『POWER OF THE ELEMENTS』最注目テーマはコレ!《スプライト》!!
はじめに
皆さんおはこんばんにちはかっつーです。
さて! 今日4月23日は???
そう!
私の誕生日の2日前(ドドン)!!
え~~まあそれは別として(;^_^A
改めて本日は遊戯王最新パック
『POWER OF THE ELEMENTS』の発売日です。
皆さんは収録カードの中で気になるカードはありましたか?
今回は私が特に注目している《スプライト》について解説していきたいと思います。
《スプライト》と聞くと、なんだか喉が渇きますね。
ではなく!
《スプライト》はレベル2のモンスターで構成された
エクシーズ召喚・リンク召喚を主軸に戦うデッキです。
モンスターの①の効果はそれぞれ共通となっております。
『自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。』
⦅注⦆前提として、【このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず】と表記されているため、この効果による特殊召喚は1ターンに1度しかできません。
この効果で特殊召喚する際にチェーンブロックは作られません。
そのため、相手は特殊召喚に合わせて《増殖するG》を発動することができないので、とても強力です。
ではモンスターから順に効果を見ていきましょう。
モンスター
《スプライト・ブルー》
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから《スプライト・ブルー》以外の《スプライト》モンスター1体を手札に加える。
このカードが特殊召喚に成功した場合に
デッキから《スプライト・ブルー》以外の《スプライト》モンスター1枚を手札に加えることができるので
このカードを起点に、さらに動きを加速させることが可能な1枚です。
《スプライト・ジェット》
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから《スプライト》魔法・罠カード1枚を手札に加える。
このカードが特殊召喚に成功した場合に
デッキから《スプライト》魔法・罠カード1枚を手札に加える効果を持ちます。
その中にはデッキから《スプライト》モンスターを特殊召喚することが出来るカードがあるので
《スプライト・ブルー》と対になるようなイメージですが、その効果からこちらも展開の助けとなる1枚です。
《スプライト・ピクシーズ》
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカード以外の自分のレベル2・ランク2・リンク2のモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
先に紹介した2枚とは異なり
このカードは攻撃力・守備力をアップさせる効果を持っています。
《スプライト》モンスターは攻撃力・守備力ともに高くないので
このカードを駆使して、相手のモンスターを戦闘で破壊しましょう。
《スプライト・レッド》
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル2またはリンク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:相手がモンスターの効果を発動した時、このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースして発動できる。
その効果を無効にする。ランク2またはリンク2のモンスターをリリースして発動した場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
なんと!
相手がモンスターの効果を発動した時
このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースすることで
その効果を無効にする、強力なカードです。
今回、私が《スプライト》に注目した最大の要因はこのカードの存在で
この後紹介する相性のいいデッキもこのカードを活かすことが出来るかを基準としたほどの1枚です。
《スプライト・キャロット》
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル2またはリンク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースして発動できる。
その効果を無効にする。
ランク2またはリンク2のモンスターをリリースして発動した場合、さらにそのカードを破壊できる。
《ギガンティック・スプライト》
このカードは自分フィールドのリンク2モンスターをレベル2モンスターとしてX召喚の素材にできる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:融合・S・X・リンクモンスターのいずれかをX素材としているこのカードの元々の攻撃力は倍になる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのX素材を1つ取り除き、デッキからレベル2モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時までお互いにレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。
さて皆さん
このカードの②の効果の
『この効果の発動後、ターン終了時までお互いにレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。』
太文字の部分に注目してください。
お・互・いと書かれています。
これが何を意味しているかといいますと
②の効果を発動後、相手は《原始生命態ニビル》の①の効果を発動することが出来なくなります。
私もこのことに気づいたときはとてもビックリしました。Σ(・□・;)
《スプライト・エルフ》
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:このカードのリンク先のモンスターは相手の効果の対象にならない。
②:自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地のレベル2モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりにランク2またはリンク2のモンスター1体を対象とする事もできる。
①の効果でリンク先のモンスターは相手の効果の対象にならないという
モンスターをサポートする効果をもっており
さらに②の効果で相手メインフェイズに自分の墓地からレベル2モンスターを特殊召喚することができます。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりにランク2またはリンク2のモンスターを対象として特殊召喚することもできるため
後述する、《餅カエル》との相性もバツグンです!
魔法
《スプライト・スターター》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから《スプライト》モンスター1体を特殊召喚し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。
《スプライト・ガンマ・バースト》
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:フィールドの全てのレベル2・ランク2・リンク2のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1400アップする。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は相手ターン終了時まで1400アップする。
《スプライト・スマッシャーズ》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・墓地から「スプリガンズ」カード、「セリオンズ」カード、「スプライト」カードの内、いずれか1枚を除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「スプリガンズ」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「セリオンズ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
●自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
《スプライト》以外にも《スプリガンズ》《セリオンズ》も強化したカードです。
《スプライト》で主に使用するのは、名称指定のない下記の効果になりそうです。
『●自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。』
戦闘では突破が困難なカードを除外するので、役立つ1枚になるでしょう。
相性のいいテーマ
《餅カエル》
①:お互いのスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、自分の手札・フィールドの水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。
③:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
《餅カエル》と《スプライト・エルフ》が自分フィールドにいる状態で
《餅カエル》の②の効果で相手モンスターの効果・魔法・罠カードの発動に対して
《餅カエル》自身を墓地に送ることで、その発動を無効にし破壊することができます。
その後、相手フィールドにモンスターがいると《スプライト・エルフ》の②の効果で
墓地に送った《餅カエル》と特殊召喚することが可能です。
《餅カエル》の②の効果は1ターンに1度と書かれていますが
『このカード名の効果は』と書かれていないため、再度②の効果を使用することが出来ます。
この2枚の組み合わせで相手モンスター・魔法・罠カードの発動を2回無効にできることから、相性がよさがわかると思います。
鉄獣戦線
最後に《鉄獣戦線》です。
今回紹介するテーマの中で特に私がデッキにしてみたいと考え、現在も構築中の組み合わせです。
一見すると《鉄獣戦線》モンスターが持つ下記の効果
『自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。』
と相性が悪いように思われますが
あくまでリンク素材にできるのが獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターであって
リンク召喚以外には支障がないので、意外と大丈夫じゃないかなと考えています。
また最初に《ギガンティック・スプライト》を出すことで、相手の《原始生命態ニビル》の効果を発動させないようにした上で
《ギガンティック・スプライト》の②の効果で、レベル2の《鉄獣戦線 キット》を特殊召喚することができるのでオススメです。
まとめ