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2022.1.25

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.19 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.19 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第138回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。

本大会は【2ブロック構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
【十王編・王来編】で収録されているカードだけで遊びます。
マーク付きで再録されているカードは以前収録されているカードでも使用可能です。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

現在の新規環境デッキ


それでは現在オリジナルで使われているデッキをその評価と共にご紹介させていただきます。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【現環境で活躍しているデッキ】

【5cコントロール(ドラサイ型)】


理由:

《希望のジョー星》が殿堂入りを果たしたことで

【5cドラサイ】が環境トップの母数になりました。

その内容も変化しています。


新たに採用された《覚醒連結 XXDDZ》が光/闇/火文明かつコスト5以上のドラゴン/コマンドのため

全ての革命チェンジに対応しており、さらにスピードアタッカーということで

《時の法皇 ミラダンテⅫ》《轟く革命 レッドギラゾーン》に革命チェンジすることで

呪文ロックしながらいきなりの打点を形成することができます。


中には《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》の採用型もあり

【革命チェンジ】に寄せたデッキタイプであることからも

《希望のジョー星》の殿堂は非常に影響があったと思われます。


・・・これオリジナル環境じゃなくて2ブロック環境なんで

《希望のジョー星》関係ないんですがなんとこのデッキ。

2ブロックでも使用できるんです!


もちろん少し弱体化は受けています。

《SSS級天災 デッドダムド》が使用できなかったり

《フェアリー・ミラクル》が使用できなかったりすることで

盤面処理能力やマナ加速に不安が残ります。


が、しかし!

その分《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》を増量することでケアしたり

盤面処理については《百族の長 プチョヘンザ》で対応することもできます。

《百族の長 プチョヘンザ》《覚醒連結 XXDDZ》で革命チェンジできるのでおすすめです。

2ブロックでは圧倒的5cコントロール環境となっています。

果たしてその環境の中でどのようなデッキが活躍しているのか

それでは結果をご覧いただきましょう。


続いては今回の大会結果・母数詳細になります。

大会結果・母数詳細

【大会結果】

~第138回VDuelCS 2ブロック構築戦~

≪ 封印されし者≫



54名で開催されたVDuelCS。

タイトルの『封印されし者』とは?



それでは早速大会結果を確認してみましょう。


↓大会の様子はこちらから



5cコントロール】が最大母数続いて【アナカラーハンデス】【4cベンゼーロ】という結果に。

まさかの2ブロック環境に【アナカラーハンデス】が登場。


以下が上位者のリストになります。

     

優勝:5cコントロール


準優勝:赤白鬼羅.star


3位:アナカラーハンデス





それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

・【5cコントロール】の母数がまさかの6割以上

・【JO退化】や【4c天門】などがオリジナルデッキが出現しています



以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー

今回は準優勝者の方にインタビューさせていただきました!

『せたがや』選手

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!


Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。

→デッキ名:赤白鬼羅.star




【戦績:準優勝≪54人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選3位通過】
1回戦:vs アナカラーハンデス         【勝利】                 
2回戦:vs 5c天門               【勝利】
3回戦:vs 5cヴォルゼオス               【勝利】
4回戦:vs 4c天門デリート               【勝利】
5回戦:vs 5cドラサイ                           【敗北】


【決勝トーナメント】
1回戦:ラッカギャラクシールド             【勝利】

2回戦:5cヴォルゼオス          【勝利】
準決勝:4c天門デリート                      【勝利】
決勝戦:5cドラサイ             【敗北】

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1

Q:大会に参加してみていかがでしたか?


実は2ブロックでデュエマするのは初めてだったのですが

引きが良かったのもあって、勝ち上がれちゃいました。



Q:使用理由をお聞かせください。

もともとオリジナル用に作ったデッキでしたが

ほとんどが2ブロック対応のカードで構成されていて

かつオリジナルでもそこそこ強かったので使いました。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。



【序盤】

2ターン目までに8投したメタクリーチャー(《天翼 クリティブ-1》《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》)を引いて出します。

たまに中盤以降で使いたいカードをマナに置かないと色が無くて出せない時があるので、そこは注意です。


【中盤】

3ターン目の動きとしては《「正義星帝」》《BIRIBIRIII・ビリー》を出し

次のターンの《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》及び《キャンベロ <レッゾ.Star>》着地のために備えます。


《「正義星帝」》は次のターンに上記2体のフィニッシャーの着地が約束される優れものですが

《BIRIBIRIII・ビリー》も上振れたときの恩恵がでかい優秀なクリーチャーです。

ただ除去耐性が無いため、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》が痛いので注意しなければなりません。


