はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第152回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
今週は目新しいデッキが出ていないため
話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
【7軸ガチロボ】
理由:
ロマンを追求した結果、ガチデッキにまで昇華した最強のロマンデッキ。
最速4ターン目に大量展開、呪文ロック、大量ハンデスと上振れるときは
どのデッキも歯が立たないぐらいの爆発力を魅せてくれます!
【〇軸ガチロボ】といえば皆さんは何軸を思い浮かびますか?
7軸ガチロボを使用している皆さん、ご自身のデッキを見返してみませんか?
新たな発見があるかもしれません!
↓サンプルリストはこちら↓
【次点入賞母数】
【水入りJO退化】
理由:
パラレルマスターズに収録されている《神帝英雄 ゴッド・モモキング》の登場により、JO退化に更なる変化が生まれました。
既存の形に比べて速攻性はありませんが、安定性が高くなりました。
まだまだ試行錯誤されていますが、どちらかというとアドバンス構築戦の方が使用頻度は高そうです。
↓サンプルリストはこちら↓
来週はどのようなデッキが活躍するのでしょうか。
続いては今回の大会結果・母数詳細になります。
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第152回VDuelCS オリジナル構築戦~
『進撃の巨大』
76名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『進撃の巨大』とは?
巨大といえば《巨大設計図》ですが
今回は《巨大設計図》を使用したデッキが活躍した回となりました。
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから
【アナカラー墓地退化】が最大母数
続いて【5cコントロール】という結果に。
じわじわと【ラッカ鬼羅.star】が母数を増やしています。
優勝は【ラッカ鬼羅.star】。
上位に【ラッカ鬼羅.star】が2名も入賞しました。
《蒼狼の大王 イザナギテラス》を採用することにより様々な形へと
変化することができるデッキのため、環境に合わせて母数が変化します。
以下が上位者のリストになります。
優勝:ラッカ鬼羅.star/れもんたんさん
準優勝:グルメ墓地ソース/声人
3位:アナカラーデッドダムド/きよきよ
4位:ラッカ鬼羅.star/あるふ
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【アナカラー墓地退化】の母数が1位。
・全体的にアナカラー【水・自然・闇】のカラーリングデッキが活躍しています。
・【ラッカ鬼羅.star】の通りがよく、母数が増加しています。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。
注目デッキ・インタビュー
今回は準優勝の方にインタビューさせていただきました!
『声人』選手
大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!
Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。
→デッキ名:『グルメ墓地ソース』
【戦績:準優勝≪66人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選13位通過】
【決勝トーナメント】
1回戦:4c天門ディスペクター 【勝利】
2回戦:デイガ邪王門ノヴァ 【勝利】
準決勝:アナカラーデッドダムド 【勝利】
決勝戦:ラッカ鬼羅.star 【敗北】
Q:大会に参加してみていかがでしたか?
リアルCSでの成績が芳しくなかった為
トレーニングのつもりで参加しましたが
予想以上の結果が出てびっくりしています笑
Q:使用理由をお聞かせください。
自分がこのデッキを使用するにあたって一番重視する事は
4ターン目の《暴走龍 5000GT》がどれだけ刺さる環境かという事です。
現環境では【墓地退化】に【アナカラーゲンム】、決勝の【鬼羅star】など
幅広い対面に出したら勝ちと言えるほど刺さっていると感じて使用しました。
Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。
【序盤】
このデッキの根幹である巨大設計図を唱え
その手札から直接繋がる《天幕船 ドンデンブタイ》までアクセスできれば100点だと思います。
【中盤】
対面によりますが、ざっくり分けると
・《暴走龍 5000GT》が刺さる対面には《樹食の超人》→《暴走龍 5000GT》からのロックを目指す。
・《ブラキオ龍樹》などがささるコントロール対面には《大魔王 ウラギリダムス》を使用し、その後の盤面ロックが出来るように大型ブーストを目指す。
