBB》で墓地から唱えられます。適当にマナに埋めることは避け、序盤の《「アフロ行きま〜す!!」》や《勇愛の天秤》で墓地に落としておくと後の選択肢が広がることは覚えておきたいですね。
G・ブレイク後にトリガーで出てきた相手のクリーチャーを破壊しながら展開を作れるほか、シンプルに平常時でもっとも信頼できる受けトリガーです。
単純に除去札としてのスペックが高く、コスト8以下になるように好きな数を選んで破壊できるので、【火単ブランド】のようなデッキ相手には小型クリーチャーを根こそぎ破壊して打点を一気に削り、逆に中型クリーチャーで攻めてくるデッキに対しても確定除去トリガーのように振る舞えます。
スーパー・S・トリガー能力で踏み倒したクリーチャーを相手のクリーチャーとバトルさせる能力は強制効果。相手のバトルゾーンにスレイヤーしかいなかろうと、必ず相手のクリーチャーを1体選んでバトルしなければならないので要注意です。
登場時に山札の上5枚からジョーカーズを探してきたのち、「革命0」の能力によって自分のシールドがなければ手札からコスト7以下のジョーカーズをなんでも踏み倒せる、G・ブレイカーとセットで使ってくれと言わんばかりの噛み合いを持ったクリーチャーです。
G・ブレイク後の展開をつくるうえでは最も融通が効く踏み倒し札ではあるものの、自分のシールドが1枚もない状態でなければそもそも踏み倒し能力が機能しないため、汎用性の面で他のカードたちに数歩譲ってしまいます。
自分のシールドがなければ《プリプリズン》の踏み倒し能力も《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》でコピーできますが、《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の能力は「ひとつ」しかコピーできないため、ジョーカーズサーチか踏み倒しかのどちらかしか使えない点に注意しましょう。
攻撃時のJトルネードで相手のブロッカーを機能停止させられます。
単純にJトルネードで《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を戻して再利用するのが強力なので、この枠はJトルネード持ちであれば《ジェイ-SHOCKER》や《超Ω級 ダルタニックB》でも構いません。
サンプル構築ではブロッカー排除できるため押し込みに貢献できる《くるピカディス君》を採用しています。
攻撃時のJトルネードで戻したクリーチャーの登場時能力をコピーできます。
伝統芸能とも言える《バーンメア・ザ・シルバー》との相性はこのデッキにおいても健在。この2体だけでも十分ゲームに勝てる打点を形成します。
余談ですが、このクリーチャーで《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を手札に戻して登場時能力をコピーし、さらにその能力で今戻した《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を捨てると《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の能力でもう1枚ドローを増やしてから能力のコピーに入れます。
あくまでも1枚なので大きな差にはなりませんが、どうしても能力をコピーしたいクリーチャーがいない場合は狙う価値があるでしょう。
攻撃時のJトルネードでクリーチャーを最大2体戻し、その合計コスト以下の呪文を墓地か手札から踏み倒せます。
このデッキの場合、主に踏み倒したい呪文は《CLIMAX-ARMOR!》、《灰になるほどヒート》、《ケッシング・ゼロ》の3種類。《CLIMAX-ARMOR!》と《灰になるほどヒート》は直接的に打点を増やしうるため、積極的に踏み倒していきたいところです。
スピードアタッカー・マッハファイター・進化クリーチャーといった召喚酔いしないクリーチャーを強制的に一時停止させられるクリーチャーです。
ただ出るだけでも強力ですが、《灰になるほどヒート》+《バーンメア・ザ・シルバー》や《CLIMAX-ARMOR!》によって、このクリーチャーを相手のターン中に出す機会が多いレアなデッキに仕上がっています。
ターンの途中で出てきた場合も、そのターン中であればもちろん相手のクリーチャーの攻撃が止まるので積極的にGR召喚にチャレンジしたいところですね。
どちらも《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》へチェンジできるGR獣です。
サブプランでは大量のGR召喚でジョーカーズの枚数を確保し、2打点および3打点としての運用を狙うプランも視野に入ります。
また、《The ジョギラゴン・アバレガン》は自分のシールドをブレイクできるため《灰になるほどヒート》や《CRIMAX-ARMOR!》を踏み抜けば追加で展開を作れます。どうしても運は絡むものの、うまくハマった時のリターンは莫大です。
というわけで今週は、火単【旅路G3】について解説していきました。
最初に見た時は「本当に強いのか?」と疑問視してしまったのですが、G・ブレイクの仕様を把握したうえで改めてリストを一から見直すと、パッと眺めただけではわかりにくいカード同士の噛み合いがデッキの随所に散らばっていることに気付かされました。
個人的には《カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」》のクリーチャー面を上手く活用できる点がとても好みですね!
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を初めとしてデッキボトムを固定するカードがかなり多く、特に《爆殺!! 覇悪怒楽苦》は《カツラデランス》を踏み倒しながら同時にボトム固定もこなせるので非常にスマートです。
ド派手な動きと面白い絵面ながら、ギミックの美しさも味わえる【旅路G3】。ぜひとも触ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また来週お会いしましょう。お相手はyk800でした!
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