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2021.11.12

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.10 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.10 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第111回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。

本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。

目次

最近話題のデッキ


それでは現在アドバンスで使われているデッキをその評価と共にご紹介させていただきます。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!




【リースRX】




特徴:【火・自然・光】で構成され最速4ターン目にドラゴンを大量展開し、圧倒的物量で攻め込むビートダウンデッキ。


様々なプレイヤーが様々な形で入賞を重ねていく現時点で最強のドラゴンデッキ。

ブースト→《龍覇 ラブエース》《爆熱剣 バトライ刃》を装備して龍解へ。

《王来英雄 モモキングRX》+【進化クリーチャー】で《爆熱天守 バトライ閣》を龍解へ。

《爆熱DX バトライ武神》で大量展開により一気に制圧にかかるデッキとなります。


おすすめ度★★★★★

プレイ難度★★★☆☆

構築自由度★★★★☆


【代表カード】

本デッキのタイトルとなる潤滑油カード。

上記でも記載した通り本カード+でドラゴンカウントを1枚で稼ぎながら

ドローで手札を整えることができるので本デッキのタイトルともなるメインエンジンとなります。


ドラゴンカウントでもある進化先は

《アルカディアス・モモキング》

《超竜バジュラ》

が候補に挙げられます

一瞬【S・トリガー】付きのブロッカーとしての受けカードと思いがちですが

このカードがトリガーすると出た時の能力で《邪帝斧 ボアロアックス》を場に出すことで

《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》をマナから場に出すことができるので実質カツキングに早変わりします。


《蒼き守護神 ドギラゴン閃》にも【革命チェンジ】できることからも、4枚入れるほどのスペックを持っています。

《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ /「未来から来る、だからミラクル」》

名前のインパクトに負けない能力を持っているこのカード。


下の呪文面で使うことは少ないですが、上のクリーチャー面はドラゴンであり

《爆熱DX バトライ武神》からも捲ることができる上に上記で記載した《最終龍覇 ロージア》から革命チェンジできます。


今まで《アルカディアス・モモキング》ではケアできない光の呪文《ヘブンズ・ゲート》《灰燼と天門の儀式》をケアできるようになりました。

効果が発揮できる対面が少ないので多くは採用できませんが、1~2枚採用することで効果を発揮すると思われます。

サンプルデッキ

4

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4

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最近では《流星のガイアッシュ・カイザー》入りもあるなど更なる進化が楽しめるデッキとなります。


《希望のジョー星》だけの場合は《超英雄タイム》で対処することができますが

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》と同時出しされると非常に厄介な状況になりますので

《超英雄タイム》の使い時が非常に大事になってきます。


続いては大会結果になります!


大会結果・母数結果

【大会結果】

~第111回VDuelCS アドバンス構築戦~

 ≪悪夢再臨≫


今までのタイトルとは一変してシンプルなタイトルとなりました。

果たして何が悪魔なのか。どんなデッキが勝ち上がったのか。

その様子を皆さんと共に見ていきたいと思います。


↓大会の様子はこちらから↓


  

【リースRX】が最大母数という結果という状況となりました。

ぱっと見コントロール系統のデッキが多く見受けられます。


以下が上位入賞者のリストとなります。

     

優勝:5cコントロール【ボアロモルト】


準優勝:オカルトダンタル


3位:4cガイアッシュ覇道


4位:リースRX


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】


~特筆点~

★モルトNEXTが大幅減少。《流星のガイアッシュ・カイザー》の影響か。

★コントロール系統が増加傾向です。【ダークネス系統】がじわじわと増えてきています。

《アルカディアス・モモキング》が減ってきているので、光以外の呪文を使うデッキが活躍してきているのかもしれません。





以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。

今回も上位2名にインタビューさせていただきました。

注目デッキ・インタビュー


優勝者の『オカド』選手!

準優勝の『鳥々魚』選手の両名になります!!


大会の感想や使用デッキ、考え方を伺いました!


まずはオカド選手からのインタビューになります!


優勝:オカド選手


Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:5cボアロモルト




【戦績:優勝 ≪50人規模≫】
【予選:3勝2敗 予選14位通過】
1回戦:vs ナイトループ       【勝利】
2回戦:vs 5cモルト             【敗北】
3回戦:vs 赤黒邪王門           【勝利】
4回戦:vs リースRX              【勝利】
5回戦:vs リースRX              【敗北】


【決勝トーナメント】
1回戦:ダーツデリート             【勝利】

2回戦:墓地退化            【勝利】
準決勝:リースRX                 【勝利】
決勝:オカルトダンタル       【勝利】

         