(《暴走龍 5000GT》から《ブラキオ龍樹》などで勝てる時はそちらでも良し)
の2パターンに分かれると思います。
【終盤】
出来る限りの打点とカウンターされない程度のロック札を揃えて、殴りに行きます。
《大魔王 ウラギリダムス》でのボトム調整や除去耐性が重要になってくるのが終盤の特徴だと思います。
【こだわった点】
特筆して勝ちたい対面というものはないのですが
このデッキは《巨大設計図》さえ引ければ《JO退化》以外のほぼ全ての環境山に有利が付くと考えています。
Q:各カードの採用理由をお聞かせください。
最速2ターン目に着地するドローソースであり
同時に赤単などには致命傷になり得る最速最強の守護札になるカードです。
・ビートには受け札
・コントロールには置きドロソ
・コンボには《暴走龍 5000GT》への疑似ギフト
という様にほぼ全ての対面で腐る事なく仕事してくれます。
《スパイナー》の様なトリガーは一見ビートに対して強そうには見えますが
ビートには43%程でしか活躍の機会がなく
コントロールやコンボには腐り札になってしまう場面もしばしば見受けられました。
それであれば赤単は割り切り気味に4枚がっつり採用してみてはどうかと
最大枚数採用した結果、何故か赤単への勝率が飛躍的に上昇したという我ながらよくわからないカードです笑
実はこの基盤を触り始めた時から採用されてるカードであり
ずっと抜けずに仕事をしてくれるカードです笑
このデッキにおいて赤マナとは
「なくてはならないけど手札に来すぎると邪魔だしマナに置きすぎると動きに支障が出る」
という厄介極まりない枠になります。
個人的には8枚は欲しいが、9枚以降は邪魔になると感じています。
この枠には《百万超邪 クロスファイア》や《SMAPON》などのカードが入る事が多いのですが
手札に来た時にマナ以外で吐きやすく初動の事故緩和にもなる《カツラデランス》が一番しっくりきました。
前述した通り5000GTの刺さり方で使用するか否かが変わるくらいなので枚数は減りません!笑
Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?
色マナの割合と割り切るべき下振れの確率を意識して作っております。
安定と上振れの中間を探しながら作る事がグルメの良さを活かす上で重要だと思っております!
声人選手!
インタビューにお答えいただきありがとうございました!
リアルCSでも活躍を見せている声人選手ですが
《天幕船 ドンデンブタイ》の活躍はアーカイブでもご覧いただけます!
その強みがはっきりと分かる1枚でした!
まさに今の環境を読み込んだことが分かるインタビューとなりました!
改めて準優勝おめでとうございます!!
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
ここまでご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると
【大量展開】を意識する。
このポイントが重要になりそうです。
理由としては
【ラッカ鬼羅.star】【アナカラー墓地退化】【アナカラームゲンクライム】
など小型クリーチャーが1ターンに複数開するデッキも多く
その母数を増やしていることから、その動きを阻害するカードの活躍が見込めます。
代表カードとしては
大量展開を防ぐだけでなく大量展開をした後のケアができる
大量破壊や大量バウンスなどのカードもおすすめです。
代表カードはこちら
VDuelCSでよくある質問
こちらではVDuelCSにおいてよくある質問をまとめてみました!
注)あくまでも当イベントでの裁定となりますので、皆様が参加される
イベントにおいては担当する認定ジャッジにご確認ください。
Q.《検問の守り 輝羅》がいる時にマナの《SSS級天災 デッドダムド》の侵略宣言はできる?
A.できる。
Q.手札とマナから1枚ずつ宣言して、先に手札の《SSS級天災 デッドダムド》を出し破壊した場合
宣言していたマナの《SSS級天災 デッドダムド》は出せる?
A.出せる。
Q.《霊宝 ヒャクメ-4》に攻撃することは【選んだ】ことになるか。
A.ならない。
Q.5コスト以下の【スター進化クリーチャー】とその下に5コスト以下のクリーチャーがいるとき
相手が《テック団の波壊Go!》を唱え
・バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。を選択した場合どうなるか。
A.スター進化クリーチャーだけが手札に戻ります。
【最後に】
【メモリアルパック 裏の章 パラレルマスターズ】で少し環境が変わるかと思われましたが
現時点でも【アナカラー墓地退化】が非常に猛威を奮っており、メタが回りづらくなっています。
《希望のジョー星》と《∞龍 ゲンムエンペラー》が流行りつつある環境下ですが
実は再び【ノヴァ】系統のデッキが活躍するのかも・・・?
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!