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2022.2.18

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.23 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.23 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第149回VDuelCS2ブロック大会の環境解説記事です。

本大会は【2ブロック構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
【十王編・王来編】で収録されているカードだけで遊びます。
マーク付きで再録されているカードは以前収録されているカードでも使用可能です。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

現在活躍中の環境デッキ


それでは現在2ブロック構築戦で使われているデッキをその評価と共にご紹介させていただきます。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【現環境で活躍しているデッキ】

【5cコントロール(ドラサイ型)】


理由:オリジナル構築でも活躍している5cコントロール。

現在では《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》が入った構築が主流ですが

2ブロック構築戦でも同じく多数を占めております。


ではオリジナル構築との差はどこにあるのか。

それではこちらをご覧ください。



オリジナル構築で採用されている主なカードの中で

これら3枚が2ブロック構築戦では使用不可となっております。




まずは《フェアリー・ミラクル》

こちらは【20thレア】として収録されていますが

【十王・王来】マーク付きで収録されていないため使用できません。


3色カードが多い構築なので容易に2ブーストを可能にしてくれるこのカード。


2ブーストをすることで5コスト帯のカードをマナチャージすることなく使用できるため

オリジナル構築戦では半ば必須となっていますが、2ブロック戦では《フェアリー・Re:ライフ》へと枠が譲られています。


続いては《SSS級天災 デッドダムド》《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》です。


これらのカードに代わり2ブロックで採用されているのは《百族の長 プチョヘンザ》です。

《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》採用していることもあり、重宝されています。


また、2ブロックでは【赤白鬼羅.star】などの小型ビートダウンデッキが存在するため

一度場に出れば《SSS級天災 デッドダムド》以上の盤面処理能力を持っており、盤面制圧能力も兼ね備えています。



【アナカラーハンデス】


理由:5cコントロールが増加していればいるほど通りがよくなる【アナカラーハンデス】というデッキ。

2ブロック構築戦でも活躍しています。


特に最近の【5cコントロール】デッキでは

《ドラゴンズ・サイン》や3コストの初動マナブーストカードをハンデスされるだけで動きが非常に遅くなってしまいます。


さらに2ブロック構築戦ではコンボデッキが多数見受けられるため

コンボパーツを引き抜くことができる本デッキは非常にささりがよいと思われます。


オリジナル構築との比較になりますが

《悪魔妖精ベラドンナ》が使用できないことから《有象夢造》の出力が下がってしまうため

基本的には呪文でのハンデスが主体となります。


それならドロマー軸の方が安定するのではないか? という疑問が生まれるのですが

自然文明には最強のフィニッシャーが存在します。


そうです。オリジナル構築でも採用されている《Q.Q.QX》です。


こちらは《天災 デドダム》《ドンドン火噴くナウ》《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》など

山札を見る行為ができなくなってしまうため、フィニッシャーとしてだけでなくメタカードとしても優秀です。


また呪文主体であるため、これらのカードが活躍しています。

《水の魔術師マジックス》《Q.Q.QX》がツインパクトカードということもあり

墓地から回収できるのも優秀で、アナカラーハンデスに不足しがちなリソース確保にも貢献してくれます。


《水の魔術師マジックス》バズレンダ能力を2回使用することで

6コストになるまで呪文を唱えることができることから

3コストである《ブレイン・タッチ》を2回唱えることも可能となっています。


少し受け性能に難がありますが

かなり高クオリティなデッキタイプだと思いますので、パーツがある方は一度お試しください。



続いては今回の大会結果・母数詳細になります。


大会結果・母数詳細

【大会結果】

~第149回VDuelCS 2ブロック構築戦~

≪ 王達の鎮魂歌≫



35名で開催されたVDuelCS。

タイトルの『王達』とは?



それでは早速大会結果を確認してみましょう。


↓大会の様子はこちら



5cコントロール】が最大母数続いて【赤白鬼羅.star】という結果に。

全体的にコントロールデッキが多いイメージがあります。


以下が上位者のリストになります。

     

優勝:5cバスター/【オチャッピィ】さん



準優勝:4c天門ディスペクター/【ターマ】さん


3位:5cバスター/【ひんた】さん


4位:アナカラーハンデス /【Juice】さん


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

・【5cコントロール】の母数が変わらずの半数という母数に

・【赤白鬼羅.star】や【アナカラームゲンクライム】が母数を増やしています



以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー

今回は準優勝者の方にインタビューさせていただきました!

『ターマ』選手

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!


Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。

→デッキ名:4c天門ディスペクター




【戦績:準優勝≪35人規模≫】
【予選:5勝0敗 予選1位通過】
1回戦:vs 5cドラサイ             【勝利】                 
2回戦:vs 黒緑フシギバース             【勝利】
3回戦:vs 赤黒邪王門バイク                【勝利】
4回戦:vs 5cバスター                    【勝利】
5回戦:vs アナカラーハンデス                         【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:5cドラサイ               【勝利】

準決勝:5cバスター                        【勝利】
決勝戦:5cバスター             【敗北】

4

4

2

2

4

4

3

3

4

2

2

1

1

3

1

Q:大会に参加してみていかがでしたか?