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→使用理由

アドバンス環境において、自分が1番使いやすく、【ジョー星ゼロルピア】が減少しているので

自分の動きを通しやすい構築が出来たので握りました。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

《フェアリー・Re:ライフ》《天災 デドダム》をブーストとして採用してます。
基本的には3ターン目までは《天災 デドダム》の着地を優先するためのマナを揃えます。


《フェアリー・Re:ライフ》が初手にあっても3ターン目まではなるべく打ちません。
相手が【ジョー星ゼロルピア】や【赤単我我我】などのデッキの場合に

《フェアリー・Re:ライフ》がワンテンポ早めてくれたり受け札にもなるのでとても助かってます。


【中盤】

他の5cと違ってこのデッキは最速4ターン目に攻撃を仕掛けます。
3→5の動きが基本的となるので、手札とマナが揃っていれば一気に圧力をかけに行きます。


理想の動きは、《ドラゴンズ・サイン》《最終龍覇 グレンモルト》《邪帝斧 ボアロアックス》装備

→マナから《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》or《鳴動するギガ・ホーン》


《時の法皇 ミラダンテⅫ》《蒼き団長 ドギラゴン剣》等の【革命チェンジ】先を回収してきます。
《最終龍覇 グレンモルト》の離れる時の置き換えは任意なので問題なくチェンジ出来ます。


《邪帝斧 ボアロアックス》は攻撃時にもマナから5以下の自然のクリーチャーを出せるので

《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》《飛散する斧 プロメテウス》《天災 デドダム》などを状況に応じて出して行けます。

《時の法皇 ミラダンテⅫ》が絡めば、早い段階から召喚ロックをしながらシールドを削りきることが出来ます。


【終盤】

《最終龍覇 グレンモルト》が引けなかったり、序盤に《天災 デドダム》が出来なかったり、

相手のトリガーをケアしたりしていると時間がかかってしまうこともありますが、キルターンの目安は4~8ターンだと思ってます。


安心して攻撃するために《時の法皇 ミラダンテⅫ》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》などを待ってしまう事があったりもしますが

割り切って殴らなければならない事も多々あります。

そういう場合でも最低限の打点形成は出来ている事が多いので、攻撃するタイミングを見計らいます。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


今回このカードを採用した理由は【ZweiLance】さんの【赤白ダイナボルト】がいた場合の回答として入れました。

【GS】でも《奇石 ミクセル》《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などのメタクリーチャーを除去でき、登場時にもメタクリーチャーを一掃出来るため採用しました。
貴重な黒単色であることも採用の理由です。

《邪帝斧 ボアロアックス》から出せるマナからのカードを回収要員。
マナに置いた《時の法皇 ミラダンテⅫ》などを回収する役割をになってます。


《邪帝斧 ボアロアックス》を装備した《最終龍覇 グレンモルト》で攻撃時《時の法皇 ミラダンテⅫ》宣言。

着地後に《邪帝斧 ボアロアックス》の効果でマナから《ドラゴンズ・サイン》を回収でき、

そのまま《時の法皇 ミラダンテⅫ》の効果で唱えて《最終龍覇 グレンモルト》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》《龍風混成 ザーディクリカ》に繋げられます。


水と自然の2色持ちなので《天災 デドダム》用のマナに置きやすい縁の下の力持ちの様な役割のカードです。

【ジョー星ゼロルピア】対策の1枚。

【速攻】デッキに対しても有効でメタクリーチャー焼きにも重宝します。
大型もスレイヤーで倒すことが出来るのも強みだと思います。



Q:【こだわった点などはありますか?】

《最終龍覇 グレンモルト》から《邪帝斧 ボアロアックス》を駆使して動くデッキタイプになるので、自然を含んだ優秀なカードを採用してます。

特に《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》が出た時は、真っ先に《ドンドン火噴くナウ》を抜いて入れました。


《聖魔連結王 ドルファディロム》《アルカディアス・モモキング》など呪文を止めてくる事が多い環境だったので

なるべくクリーチャートリガーを入れたりしてます。



Q:【デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?】

アナカラーを意識して水、自然、闇を多めにしました。
なんと言っても《天災 デドダム》の着地がこのデッキの中盤に響いてくるので

《天災 デドダム》を持っている時に必ず着地出来るようにしました。


《ドラゴンズ・サイン》以外の単色は水、自然、闇のみで赤単色は邪魔になりやすいので、《超英雄タイム》などは採用しませんでした。
あとは、《邪帝斧 ボアロアックス》で出して強いクリーチャーを採用し、リソースを稼ぎやすくしてあります。



Q:大会に参加してみていかがでしたか?

とても楽しく参加させてもらってます(^^)
リモート大会ではVDUELよりいい環境は中々ないと思います(*ᴗˬᴗ)⁾



オカド選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

改めて優勝おめでとうございます!


準優勝:鳥々魚選手

続いてのインタビューは鳥々魚選手!



Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:オカルトダンタル



【戦績:準優勝 ≪50人規模≫】
予選:3勝2敗 9位通過
1回戦:アナカラーダークネス 【勝利】
2回戦:墓地退化       【勝利】
3回戦:赤緑キャンベロ       【敗北】
4回戦:ボルシャックNEXT    【勝利】
5回戦:ダーツデリート       【敗北】
【決勝トーナメント】
1回戦:赤緑キャンベロ      【勝利】

2回戦:リースRX        【勝利】
準決勝:4cガイアッシュ覇道  【勝利】
決勝:5cコントロール      【敗北】

→使用理由:

正直な話、めちゃくちゃいいデッキが出来たと思ってたのでほぼ自慢みたいな、そんな感じだったのかなと思います。
それっぽいことを言うなら《お清めシャラップ》が少なそうだったからです。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【動き方】
ビートには出来れば零龍の【墓地の儀】のみを残すか

最低でも【破壊の儀】と【墓地の儀】以外を達成し

【ブロッカー】が破壊されたタイミングで【墓地の儀】や【破壊の儀】を達成し零龍卍誕でカウンター。


あまり早くないデッキには《禁断竜王 Vol-Val-8》を出したり、《百万超邪 クロスファイア》《“轟轟轟”ブランド》などでアグロプラン。

それ以外にも《∞龍 ゲンムエンペラー》だったり《邪眼王B・ロマノフ》で妨害だったり。


【序盤】

《戦略のD・H アツト》系列や《堕魔 ザンバリー》などで【復活の儀】を満たせるカードや《禁断竜王 Vol-Val-8》などの手札にあっても機能しないカードを墓地へ送る。


【中盤】
相手がビートなら《堕魔 ザンバリー》やコストを支払わずに出せるクリーチャーを多用して

出来れば《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を挟みながら【手札の儀】を最優先で満たす。


ビート以外なら手札の《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》をキープしながら

ルーターや序盤に墓地へ送った《暗黒鎧 ザロスト》などを使い

墓地に《禁断竜王 Vol-Val-8》《蝕王の晩餐》を落としておく。


【終盤】
相手がビートなら【ブロッカー】などで無理矢理【墓地の儀】と【破壊の儀】を達成して零龍卍誕でカウンター。


墓地とハンドにパーツが揃ってるなら使った《暗黒鎧 ザロスト》やルーターを破壊して

《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を場に出し

【破壊の儀】の効果で墓地のダンタルを回収してそのまま《蝕王の晩餐》を使用

《禁断竜王 Vol-Val-8》を着地して、《暗黒鎧 ザロスト》などで継続的なEXターンを得ながら詰めに行く。



Q:各カードの採用理由をお聞かせください。

《とこしえの超人》メタと《蝕王の晩餐》から出す枠として採用。


《とこしえの超人》を出された場合

墓地から《暗黒鎧 ザロスト》《罪無 ビカビカ兆》を出すなどして無理矢理マナを伸ばし

伸ばしたマナで着地させて、相手の《とこしえの超人》を破壊してそのまま手札をボロボロにさせたいです。
《とこしえの超人》のない相手でも手札によっては3ターン目着地も狙えるのでかなり優秀です。

サブフィニッシャーとして採用。


このデッキは《暗黒鎧 ザロスト》《堕魔 ザンバリー》のおかげで横並び容易なので入っています。
このデッキはかなり山を墓地へ送れるので序盤の仕事がないことや刺さらない対面もあるので、1枚のみの採用になってます。

フィニッシュのパーツとして採用。


《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を破壊して《禁断竜王 Vol-Val-8》を出したり

《暗黒鎧 ザロスト》を破壊して 《邪眼王B・ロマノフ》をバトルゾーンに出したりします。
《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》で【破壊の儀】を達成すると墓地から回収出来るので、3枚採用に留めています。



Q:大会に参加してみていかがでしたか?

準優勝なのがめちゃくちゃ悔しかったですがとても充実した時間だったと思います!


Q:こだわった点などはありますか?

とにかく色々なデッキに勝つために、他のルートの邪魔になりすぎない程度の沢山のフィニッシュルートを詰め込んだ点です。


Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?

青マナの確保がとても大変だったと思います。
あとは《百万超邪 クロスファイア》《“轟轟轟”ブランド》の枚数は結構悩んでました。


鳥々魚選手! インタビューにお答えいただきありがとうございました!

自慢デッキで入賞はめっちゃ嬉しいですよね!!

おめでとうございます!!!


次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。

もう少しだけお付き合いください!!

今後のアドバンス考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきます。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


対大量展開を意識する。


このポイントが重要になりそうです。


【赤単】が少なくなり【リースRX】【ジョー星ゼロルピア】系統の大量展開デッキが多くなり

GRを使ったコントロールデッキも増えてきています。

オリジナル構築戦以上にその傾向が感じられます。


そのため、以下のカードの採用が検討されます。


大量展開を止めるこれらのカードを採用したデッキタイプ。

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》

【ジョー星ギャラクシールド】

【0cコントロール】

《キャンベロ <レッゾ.Star>》

【シータノヴァ】

【レクスターズ】


そこでこのデッキタイプ。

【旅路ジョラゴン】【旅路バーンメア】

が今検討してもいいデッキタイプかもしれません。

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近頃、強力なレクスターズが発売されていますが中でも

《キャンベロ <レッゾ.Star>》も含めジョーカーズであり

出た時能力をもっているため様々な使用方法がありそうです。


《超英雄タイム》を使用できるカラーリングであること、

《無限合体 ダンダルダBB》で再度使用できるため可能性はありそうです。

一度検討してみてはいかがでしょうか。


また来週には新デッキ【神歌繚嵐】も発売され

中には大型クリーチャーの大量展開デッキがありそうなのでおすすめです。

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

非常に盛りだくさんの内容でお送りしました!

もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