はじめに
皆さんおはこんばんにちはかっつーです。
本日、3月18日は!?
そう!!
遊戯王最新パック『タクティカルマスターズ』発売日!!
ということで『タクティカルマスターズ』収録テーマ《ヴァリアンツ》《神碑》《ラビュリンス》を解説していきたいと思います。
テーマ解説
【特徴】
これまでのPテーマのデッキはペンデュラム召喚を最大限駆使して戦っていましたが
《ヴァリアンツ》はメインデッキに入れられているカードのスケールが1のため
ペンデュラム召喚を行うには、EXデッキに入れられる《ヴァリアンツ》モンスターまたはほかのPモンスターカードと組み合わせる必要があります。
そして、大きな特徴として《ヴァリアンツ》はモンスターカード,Pゾーン,魔法&罠ゾーンを移動することが出来るトリッキーなテーマです。
また《ヴァリアンツ》モンスターの攻撃力、守備力が同じであることから《機巧》と組み合わせても面白いかもしれません。
【デッキ構築のポイント】
得意な点
不得意な点
Pテーマ全般に言えることでもありますが、デッキの大半をPモンスターが占めるため
ほかのテーマと組み合わせることが構築上難しくなっています。
しかし、《ヴァリアンツ》の百識公国側は爵位が名前になっていることもあり、まだ登場していない「伯爵」がこの苦手を克服してくれるかも知れません!
【相性が良いカード】
《ケンドウ魂 KAI-DEN》
ペンデュラム効果
①:フィールドにモンスターがP召喚された場合に発動する。Pゾーンのこのカードを持ち主の手札に戻す。
カードテキスト
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分のPゾーンのカード1枚を選び、そのカードと同じ縦列の相手のカードを全て墓地へ送る。
②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。
《カラテ魂 KURO-OBI》
ペンデュラム効果
①:フィールドにモンスターがP召喚された場合に発動する。Pゾーンのこのカードを持ち主の手札に戻す。
カードテキスト
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分のPゾーンのカードと同じ縦列の相手の魔法・罠カードを全て墓地へ送る。
②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。
《軌跡の魔術師》
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合、1200LPを払って発動できる。デッキからPモンスター1体を手札に加える。このターン自分はP召喚に成功しない限り、モンスターの効果を発動できず、自分のPゾーンのカードの効果は無効化される。
②:このカードのリンク先に元々のレベルが異なるモンスター2体が同時にP召喚された場合、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
①の効果は上述している通り、《ヴァリアンツ》だけではなく、Pテーマ全体に好相性です。
その中でも《ヴァリアンツ》はLvの異なるモンスターが中心のため
ペンデュラム召喚した際に②の効果を発動して、フィールドのカードを破壊することで後攻時に相手フィールドの突破をサポートすることが出来ます。
【サンプルレシピ】
メインデッキ(40枚)
エクストラデッキ(15枚)
【神碑】
【特徴】
【デッキ構築のポイント】
得意な点
《神碑》速攻魔法は、以下の効果から1つを選択して発動できるため、状況に応じた戦いを得意としています。
●そのカードが持つ効果
●EXデッキから《神碑》モンスターを特殊召喚する。
相手モンスターの直接攻撃を2つ目の効果を防くことが可能です。
それだけではなく、《神碑》速攻魔法が発動したとき
自分の《神碑の泉》がフィールドにあれば、《神碑の泉》の②の効果で墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚まで好きな順番でデッキの下に戻し、その後、戻した数だけ自分はデッキからドローすることが出来るので高い継戦能力を発揮できます。
不得意な点
《神碑》は、自分のカード1枚で相手のカード1枚に対応することが前提となる効果が多いため、後攻の際に相手フィールドを突破することは苦手であると言えるでしょう。
この苦手な部分については、この後紹介する【相性が良いカード】で解決できます!
その他にも《神碑》速攻魔法には『このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。』という共通する効果があります。
この効果によって、自分のバトルフェイズで相手のモンスターやライフポイントに攻撃が出来ないことには注意が必要です。
⦅注⦆この効果については《アーティファクト・ムーブメント》の②の効果と同様で、バトルフェイズに移行して初めてスキップされます。
そのため、メインフェイズからエンドフェイズに直接移行してもバトルフェイズをスキップしたことにはならないので、必ずバトルフェイズに移行する宣言をしましょう。
【相性が良いカード】
《白の聖女エクレシア》
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
③:このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
【サンプルレシピ】
メインデッキ(40枚)
エクストラデッキ(15枚)
【ラビュリンス】
【特徴】
【デッキ構築のポイント】
得意な点
先ほど触れたように《ラビュリンス》は通常罠カードを駆使して戦います。
そのため1度発動してしまうと墓地に送られてしまい、もう一度使用するには同じカードを手札に加える必要があります。
しかし、それらを解決しているのがエースモンスターの《白銀の城のラビュリンス》です。
《白銀の城のラビュリンス》の②の効果で墓地の通常罠カードをフィールドにセットすることができ
さらに③の効果で通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合、相手の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊することが出来ます。
不得意な点
このテーマは不得意な点というよりもその性質上、使い手の習熟度が現れやすいと考えられます。
相手の動きと自分がセットしているカードを踏まえた上で、確実に動きを鈍らせるタイミングを見極めなければならないためです。
個人的にこのテーマの使い始めはうまく扱えていないと感じることが多いと思いますが
タイミングや使用するカードがわかってくるとその魅力にハマってしまうテーマだと考えています。
【相性が良いカード】
こちらもやはりテーマの性質上、相性が良いカードについては相手によって大きく変わります。
ランキングデュエルを視野に入れると、その時々で流行しているデッキに対して有効な罠カードを入れることが良さそうです。
「遊戯王の日」などでは汎用的な罠カードが良いかと思います。
【サンプルレシピ】
メインデッキ(40枚)
エクストラデッキ(15枚)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は『タクティカルマスターズ』に収録されている3つのテーマについて解説しました。
皆さんはどのテーマでデッキを構築されますか?
私は《ラビュリンス》で4月以降のランキングデュエルを戦っていこうと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。