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2021.11.6

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.9 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.9 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど!私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第108回VDuelCS~2ブロック~大会の環境解説記事です。

本大会は【2ブロック構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。

【十王編・王来編】で収録されているカードだけで遊びます。
*マーク付きで再録されているカードは以前収録されているカードでも使用可能です。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

最近話題のデッキ


それでは現在2ブロックで使われているデッキを

その評価と共にご紹介させていただきます。

※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!




【シータギュカウツ】




特徴:最速4ターン目にクリーチャーを大量展開し、圧倒的物量で攻め込むデッキ。


【ゼーロワンショット】に有利を取ることができ、最近入賞を重ねている話題のデッキです。

【リースRX】を彷彿とさせる話題のデッキですが

《ボルシャック・モモキングNEX》を搭載した捲り特化タイプ。

《妖精 アジサイ-2》を搭載した安定展開タイプ。

の2種類があるため地域のデッキタイプによって使い分けることができると思われます。


デッキの構成上【赤単我我我】に不利がつくので対戦相手を圧倒する覇気で捲りましょう。日和ったら捲れません。


おすすめ度★★★★☆

プレイ難度★★★☆☆

構築自由度★★★★★


【代表カード】

本デッキのメインウェポンその1。

このカードを早期に着地させることにより

《アアルカイト <ペガサ.Star>》《アルカディアス・モモキング》

など強力な多色クリーチャーを9コストまで踏み倒すことができるため

このクリーチャーをさらに連鎖することもしばしば。

《王来英雄 モモキングRX》から進化することができ

出た時に山札の上から進化でないクリーチャーを踏み倒しできる上に

アタックトリガーで場に出たときの能力を持っているクリーチャーをコピーすることができる本デッキのメインウェポンその2。


上記の《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》の能力を使用することができ、《爆熱DX バトライ武神》を彷彿させるような展開力を見せます。


《王来英雄 モモキングRX》から進化することができ

出た時に山札の上から火のクリーチャー又はレクスターズを踏み倒しできる上に

アタックトリガーでも同じ能力を持っているため

《アアルカイト <ペガサ.Star>》でコピーすることができ

《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》を捲るチャンスが2度あるので必ず捲りましょう。はい。




【捲って嬉しいクリーチャー参考例】

  1. 《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》
  2. 《アアルカイト <ペガサ.Star>》
  3. 《王来英雄 モモキングRX》
  4. 《アルカディアス・モモキング》
  5. 《キャンベロ <レッゾ.Star>》


《王来英雄 モモキングRX》の進化パワーを利用することで、何度もアタックすることでどんどん展開していけるおすすめのデッキです。


場に出した《Dis ノメノン》の上に進化しても【ジャストダイバー】を引き継いでいるので選ばれない進化クリーチャーが爆誕します。


《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》《Dis ノメノン》《アアルカイト <ペガサ.Star>》

を捲るとちょうど9コストなのでおすすめのセットとなります。


戦績についても優勝1回、準優勝1回、3位入賞が4回と非常に安定しております。

サンプルデッキ

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こちらのデッキタイプは【捲り特化のアグロデッキ】で

オリジナル構築で例えると【赤緑ノヴァ】や【シータノヴァ】のようなデッキタイプになります。


それもそのはず基盤が【シータノヴァ】を基盤としており

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の役割を《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》が補っているとお考えいただければ

なんとなくデッキの雰囲気を感じられると思います。


【動き方】

①序盤:3ターン目にブースト


②中盤:《王来英雄 モモキングRX》なければ《アイボー・チュリス》から

《ボルシャック・モモキングNEX》《アアルカイト <ペガサ.Star>》等といった進化クリーチャーを場に出し

《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》を捲り、《アルカディアス・モモキング》など多色クリーチャーを大量展開していきます。

再度《王来英雄 モモキングRX》を捲ると更に《ボルシャック・モモキングNEX》等展開でき、また《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》を捲るなどといったこともあります。