本戦も中々上がれない中、ここのところ勝てていたので

今日こそはという気持ちで挑み、2位だったので結構満足しています。


Q:使用理由をお聞かせください。


2ブロックなので【5cドラサイ】が多いと想定し、オリジナルでも使っていたものを少し調整しました。


相手の《ロスト・Re:ソウル》を遅らせて《砕慄接続 グレイトフル・ベン》が立ったあとならば

何も問題はないので強気に出られるようにこのデッキにしました。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

《フェアリー:Re:ライフ》《地龍神の魔神》《天災デドダム》の3種類の初動枠でマナをメインに加速します。

青色が少ないので一番最初にきた青は埋めていいです。


【中盤】

《神徒 メイプル-1》《霊宝 ヒャクメ-4》《妖精 アジサイ-2》の3種類で上手く相手の妨害をしつつマナを伸ばします。


隙があったら《ヘブンズ・ゲート》で大量展開を狙ったり

《終末王秘伝 オリジナルフィナーレ》でマナと手札を揃えつつ盤面除去を行います。


【終盤】

ササゲールや《ヘブンズゲート》を使い

《砕慄接続グレイトフル・ベン》《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を使用し

マナや墓地にあるであろう《地封龍ギャイア》《偽Re:の王 ナンバーナイン》をバトルゾーンに出して相手をロックします。


そのまま殴ってもまず負けないですが、ミカドレオがいる場合は出しておけばより安全にEXwinが狙えます。


【こだわった点】

【5cドラサイ】が多いと予想していたので、ハンデスされても被害が少ないデッキにしました。

オリジナルのような墓地退化は考えなくて良かったので、マナブーストのカードを多めに入れてあります。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


2枚採用。


最初は自由枠で調整していくうちに抜けることもあったんですが

相手の《とこしえの超人》が重いのと青マナがデッキに少ないということで続投になりました。


クリーチャー主体のデッキなので、枚数は抑えてあります。

1枚採用。


当初は《砕慄接続グレイトフル・ベン》《零獄接続王 ロマノグリラ0世》から出せばいいので

《聖魔連結王 ドルファディロム》などを考えていましたが

【光単色】【GS持ち】【相手の呪文を全て止める】ということでこちらに軍配が上がりました。


1枚あれば墓地からでもマナからでも引っ張り出せるので大丈夫という理由で1枚です。

3枚採用。


最初に2ブロックの採用率が高そうなのが《Volzeos-Balamord》だったので

そこに刺さるように《とこしえの超人》を入れました。

パーツが1枚でもマナにあると《とこしえの超人》の効果で場に出ることがないので1枚でも場に出せれば安心です。


その後は【5c】の《灰燼と天門の儀式》対策、同面の《砕慄接続グレイトフル・ベン》対策など

1マナで出せるクリーチャーとしてはかなり強いメタを持っていると思い、3枚採用しました。

Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?


多色と単色のバランスがとても難しいです。

青の単色で強いカードを見つけられれば入れてたのですが…笑




ターマ選手!

インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!


準決勝では【5cバスター】に対して、非常に熱い戦いを魅せてくれました!


《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》が素晴らしい塩梅で

枚数が多すぎてもノイズになってしまいますし

後半になると機能しなくなる可能性もあるので2枚という絶妙な枚数だったと思います。


青の単色で強いカードだと《神の試練》《コスパンダメソッド》をお試しいただきたいですね!


改めて準優勝おめでとうございます!!

今後のVDuelCS~2ブロック~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後の2ブロック環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。

ここまでご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


【コントロールデッキ環境】を意識する。

このポイントが重要になりそうです。


理由としては

母数にもあるように非常にコントロールデッキに寄った環境になっています。


【5cコントロール】【アナカラーハンデス】【4c天門ディスペクター】などの母数が多くなっているため

正直【S・トリガー】はほぼ機能しなくなっているのが現状です。


つまり【赤白鬼羅.star】などのメタビートの通りがよくなる上に

【呪文ロック】さえすればコントロールデッキは機能しなくなるため

《正義の煌き オーリリア》《ファイナル・ストップ》《イニシャッフチブ》を採用したデッキが活躍しそうです。


【十王編】での1ブロック構築戦において

【ラッカダイナボルト】というデッキがありましたが

これらを採用できるため、実は今練ってみるのもありなのかも・・・?


【最後に】

いかがでしたでしょうか!


来月は恐縮ながら2ブロック構築戦はお休みで【王来MAX】編が発売された時点での開催となります。


ですが関東ではよく2ブロック構築戦など行われていますし

他のリモートCSでも2ブロック構築戦があるので是非お試しください!


明日はいよいよEXパック【パラレルマスターズ】の発売です!

ドラゴンスターさんでも販売されますので是非お買い求めください!


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