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2022/02/01(火) 20:00

【解説】エルドリッチ解体新書 | かっつーの決闘戦略

エルドリッチ解体新書 | かっつーの決闘戦略
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かっつー

かっつー

晩御飯の後に緑茶を飲みながら、ぼーっとしている時間がこの世で最も幸せな時間だと思っている決闘者。

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エルドリッチ解体新書

目次

はじめに

皆さんおはこんばんにちはかっつーです。

大変お待たせ致しました。

今回こそ本当に《エルドリッチ》についての解説記事です。

《エルドリッチ》は私も大好きなテーマの1つで

遊戯王OCGチャンネル』内の

【遊戯王】店舗スタッフ本気構築!「コード・トーカー」VS「エルドリッチ」今本当に使ってます!!

(注:動画は2020年10月1日適用のリミットレギュレーション)でも使用していたほどです。


先日リリースされた『遊戯王 マスターデュエル』でも、《エルドリッチ》が注目されていますね!


デッキを作成された決闘者、今から作成予定の決闘者はもちろん

《エルドリッチ》について知りたい決闘者にとっても

有益なものとなればいいなと考えておりますので、ぜひ最後までお読みください。


それでは《エルドリッチ》について

2.エルドリッチカードの解説

3.対戦で意識する点

の大きく3項目で紹介させて頂きます。

《エルドリッチ》強力な罠カードである

《スキルドレイン》《御前試合》《魔封じの芳香》などを駆使して、相手の動きを鈍らせ

エースモンスターの《黄金卿エルドリッチ》で戦うデッキです。


個人的に「遊戯王を復帰しよう!」や「遊戯王がうまくなりたい!」

と思っている決闘者にとてもオススメなデッキです。


理由は遊戯王のいろはを詰め込みつつ奥の深いデッキだからです。


《御前試合》

①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上の場合には1種類になるように墓地へ送らなければならない。

