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2022.2.11

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.22 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.22 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第146回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。

本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。

目次

最近話題のデッキ


それでは現在アドバンスでも使われている【オリジナル構築】デッキとその構築を解説していきます。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!




【アナカラー墓地退化】


特徴:最速4ターン目に呪文・クリーチャーロックデッキがアドバンスでも活躍中!


アドバンス構築戦では少し苦手としているラッカ鬼羅.starが少なく

呪文メタが4cドラグナーorリースRXしかないため、非常に通りが良いデッキとなっています。


がしかしその数が増えないのはアドバンス構築戦における【赤単我我我】と【アナカラーダークネス】の存在です。


変化がある部分としてはアドバンス構築戦に対応するために《とこしえの超人》が採用されています。

枠の入れ替えとしては《戯具 ヴァイモデル》もしくは《終末の時計 ザ・クロック》の枚数を割いている形が多いです。


《とこしえの超人》が採用されている理由としては

【リースRX】【4cドラグナー】など積極的に外部ゾーンを使用するデッキが多いため半ば必須となります。

またガードストライクによる受けカードにもなることから、入れ替える枠としても上記の2枚が入れ替え候補となります。


外部カードの準備の必要性がないのも人気の理由だと思われます。


おすすめ度★★★★★

プレイ難度★★★★☆

構築自由度★★★★☆


【サンプルリスト】

4

4

2

4

4

1

1

4

4

1

1

4

1

2

3





以下はよく使われているデッキタイプになります。


左から

【アナカラー墓地退化】

【4cドラグナー】

【青魔導具】

【赤単我我我】

【アナカラーダークネス】


今では5cコントロールの使用率がぐっと下がっています。


理由としては

《ドラゴンス・サイン》《龍風混成 ザーディクリカ》のパッケージが【4cドラグナー】に吸収され

ハンデスするより呪文ロックが優先されたため、少しずつ数を減らしてきたところに

【アナカラー墓地退化】や【青魔導具】【アナカラーダークネス】の数が増加したことにより

コントロールしきれない対面が増えたことも減少に拍車をかけました。


今後も【5cコントロール】が減少すると思われます。



続いては大会結果になります。


大会結果・母数結果

【大会結果】

~第146回VDuelCS アドバンス構築戦~

 ≪走り馬にも鞭≫


ことわざで「勢いのがある者にさらに力を与える」という意味だそうです。


実はVDuelCSでは毎回バーンメアが入賞してるんですよね。


今回はちょっと特殊なバーンメアが入賞したみたいです。

ぜひ大会結果と共にご覧ください!


↓大会の様子はこちらから


  

【4cドラグナー】が最大母数という結果となりました。

続いて【赤単我我我】と前のめりなデッキが続いています。

【5cコントロール】の母数が非常に少なくなっています。


以下が上位入賞者のリストとなります。

     

優勝:赤単我我我【なずな】さん


準優勝:5cバーンメア【モナー】さん


3位:青黒墓地退化【いのり★】さん


4位:4cガイアッシュ覇道【フータロー‼】さん


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】


~特筆点~

★【5cコントロール】の母数がとうとう4人にまで減少。

★赤単をケアできて、かつ火力の高い【4cドラグナー】が母数を伸ばしています。




以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。

今回も上位入賞者にインタビューさせていただきました。

注目デッキ・インタビュー

今回のインタビューは準優勝の『モナー』選手になります!!


大会の感想や使用デッキ、考え方を伺いました!


準優勝:モナー選手


Q:今大会で使用したデッキ名と使用した理由をお聞かせください。

→デッキ名:5cバーンメア




【戦績:準優勝 ≪60人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選8位通過】
1回戦:vs アナカラーダークネス   【勝利】
2回戦:vs 旅路バーンメア          【勝利】
3回戦:vs 赤単我我我            【敗北】
4回戦:vs 赤単我我我            【勝利】
5回戦:vs アナカラーダークネス       【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:旅路バーンメア          【勝利】

2回戦:4cガイアッシュ覇道     【勝利】

準決勝:4cガイアッシュ覇道             【勝利】
決勝:赤単我我我             【敗北】

         

メインデッキ

2

4

4

2

2

2

3

4

2

2

3

2

2

2

1

1

1

1

超次元ゾーン

1

1

1

1

1

1

1

1

超GRゾーン

2

2

2

2

1

1

1


【使用理由】

元々【5cチェンジザ】を使っていて

その上で《バーンメア・ザ・シルバー》を使いたくて
無理やり継ぎ足したら【5cバーンメア】になりました!


潤滑油としての《超次元グリーンレッド・ホール》の発見は革命でした!


