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2021.11.26

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.12 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.12 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第116回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。

本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。

40枚デッキだけで遊びます。
外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

最近話題のデッキ


以前からよく使われているデッキをご紹介させていただきましたが

今回はVDuelCSで最近話題のデッキをその評価と共にご紹介させていただきます。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【最近話題のデッキ】

【ガイアッシュ覇道】


特徴:

カウンター能力が非常に高い歴代最高峰の覇道ビートデッキ。

一度マナを支払わずカードを使用すると《流星のガイアッシュ・カイザー》が着地。


そのままBADと合わせるとなんと【4コスト】で《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》が召喚できる上に

《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》に革命チェンジすることで呪文ロックをしたまま

EXターンを獲得できるので非常に安定した勝利をつかみ取ることができるデッキとなっております。


中には《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》入り構築も流行っており

《流星のガイアッシュ・カイザー》が場にいると7コストで召喚できるため

相手のデッキによってはそのままゲームセットに持ち込むことができるデッキとなっております。


おすすめ度★★★★★

プレイ難度★★★☆☆

構築自由度★★★★☆


【代表カード】

このデッキのメインカード。

6コスト払って場に出すより、できれば相手にマナをタップせずに行動してもらい

このカードを踏み倒したいんで

『ガイアッシュ僕モッテナイヨー』『アンシンシテネー』

というアピールをしていきましょう。


ちなみにこのカード召喚扱いなので《時の法皇 ミラダンテⅫ》のファイナル革命で止まります。


あと本当に忘れがちなんですがマナをタップせずに唱えた呪文にも反応するので

相手が《龍風混成 ザーディクリカ》等出した時は『チャンス!!』と思いましょう。

《ロスト・ソウル》?? いや知らない子ですねぇ・・・。

本デッキのメインアタッカー。


《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》は革命2なので、W・ブレイカーであることが逆にメリットになります。

T・ブレイカーだと《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》がトリガーするので

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》が手札に戻されてしまい、EXターンが取れなくなってしまいます。


その後は《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を連打するのもよし!

EXターンに場に残っている《流星のガイアッシュ・カイザー》から

《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジさせてクリーチャートリガーをロックしてもよし!

《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》に革命チェンジさせて呪文ロックしてもよし!

7マナで《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を出して盤面を封殺するのもよし!


戦略の幅が広がる最強のEXターン製造機となります。

ピンポーン~♪

「はーい、どちらさまー?」

「あ、私VANベートーべンと申しますーお邪魔しますねー」

 \ボカーン/


とまぁ今の環境は【ドラゴン】と【コマンド】種族によって構成されているデッキタイプが多いため

一度侵入を許すとほとんどなにもできなくなることから、刺さりが非常に良いカードとなっています。


本来ならマナを溜めたり軽減したりで召喚するこのカードですが

《流星のガイアッシュ・カイザー》により軽減の幅が大きく更新されました。

ただでさえ場に出ると非常に厄介であるのに、エターナルΩによって場から離れる時に手札に戻ることから、更に厄介に感じてしまいます。

ハンデスをするか、場から離したターンにダイレクトアタックを狙う必要がありそうです。

大会結果・母数結果

【大会結果】

~第116回VDuelCS オリジナル構築戦~

≪『その名はK。』》



それでは早速タイトルと共に60名で開催されたVDuelCS。

果たして活躍したKとは一体ダレナンダー?(棒)

茶番はさておき早速大会結果を確認してみましょう。


↓大会の様子はこちらから



【5cコントロール】と【墓地退化】がとうとう最大母数かつ同数という結果に。

がしかし気になる母数が一つ。

【アマテラスキリコ】多すぎませんかね?(笑)

最近鬼羅.starが流行ってるので、今後のVDuelでは【ラッカ鬼羅.star】の母数が非常に気になりますね。



以下が上位者のリストになります。

     

優勝:赤単我我我


準優勝:4cディスペクター(インタビュー)


3位:墓地退化


4位:ガイアッシュ覇道


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

・【墓地退化】の母数が平均8~9へ。

・【アマテラスキリコ】の型と母数が増加



以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー

今回は準優勝者の方にインタビューさせていただきました!

『RAYGO』選手!

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!



Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。

→デッキ名:4cディスペクター




【戦績:準優勝≪60人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選5位通過】
1回戦:vs ガイアッシュ覇道        【勝利】
2回戦:vs墓地退化                【敗北】
3回戦:vs 赤単我我我                 【勝利】
4回戦:vs ラッカ鬼羅.star            【勝利】
5回戦:vs  5cコントロール                      【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:墓地退化                           【勝利】
2回戦:赤緑ノヴァ               【勝利】
準決勝:墓地退化                         【勝利】
決勝戦:赤単我我我                【敗北】

4

4

4

4

4

4

2

2

3

1

4

2

2

Q:大会に参加してみていかがでしたか?
初めての本選進出、初めての決勝でかなり緊張しました。

決勝はプレイングについて悔いの残る場面もあったので、またリベンジしたいと思います。


Q:使用理由をお聞かせください。

【墓地退化】がまだまだ多いと考え、《ローズ・キャッスル》《ウォズレックの審問》が無理なく採用できる4cをチョイスしました。



Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

《天災 デドダム》《妖精 アジサイ-2》でマナとリソースを伸ばす。

対面によっては《ローズ・キャッスル》《ウォズレックの審問》をプレイして妨害する。


【中盤】

《ヘブンズ・ゲート》《霊宝 ヒャクメ-4》を経由して《砕慄接続 グレイトフル・ベン》を着地。

《霊宝 ヒャクメ-4》を使いまわしてリソース差を広げる。


【終盤】

《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を着地。

《零獄接続王 ロマノグリラ0世》で相手の盤面を処理しつつ

さらに《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》《The邪悪 寄成ギョウ》

更に追加の《砕慄接続 グレイトフル・ベン》を展開。

その後、盤面処理とロックが出来あがったところで大型クリーチャーでフィニッシュ。




【こだわった点】

とにかく【墓地退化】に勝つことを意識しました。

《ローズ・キャッスル》《ウォズレックの審問》で最速の動きを抑えつつ

《霊宝 ヒャクメ-4》《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》で手札を枯らすことで

【墓地退化】を完全に防ぐことを狙っています。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


小型クリーチャーの処理やハンデスの詰めだけでなく

時には《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》除去によるLO負けをケアしたり、器用に動けるためです。

対【墓地退化】のためです。


多色が多いこのデッキではたとえ引いていても

安定して3ターン目に《ローズ・キャッスル》を張るのに不安があります。


《ウォズレックの審問》は相手が4マナに達する直前で打つことで高確率で止められる上

2コストなので確実に打つことが出来るため安定した運用ができます。

主に《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》のケアです。


デッキの特性上、終盤は《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》を出して山札が切れている場面も多いので

最後の詰めの際に《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》をバウンスされてLOというのを防ぐ狙いがあります。


Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?


自分の最速の動きを狙うのではなく対面の最速の動きを抑えることで相対的に有利になれることを狙いました。


《サイバー・K・ウォズレック》を入れるために抜くカードの候補が《無頼 ブロンズ-1》《天災 デドダム》でしたが

結果として《天災 デドダム》は4枚採用しました。


単色とディスタスが減ることで思うように動けなくなったり、ディスタス軸のコンセプトが揺らぐことも考えましたが

狙った墓地退化対面でキーカードを探しに行ける《天災 デドダム》を採用してよかったと思います。


RYAGO選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

まさに墓地退化が多いのを見越したデッキ構築で見事準優勝!

改めて準優勝おめでとうございます!!


今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


【小型クリーチャー】を意識する。

このポイントが重要になりそうです。

理由としては【ラッカ鬼羅.star】【墓地退化】が多くなってきているため意識する必要があります。

《敬虔なる警官》《カンゴク入道》の2コストロックがその象徴となっています。


前回のコラムでは

そのため【ラッカ鬼羅.star】が再び息を吹き返すのではと考えられます。
11/20に発売される【神歌繚嵐】に封入されているカード【イザナギテラス】も【ラッカ鬼羅.star】に強化を与えそうな気がしています。


と書きましたが、徐々に《蒼狼の大王 イザナギテラス》入りの【ラッカ鬼羅.star】が結果を残しています。


【ラッカ鬼羅.star】の流行には【神歌繚嵐】の発売だけではなく

【墓地退化】が流行したことでキーカードとなる《龍脈術 落城の計》などの呪文を

《奇天烈 シャッフ》で止めることができたり、進化元のコストを宣言することで

退化してもアタックできないことからも通りが良いデッキタイプとなっております。


続いては【ガイアッシュ覇道】の対策です。

踏み倒しをしようものなら一気に畳みかけてくるこのデッキに果たして弱点はあるのでしょうか。


実は一つ苦手なデッキタイプがあります。

そう【赤単我我我】です。

マナをしっかりと支払った上で過剰打点数で攻めることができるので

《アイド・ワイズ・シャッター》などがトリガーしない限りは非常に通りがよいと言われています。

《“龍装”チュリス》を採用していないケースが多いのも一つの要因となります。


【ラッカ鬼羅.star】に対しても受けが多く搭載されていないため

《その子供、可憐につき》等が場にいなければ、そのままダイレクトアタックまで打点が届くことからも

今【赤単我我我】の通りが非常に良いと思われます。



【最後に】

いかがでしたでしょうか!

新クロニクルデッキの発売から1週間。
徐々に新カードを使用したデッキが入賞していますが今週は果たしてどんな環境になるのでしょうか!

もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると

非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