例えば、《御前試合》を発動する時も

「相手モンスターの召喚成功時に発動する」のか

「相手がモンスターを特殊召喚する効果にチェーンして発動する」のか

など様々な使い方があります。


相手が使用しているデッキの属性がバラバラであった場合には

動きを大きく鈍らせることができるため、非常に有効ではありますが

《デスピア》などの属性がある程度統一されているデッキですとあまり有効ではありません。


このように1枚のカードをいつ発動するのか

発動することで相手に有効なカードかを見極めていく必要があります。


つまりは『己を知り、彼を知る』(詳しくはコチラ)ことが出来るからです。


そのほかにも「遊戯王に復帰しよう」と思っている方にとって

リンク召喚やペンデュラム召喚など離れていた間に出た新たな召喚方法に困惑することも多いと思いますが

《エルドリッチ》はあまりそういった召喚方法を使用しない点でも、オススメです。

1-1『遊戯王 マスターデュエル』でエルドリッチが注目されている理由

最近『YouTube』や『Twitter』を見ていると

『「遊戯王 マスターデュエル」で強いデッキは《エルドリッチ》

といった記述がちらほら見られるので、このことについて簡単に説明いたします。


《エルドリッチ》が強い理由はシングル戦であるからです。


シングル戦ではサイドチェンジが行われないため

先攻で強固なフィールドを目指して動く

《天威+勇者》《未界域+暗黒界》などの『先攻が得意なデッキ』


後攻1ターン目で相手のライフポイントを0にすることを狙った

《サイバー・ドラゴン》《ヌメロン》といった『後攻が得意なデッキ』


この2つの傾向に分かれることが多く

《エルドリッチ》はその中でも前者に該当します。


そしてこの後に詳しく紹介しますが

《エルドリッチ》は他のデッキと比べて

《灰流うらら》《増殖するG》などのカードがあまり脅威ではないためです。


他にも『遊戯王 マスターデュエル』においてデッキに必須なURカードが

《黄金卿エルドリッチ》のみと他のデッキより作りやすいのも理由かと思います。

2.エルドリッチカードの解説

2-1エルドリッチモンスター

《黄金卿エルドリッチ》

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。

②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。

《エルドリッチ》デッキの主軸となるカード


①の効果は後攻時の相手フィールドの突破に役立ちつつ

一緒に墓地へ送った《エルドリッチ》の魔法・罠カードは

墓地にあると効果を使うことができるので相性が良いです。


②の効果は①の効果で墓地に送った後

もしくは1度フィールドに出した後戦闘または効果で破壊されても

自分フィールドの魔法・罠カードを墓地に送ることで手札に加えられ、そのままフィールドに特殊召喚することもできます。

このことから状況に応じた動きを取ることが可能です。


ただし、①②どちらの効果も《墓穴の指名者》で無効にされる上

多くの《エルドリッチ》デッキは《黄金卿エルドリッチ》以外のモンスターを採用していないので、複数枚除外されるとかなり厳しくなります。

2-2エルドリッチ魔法・罠カード

《呪われしエルドランド》

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はアンデット族モンスターでしか攻撃宣言できない。

②:800LPを払って発動できる。
デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

このカードがフィールドにある間

②の効果で自分は800ライフポイントを払うことで継続的にカードを手札に加えることができます


もし、《サイクロン》などで破壊されても③の効果を使用できるので、とても強力な1枚です。

ここから紹介する魔法・罠カードの②の効果はそれぞれ対となっており


「エルドリクシル」カードは「黄金郷」カードをセットすることができ

「黄金郷」カードは「エルドリクシル」カードをセットすることができます。


ただし『このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。』となっていることには注意が必要です。


また、《黄金郷のコンキスタドール》《黄金郷のワッケーロ》は①の効果を使うとメインモンスターゾーンに特殊召喚されるので

②の効果を使用するため、リンク召喚やシンクロ召喚の素材とするなど墓地に送る必要があります。

《白き宿命のエルドリクシル》

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①:自分の手札・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
《黒き覚醒のエルドリクシル》

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①:手札・デッキからアンデット族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

エルドリクシル魔法カードの2種類


《白き宿命のエルドリクシル》は速攻魔法で『手札・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。

自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。』効果を持っています。


《黒き覚醒のエルドリクシル》は通常魔法で『手札・デッキからアンデット族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。』効果を持っています。


《隣の芝刈り》《名推理》を入れている60枚デッキの場合

②の効果で「黄金郷」カードをセットできるために2~3枚づつ入れますが

40枚デッキの場合、0~1枚を入れるにとどまっています。


理由として

通常魔法と速攻魔法であることから相手ターン中に発動できるのが《白き宿命のエルドリクシル》のみであり

かつ、『手札・墓地』からの特殊召喚となるため

手札に《黄金卿エルドリッチ》がある場合は、《黄金卿エルドリッチ》の①の効果を優先的に使用したいこと

《黄金卿エルドリッチ》は②の効果で手札に加えやすいことから

墓地に《黄金卿エルドリッチ》があることは決闘中ではあまりないという問題があります。


さらにこの問題を解決するカードが存在しております。

《紅き血染めのエルドリクシル》

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①:自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