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

8枚しか入っていませんが引ければ、マナ加速を行います。

《フェアリー・ミラクル》を成功させることができれば◎です。


【中盤】

5マナで《灰になるほどヒート》から《バーンメア・ザ・シルバー》

もしくは《グレープ・ダール》から《バーンメア・ザ・シルバー》

もしくは《フェアリー・ミラクル》が成功している場合

6マナで《龍装艦 チェンジザ》から《灰になるほどヒート》を唱えるなど、出来る限りこの段階で詰めます。


【終盤】

《ニコル・ボーラス》《ドンジャングルS7》で手札・盤面を制圧し

《時の法皇 ミラダンテXII》《ジャミング・チャフ》で反撃を許さないように詰めていきます。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


相手の意表を突けることに加えて

最近の環境にとって大量マナブーストが多いため、刺さりが良く、その活躍に驚いています。

【青・黒】の色が優秀なのと

【赤単我我我】や【赤青ギャラクシー】などビートダウンに強く、一番安心できる受け札なので採用しました。

【蘇生】と【破壊】

どちらのタイミングでトリガーしても、 器用に使い分けられるので重宝しています。


《天災 デドダム》《ドンドン火噴くナウ》など能動的に墓地に落とす手段が少ないので《灰燼と天門の儀式》にはしていません。

最強のルーターです。


主に《灰になるほどヒート》を唱えたり

《ジャミング・チャフ》を唱えて、《バーンメア・ザ・シルバー》で安心して詰めるなど攻めに使用できます。

5コスト以下の呪文が多数採用されているので、器用に取れて万能だと思っています。


またテクニックとして
《龍装艦 チェンジザ》を召喚し、効果で《超次元グリーンレッド・ホール》を唱え、火のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出します。
そうすることで《龍装艦 チェンジザ》にこのターン中アンタップキラーを付与することが可能です。


これによって、 《龍装艦 チェンジザ》が攻撃する時、追加でドローすることもでき
更に《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジできるようになる使い方もあります。

火文明を出すとターン指定アンタップキラーを付与することができ、盤面処理が可能です。

自然文明だとマナ回収が付いてくるため、後半にも腐りません。


両方を満たす《激相撲!ツッパリキシ》は回収しながら盤面を取りつつ
さらにコマンドなので《SSS級天災 デッドダムド》へ侵略できる点も強みです。


今回は上記で記載したように《龍装艦 チェンジザ》《超次元グリーンレッド・ホール》を打ち
マナにある《時の法皇 ミラダンテⅫ》を回収して

そのまま《龍装艦 チェンジザ》《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジして相手を封殺することも出来ました。


Q:こだわった点などはありますか?

《ニコル・ボーラス》を自然に使えること。

ニコルが好きなんです・・・


想定対面としては【赤単】と【5c】を想定していました。


Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?

多色枚数が19を超えないように構築することです。

5cというデッキタイプ上、多色枚数が増えがちですが

増やしすぎるとプレイしたいターンに濁ってしまう確率を下げたいからです。


また、できるだけ多くのゾーンを触りながらコントロール出来ることを念頭に起きました。


そして必ず《ニコル・ボーラス》を自然にプレイできることを前提とし

フィニッシュに【ダンテチャフ】のパッケージが採用出来ることも強みです。


Q:大会に参加してみていかがでしたか?

凄く楽しかったです!
ニコルもダンテも墳墓も出来ました!




モナー選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!


確かに環境的にも《天使と悪魔の墳墓》の通りがよく

さらに《ニコル・ボーラス》への愛が伝わってくるインタビューとなりました!


改めて準優勝おめでとうございます!


次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。

もう少しだけお付き合いください!!


今後のアドバンス考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきます。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


対GR・対ビートダウンを意識する。


このポイントが重要になりそうです。


理由としては【アナカラーダークネス】と【赤単我我我】の活躍です。


オリジナルとは違い、アドバンスでは

【アナカラーダークネス】は【GRクリーチャー】でのリソース確保

【赤単我我我】では《GIRIGIRI・チクタック》での打点形成が主流となっているため

《とこしえの超人》が高い確率で採用されています。


また《とこしえの超人》はG・ストライクも搭載されており、受け札にもなることからビートダウンに対しても活躍を見せています。

つまり、逆を言うと3ターン目までに必ず盤面にクリーチャーがいることにも繋がります。


となると【相手のクリーチャーが破壊された時】【バトルに勝った時】などのテキストが記載されているカードの活躍が見込まれます。


また大量展開を防ぐのであれば《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》の採用も検討されますが

自身にも影響があるため、自身のGRをどのようにコントロールするかが課題となります。


【バトルに勝った時】で有名なカード例は下記の通りです。

《Disノメノン》《ドルツヴァイ・アステリオ》《姫様宣言プリンプリン》《闘門の精霊ウェルキウス》


特に《ドルツヴァイ・アステリオ》は非常に気になります。


マナの伸び方が他のデッキと比較して圧倒的に早いことから、大型クリーチャーでの制圧が早期に可能となります。


また、大型クリーチャーの制限もないため【ビートダウン】に対する防御札・メタカードを採用しやすく

自然文明である点から《とこしえの超人》も採用できるのも魅力です。


またずっと記載し続けていて、少しお恥ずかしいのですが

やはり毎回【旅路・シータバーンメアデッキ】が上位入賞している点からもジョーカーズの通りがよいことが感じられます。

《奇天烈 シャッフ》が搭載された【シータバーンメア】

最速3ターン目に呪文ロックの可能性を秘めた【旅路バーンメア】

今回のような【5cバーンメア】など様々なデッキに変化を遂げている《バーンメア・ザ・シルバー》


皆様もオリジナルな【バーンメアデッキ】を作成してみてはいかがでしょうか。


【最後に】

いかがでしたでしょうか。

非常に盛りだくさんの内容でお送りしました!


次回の弾でなにやら超次元に関するカードが多く発表されたので

環境が一新される可能性があります! 非常に楽しみですね・・・!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