もし相手のデッキが【天門】や【5c】といった受けが硬いデッキであれば

相手の手札やマナ、墓地がたまる前に序盤に出したメタクリで殴りに行くプランもあります。

特に《灰燼と天門の儀式》《霊宝 ヒャクメ-4》《ヘブンズ・ゲート》

このデッキにとって厄介なトリガーなので、先に踏んでおきたいです。


【終盤】

理想としては4ターン目に《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》《「正義星帝」》の上に進化させて

そのまま《正義の煌き オーリリア》《大爆龍 ダイナボルト》を踏み倒し、殴りに行きたいのですが

そのプランが取れなかった時や一旦様子見したい時に《キャンベロ <レッゾ.Star>》がフィニッシャー兼繋ぎとして活躍します。

出したら絶対にターンが帰ってくるので安心感があり、しっかり打点を揃えてから殴りに行くことが出来ます。

《大爆龍 ダイナボルト》+《キャンベロ <レッゾ.Star>》のパッケージもかなり強いです。



【こだわった点】

《“轟轟轟”ブランド》の採用です。

一見すると《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》の踏み倒し効果や

《BIRIBIRIII・ビリー》のマジボンバーの邪魔になるだけのオシャレ枠に見えますが


リソースを取る手段がほとんど無いこのデッキでは

普通に動いてたら手札が1〜2枚以下になることが日常茶飯事なので

簡単に0コスで出せて即殴れる貴重な打点になります。


またcipでの1ドローが《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》やビリーのマジボンバーの踏み倒し先の確保につながり

6000火力で相手の踏み倒しメタを焼いたりすることも出来るので、むしろ相性は抜群です。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


もちろん《ドラゴンズ・サイン》に対するメタです。


《奇天烈 シャッフ》と違って5以下ならなんでも止められるので

2ブロック構築において《正義の煌き オーリリア》が最強の呪文メタになります。

「獅子王の遺跡」もケアできます。地味に攻撃曲げがついてるのも◎。


5cに対しては絶対に出したい1枚です。

【ターボデリート】に対するメタ、枠圧縮、ブラフのために採用しました。


実は最後の1枠が決まらなくてオシャレ枠みたいな感じで採用した感は否めませんが、

しっかり予選と本戦で【ターボデリート】と当たれたので良しとしましょう。


次からはしっかり考えてから採用したいと思います。

受け兼ブロッカー除去、及び《大爆龍 ダイナボルト》の5枚目以降として採用しました。


シンカパワーでの《超音速 ターボ3》効果は

《“轟轟轟”ブランド》まで採用するほど手札が枯渇するこのデッキでは

実質3ドローなので、かなり強力です。

Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?

意識した対面は【ドラサイ型5c】や【5cヴォルゼウス】などの5c全般です。


環境最大母数と聞いていたので

何も対策せずに出ても勝てないことは明白なので、出来るだけ対策はしました。


今回の大会ではその対策のために採用したカードが

【5c】や【4c】といったデッキにしっかりと刺さってくれたので嬉しかったです。



せたがや選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!


せたがや選手のこだわりが感じられる構築・枚数が非常に感じられるインタビューでした!

流行りの5cコントロールへのアプローチだけでなく

【鬼羅.star】に注目し、赤白のカラーリングでの突破口を見つけたのは流石です!


改めて準優勝おめでとうございます!!

今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後の2ブロック環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。

ここまでご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


【オリジナル環境】を意識する。

このポイントが重要になりそうです。


理由としては

【5cドラサイ】のデッキ内容がほとんど【オリジナル】構築戦と被っており

【JO退化】【アナカラーハンデス】の登場。

オリジナル環境でも活躍しているデッキが流行しております。


想定すべきはきっかけになる呪文。

【5cコントロール】の《ドラゴンズ・サイン》

【JO退化】の退化用呪文《クリティカル・ラブ》

【アナカラーハンデス】のハンデス呪文《ゴースト・Re:タッチ》

など5コスト以下の呪文で形成されています。


準優勝の構築に採用されている《正義の煌き オーリリア》は5cコントロールが大多数の環境では非常に役立ちます。


【最後に】

いかがでしたでしょうか!

2ブロックを席巻するオリジナル構築デッキ!


オリジナル環境で通用するデッキが実は2ブロックでも通用できる上に

実はオリジナル環境で流行するループデッキがなく、知識を存分に使用できる環境だと思います。

一度ご自身のデッキを確認してみてください!


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