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2022.6.8

デッキの作り方/考え方 | イツキ先生のポケモンカード教室

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デッキの作り方/考え方 | イツキ先生のポケモンカード教室
目次

【ご挨拶】

 みなさん、初めまして!
 イツキ先生ことシイナユウキです。みんなから「先生」と呼ばれております🧑‍🏫


 私の記事では、主にこれからポケモンカードを始めたい人や今よりもっと上手になりたい人、試合で勝つためのゲームテクニックなどのお話をしていきたいと思っております🤚


 いきなりですが、みなさんが日常生活の中で行っているお仕事や学校で学んでいる勉強の多くが、実はポケモンカードの試合に役立つことが多くあります。

 私の現在の仕事は教員ですが、昔は医療現場におり、常に患者さんを「観察」する力を養いました😊


 その経験が今ではポケモンカードの世界でも

 ・どのカードを何枚使って、トラッシュに何を落としているか?

 ・シャッフル方法は適切であるか?

 ・シャッフル後のカード位置に違和感はないか?

 等、一つ一つ見落とさないように「観察」することで、今の成績に反映されていると実感しております。


 まとめると、人生に無駄なことはなく、一つ一つを大事に学んでいくことが大切であると考えています!🙂


 私がこちらで書く記事も、一つの参考にしてもらい、柔軟に取り入れてもらうことでもっとポケモンカードの奥深さや楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。

【デッキの作り方/考え方】

 さて早速ですが、PJCSも近くに迫り、多くの人が何のデッキを使うか? 悩んでいるかと思います🤔


 今回は自分が使うデッキをどのように作っているか? これについて皆さんと考えたいと思います。


 デッキを作るということは、言うなれば「料理」と一緒と考えています。

 どこに味の「アクセント」、もしくは「隠し味」を入れるか。そこにつきると考えています。


 今日は何を食べたいのか? その目的に応じて、食べたいものを食べる。昨日は脂物を食べたから、あまり好きじゃないけど野菜にしようとか…😭

 「目的」に応じて、メニューを考え、食材を選んで「料理」するかと思います!


 さぁ、みなさんはどんなデッキを使いたいですか? まず、その「目的」が一番大事なのです!👍




 多分、「目的」は人それぞれでしょう🙌

 ①「好きなポケモンを使いたい」

 ②「好きなタイプを使いたい」

 ③「好きなカードを使いたい」

 ④「自分の好きなプレイングをしたい」

 等々、あると思います!


 私もデッキを作る時は、あることにいつも頭を悩ませます🤔


 それは「勝ちたい」


 ここを目標にすることがゲームの世界では難しいからです。

 ゲームの世界では100%勝ち続けることは絶対に無理であると言えます。そうしたら、みんながそれを使うことで矛盾が生じてしまうからです。


 しかし、100%勝つことは無理でも100%に近づけることはできます💪

 では、勝てるデッキとは何でしょうか? じゃんけんに例えると、もしみんなが「グー」しか出さないなら、「パー」で絶対に勝てます。

 しかし、勝てるからと言って、自分が「パー」しか出さないなら、周りが「チョキ」を出すようになると思うように勝てなくなります。


 このようにゲームの世界でも、「環境」と言って流行は常に変わっていき、その流行に応じて「勝てる」方法を考えなければいけません😎


 現在6月上旬の段階で、流行っているデッキと言えば《ミュウVMAX》《パルキアVSTAR》が1番の流行となっています。所謂、環境1(Tier1)と呼ばれています。


 では、私が練習で使用している《パルキア》のデッキを使って、一緒に「勝てるデッキ」を考えみたいと思います。


《パルキアVSTAR》サンプルリスト

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 さぁ! このデッキを倒すには、まずは何が考えられますか?💭

 その答えは人それぞれ、沢山あるかと思います!

1.弱点をついて倒す

 単純そうな答えですが、意外と難しい!