③終盤:《アルカディアス・モモキング》のレクスターズパワー+2000を生かし

《アアルカイト <ペガサ.Star>》《Dis ノメノン》の【ジャストダイバー】をコピーし、圧倒的な盤面数で制圧にかかります。


【分析】

今回のリストでは

・初動=13枚【《Dis ノメノン》3枚含む】

・受け=12枚【ガードストライク:6枚、Sトリガー6枚】

・5コスト始動=12枚【切札MAX含む】

・単色=17

・多色=23

・進化クリーチャー=8

となっております。 


このデッキは地域・環境によってその形を変えます。

1)【5cコントロール】が多い環境下では《轟壊!切札MAX》を減らし、上振れできるクリーチャーやメタカードを採用する必要があります。

上振れクリーチャー例:《禁断竜王 Vol-Val-8》《聖魔連結王 ドルファディロム》

メタカード例:《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》《キャンベロ <レッゾ.Star>》


おススメは《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》になります。

こちらは対【5cコントロール】に対してもS・トリガーから繰り出されるクリーチャーを除去することができ

《王来英雄 モモキングRX》で手札から捨てることで、なくなりやすい墓地を回復させられ、さらに【スピードアタッカー】であることから非常におススメです!


2)【赤単】や【白単鬼羅.star】や【赤黒邪王門】などビートダウンが多い環境下では《轟壊!切札MAX》が必須になります。


以上【シータギュカウツ】を簡単に解説してみました!

続いて大会結果になります!

大会結果・母数結果

【大会結果】

~第108回VDuelCS 2ブロック構築戦~

 ≪天国へのカウントダウン≫


さてどこかで聞いたことのあるようなタイトルですが、気にせずいきましょう!!笑

配信をご覧いただければ意図が分かるかと思います!


↓大会の様子はこちらから↓



  

【5cコントロール】が最大母数という結果に、約1/3が【5cコントロール】という状況となりました。


オリジナル構築との差が出ないため5cコントロールが使いやすく

新しく構築を組み替えることなく使用することができるため、使用率が1位となりました。


以下が上位入賞者のリストとなります。

     

優勝:5cコントロール


準優勝:5cコントロール【天門デリート】


3位:5cコントロール【ドラサイ】


4位:4c邪王門バスター


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

★5cコントロールが約半分と非常に大きな母数に。

上位3名が5cコントロール。

基本的には呪文での受け札となりますので呪文メタが必須となります。

※5cコントロールにおいては序盤のハンデスがある程度有効なので《マインド・リセット》《ブレイン・タッチ》などもありかもしれません。

★【ゼーロワンショット】が母数から姿を消し、赤単の母数が非常に少ないです。

★レクスターズ系統のビートダウン、つまり《キャンベロ <レッゾ.Star>》を使用したビートダウンデッキが流行りつつあります。




続いて同日に行われた龍星杯の結果になります。

11/3【大阪:龍星杯】←クリックすると大会結果を確認することができます。


デュエマ龍星杯(2ブロック)
優勝:1ro選手(ネクラデリート)

準優勝:らふぁにぃ選手(5c天門)



3位:さば猫選手(5cデリート)


4位:ちゃりお選手(白単鬼羅スター)




以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー

龍星杯優勝:1ro(いちろー)選手


今回はなんとお二人にインタビューさせていただきました!

同日行われた龍星杯優勝者の『1ro(いちろー)』選手!

VDuelCS準優勝の『さかえだ』選手の両名になります!!

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!


まずは1ro(いちろー)選手からのインタビューになります!



Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:ネクラダーツデリートベン




【戦績:優勝 ≪30人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選4位通過】
1回戦:vs 5c天門         『筆者』【勝利】
2回戦:vs 白単鬼羅.star         【敗北】
3回戦:vs 5c蒼龍            【勝利】
4回戦:vs赤単我我我             【勝利】
5回戦:vs シータギュカウツ         【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:4c邪王門バスター           【勝利】
準決勝:5cデリート               【勝利】
決勝【マッチ戦】:5c天門      『筆者』    【敗北→勝利→勝利】          

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→使用理由

久しぶりの2ブロック環境ということで、カードプールを調べるところから始めました。

十王編がより王来編のカードパワーが高いため、それらを基盤とした5cディスペクター

がオリジナル環境と遜色ない構築で組めることから、まずはそこから着手しました。

同じ発想で5cの使用者が多いと考え、5cに強いカードとして《オールデリート》《ロスト・ソウル》に着目し

それらを早く確実に使える構築を目指した結果、5cからネクラカラー(白黒緑)になりました。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

16枚の初動を組み合わせて、いち早く《ロスト・ソウル》の7マナに到達することを目指します。


2→4→6→7と動き5ターン目に《ロスト・ソウル》を撃つことが一番多いですが
たまにブースト3枚から4ターン目に《ロストソウル》を撃てたり

《ケンザン・チャージャー》《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》の 『バズレンダ』を使用して手札を温存しながら3→5→8と動いたりもできます。


【中盤】

《ロスト・ソウル》を撃ち、相手の動きが鈍っている間に

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《霊宝 ヒャクメ-4》でマナを伸ばしながら盤面を固めます。


【終盤】

《オールデリート》を撃って勝ちです。
相手に《禁断 ~封印されしX~》がある場合は、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《絶対の盾騎士》で早めに殴りつつ

場合によっては盾から加えた手札を《残虐覇王デスカール》の『タップスキル』で枯らしながら詰めていきます。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


前述の通り対【5c系統】に強く、《禁断 ~封印されしX~》と合わせてフィニッシャーを5枠で抑えられるため採用しました。
※普通の【5c系統】だと《零獄接続王 ロマノグリラ0世》《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》《地封龍 ギャイア》等フィニッシャーに多く枠を取られるため。

現代の最強の初動は《天災 デドダム》

他の3コスの初動として強力なのは《フェアリーの火の子祭》《決闘者チャージャー》などが挙げられます。
これらに共通するのは手札を減らさずマナを伸ばせる点です。


《ケンザン・チャージャー》もそれに当てはまり、構築を『ブロッカー』と呪文のみで構成することで、100%ドローできるようにしました。

【赤単我我我】や【シータギュカウツ】等の殴るデッキが一定数いる中で、受けを考えた結果

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《霊宝 ヒャクメ-4》と共存できる《ヘブンズ・ゲート》を採用しました。


しかし、これら2枚が色基盤を担う多色であるため、1ターン目にマナに埋めることが多く

いざ《ヘブンズ・ゲート》がトリガーした時に手札に『ブロッカー』がない状況が頻発しました。


《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《霊宝 ヒャクメ-4》に続く9枚目以降のブロッカーを探した結果

『EXライフ』のように盾を増やせて受け性能が高く、2→4→6と繋いで《ロスト・ソウル》を探しに行けるこのカードに決まりました。


Q:【こだわった点などはありますか?】

5ターン目までに《ロスト・ソウル》を撃つ確率を高めつつ、受けの枚数を確保した点です。
色事故を回避するため3色まで絞り、多色も8枚に抑えました。
《フェアリー・Re:ライフ》《ライフプラン・Re:チャージャー》

初動と受けの役割を兼任してくれたため、2つの目標を両立できました。


Q:【デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?】

やはり1番は【5c】対面です。
先に《ロスト・ソウル》を撃てると有利になるのですが、相手も同様に《ロスト・ソウル》が採用されています。


こちらの唯一のフィニッシャーである《オールデリート》がハンデスされると、次をサーチしてくることもマナや墓地から拾うこともできません。


そこで禁断で元から少ない山札を《ライフプラン・Re:チャージャー》で山札を掘って

ボトム【デッキの一番下】を固定することで相手には干渉できない山札の上に《オールデリート》を仕込むことができ、確実に撃つことができます。
(その際、《霊宝 ヒャクメ-4》が場にいると相手に選ばれた場合、1枚マナに置いてしまって計算が狂わないよう注意してください。)


最後に《オールデリート》は本当に強いので、皆さんも対策のために《オールデリート》を使わないデッキだとしても禁断を入れてください。
山札が無くなる可能性より《オールデリート》1枚で負けないことの方が重要です。



Q:大会に参加してみていかがでしたか?

