はじめに
まいど!私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第128回VDuelCS~2ブロック~大会の環境解説記事です。
本大会は【2ブロック構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*【十王編・王来編】で収録されているカードだけで遊びます。
*マーク付きで再録されているカードは以前収録されているカードでも使用可能です。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
最近話題のデッキ
それでは現在2ブロックで使われているデッキを
その評価と共にご紹介させていただきます。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【ベンゼーロ】
特徴:最速4ターン目にクリーチャーを大量展開し、圧倒的物量で攻め込むデッキ。
以前の2ブロック環境において猛威を奮ったこのデッキは
《Volzeos-Balamord》が収録され
5cコントロールが非常に増加した環境では
元々有利対面であることからも非常に通りがよい環境となります。
《アルカディアス・モモキング》の減少により
さらに活躍の場を増やしています。
またG・ストライクの種類増加により
非常に受けも厚く赤単にも5分は取れることから
入賞履歴を増やしているデッキとなります。
おすすめ度:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
【代表カード】
名称にもあるようにこのデッキの核となるこのカード。
《砕慄接続グレイトフル・ベン》《偽槍縫合ヴィルジャベリン》など
大型の闇のクリーチャーを場に出すことができます。
8コストと非常に大型の呪文ではありますが
なんとコストを支払うかわりに
自分の手札から闇のカードを3枚捨て
自分の闇のクリーチャーを3体破壊して
この呪文を唱えることができるため、
非常に使いやすい性能となっております。
《砕慄接続グレイトフル・ベン》をこの呪文で場に出した時には
まずこの呪文の効果で墓地が4枚増えており
さらに手札・場から3枚ずつ墓地に置いているため
《砕慄接続グレイトフル・ベン》
の効果で墓地を全てマナゾーンに送ることにより
最低でも9枚はマナを加速することができます。
そこから《砕慄接続グレイトフル・ベン》の効果で
マナゾーンからクリーチャーを召喚できることもあり
手札を切ったことによるリソース不足も回避できるので非常に強力なコンボとなっています。
【ゼーロワンショット】において最重要カードである
このカード。
5cコントロールにも採用されていますが
なによりもこのデッキでは殿堂入りを思わせる程の活躍をしてくれます。
上記の《闇王ゼーロ》で記述した通り
【マナ加速】【リソース確保】【大型ブロッカー】
この3点が非常に強力で、最速でこのクリーチャーが場に立つだけで
次のターンには純粋にマナを支払って大型クリーチャーが展開されてしまいます。
もし出されたらなんとしてでも破壊しましょう。
【5cコントロール《Volzeos-Balamord》】
特徴:歴代最高峰の受け性能をもった5cコントロール。
切り札自体がG・ストライクという受け性能を持っており
S・トリガーと合わせるとデッキの半分以上が受け性能になった上に
アタック時に《ロスト・ソウル》の役割を持っており
さらに手札からマナに置くときにアンタップで置かれるため
色事故を減らしてくれているため安定してブーストが可能である
と、今までの5cコントロールに変革をもたらす【5cコントロール】となります。
おすすめ度:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
『???』《Volzeos-Balamord》?
強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。
パーツたちが躍動する俺のデュエマを、皆さんに見せたいね。
マナに置いてもよし!
G・ストライクで受けてもよし!
切り札にしてもよし!
という本当に隙がないカードが収録されました。
5cコントロールに新たな変革をもたらしました。
手札からマナに置くときにアンタップすることから
3ターン目確定《獅子王の遺跡》をプレイできる筋ができました!
