はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第146回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。
本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。
最近話題のデッキ
それでは現在アドバンスでも使われている【オリジナル構築】デッキとその構築を解説していきます。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【アナカラー墓地退化】
特徴:最速4ターン目に呪文・クリーチャーロックデッキがアドバンスでも活躍中!
アドバンス構築戦では少し苦手としているラッカ鬼羅.starが少なく
呪文メタが4cドラグナーorリースRXしかないため、非常に通りが良いデッキとなっています。
がしかしその数が増えないのはアドバンス構築戦における【赤単我我我】と【アナカラーダークネス】の存在です。
変化がある部分としてはアドバンス構築戦に対応するために《とこしえの超人》が採用されています。
枠の入れ替えとしては《戯具 ヴァイモデル》もしくは《終末の時計 ザ・クロック》の枚数を割いている形が多いです。
《とこしえの超人》が採用されている理由としては
【リースRX】【4cドラグナー】など積極的に外部ゾーンを使用するデッキが多いため半ば必須となります。
またガードストライクによる受けカードにもなることから、入れ替える枠としても上記の2枚が入れ替え候補となります。
外部カードの準備の必要性がないのも人気の理由だと思われます。
おすすめ度:★★★★★
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★★☆
【サンプルリスト】
以下はよく使われているデッキタイプになります。
左から
【アナカラー墓地退化】
【4cドラグナー】
【青魔導具】
【赤単我我我】
【アナカラーダークネス】
今では5cコントロールの使用率がぐっと下がっています。
理由としては
《ドラゴンス・サイン》→《龍風混成 ザーディクリカ》のパッケージが【4cドラグナー】に吸収され
ハンデスするより呪文ロックが優先されたため、少しずつ数を減らしてきたところに
【アナカラー墓地退化】や【青魔導具】【アナカラーダークネス】の数が増加したことにより
コントロールしきれない対面が増えたことも減少に拍車をかけました。
今後も【5cコントロール】が減少すると思われます。
続いては大会結果になります。
大会結果・母数結果
【大会結果】
~第146回VDuelCS アドバンス構築戦~
≪走り馬にも鞭≫
ことわざで「勢いのがある者にさらに力を与える」という意味だそうです。
実はVDuelCSでは毎回バーンメアが入賞してるんですよね。
今回はちょっと特殊なバーンメアが入賞したみたいです。
ぜひ大会結果と共にご覧ください!
↓大会の様子はこちらから
【4cドラグナー】が最大母数という結果となりました。
続いて【赤単我我我】と前のめりなデッキが続いています。
【5cコントロール】の母数が非常に少なくなっています。
以下が上位入賞者のリストとなります。
優勝:赤単我我我【なずな】さん
準優勝:5cバーンメア【モナー】さん
3位:青黒墓地退化【いのり★】さん
4位:4cガイアッシュ覇道【フータロー‼】さん
それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
★【5cコントロール】の母数がとうとう4人にまで減少。
★赤単をケアできて、かつ火力の高い【4cドラグナー】が母数を伸ばしています。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。
今回も上位入賞者にインタビューさせていただきました。
注目デッキ・インタビュー
今回のインタビューは準優勝の『モナー』選手になります!!
大会の感想や使用デッキ、考え方を伺いました!
準優勝:モナー選手
Q:今大会で使用したデッキ名と使用した理由をお聞かせください。
→デッキ名:『5cバーンメア』
【戦績:準優勝 ≪60人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選8位通過】
1回戦:vs アナカラーダークネス 【勝利】
2回戦:vs 旅路バーンメア 【勝利】
3回戦:vs 赤単我我我 【敗北】
4回戦:vs 赤単我我我 【勝利】
5回戦:vs アナカラーダークネス 【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:旅路バーンメア 【勝利】
2回戦:4cガイアッシュ覇道 【勝利】
準決勝:4cガイアッシュ覇道 【勝利】
決勝:赤単我我我 【敗北】
メインデッキ
超次元ゾーン
超GRゾーン
相手の意表を突けることに加えて
最近の環境にとって大量マナブーストが多いため、刺さりが良く、その活躍に驚いています。
【青・黒】の色が優秀なのと
【赤単我我我】や【赤青ギャラクシー】などビートダウンに強く、一番安心できる受け札なので採用しました。
Q:こだわった点などはありますか?
