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2021.12.10

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.14 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.14 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第122回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。

本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。

目次

最近話題のデッキ


それでは現在アドバンスで使われているデッキをその評価と共にご紹介させていただきます。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!




【青単・青t黒スコーラー】



特徴:最速4ターン目に大量に呪文を詠唱し、そのまま勝利へ向かうループデッキ。


今グルメ(巨大)墓地ソースと共に入賞と噂をかっさらっている話題のデッキ。

《月下旋壊 ド・リュミーズ》をメインウェポンとし

主なパーツは青魔導具呪文で構成されていることから

【青魔導具】と呼称されることもありますが、明確な違いはループする点です。


4ターン目に安定してループに入る可能性があり

そのキルターンも既存の青魔導具とは違い、相手のシールドをブレイクすることなく勝利することができるため

青魔導具vol.2といってもいいでしょう。


比較的集めやすいカードで構成されているため

ループ方法だけ記憶できれば簡単に大会に出れるポテンシャルを持ち合わせているのも非常に好印象です。


水文明だけで構成されるタイプと闇文明を少し搭載した(タッチ)t黒の2種類あります。

受け性能が高い方が水文明だけで構成されたデッキが青単。

既存の青単スコーラーを改良し、盾落ちケアやかゆいところに届くように構成されたデッキが(タッチ)t黒となります。


動き方を簡単に説明すると

①1~3ターン目にドローやサーチで《月下旋壊 ド・リュミーズ》《超宮兵 マノミ》を手札に集める。

②4ターン目に手札の魔導具を代替コストに0コストで《月下旋壊 ド・リュミーズ》を詠唱したり、1コスト呪文を詠唱して呪文を3回以上詠唱する。

《超宮兵 マノミ》をG・ゼロで召喚し手札を補充しながら、呪文を5回以上唱える。

③ここからデッキ構築によって勝利する方法が違うため、割愛しますが

《I am》型→ループして相手のデッキを0にする。

《神の試練》型→ラッキーナンバーを唱え、EXターンを取って殴り切る。

現在この2種類が確認されています。



おすすめ度★★★★★

プレイ難度★★★☆☆

構築自由度★★★★☆


【代表カード】

本デッキのタイトルとなる潤滑油カード。

まさにこのデッキのために生まれてきたのでは? と言わんばかりにこのデッキとの相性は抜群。


単純に0コスト3ドローのドローソースだけでなく

手札の魔導具を代替コストに0コストで呪文を詠唱できる点も後に記述する《次元の嵐 スコーラー》とも相性が◎。

なんといってもEXターンの取りやすさ。

《魔導管理室 カリヤドネ》と組み合わせるだけでお手軽EXターンが約束される1枚。


実はゲーム上1回しか使用できないので、相手がこのカードでEXターン取ると自分は取れなくなるということ忘れがちなんですよね・・・。

やってきました。悪夢再来。

《魔導管理室 カリヤドネ》って殿堂入りしてて今1枚しか入れれないはずなのにずっと環境の中にいるんですよね。

殿堂入りしてから1年経っているのは驚きました。

※実は次回の王来編4弾でちゃっかり強化もらうのは内緒で・・・。


上述した《次元の嵐 スコーラー》との相性も良く、魔導具をコストとして墓地に落とすので墓地が超えやすいことから比較的容易に召喚することができます。

現在このデッキタイプは研究段階と言われており

【青単】【青t黒】の2種類のうちどちらが最適化しているのか

またループ方法はどれが安定しているのかを研究されているのでまだまだ伸びしろは大いにあると思われます。


12/13の殿堂発表でもし何も規制がなければ一度組んでみることをお勧めします!


続いては大会結果になります!


大会結果・母数結果

【大会結果】

~第122回VDuelCS アドバンス構築戦~

 ≪最強+最強=???≫


いやそら最強でしょ!

って言いたいんですけど最強の最上位ってなんて呼べばいいんですかね?

現アドバンス環境TOP同士を合体させたらどうなるんでしょうか?

その様子を皆さんと共に見ていきたいと思います。


↓大会の様子はこちらから


  

【赤単我我我】が最大母数という結果という状況となりました。

今回は前のめりなデッキタイプが多く見受けられました。


以下が上位入賞者のリストとなります。

     

優勝:赤黒邪王門


準優勝:4cガイアッシュ覇道RXノヴァ


3位:ジョー星ギャラクシールド


4位:青t黒スコーラー


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】


~特筆点~

★赤単我我我が増加傾向。【ガイアッシュ覇道】増加と【5cコントロール】の減少の影響か。

★オリジナル構築のデッキが増加傾向に。

GRをすると《流星のガイアッシュ・カイザー》が反応するのでその対策なのかもしれません。




以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。

今回も上位入賞者にインタビューさせていただきました。

注目デッキ・インタビュー

今回のインタビューは準優勝の『Nyu』選手になります!!


大会の感想や使用デッキ、考え方を伺いました!