2→4→8のマナカーブが生まれ
《聖魔連結王 ドルファディロム》や《砕慄接続 グレイトフル・ベン》が
軽減や踏み倒しをしなくても場に出せるようになったのは非常に魅力的です。
赤単以外のデッキタイプに対して
かなり早い段階から《ロスト・ソウル》などの大型呪文を唱えることもしばしば。
1パックからパーツがまとめて出てくることからも非常に集めやすく
今、めきめきと使用率が上がっている1枚となります。
大会結果・母数結果
【大会結果】
~第128回VDuelCS 2ブロック構築戦~
≪ディスペクトされしもの≫
今回は様々なディスペクターが活躍したイベントとなりました。
その中でもリスペクトされた、いやディスペクトされたものをご紹介させていただきます。
↓大会の様子はこちらから↓
【5cコントロール】が最大母数という結果に、
約1/2が【5cコントロール】という状況となりました。
《Volzeos-Balamord》が収録され、一気に5色コントロールが
《Volzeos-Balamord》一色になりつつあります。
以下が上位入賞者のリストとなります。
優勝:ベンゼーロ
準優勝:5cコントロール【Volzeos-Balamord】
3位:5cコントロール【Volzeos-Balamord】
4位:シータディスペクター
それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
★5cコントロールが約半分と非常に大きな母数に。
上位2名が5cコントロール。
受け札が20枚以上のデッキも多く赤単が非常に厳しい立ち位置になりそうです。。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。
注目デッキ・インタビュー
優勝:ツミカケ選手
今回はなんとお二人にインタビューさせていただきました!
優勝者の『ツミカケ』選手!
準優勝の『オカド』選手の両名になります!!
大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!
まずはツミカケ選手からのインタビューになります!
Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。
→デッキ名:『ベンゼーロ』
【戦績:優勝 ≪38人規模≫】
【予選:5勝0敗 予選1位通過】
1回戦:vs 5cヴォルゼオス 【勝利】
2回戦:vs 赤単我我我 【勝利】
3回戦:vs 4cミラダンテ 【勝利】
4回戦:vs 轟破天 【勝利】
5回戦:vs 5cヴォルゼオス 【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:4cミラダンテ 【勝利】
準決勝:5cヴォルゼオス 【勝利】
決勝戦:5cヴォルゼオス 【勝利】
2位:オカド選手
続いてのインタビューはオカド選手!
Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。
→デッキ名:『5cドラサイVolzeos Balamord XXDDZ』
【戦績:準優勝 ≪38人規模≫】
予選:4勝1敗
1回戦:赤黒邪王門 【勝利】
2回戦:5cデリート 【勝利】
3回戦:轟破天 【敗北】
4回戦:轟破天 【勝利】
5回戦:4cミラダンテ 【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:5cVolzeos Balamord 【勝利】
準決勝:シータボルバル 【勝利】
決勝戦:ベンゼーロ 【敗北】
受け札で単色と同じ役割をする多色マナとして採用しました。
後半の火力が足りない時などにも使う事も出来るので採用して良かったと思います。
《覚醒連結 XXDDZ》からチェンジ出来る要員でデッキにコマンド持ちが多いので
火力のかさ増しとして採用しました。
Q:大会に参加してみていかがでしたか?
いつも楽しく参加させて頂いております(*ᴗˬᴗ)⁾
Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?
色配分もそうですけど、動きの面白さですね!
今回は《覚醒連結 XXDDZ》がめちゃくちゃ活躍しました!
オカド選手! インタビューにお答えいただきありがとうございました!
しっかりと環境への対策を練った上でのデッキ選択とデッキ構築で見事準優勝!
おめでとうございます!
次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。
もう少しだけお付き合いください!!
今後の2ブロック考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後の2ブロック環境を考察していきます。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
ここまで
【よく使われているデッキ】
【大会結果・母数詳細】
【注目デッキ・インタビュー】
をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると
【対G・ストライク】を意識する。
このポイントが重要になりそうです。
前回では【赤単】に意識するということでしたが赤単の母数が減少しつつあります。
それに伴い【5cコントロール】が非常に多く受け札の多くがG・ストライクに頼っているため
アンタッチャブル効果をもつクリーチャーを採用するだけで非常に生存ターンを得られることになります。
またフィニッシャーとしても優秀であります。
そうです【ジャストダイバー】です。
EXターンを取りながら自身は【ジャストダイバー】を持っていることから
非常に今の環境にとって相性のいいカードとなります。
早期に出せばそれだけで決着がつくこともしばしば。
今回の4位入賞デッキであるシータボルバルもその環境を表していると思います。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。
2ブロックは残念ながら開催数が非常に少ない状況ですが
とても面白い環境ですので是非遊んでみてください!
実は今お持ちのデッキもほとんどが2ブロックのデッキかも・・・?
盛りだくさんの内容でお送りしました!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!