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2022.4.12

パルキアとミュウに勝つ! レジギガスバレット | 週刊きむらのポケ講

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パルキアとミュウに勝つ! レジギガスバレット  | 週刊きむらのポケ講

パルキアとミュウに勝つ! レジギガスバレット | 週刊きむらのポケ講

目次

はじめに

こんにちは
きむらです。

先日、32人規模の大会に《ミュウVMAX》デッキで参加してきました。
予選は4-0でトーナメントに進んだのですが、準決勝で負けてしまいました。
新型コロナウイルス警戒で人数の多い大会にしばらく参加できていなかったので楽しかったです。

その大会の中で《レジギガス》デッキと対戦したのですが
《ツツジ》でお祈りしか勝てるビジョンが見えなかったので強いデッキに感じました。
そこからしばらく考えていると《オリジンパルキアVSTAR》にも勝てそうなので作ることにしました。

デッキリスト

今回は《レジギガス》バレットデッキを紹介します。

デッキコード:VvFFvk-eh49uh-fVkV5w

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デッキの使い方

《レジギガス》「こだいのえいち」でエネルギーを供給し、相手によってアタッカーを使い分けて戦います。


《レジギガス》はアタッカーにもなり、VMAXポケモンが相手なら《こだわりベルト》をつけて330ダメージが出せます。

《レジエレキ》《レジスチル》《レジアイス》《レジロック》
雷、鋼、水、闘の4タイプで弱点をつけます。


《レジエレキ》《こだわりベルト》をつけると
「テラスパーク」(120+30)×2=300ダメージで《オリジンパルキアVSTAR》を一撃で倒せます。

弱点をつけないVポケモンやVSTARポケモンには《レジドラゴ》が有効です。
《レジエレキ》「テラスパーク」で40ダメージを与えておけば
40+240=280で《アルセウスVSTAR》《ディアルガVSTAR》も倒せます。

デッキの長所・短所

長所

《オリジンパルキアVSTAR》には《レジエレキ》「テラスパーク」+《こだわりベルト》
《ミュウVMAX》には《レジギガス》「ギガントブレイク」+《こだわりベルト》

現環境を圧倒的な力で支配している
《オリジンパルキアVSTAR》デッキと《ミュウVMAX》デッキに勝てます。


非Vポケモンを使うと「げっこうしゅりけん」や「サイコジャンプ」
弱点をつけるVポケモンを使うと先にサイドを取りきられ
VMAXポケモンを使うと一撃で倒される。

隙がないと思われていた2デッキを制する力があります。

さらに!
《オリジンパルキアVSTAR》デッキと《ミュウVMAX》デッキは強力すぎたので
これら2デッキを対策するためにデッキスペースを使ってしまい、他のデッキに勝てないというジレンマもありました。


このデッキは自分の動きの中に《オリジンパルキアVSTAR》《ミュウVMAX》への対策になるカードが入っていて
デッキを歪める必要がないので、他のデッキにも問題なく戦えます。

先攻後攻どちらでも強い

先攻なら先攻3ターン目「こだいのえいち」起動を目指し
後攻なら後攻1ターン目「レジゲート」から後攻2ターン目「こだいのえいち」起動を目指します。

非Vポケモン主体のデッキに共通することですが
先攻後攻で勝率が大きく変わりません。


ストレスフリーでじゃんけんができるのはとても幸せです。

相手の干渉を受けにくい

トラッシュにエネルギーを落として6体の場が完成すれば
《ボスの指令》で倒されて困るポケモンも無く、《マリィ》で手札が流されても問題ありません。

《頂への雪道》で特性が止まるポケモンもいないので、相手はなるべくきつそうなポケモンを倒しながら
《レジギガス》側が必要なカードを引けないことを祈るのみです。

※一部カードが相手に採用されている場合はその限りではありません。詳細は短所で書きます。

短所

安定感が若干劣る

場が完成すればかなりの安定感を誇りますが
後攻2ターン目,先攻3ターン目に「こだいのえいち」起動が少し怪しいです。

現環境で良く使われている
《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》
《ミュウVMAX》
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》


これらのデッキに比べると安定感が劣ってしまいます。

極端に苦手なカードがある

《セイボリー》
 ベンチポケモンをトラッシュさせられて次のターンの要求がかなりあがる
《シンオウ神殿》
 スタジアムを貼り替えないとワザが使えない
《ジュラルドンVMAX》 
 特殊エネルギーに依存しているため、特性「まてんろう」によってダメージを与えることができない
《崩れたスタジアム》
 スタジアム貼り替えとベンチポケモンが要求される
《ガラルマタドガス》
 《レジギガス》の「こだいのえいち」が止まってしまう

