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2021.10.29

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.8 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!2ブロックフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.8 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど!私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第105回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。

本大会は【2ブロック構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。

【十王編・王来編】で収録されているカードだけで遊びます。
*マーク付きで再録されているカードは以前収録されているカードでも使用可能です。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

最近話題のデッキ


それでは現在2ブロックで使われているデッキを

その評価と共にご紹介させていただきます。

※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!




【シータギュカウツ】




特徴:最速4ターン目にクリーチャーを大量展開し、圧倒的物量で攻め込むデッキ。


【ゼーロワンショット】に有利を取ることができ、最近入賞を重ねている話題のデッキです。

【リースRX】を彷彿とさせる話題のデッキですが

《ボルシャック・モモキングNEX》を搭載した捲り特化タイプ。

《妖精 アジサイ-2》を搭載した安定展開タイプ。

の2種類があるため地域のデッキタイプによって使い分けることができると思われます。


デッキの構成上【赤単我我我】に不利がつくので対戦相手を圧倒する覇気で捲りましょう。日和ったら捲れません。


おすすめ度★★★★☆

プレイ難度★★★☆☆

構築自由度★★★★★


【代表カード】

本デッキのメインウェポンその1。

このカードを早期に着地させることにより

《アアルカイト <ペガサ.Star>》《アルカディアス・モモキング》

など強力な多色クリーチャーを9コストまで踏み倒すことができるため

このクリーチャーをさらに連鎖することもしばしば。

《王来英雄 モモキングRX》から進化することができ

出た時に山札の上から進化でないクリーチャーを踏み倒しできる上に

アタックトリガーで場に出たときの能力を持っているクリーチャーをコピーすることができる本デッキのメインウェポンその2。


上記の《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》の能力を使用することができ、《爆熱DX バトライ武神》を彷彿させるような展開力を見せます。


《王来英雄 モモキングRX》から進化することができ

出た時に山札の上から火のクリーチャー又はレクスターズを踏み倒しできる上に

アタックトリガーでも同じ能力を持っているため

《アアルカイト <ペガサ.Star>》でコピーすることができ

《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》を捲るチャンスが2度あるので必ず捲りましょう。はい。




【捲って嬉しいクリーチャー参考例】

  1. 《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》
  2. 《アアルカイト <ペガサ.Star>》
  3. 《王来英雄 モモキングRX》
  4. 《アルカディアス・モモキング》
  5. 《キャンベロ <レッゾ.Star>》


《王来英雄 モモキングRX》の進化パワーを利用することで、何度もアタックすることでどんどん展開していけるおすすめのデッキです。


場に出した《Dis ノメノン》の上に進化しても【ジャストダイバー】を引き継いでいるので選ばれない進化クリーチャーが爆誕します。


《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》《Dis ノメノン》《アアルカイト <ペガサ.Star>》

を捲るとちょうど9コストなのでおすすめのセットとなります。


戦績についても優勝1回、準優勝1回、3位入賞が4回と非常に安定しております。

大会結果・母数結果

【大会結果】

~第106回VDuelCS 2ブロック構築戦~

 ≪5c・たのc・華々c≫



↓大会の様子はこちらから



  

【5cコントロール】が最大母数という結果に、約1/3が【5cコントロール】という状況となりました。


オリジナル構築との差が出ないため5cコントロールが使いやすく

新しく構築を組み替えることなく使用することができるため、使用率が1位となりました。


以下が上位入賞者のリストとなります。

     

優勝:5cコントロール【轟破天】


準優勝:5cコントロール【ディスペクター】


3位:シータギュカウツ


4位:白単鬼羅.star


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

5cコントロールが約1/3と非常に大きな母数に。

基本的には呪文での受け札となりますので、4位入賞者のように呪文メタ《アルカディアス・モモキング》《ミラクル・ストップ》が必要かもしれません。

さらに《霊宝 ヒャクメ-4》が入っているため、ササゲールがメインとなりますので《ツネキン・ゲームス》《ベイB セガーレ》などが必要かと思われます。


~その他注目点~

・シータギュカウツの増加


以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー


今回はなんとお二人にインタビューさせていただきました!

優勝者の『村民まんじゅう』選手!

第4位の『MIYU1996』選手の両名になります!!

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!


まずは村民まんじゅう選手からのインタビューになります!



Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:5cVol-Val-轟破天




【戦績:優勝 ≪37人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選4位通過】
1回戦:vs 赤黒レッゾ.star        【勝利】
2回戦:vs 5cドラサイ        【勝利】
3回戦:vs 5cドラサイ          【敗北】
4回戦:vs 5cキューブ          【勝利】
5回戦:vs 赤黒レッドゾーン         【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:ゼーロワンショット         【勝利】
準決勝:白単鬼羅.star             【勝利】
決勝:5cドラサイ             【勝利】

2

4

4

1

2

2

2

4

3

2

4

3

2

2

3

→使用理由:

現環境で《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》を1番強く使えるデッキだと判断したからです。




Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【動き方】

ブーストしつつハンデス+《地封龍 ギャイア》で妨害。

できるだけ多くの《禁断竜王 Vol-Val-8》をマナに揃えて轟破天から一気に展開。

エクストラターンを複数獲得しながらダイレクトアタックを目指します。


【序盤】

能動的に動けるようになる7~8マナを目指し、とにかくブースト。
この段階で可能な限り、《禁断竜王 Vol-Val-8》とパワー6000以下のクリーチャーをマナに複数揃えておくことを意識します。


【中盤】

妨害とフィニッシュ準備。
《ロスト・ソウル》《地封龍 ギャイア》でテンポを取りつつ、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》で磐石な体制を作りにいきます。


【終盤】

轟破天。
《地封龍 ギャイア》を絡ませた轟破天で(ほぼ)一方展開。

EXライフ持ちの多面展開+《禁断竜王 Vol-Val-8》の複数エクストラターン獲得で攻撃と防御を同時に行いつつ勝負を決めにいきます。
可能なら《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》で山札切れ負けを回避し、負け筋を極力潰しておきます。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


好きなカードなので採用しました。
 ……本当に理由はこれだけなのですが。強いて真面目な理由を挙げるなら

《禁断竜王 Vol-Val-8》を複数並べてたくさんエクストラターンを取れたら強いのでは?」

という思考から、その実現のために最も現実的だと思える手段としてこのカードを採用しました。

序盤はマナに逃がしがちな《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》を終盤軽めのコストで回収できる点を評価しての採用です。
同じような役割の《魂晶 リゲル-2》と異なり、速攻〜ビート系の対面には防御札としてめ機能する点が魅力的でした。
最悪4→6の動きで、ブーストを引けなかった時の保険としても使えるのがありがたいですね。

めちゃくちゃ好きなカードなので長ーく書きます。強いんですよこのカード。


轟破天から出すだけなら召喚時能力を使えない点がアンチシナジーですが、

【轟破天】には「轟破天から出して強いクリーチャー」だけを積めるような余裕はありません。
このカードの主な仕事は、「轟破天を唱えることができる状況を作り出す」ことにあります。


同コスト帯のクリーチャーと比べると地味な印象を持たれがちなカードですが
・終盤擦り減りがちなリソースを一気に確保しながらフィニッシャーを探しつつ
・概ね《ロスト・ソウル》と同義な5ハンデスを行いつつ
・環境に蔓延る《地封龍 ギャイア》を始めとした強力な妨害クリーチャーを一方的に処理できる、(ほぼ)確定除去札のようなカードとして機能しつつ
・盾を増やしながらLOと特殊勝利もケアできる(運良くプレイが間に合えば、割り切り不利対面の【ゼーロベン】にも渋い顔をさせられる)


という非常にビッグマナ戦略とマッチした性能を評価して3枚採用しています。


ササゲール持ちS・トリガーのおかげで

ともすれば《ロスト・ソウル》より早い段階で着地を狙える点も素晴らしく、早期にプレイするだけで勝負が決まってしまうことも珍しくありません。


素直にマナを伸ばすデッキなら、(どんなデッキにも3枚積むかはさておき)他のメジャー所を押しのけて採用する価値があるカードだと私は思っています。


使ってみて・使われてみて実感できるタイプの強さなので、是非触れていただきたいカードです。



Q:【デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?】


①速攻〜ビート対面へのカウンター性能を高めるために、ギリギリまで防御札に割く枠を捻出した点。
②【ゼーロベン】のようなコンボデッキもまとめて対策したい気持ちを抑え、それ以外のデッキに対する勝率を上げるよう仮想敵を絞った(=コンボデッキのみに刺さるような対策カードを積みたい欲を抑えた)点。
③「それ轟破天じゃなくても良くね?」と言われないような、轟破天を利用する事が最適解足り得るようなコンセプト・構築を目指した点。



Q:大会に参加してみていかがでしたか?


前回決勝卓に上がった時には実現できなかった轟破天フィニッシュを達成できて感無量です。



村民まんじゅう選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

各カードの採用理由からもカード愛・構築の上手さが垣間見える

とてもおもしろいインタビューとなりました!


優勝おめでとうございます!
続いてはMIYU1996選手のインタビューとなります!


4位:MIYU1996選手

続いてのインタビューはMIYU1996選手!



Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:白単鬼羅.star



【戦績:4位 ≪37人規模≫】
【予選:5勝0敗 予選1位通過】
1回戦:vs 赤単我我我             【勝利】
2回戦:vs 5c天門                【勝利】
3回戦:vs 5cディスペクター                【勝利】
4回戦:vs 赤黒邪王門             【勝利】
5回戦:vs 5cダンテ            【勝利】
【決勝トーナメント】
1回戦:赤黒邪王門              【勝利】
準決勝:5cコントロール【轟破天】     【敗北】
3決:シータギュカウツ           【敗北】
→使用理由:
呪文系統のコントロールと赤単の速攻が多いと思い純粋なビートをしながら

ミラクルストップが唱えることができることラッカと違い受け札を多く入れられたので使いました。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】
《天翼 クリティブ-1》《一番隊 クリスタ》を出して相手を牽制していきます。


【中盤】
《龍装者 バーナイン》で手札を増やしたり、もう一体の《一番隊 クリスタ》からの《「正義星帝」》

そのまま《オヴ・シディア <サザン.Star>》を出して《ミラクルストップ》があれば唱えて

そのまま《オヴ・シディア <サザン.Star>》でアタック。

それで使いきった手札を回復させたりします。


【終盤】
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》を出して決めにいったり
中盤の動きの《一番隊 クリスタ》を2体出して終盤に《「正義星帝」》《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》を同ターンに出して

バトルゾーンを離れない《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》を作って《暴斬の姉豹》を出しまくります。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。

受けと進化パワーでドローができるため使いました。

タップして《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などのメタカードを処理もしやすくなったので良かったです。

《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》で出せるのとエンジェルコマンドドラゴンをもっているため

《ミラクルストップ》をコストを支払わず唱えられるため採用しました。

あと6マナあれば《「正義星帝」》コミでもう1打点を作りやすかったです。

【5cコントロール】の呪文トリガーの多い型が多いと思い使いました。


Q:大会に参加してみていかがでしたか?


楽しくプレイできました。


Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?

自メタクリーチャーの処理をするためタップできるカードを増やしたことです。
《閃メク星戦 絶十》が出てくれたおかげでだいぶ楽になりました。
今回の対面でディスペクター軸の5cが辛いと思ったので《検問の守り 輝羅》を追加するのもいいかもしれません。

《天翼 クリティブ-1》とドローソースの部分を調整するとしやすいと思います。


MIYU1996選手! インタビューにお答えいただきありがとうございました!

しっかりと練られた上に違った角度からの切り込み方で見事4位入賞!

おめでとうございます!


次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】 をしていきたいと思います。

もう少しだけお付き合いください!!

今後の2ブロック考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後の2ブロック環境を考察していきます。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


対赤単・対5cを意識する。


このポイントが重要になりそうです。

理由としてはつまりは【赤単】に対して受けを厚く、【5c】に対してコントロールしやすい。

そんなデッキが活躍する傾向があります。


その理由は優勝の【5c轟破天】と4位入賞の【白単鬼羅.star】

これらはそのポイントを押さえた構築になっています。


通常の【5cコントロール】だけでは勝ち続けることが難しいので

《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》入れてみたりと工夫が大いに必要であると感じました。


現在よく使用されているデッキタイプを上げると下記の通りです。

左から【赤単】【5c】【ゼーロワンショット】【シータギュカウツ】となります。

そこでVDuelの成績においてそれらの【有利・不利】を洗ってみたいと思います。


【赤単】・・・【シータギュカウツ】に有利。【5c】に不利

【5c】・・・【赤単】に有利。【ゼーロワンショット】に不利

【ゼーロワンショット】・・・【5c】に有利。【シータギュカウツ】に不利

【シータギュカウツ】・・・【ゼーロワンショット】に有利。【赤単】に不利


全体的な立ち位置でいうとこのようになります。

もちろんその構築によって有利不利が変わる可能性も全然あります。

特に【赤単】なんてS・トリガー踏まなければどの対面にも【有利】となってしまうので。

ここはあくまでも全体的な勝率ということで。


VDuelCSにおいて母数をランキング化した場合こうなります。


1位:5cコントロール

2位:赤単

3位:シータギュカウツ

4位:ゼーロワンショット


地域によって変動しますが1位の【5cコントロール】は不動の一位で間違いないです。

つまり【5cコントロール】を最初に仮想敵として調整することが必須と言えます。


【ジョー星ゼロルピア】や【シータノヴァ】がいないので、水を得た魚の様にいっきいきとしてます。

その構築も様々で【ドラサイ型】【天門型】【ディスペクター型】など様々な形が生まれているので対策するのも一苦労です。

ですがすべて【大型クリーチャーの早期着地】が目的であり、受札は【呪文+ヒャクメ】のパッケージに絞ればなにか見つかるのかもしれません。


来週【~11/7】までに2ブロックのCSが4つほどあります。

またVDuelCSにおいても11/3【祝】にございますので

そちらのコラムにて様々な情報、考察をたくさん記載させていただきます!

ぜひご期待ください!

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

いよいよ来週は怒涛の2ブロックweek!!

ループや【ジョー星ゼロルピア】や【シータノヴァ】がいない世界線の構築戦なのでめっちゃ楽しめます!!

ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】を何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