《ニコル・ボーラス》を自然に使えること。
ニコルが好きなんです・・・
想定対面としては【赤単】と【5c】を想定していました。
Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?
多色枚数が19を超えないように構築することです。
5cというデッキタイプ上、多色枚数が増えがちですが
増やしすぎるとプレイしたいターンに濁ってしまう確率を下げたいからです。
また、できるだけ多くのゾーンを触りながらコントロール出来ることを念頭に起きました。
そして必ず《ニコル・ボーラス》を自然にプレイできることを前提とし
フィニッシュに【ダンテチャフ】のパッケージが採用出来ることも強みです。
Q:大会に参加してみていかがでしたか?
凄く楽しかったです!
ニコルもダンテも墳墓も出来ました!
モナー選手!
インタビューにお答えいただきありがとうございました!
確かに環境的にも《天使と悪魔の墳墓》の通りがよく
さらに《ニコル・ボーラス》への愛が伝わってくるインタビューとなりました!
改めて準優勝おめでとうございます!
次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。
もう少しだけお付き合いください!!
今後のアドバンス考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきます。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
ここまで
【よく使われているデッキ】
【大会結果・母数詳細】
【注目デッキ・インタビュー】
をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると
【対GR・対ビートダウン】を意識する。
このポイントが重要になりそうです。
理由としては【アナカラーダークネス】と【赤単我我我】の活躍です。
オリジナルとは違い、アドバンスでは
【アナカラーダークネス】は【GRクリーチャー】でのリソース確保
【赤単我我我】では《GIRIGIRI・チクタック》での打点形成が主流となっているため
《とこしえの超人》が高い確率で採用されています。
また《とこしえの超人》はG・ストライクも搭載されており、受け札にもなることからビートダウンに対しても活躍を見せています。
つまり、逆を言うと3ターン目までに必ず盤面にクリーチャーがいることにも繋がります。
となると【相手のクリーチャーが破壊された時】【バトルに勝った時】などのテキストが記載されているカードの活躍が見込まれます。
また大量展開を防ぐのであれば《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》の採用も検討されますが
自身にも影響があるため、自身のGRをどのようにコントロールするかが課題となります。
【バトルに勝った時】で有名なカード例は下記の通りです。
《Disノメノン》《ドルツヴァイ・アステリオ》《姫様宣言プリンプリン》《闘門の精霊ウェルキウス》
特に《ドルツヴァイ・アステリオ》は非常に気になります。
マナの伸び方が他のデッキと比較して圧倒的に早いことから、大型クリーチャーでの制圧が早期に可能となります。
また、大型クリーチャーの制限もないため【ビートダウン】に対する防御札・メタカードを採用しやすく
自然文明である点から《とこしえの超人》も採用できるのも魅力です。
またずっと記載し続けていて、少しお恥ずかしいのですが
やはり毎回【旅路・シータバーンメアデッキ】が上位入賞している点からもジョーカーズの通りがよいことが感じられます。
《奇天烈 シャッフ》が搭載された【シータバーンメア】
最速3ターン目に呪文ロックの可能性を秘めた【旅路バーンメア】
今回のような【5cバーンメア】など様々なデッキに変化を遂げている《バーンメア・ザ・シルバー》
皆様もオリジナルな【バーンメアデッキ】を作成してみてはいかがでしょうか。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。
非常に盛りだくさんの内容でお送りしました!
次回の弾でなにやら超次元に関するカードが多く発表されたので
環境が一新される可能性があります! 非常に楽しみですね・・・!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!