これらのカードが極端に苦手です。
長所の「相手の干渉を受けにくい」のところで書いた一部カードとはこれらです。

しかも!
《セイボリー》《崩れたスタジアム》《オリジンパルキアVSTAR》対策
《シンオウ神殿》《ジュラルドンVMAX》《ミュウVMAX》対策
《ガラルマタドガス》《インテレオン》軸対策
どれも環境での使用率が高いカードです。

《レジギガス》対策という考えでなくとも、対策カードに遭遇する事が多いのは問題ありです。

環境デッキへのプランと注意点

こちらでは環境デッキと呼ばれるデッキとの対戦でのプラン、注意するポイントを書きたいと思います。

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》
《ミュウVMAX》
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》
《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》

これらのデッキについて書いていきます。

少し有利

《レジギガス》デッキのポケモンはHPが高く

《かがやくゲッコウガ》「げっこうしゅりけん」が攻撃回数短縮になりません。
相手は6回の攻撃でサイド取りきりです。


こちらは《レジエレキ》「テラスパーク」《こだわりベルト》《オリジンパルキアVSTAR》を一撃で倒すことができます。
2体目以降の《オリジンパルキアVSTAR》に「テラスパーク」で40ダメージを与えておけば
《こだわりベルト》無し「テラスパーク」や《レジドラゴ》「ドラゴンエナジー」でも倒せます。

相手は2枚2枚2枚で取られるのを避けるために《インテレオン》「アクアバレット」を途中に挟んでくるので
《ボスの指令》でベンチの《オリジンパルキアV》を呼んで倒す3回
《インテレオン》を倒した4回、《こだわりベルト》を引けずにどこかで耐えられた5回
3~5回のワザでサイド取りきりです。

後攻の場合でも2ターン目に「こだいのえいち」ができれば、どこかで1ターン要求を満たせなくても勝てます。


毎ターン《レジエレキ》でワザを撃つためにはバトル場に出す必要があります。
《回収ネット》だけに頼らず、《ツインエネルギー》を含んだエネルギー2枚で逃げることを考えてエネルギーを貼りましょう。

ほとんどのデッキリストに《ツツジ》《シンオウ神殿》が採用されています。
《シンオウ神殿》を貼りかえるためにスタジアムは温存しておきましょう。

とても有利

相手はサイド短縮手段がないので6回のワザでサイド取りきりです。

こちらは《ミュウVMAX》を含む全てのポケモンを一撃で倒せます。
《メロエッタ》や「サイコジャンプ」から非Vポケモンをバトル場に出てくるので
3~4回のワザでサイド取りきりです。

《レジエレキ》「テラスパーク」で《ミュウVMAX》に40ダメージを与えておけば
《レジギガス》「ギガントブレイク」《こだわりベルト》無しでも倒せます。

かなり余裕がある相手なので、上振れを狙わない堅実なプレイをしましょう。

とても不利

《アルセウスVSTAR》《レジロック》で弱点をつける! といきたいところですが
ほとんどのデッキリストに《ノコッチ》が採用されていて弱点を消されます。
《れんげきウーラオスVMAX》が減っているのでこれからは採用が減るかも…?)

それだけでなく、耐えた《アルセウスVSTAR》を回復させる《チェレンの気くばり》
《オリジンパルキアVSTAR》対策の《セイボリー》まで採用されています。

《レジエレキ》「テラスパーク」で《アルセウスVSTAR》1体目に120ダメージ
ベンチの《アルセウスVSTAR》に40ダメージ
《レジドラゴ》「きょだいなキバ」160ダメージで《アルセウスVSTAR》1体目気絶
《レジドラゴ》「ドラゴンエナジー」240ダメージで《アルセウスVSTAR》2体目気絶


この手順で3:4交換ができます。


回復されないことを祈りながら狙っていきましょう。

とても不利

《ジュラルドンVMAX》の特性「まてんろう」が非常に苦しいです。

《大きなおまもり》を貼られなければ《頂への雪道》から
《レジギガス》「ギガントブレイク」《こだわりベルト》《ジュラルドンVMAX》を1体倒すことができます。

ワザの効果は通るので《レジアイス》「ブリザードバインド」を使えばベンチポケモンと《ポケモンいれかえ》を要求できます。
《レジロック》に倒される《アルセウスV》より、進化すれば倒されない《ジュラルドンV》を出してくるはずです。


