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2022.4.23

『POWER OF THE ELEMENTS』最注目テーマは《スプライト》!! | かっつーの決闘戦略

解説 遊戯王
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『POWER OF THE ELEMENTS』最注目テーマは《スプライト》!! | かっつーの決闘戦略
目次

『POWER OF THE ELEMENTS』最注目テーマはコレ!《スプライト》!!

はじめに

皆さんおはこんばんにちはかっつーです。

さて! 今日4月23日は???


そう!


私の誕生日の2日前(ドドン)!!


え~~まあそれは別として(;^_^A


改めて本日は遊戯王最新パック


POWER OF THE ELEMENTSの発売日です。


皆さんは収録カードの中で気になるカードはありましたか?


今回は私が特に注目している《スプライト》について解説していきたいと思います。

《スプライト》と聞くと、なんだか喉が渇きますね。


ではなく!


《スプライト》はレベル2のモンスターで構成された


エクシーズ召喚・リンク召喚を主軸に戦うデッキです。


モンスターの①の効果はそれぞれ共通となっております。


『自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。』

⦅注⦆前提として、【このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず】と表記されているため、この効果による特殊召喚は1ターンに1度しかできません。


この効果で特殊召喚する際にチェーンブロックは作られません。


そのため、相手は特殊召喚に合わせて《増殖するG》を発動することができないので、とても強力です。


ではモンスターから順に効果を見ていきましょう。

モンスター

《スプライト・ブルー》

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから《スプライト・ブルー》以外の《スプライト》モンスター1体を手札に加える。

このカードが特殊召喚に成功した場合に


デッキから《スプライト・ブルー》以外の《スプライト》モンスター1枚を手札に加えることができるので


このカードを起点に、さらに動きを加速させることが可能な1枚です。




《スプライト・ジェット》

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから《スプライト》魔法・罠カード1枚を手札に加える。

このカードが特殊召喚に成功した場合に


デッキから《スプライト》魔法・罠カード1枚を手札に加える効果を持ちます。


その中にはデッキから《スプライト》モンスターを特殊召喚することが出来るカードがあるので


《スプライト・ブルー》と対になるようなイメージですが、その効果からこちらも展開の助けとなる1枚です。




《スプライト・ピクシーズ》

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

②:このカード以外の自分のレベル2・ランク2・リンク2のモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力分アップする。

先に紹介した2枚とは異なり


このカードは攻撃力・守備力をアップさせる効果を持っています。


《スプライト》モンスターは攻撃力・守備力ともに高くないので


このカードを駆使して、相手のモンスターを戦闘で破壊しましょう。




《スプライト・レッド》

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドにレベル2またはリンク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

②:相手がモンスターの効果を発動した時、このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースして発動できる。
その効果を無効にする。ランク2またはリンク2のモンスターをリリースして発動した場合、さらにそのモンスターを破壊できる。

なんと!


相手がモンスターの効果を発動した時


このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースすることで


その効果を無効にする、強力なカードです。


今回、私が《スプライト》に注目した最大の要因はこのカードの存在で


この後紹介する相性のいいデッキもこのカードを活かすことが出来るかを基準としたほどの1枚です。




《スプライト・キャロット》

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドにレベル2またはリンク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

②:相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースして発動できる。
その効果を無効にする。
ランク2またはリンク2のモンスターをリリースして発動した場合、さらにそのカードを破壊できる。

《スプライト・レッド》がモンスターの効果を無効化する効果でしたが


《スプライト・キャロット》は、同じ使い方で魔法・罠カードの効果を無効にする1枚です。


このカードも強力なので、オススメです。




《ギガンティック・スプライト》

このカードは自分フィールドのリンク2モンスターをレベル2モンスターとしてX召喚の素材にできる。

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:融合・S・X・リンクモンスターのいずれかをX素材としているこのカードの元々の攻撃力は倍になる。

②:自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのX素材を1つ取り除き、デッキからレベル2モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時までお互いにレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。

さて皆さん


このカードの②の効果の


『この効果の発動後、ターン終了時までお互いにレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。』


太文字の部分に注目してください。


お・互・いと書かれています。


これが何を意味しているかといいますと


②の効果を発動後、相手は《原始生命態ニビル》の①の効果を発動することが出来なくなります。


私もこのことに気づいたときはとてもビックリしました。Σ(・□・;)




《スプライト・エルフ》

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。

①:このカードのリンク先のモンスターは相手の効果の対象にならない。

②:自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地のレベル2モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりにランク2またはリンク2のモンスター1体を対象とする事もできる。

①の効果でリンク先のモンスターは相手の効果の対象にならないという


モンスターをサポートする効果をもっており


さらに②の効果で相手メインフェイズに自分の墓地からレベル2モンスターを特殊召喚することができます。


相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりにランク2またはリンク2のモンスターを対象として特殊召喚することもできるため


後述する、《餅カエル》との相性もバツグンです!