 どのポケモンをメインにしないといけないのか? 何から使えば良いのか? 様々なことがわからなくなると思います。


 《カプ・コケコVMAX》なら、《パルキアVSTAR》の「ワザ:あくうのうねり(60~260)」を一度は耐えてくれそうです。

 《なみのりピカチュウV》であれば、水エネルギーで技を使えるため、水タイプの《パルキアVSTAR》や無色タイプの《アルセウスVSTAR》と一緒に使えそうですね✌

 《ゼラオラ》なら、やられてもサイドカードを1枚しかとられないので、まだまだゲームが継続できる粘り強さがあります。


 このように弱点をつくにしても、自分のデッキのコンセプトや目的によって採用するポケモンに悩むかと思います😵‍💫

 だからこそ、自分のデッキの「目的」をきちんと考えることが大事になります!


 答えは一つではありません。自分の試したいカードを入れて、実際にやってみる!

 これが一番であり、自分が納得できるカードを採用することが1番の近道になります。


 さて、デッキの作り方で《パルキアVSTAR》を意識するのであれば、ポケモンの「弱点」ばかりに目を向けなくとも思わぬカードで対策をとれたりします。

2.デッキのコンセプトを妨害する

 《パルキアVSTAR》のデッキは《メッソン》《ジメレオン》《インテレオン》の「特性:うらこうさく」を起点として、ゲームを進めていきます。その「うらこうさく」が使えなくなるとどうでしょうか? 何もできずに、ゲームが終わってしまうかもしれないのです😨


 《ガラルマタドガス》は、悪デッキに入れることで、《ヒスイダイゲンキVSTAR》《ムゲンダイナVMAX》と組み合わせることができます。


 《サンダース》(じんらいのめざめ)は、「うらこうさく」以外にも《パルキアVSTAR》の「スターポータル」や《マナフィ》《かがやくゲッコウガ》等の水ポケモンの特性が一切使用できなくなります。


 《モクロー》(スカイサーカス)は、「ワザ:かぜのつぶて」が強力で「サポート」《とりつかい》を使いながら、後攻1ターン目に《メッソン》をどんどん倒してサイドカードを取る戦い方が期待できます。


 このように意外なカードで、環境1のデッキを対策することができてしまいます💯

3.内容に目を向けてみる

 《パルキアVSTAR》に限らず、「VSTARのポケモン」はHPが280までであることが多いです。


 そこに目を向けると、《はくばバドレックスVMAX》のダイランスが《こだわりベルト》をつけると+30されてちょうど気絶させることができそうですね🙆




 ポケモン以外のカードでも対策するのも面白そうです!


 《セイボリー》は相手のベンチのポケモンをトラッシュさせるサポートになります。先ほどのデッキを見てください。現行の《パルキアVSTAR》のデッキは《ふつうのつりざお》のようなトラッシュからポケモンを回収するようなカードは採用されていない傾向にあります。

 もし、セイボリーで相手のメッソンを減らすことに成功したら、その数だけうらこうさくの施行回数を減らして、さぞ相手は嫌がることでしょう🙅


 《クラッシュハンマー》は、私が大好きなカードでもあります。

 《パルキアVSTAR》のデッキは「特性:スターポータル」によって、エネルギーを8枚から11枚まで使えるようになります。「サポート」《メロン》で、12枚までは技を打つために必要なエネルギーを確保できそうです。


 しかし、ゲーム中、サイドカードに水エネルギーが存在してしまうことや、《かがやくゲッコウガ》の「特性:かくしふだ」や「ワザ:ゲッコウシュリケン」で必要以上にトラッシュに「エネルギーカード」を置きすぎたら、《クラッシュハンマー》で技を打つための「エネルギーカード」そのものがなくなってしまい、ゲーム続行不可となってしまうかもしれません💫

おわりに

 「勝てるデッキ」を考える上で、答えは1つだけではないのです。


 もっともっと答えはあるはずです✨

 その答えに辿り着くために考えることが、私たちプレイヤーとしての努めなのかもしれません🔥


 ではでは! 初めての記事はこの辺で失礼します! 今後ともご期待ください!

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このコラムのライター

イツキ先生

イツキ先生