準優勝:Nyu選手


Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:4cガイアッシュ覇道RXノヴァ




【戦績:準優勝 ≪40人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選6位通過】
1回戦:vs シータ刃鬼           【勝利】
2回戦:vs ジョー星ゼロルピア       【敗北】
3回戦:vs 7軸ガチロボ           【勝利】
4回戦:vs 5cモルネク           【勝利】
5回戦:vs 5cディスペクター         【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:5cディスペクター         【勝利】

準決勝:青t黒スコーラー              【勝利】
決勝:赤黒邪王門           【敗北】

         

4

4

4

4

4

4

4

3

1

2

1

1

1

3

1

1

1

1

1

1

1

1


→使用理由

【青単ムートピア】や【墓地退化】をはじめとした《アルカディアス・モモキング》が効果的な対面が多い傾向にあると考えました。


その一方で、《流星のガイアッシュ・カイザー》《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》のパッケージも依然強力だと考えたので

【リースRX】と【ガイアッシュ覇道】の合いの子のようなデッキを使用しました。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

《メンデルスゾーン》《ボルシャック・栄光・ルピア》でマナを伸ばします。


《フェアリー・Re:ライフ》が初手にあっても3ターン目まではなるべく打ちません。
相手が【ジョー星ゼロルピア】や【赤単我我我】などのデッキの場合

《フェアリー・Re:ライフ》がワンテンポ早めてくれたり、受け札にもなるのでとても助かってます。


【中盤】

《龍覇 ラブエース》から《爆熱天守 バトライ閣》を展開したり

《アルカディアス・モモキング》《流星のガイアッシュ・カイザー》で相手の行動を抑制したり

《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》で盤面を処理したりします。



【終盤】

《王来英雄 モモキングRX》からの《アルカディアス・モモキング》

《最終龍覇 ロージア》+《邪帝斧 ボアロアックス》からの《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》等で盤面をさらに展開します。

その際、《爆熱DX バトライ武神》が龍解出来ればそのまま過剰打点を作って殴り切ります。


中盤に《流星のガイアッシュ・カイザー》が立てられていれば《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》

エクストラターンを取りながら詰めていくプランも取ることができます。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


前述の通り呪文ロックの刺さりが環境的に良いと思ったので採用しました。


同型に対しても《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》からの革命チェンジを抑制したり

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》にエクストラターンを取る以外の仕事をさせないようにできたりと効果的なシーンが多いカードだと思います。

召喚ロックによって中盤は実質エクストラターン。

詰めのタイミングでは厄介なクリーチャートリガーのケアができ、引けたときのアドバンテージが非常に大きいので採用しました。

《王来英雄 モモキングRX》の進化先の4枚目として採用しました。


相手に寝ているクリーチャーがいればその数だけマナを減らすことができますし

《アルカディアス・モモキング》と違い革命チェンジができるので

マナを削りながら、さらに盤面を展開していく、といった動きが可能になります。

また、このデッキは単色マナが非常に少ないので貴重なマナ置き要員にもなります。



Q:【こだわった点などはありますか?】

ひたすらデッキのカードパワーを高めることに注力しました。

その結果、初動回りに不安が残りますが

中盤に取れるプランが従来の【リースRX】や【ガイアッシュ覇道】よりも多く

相手の動きをけん制しつつしっかりと自分の動きを通すことのできるデッキになったと思います。


Q:【デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?】

【ガイアッシュ覇道】の基盤を残したままで

《王来英雄 モモキングRX》《アルカディアス・モモキング》の枠を確保するのが大変でした。

安定性は多少犠牲になりましたが、自分の動きを押し通せる良いレシピになったと思います。



Q:大会に参加してみていかがでしたか?

週末のCSに向けて、調整のために参加しましたが準優勝出来てうれしかったです。
試合の中で課題点も見つかったので非常に有意義な大会でした。



Nyu選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

まさに環境を読み込んだ考察。

以前からこのような【ガイアッシュ覇道】と【リースRX】の合作は度々見るのですが

その中でも非常に綺麗に仕上がった構築だと思います!

改めて優勝おめでとうございます!


次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。

もう少しだけお付き合いください!!


今後のアドバンス考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきます。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると

前回同様に

対大量展開を意識する。


このポイントが重要になりそうです。


理由としては【巨大墓地ソース】【青単・青t黒スコーラー】の登場です。

どちらもクリーチャーを最低でも2体以上使って展開するため

今後この2デッキの活躍によっては対大量展開は非常に刺さりがよいと思われます。

ただ【ガイアッシュ覇道】には刺さりがよくないので注意が必要です。


そのため、以下のカードの採用が検討されます。


大量展開を止めるこれらのカードを採用したデッキタイプ。

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》

【ジョー星ギャラクシールド】

【0cコントロール】


《キャンベロ <レッゾ.Star>》

【シータノヴァ】

【レクスターズ】


そこでこのデッキタイプ。

【旅路ジョラゴン】【旅路バーンメア】

が今検討してもいいデッキタイプかもしれません。

近頃、強力なレクスターズが発売されていますが中でも

《キャンベロ <レッゾ.Star>》も含めジョーカーズであり

出た時能力をもっているため、様々な使用方法がありそうです。


《超英雄タイム》を使用できるカラーリングであること

《無限合体 ダンダルダBB》で再度使用できるため可能性はありそうです。

一度検討してみてはいかがでしょうか。


とまぁまさかの前回と環境が違うのに対策はまったく一緒という状況にびっくりしていますが

ご了承くださいw

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

非常に盛りだくさんの内容でお送りしました!

もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

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