魔法

《スプライト・スターター》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):デッキから《スプライト》モンスター1体を特殊召喚し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。

デッキから《スプライト》モンスターを特殊召喚することが出来るカードです。


このカードから《スプライト・ブルー》を特殊召喚し


その後《スプライト・ブルー》の②の効果で、他の《スプライト》モンスターを手札に加えて


手札に加えた《スプライト》モンスターを①の効果で特殊召喚し


レベル2モンスター2体で《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚する。


このカード1枚から一気に動き出すことが出来る、とても強力なカードです。




《スプライト・ガンマ・バースト》

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①:フィールドの全てのレベル2・ランク2・リンク2のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1400アップする。

②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は相手ターン終了時まで1400アップする。

《スプライト・ピクシーズ》と同様に《スプライト》の戦闘をサポートしてくれる1枚です。




《スプライト・スマッシャーズ》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分の手札・墓地から「スプリガンズ」カード、「セリオンズ」カード、「スプライト」カードの内、いずれか1枚を除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●デッキから「スプリガンズ」モンスター1体を特殊召喚する。

●自分の墓地から「セリオンズ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

●自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。

《スプライト》以外にも《スプリガンズ》《セリオンズ》も強化したカードです。


《スプライト》で主に使用するのは、名称指定のない下記の効果になりそうです。


『●自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。』


戦闘では突破が困難なカードを除外するので、役立つ1枚になるでしょう。

相性のいいテーマ

まずは《イビルツイン》です。


このテーマは主軸となるモンスターの《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twinリィラ》がレベル2モンスターであり


またリンクモンスターの《Evil★Twin キスキル》《Evil★Twin リィラ》はリンク2のモンスターなので

《スプライト》モンスターの①の効果と相性が良いです。


さらに今までの《イビルツイン》が抱えていた問題でもあった


動きの途中で相手が発動した《原始生命態ニビル》《抹殺の指名者》以外で無効に出来なかったことが


《スプライト・レッド》で解決できるので


弱点を補うという面でも噛み合いが良く、組み合わせると面白そうです。

《ガエル》《バージェストマ》


レベル2モンスターが多く《スプライト》の①の効果を使えるのはもちろんですが


それ以上に《餅カエル》《スプライト・エルフ》の組み合わせが強力な点に注目です。

《餅カエル》

①:お互いのスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する。

②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、自分の手札・フィールドの水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。

③:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

《餅カエル》《スプライト・エルフ》が自分フィールドにいる状態で

《餅カエル》の②の効果で相手モンスターの効果・魔法・罠カードの発動に対して


《餅カエル》自身を墓地に送ることで、その発動を無効にし破壊することができます。


その後、相手フィールドにモンスターがいると《スプライト・エルフ》の②の効果で


墓地に送った《餅カエル》と特殊召喚することが可能です。


《餅カエル》の②の効果は1ターンに1度と書かれていますが


『このカード名の効果は』と書かれていないため、再度②の効果を使用することが出来ます


この2枚の組み合わせで相手モンスター・魔法・罠カードの発動を2回無効にできることから、相性がよさがわかると思います。


鉄獣戦線

最後に《鉄獣戦線》です。


今回紹介するテーマの中で特に私がデッキにしてみたいと考え、現在も構築中の組み合わせです。


一見すると《鉄獣戦線》モンスターが持つ下記の効果


『自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。』


と相性が悪いように思われますが


あくまでリンク素材にできるのが獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターであって


リンク召喚以外には支障がないので、意外と大丈夫じゃないかなと考えています。


また最初に《ギガンティック・スプライト》を出すことで、相手の《原始生命態ニビル》の効果を発動させないようにした上で


《ギガンティック・スプライト》の②の効果で、レベル2の《鉄獣戦線 キット》を特殊召喚することができるのでオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか?


今回は《スプライト》についての解説記事でしたが


POWER OF THE ELEMENTS』には


《HERO》《ティアラメンツ》《春化精》など他にもテーマとなるカードが収録されています。

これらについてもいつか触れていきたいですね。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

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このコラムのライター

かっつー

かっつー