久しぶりの2ブロック環境のcsでしたが、オリジナルと比較してゲームスピードが数段遅く

ユーザーの少なさから研究が進みきっていないため、デッキ構築のし甲斐がある環境でした。



1ro(いちろー)選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!


各カードの採用理由からも2ブロックの環境の流れ・フィニッシュへのプロセスで研究されたことが垣間見える

非常にためになるインタビューとなりました!


私も1ro(いちろー)選手と実際に予選1回戦と決勝戦で対面しているのですが

フィニッシュルートとフィニッシュへの速さから事故ってくれない限り

勝ち目低いな・・・と感じながら対戦していました。

決勝戦3戦目のラストでは呪文を封じてハンデスを考えていたのですが

山札を記憶し、《オールデリート》をデッキトップに操作していたことから

プレイングの上手さを感じさせられました。


《砕慄接続 グレイトフル・ベン》をお持ちの方はこのデッキを使用することを非常におススメしたいです。

現環境では《聖魔連結王 ドルファディロム》の採用率が少ないことからもおススメしたいです。



改めて優勝おめでとうございます!


VDuelCS2位:さかえだ選手

続いてのインタビューはさかえだ選手!



Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:5c天門デリート



【戦績:準優勝 ≪31人規模≫】
予選:4勝1敗
1回戦:シータギュカウツ   【勝利】
2回戦:シータギュカウツ   【勝利】
3回戦:5cドラサイ       【勝利】
4回戦:5c天門         【勝利】
5回戦:5cコントロール     【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:5cディスペクター    【勝利】
準決勝:4c邪王門バスター    【勝利】
決勝:5cコントロール      【敗北】

→使用理由:

環境に最も多い5cに有利がつく5cであり、呪文メタが減っていることから

《オールデリート》のルートが通りやすいと思ったため。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】
《フェアリー・Re:ライフ》《天災 デドダム》《ドンドン火噴くナウ》で、マナを伸ばしていきます。


【中盤】
《ヘブンズ・ゲート》による《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《霊宝 ヒャクメ-4》の展開

もしくは《龍風混成 ザーディクリカ》《ロスト・ソウル》でテンポを取ることを意識します。


【終盤】
《地封龍 ギャイア》で盤面制圧、《オールデリート》にてフィニッシュ。



Q:各カードの採用理由をお聞かせください。

切り札。相手に《禁断 ~封印されしX~》がない限り、使えば無条件で勝利。

言わずもがなゲーム中1度しか使用しないのと、《キング・マニフェスト》を採用していないので、枚数を2枚に抑えた。

マナか墓地に落ちた《オールデリート》を触ることができ

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》との相性も良いため採用。

『マッハファイター』で《とこしえの超人》などをメタカード処理できるのもいい所。

対【デリート】ミラーを見て採用。

《禁断 ~封印されしX~》で山札が圧縮されるのでエクストラターンを早期にとることができる。


Q:大会に参加してみていかがでしたか?

楽しかったです。


Q:こだわった点などはありますか?

動きの再現性を高めるために初動を10枚とり、4枚積みのカードを増やした
その分動きの柔軟性は失われたが、安定した動きが可能になっている。


Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?

【5c】などのコントロールが多いと見て、あまり受けに寄せすぎない構築を意識しました。


さかえだ選手! インタビューにお答えいただきありがとうございました!

しっかりと環境への対策を練った上でのデッキ選択とデッキ構築で見事準優勝!

おめでとうございます!


次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。

もう少しだけお付き合いください!!

