スプライト解体新書
はじめに
皆さんおはこんばんにちはかっつーです。
さて今回は今ランキングデュエルで多くの決闘者が使用している《スプライト》デッキの解説です。
私自身、何度もランキングデュエルで負けてしまったデッキですが
これまで決闘してきたデータをもとに《スプライト》について解き明かしていきたいと思います。
スプライトについて
まずは《スプライト》について解説していきます。
《スプライト》モンスターは自分フィールドにレベル2または(ランク2orリンク2)のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。という効果を持っています。
サンプルデッキであれば《増殖するG》のような相手の動きを鈍らせるカードで動き出すことが可能です。
そのため、序盤からフィールドに展開していくことが他のデッキに比べ難易度が低くなることも強みの1つになります。
この他にもメインデッキに入れられている《スプライト》カードの平均枚数は12枚前後のため
他のカードを多く入れやすくなっており、ランキングデュエルでの流行デッキの変化に柔軟に対応することが出来るのも強みになります。
そして私が特に強みだと考えているのは『1枚から強固なフィールドを構築することが出来る点』です。
具体的な動き方についてはこの後説明しますので、そのカードについて紹介いたします。
1枚から強固なフィールドを構築することが出来るカード
深海のディーヴァ
《深海のディーヴァ》
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚する。
レベル2モンスターで召喚に成功した時にデッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚することができます。
この効果でもう1枚《深海のディーヴァ》を特殊召喚することにつなげられます。
他にも《海皇の重装兵》を特殊召喚するなど、1枚でフィールドにモンスターを2体用意することができます。
また、レベル2であることを上手く使い、あえてこのカードを囮にし
相手に《灰流うらら》や《エフェクト・ヴェーラー》などの効果を無効にするカードを発動させることで
《スプラウト》モンスターを使った、その後の動きを取りやすくするなど様々な使い方があります。
スプライト・スターター
《スプライト・スターター》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「スプライト」モンスター1体を特殊召喚し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。
デッキレシピ
それでは続いて《スプライト》のデッキについて紹介です。
今回紹介するデッキはランキングデュエルでよく見かける《ガエル》と組み合わせたものに少しアレンジを加えたものになります。
メインデッキ
エクストラデッキ
《ユニオン・キャリアー》
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。この効果でデッキから装備した場合、ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。
《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》
「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードが装備されている場合、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
③:このカードが装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
基本的な動かし方
《増殖するG》
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
《灰流うらら》
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
《エフェクト・ヴェーラー》
①:相手メインフェイズに、このカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
《無限泡影》
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
対抗カード
続いては《スプライト》デッキへの対抗カードの紹介です。
今回紹介するカードはめちゃくちゃ懐かしいカードばかりです。
いや~~ほんと遊戯王は昔のカードがスポットライトに当たることが多くて
遊☆戯☆王5D’sの主人公『不動遊星』が言った『役に立たないカードなど1枚もない』という言葉を実感しますね。
《王虎ワンフー》
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、攻撃力1400以下のモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、その攻撃力1400以下のモンスターを破壊する。
《魔のデッキ破壊ウイルス》
①:自分フィールドの攻撃力2000以上の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。相手フィールドのモンスター、相手の手札、相手ターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、その内の攻撃力1500以下のモンスターを全て破壊する。
《デビリアン・ソング》
このカードがフィールド上に存在する限り、相手フィールド上の全てのモンスターのレベルは1つ下がる。
最後に《デビリアン・ソング》です。
このカードは上2枚とは異なり『レベルを下げられる点』に注目されています。
《スプライト》モンスターの特殊召喚は自分フィールドにレベル2またはリンク2orランク2のモンスターが存在する場合なので
序盤の動き出しは必ずレベル2モンスターを召喚または特殊召喚します。
その後の召喚・特殊召喚成功時に《デビリアン・ソング》を発動することで、レベルを1つ下げることができます。
レベル1となればランク2のエクシーズ召喚ができず、また自分フィールドにレベル2モンスターがいないので
手札の《スプライト》モンスターを特殊召喚出来ません。
⦅注⦆相手が《深海のディーヴァ》を召喚した場合、リンク2モンスターにつなげることが出来るので要注意
まとめ