そこを《ボスの指令》《レジドラゴ》「ドラゴンエナジー」+《こだわりベルト》で倒したいので
《ジュラルドンVMAX》対面は「ドラゴンエナジー」の《レジドラゴ》を出しましょう。

有利不利まとめ

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》」 少し有利
《ミュウVMAX》」 とても有利
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》」 とても不利
《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》 とても不利

《オリジンパルキアVSTAR》《ミュウVMAX》に有利まではよかったですが
後半が厳しいことになってしまいました。

《頂への雪道》の2枚目を採用すれば

《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》」への相性は少し不利ぐらいまで解消できそうです。

特に苦手な2デッキの使用率が高いので見栄えが悪くなってしまいましたが
弱点つける範囲が広いのでここに書いていないデッキには有利なことが多いです。

「環境トップの2デッキに有利を取れる」これだけでオンリーワン!

各カードの採用理由

ポケモン

《レジギガス》 2枚

VMAXポケモンを使うデッキが減っているので少なめの2枚採用。

特性を持っているので他のレジより大事に感じるが
どれか1体欠けるだけで意味がなくなるのでそれぞれの価値は等しい。
《レジエレキ》 3枚

《オリジンパルキアVSTAR》を重視した3枚採用。

他のデッキ相手でもVSTARポケモンを《レジドラゴ》「ドラゴンエナジー」圏内にしたり
バトル場のポケモンを倒しながら、非Vポケモンを倒したりする。

逃げエネ2なので《ツインエネルギー》で逃げることができる。
《回収ネット》を引けなくても前のターンに倒されたレジを再びアタッカーにできるのでとても偉い。
《レジドラゴ》 2枚

システムポケモンでありながら160という十分なダメージを出してくれる。

《ツツジ》をされた後の希望。
《レジドラゴ》 1枚

「ドラゴンエナジー」240ダメージはVポケモンを一撃で倒せるので強力だが
《オーロラエネルギー》を3枚必要とするので序盤中盤は動けない。

要求は厳しいが、終盤は現実的かつ強力なので1枚採用。

グッズ

《ポケギア3.0》 3枚

エネルギーをトラッシュできて、ドロー枚数が多い《博士の研究》が明らかに強いデッキ。

《博士の研究》を見つけるために《ポケギア3.0》を4枚採用していたが
《シロナの覇気》3枚目に枠を奪われてしまった。
《エネくじ》 4枚

「こだいのえいち」からアタッカーを完成させるために
《オーロラエネルギー》《ツインエネルギー》この2種どちらかを2枚引く必要がある。

4枚採用でも2枚引くのは容易ではないので、それを助ける4枚採用。
《こだわりベルト》 3枚

《こだわりベルト》を引けない=1ターンのロスで
1体目を《こだわりベルト》「テラスパーク」で倒しつつベンチに40ダメージを与える事ができれば
2体目以降は《大きなおまもり》をつけられない限り必要ない。

少なくも多くもないちょうどいい3枚採用。

サポート

《ボスの指令》 2枚

「博士で切ってまうし使うシーンでそんな都合よく引けんやろ! 0枚や!」と割り切れなかった2枚採用。

《ポケギア3.0》の採用と《シロナの覇気》の手札を残したままドローする性質から案外狙ったタイミングで使える。

スタジアム

《頂への雪道》 1枚

対《ジュラルドンVMAX》での希望になる1枚採用。

2枚採用したい気持ちはあるが、どのデッキとの対戦でも強い《嵐の山脈》を削ってまで採用する気にはならない。

エネルギー

《キャプチャーエネルギー》 2枚

元々は採用していなかったが
《クイックボール》4枚《ハイパーボール》3枚と《嵐の山脈》では後攻2ターン目「こだいのえいち」が安定しなかった。

《回収ネット》4枚目と《ハイパーボール》3枚目の枠を勝ち取った2枚採用。
《スピード雷エネルギー》 1枚

2ターン目「テラスパーク」の確率を上げるために《オーロラエネルギー》5枚目として採用。

元々は《基本雷エネルギー》だったが、こちらの方が強いことに気づいて変更した。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

《オリジンパルキアVSTAR》《ミュウVMAX》に勝てるデッキがあって助かりましたね。
パルキアとミュウが強すぎて「こいつらだけでええやん…」ってなっていたので嬉しいです。

来週はちょっとお休みしたい!
次回4月26日(火)更新!

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このコラムのライター

きむら

きむら