はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第158回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
今週は目新しいデッキが出ていないため
話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
【トリーヴァギャラクシールド】
理由:
《希望のジョー星》を無理なく採用でき
豊富なガードストライクS・トリガーの採用による非常に受けの堅いデッキであり
《神の試練》によるEXターンループによるフィニッシュ。
さらに【JO退化】に採用されている《アルカディアス・モモキング》も効きづらいため
そちらの面でも注目されており、VDuelCSでも非常に母数を伸ばしています。
以前はドロマー軸というより《希望のジョー星》による無色化を行い
《聖魔連結王 ドルファディロム》での盤面制圧・呪文ロックによるフィニッシュプランでしたが
【トリーヴァ】つまり自然文明を取り込むことで2→4→6のマナカーブが生まれ
《地龍神の魔陣》を採用していることによりリソースの確保などもできるようになりました。
↓サンプルリストはこちら↓
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第158回VDuelCS オリジナル構築戦~
『気づけば20th』
53名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『気づけば20th』とは?
20周年を迎えたデュエル・マスターズ。
気づけば今年が真の20周年ということが発表されましたが
今回注目したデッキの大半が20thレアで埋め尽くされていることにも気づきました。
気づかされることが多いデュエル・マスターズですが
今回の大会に新たなる気づきはあるのでしょうか。
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【アナカラー墓地退化】【JO退化】【5cコントロール】が最大母数に。
じわじわと【ラッカ鬼羅.star】が母数を増やしています。
優勝は【JO退化】で3位にも【JO退化】。
少しずつですが【5cコントロール】の母数・入賞が増えてきています。
以下が上位者のリストになります。
優勝:JO退化/ゼロ撲うずら
準優勝:アナカラー墓地退化/ブライトン
3位:JO退化/han
4位:5cネバー/Banshee
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【アナカラー墓地退化】の母数が1位。
がしかしその他【5cコントロール】【JO退化】が最大母数に並びました。
・全体的に《流星のガイアッシュ・カイザー》の採用デッキが増加しています。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。
注目デッキ・インタビュー
今回は優勝・4位入賞の方、2人にインタビューさせていただきました!
まずは優勝の『ゼロ撲うずら』選手
大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!
Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。
→デッキ名:『JO退化』
【戦績:優勝≪53人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選10位通過】
1回戦:水自然キリコ 【勝利】
2回戦:5cドラサイ 【勝利】
3回戦:アナカラー墓地退化 【敗北】
4回戦:ラッカ鬼羅.star 【勝利】
5回戦:トリーヴァギャラクシールド 【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:赤単我我我 【勝利】
2回戦:巨大天門 【勝利】
準決勝:5cネバー 【勝利】
決勝戦:アナカラー墓地退化 【勝利】
Q:大会に参加してみていかがでしたか?
初リモートcsで、受付から不安だらけでしたが
対面の方々、運営の皆様の対応がよく、最後まで楽しくデュエマをやらせて頂きました。
Q:使用理由をお聞かせください。
初リモートcsで、緊張してもデッキパワーでそれなりに押せるデッキだと判断したため、使用しました。
Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。
【序盤】
《禁断英雄 モモキングダムX》を立てることを目標に、マナ色重視でマナを置き
《エボリューション・エッグ》《進化設計図》等でサーチしていく。
【中盤】
《未来王龍 モモキングJO》をバトルゾーンに出すために
素出しプラン、退化プラン等のメインプランを固め、対面の動きを見ながらハンド、マナ色を整える。
【終盤】
各対面ごとに有効な進化札を使い、《未来王龍 モモキングJO》の進化パワーを発動させながら詰める。
【こだわった点】
地力が強いデッキなので、自分の動きの線を太くするためのサーチカードの増量。
それ以外は、余計なパーツを入れず、自力を最も生かせる40枚を選びました。
環境デッキ対面は理想の詰め方をイメージしておいたのみで、特に何かをメタるために採用したカードはありません。
Q:各カードの採用理由をお聞かせください。
Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?
色がシビアなデッキなので、単色多色含め、色配分を意識しながら
メインルートの線を太くする構築になるようにしました。
ゼロ撲うずら選手!
インタビューにお答えいただきありがとうございました!
リモート初参加で初優勝という輝くべき実績を残していますが
決勝戦などでは緊張している様子が伺える一面も魅せてくれました!(笑)
ですが、プレイにブレはなく引きの運も付いてきた場面ではとんでもない興奮を与えてくれました!
改めて優勝おめでとうございます!!
続いては4位入賞の『Banshee』選手
大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!
Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。
→デッキ名:『5cネバー』
【戦績:4位≪53人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選6位通過】
1回戦:火単我我我 【勝利】
2回戦:火単我我我 【勝利】
3回戦:ラッカ鬼羅.star 【勝利】
4回戦:JO退化 【敗北】
5回戦:火単我我我 【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:巨大天門 【勝利】
2回戦:5cネバー 【勝利】
準決勝:JO退化 【敗北】
3位決定戦:JO退化 【敗北】
【アナカラームゲンクライム】や【アナカラー墓地退化】のゲンムプランによる
《∞龍 ゲンムエンペラー》への回答札でもあり、数少ないマナに触れられるカードなので採用しました。
Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?
リスト自体は垢BANチキン選手作成のテンプレのリストなので特に自分が構築した訳ではないのですが
《お清めシャラップ》を初動としてのみではなくメタカードとして使いたい場面が多かったため
最初は多いと思ったのですが、初動は減らさないほうがいいと思い、このリストにしました。
Banshee選手!
インタビューにお答えいただきありがとうございました!
【5cコントロール】では《ドラゴンズ・サイン》型が多いのですが
その中でも《ナウ・オア・ネバー》軸を選んだ理由と意識した点をお答えいただきました!
改めて4位入賞おめでとうございます!!
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
ここまでご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると
【退化】を意識する。
このポイントが重要になりそうです。
理由としては
【アナカラー墓地退化】【JO退化】が入賞を重ねており
更にはその母数も増えつつあります。
なぜ【JO退化】が多く入賞を重ねているかというと
《アルカディアス・モモキング》の通りが非常によく
3・4ターン目に出るだけでゲームが大きく傾いてしまう環境になっています。
【毒を以て毒を制す】という訳ではありませんが
退化デッキを制すには《アルカディアス・モモキング》を出してやるのが一番手っ取り早いです。
それでは退化以外のデッキで《アルカディアス・モモキング》を出すためには・・・?
そうです。【シータノヴァ】です。
少し前に流行った【キャンベロ入りシータノヴァ】では
《アルカディアス・モモキング》を採用していました。
ですが、現状だと【JO退化】と比較した際にどうしても速度で劣る部分がでてきてしまいます。
それを補うにはどうすればよいのか。
そうです。過剰打点です。
【最後に】
いかがでしょうか?
【天門】系統のデッキタイプが多く活躍しているので
実はその環境下のデッキタイプを探ってみると新しい発見があるのかも・・?
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!