その問題を解決するカードこそ、このカード

《紅き血染めのエルドリクシル》


《白き宿命のエルドリクシル》《黒き覚醒のエルドリクシル》を足して2で割ったような①の効果を持っており

更に罠カードであるため、相手ターンにも発動することができることから《エルドリッチ》デッキには3枚欲しいカードです。

黄金郷と名のついた罠カード3種類。

特殊召喚する際、自分フィールドに《黄金卿エルドリッチ》がいると真価を発揮できるカード。


《黄金郷のコンキスタドール》は相手フィールドの表側表示のカードを対象を取らない破壊すること

《黄金郷のワッケーロ》は墓地のカードを対象を取らない除外すること

《永久に輝けし黄金郷》は相手のモンスターの効果・魔法・罠の発動を無効にすること


それぞれ強力な効果で《エルドリッチ》の補助をしてくれるカードです。


デッキに入れる枚数も先程の60枚デッキだと

《黄金郷のコンキスタドール》 3枚

《黄金郷のワッケーロ》 2~3枚

《永久に輝けし黄金郷》 2枚で


40枚デッキだと

《黄金郷のコンキスタドール》 3枚

《黄金郷のワッケーロ》 1枚

《永久に輝けし黄金郷》 1枚です。

3.対戦で意識する点

《エルドリッチ》デッキを使用する上で覚えておいて欲しいことを1つ。


それは《紅き血染めのエルドリクシル》《黄金郷のコンキスタドール》などを発動する場合

チェーン1《黄金郷のコンキスタドール》or《黄金郷のワッケーロ》

チェーン2《紅き血染めのエルドリクシル》or《白き宿命のエルドリクシル》

このようにチェーンの順番を組むようにすることです。


ご存知の決闘者も多いと思いますが、遊戯王はチェーン○の数字が大きい方から順番に処理が行われていきます。


先に《紅き血染めのエルドリクシル》or《白き宿命のエルドリクシル》の①の効果を発動することによって

《黄金卿エルドリッチ》を特殊召喚することが出来ます。


その後、《黄金郷のコンキスタドール》or《黄金郷のワッケーロ》の①の効果が発動することによって

『自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、さらに~~(以下略)』

この効果を発動するための条件を満たすことが可能となります。

3-2《灰流うらら》の発動タイミング

《灰流うらら》

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果

《エルドリッチ》と対戦する際の《灰流うらら》


ズバリ! 《紅き血染めのエルドリクシル》《黒き覚醒のエルドリクシル》に発動しましょう。


理由として

3-1《紅き血染めのエルドリクシル》《黄金郷のコンキスタドール》の発動の順番について

で考えると分かりやすいかもしれません。


チェーン1《黄金郷のコンキスタドール》or《黄金郷のワッケーロ》

チェーン2《紅き血染めのエルドリクシル》

チェーン3《灰流うらら》


このように《紅き血染めのエルドリクシル》の①の効果を《灰流うらら》で無効にすると

《黄金卿エルドリッチ》の特殊召喚を無効にすることが出来ます。


《黄金郷のコンキスタドール》の①の効果処理の時に、フィールドに《黄金卿エルドリッチ》がいない状況になり

《黄金卿エルドリッチ》が存在する場合という条件を満たさなくなるため、カードを破壊することが出来なくなります。


《灰流うらら》《紅き血染めエルドリクシル》《黒き覚醒のエルドリクシル》に発動するようにしましょう。


⦅注⦆相手が60枚構築の場合は《隣の芝刈り》《名推理》に発動しましょう。

3-3《増殖するG》の発動タイミング

《増殖するG》

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。

①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。

《増殖するG》は...正直言ってかなり難しいです。


理由としては《エルドリッチ》は1ターンに何度も特殊召喚を行わないため

《白き宿命のエルドリクシル》などの魔法・罠カードにチェーンして発動しても1枚ドローで終わる事が大半です。


その中でも唯一ココ! といえば

3-1《紅き血染めのエルドリクシル》《黄金郷のコンキスタドール》の発動の順番についてでも挙げた

チェーン2の《紅き血染めのエルドリクシル》or《白き宿命のエルドリクシル》にチェーンして発動しましょう。


このタイミングであれば、2枚ドローできます。


言い換えれば《エルドリッチ》には《増殖するG》があまり有効ではないので

《エルドリッチ》が流行しているときは《増殖するG》の採用枚数を減らすことも視野に入れておくといいです。

3-4《無限泡影》の発動タイミング

《無限泡影》

自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。

①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。

《エルドリッチ》《スキルドレイン》を採用できるほど

モンスターの効果を使用しないデッキであることから

《無限泡影》もあまり有効ではないかと思いますが


重要なのは《無限泡影》

『セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。』

ココです!


《スキルドレイン》などの永続罠カードと同じ縦列にセットした《無限泡影》を発動することで

このターンは効果を無効化できるので

『このターンで勝負を決める!』とした時まで温存しておくのがオススメです。

《スキルドレイン》

1000LPを払ってこのカードを発動できる。

①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。

《エルドリッチ》の強さを支えるといっても過言ではない強力なカード。


《スキルドレイン》を突破できず、負けてしまったという決闘者もいると思います。

そこで、突破方法の1つをお教えします。


それは《アクセス・コードトーカー》です。

《アクセス・コードトーカー》の②の効果で自身を除外し《スキルドレイン》を破壊することができます。


ここのミソは《スキルドレイン》は『フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。』することであり

効果の発動は可能であることから、効果処理時にモンスターゾーンに表側表示で存在しなくなっているモンスター効果は無効化されないという点です。


そのため②の効果を発動し、自身を除外すると《スキルドレイン》で無効にしたくても

《アクセス・コードトーカー》はフィールドにいないので無効にはならず、破壊することができるということになります。

デッキレシピ

最後に現時点で私が『遊戯王OCG』と『遊戯王 マスターデュエル』で使用している

《エルドリッチ》デッキのレシピです。

遊戯王OCG

メインデッキ

2

1

1

2

3

3

1

3

3

2

1

3

3

3

3

1

1

1

1

1

1

エクストラデッキ

1

1

2

2

2

2

1

2

2

遊戯王 マスターデュエル

メインデッキ

2

1

1

1

2

3

3

1

1

3

3

1

1

3

3

3

3

1

1

1

1

1

エクストラデッキ

2

3

2

2

3

3

エクストラデッキはOCGの内容を参考にした方がいいと思います。


私はまだ《天霆號アーゼウス》等をもっていないため、内容が変わっています。

最後に

エルドリッチ解体新書と銘打った、今回のコラム。

いかがだったでしょうか?


《エルドリッチ》について少しでもヒントや糸口に繋がればと思います。

情報量も多かったので、何度か読み返したり、似たような場面など対戦の中でふと思い出してもらえると嬉しいです。


今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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