今後の2ブロック考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後の2ブロック環境を考察していきます。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


対デリート・対5cを意識する。


このポイントが重要になりそうです。

前回では【赤単】に意識するということでしたが赤単の母数が減少し、【シータギュカウツ】の入賞率も下がってきています。


ですので、過剰に受け札を採用するのではなく

このカードを踏ませれば! という1枚で完結するようなトリガーを採用するのが良いと思われます。

例】《S・S・S》《終末の時計 ザ・クロック》


空いた枠を【呪文メタ】に寄せることで【対5c+対デリート】を意識することができると思われます。

また他の【5c】対策として上げられているのがこちら。

こちらは『鬼タイム』中ではシールドを追加できないので、『EXライフ』を完全無効化することができます。

【5cコントロール】に搭載されている代表的な『EXライフ』持ちは以下の通りです。


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これらのカードがよく使用されていますがEXライフのあるなしで、その耐久性が大きく変わります。


また、ビートダウンに対して《ヘブンズ・ゲート》から展開されるケースが多いのですが

《極悪!獄鬼夜城》の鬼タイム中の場合、受けきれないことが多くなります。

そのため直近で【赤黒邪王門】も大会中よく見受けられました。


それでは現在大会でよくみるデッキ分布とその相性をご紹介させていただきます。


※相性については個人的な感想になります。

デッキタイプ以下の通りです。

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【赤単】・・・【シータギュカウツ】に有利。【5c・赤黒邪王門】に不利

【5c】・・・【赤単】に有利。【デリート】に不利

【デリート】・・・【5c】に有利。【白単鬼羅.star】に不利

【シータギュカウツ】・・・【白単鬼羅.star】に有利。【赤単】に不利

【白単鬼羅.star】・・・【デリート】に有利。【シータギュカウツ】に不利



【赤黒邪王門】・・・【5c】に有利。【シータギュカウツ】に不利



全体的な立ち位置でいうとこのようになります。

もちろんその構築によって有利不利が変わる可能性も全然あります。

特に【赤単・赤黒邪王門】なんてS・トリガー踏まなければどの対面にも【有利】となってしまうので。

ここはあくまでも全体的な勝率ということで。



地域によって変動しますが【5cコントロール】は不動の一位で間違いないです。

しかし、ここで一つの課題が出てきます。そうです。【5c天門デリート】です。


《オールデリート》をいかに打たせないかが課題となります。

もちろん《ロスト・ソウル》等のハンデス札も有効ではありますが

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》搭載型のデッキタイプですと、ハンデスも刺さりづらいことから非常にやっかいになってきます。


そのため【白単鬼羅.star】に採用されている《ファイナルストップ》《ミラクルストップ》の他に

光単色が採用しづらいのであれば《イニシャッフチブ》の採用をお勧めします。

宣言:6or7or11でEXターン取りやすく、自身の打点が『W・ブレイカー』である。

さらに【コマンド持ち】である点を生かすことができれば《アルカディアス・モモキング》とセットにすると非常に詰めやすくなるのでお勧めです。



サンプルデッキリストはこちら。



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私が使おうとしましたが友人に使用していただき

少し変化していますが龍星杯にてベスト8まで進出しております。


既存の【5cバスター】のような立ち回りで《Mの悪魔龍 リンネビーナス》を最大限に生かしつつ

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》が採用できないのを《轟く革命 レッドギラゾーン》で過剰打点を演出するデッキタイプとなります。


《イニシャッフチブ》を生かしながら詰めることで《ヘブンズ・ゲート》を封殺し

《霊宝 ヒャクメ-4》がトリガーしても『マッハファイター』で処理することができるので、非常に器用に動いてくれます。

ビートダウンに対しても《百鬼の邪王門》があるので、ある程度はカウンターできると思われます。


もしよければ参考にしていただければ幸いです。

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

怒涛の2ブロックweek!!

非常に盛りだくさんの内容でお送りしました!

もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