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2021.10.15

アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.6 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.6 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど!私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートでは本大会における結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第99回VDuelCSアドバンス大会の環境解説記事です。

本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。


目次

よく使われているデッキ


VDuelCSでよく使われているデッキを使用率順に紹介します。

※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。




それではさっそく使用率順にそれぞれの評価・代表カードを

併せてご紹介させていただきます!

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!




【よく使われているデッキ】

5cコントロール


特徴:全ての文明・全てのカードを多彩に操るデッキ。

オリジナルアドバンス2ブロックと全てのフォーマットに

おいて存在しており、使用者によって構築が幅広く人気のデッキ。

最近では《ドラゴンズ・サイン》型ではなく《ヘブンズ・ゲート》から

大型のディスペクター《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》

を出すディスペクター中心の構築も増えてきています。

環境的にも様々なデッキに対応しやすく現環境一番のパワーを持っています。



おすすめ度★★★★☆

プレイ難度★★★★★

構築自由度★★★★★


【代表カード】

アドバンス・オリジナル関わらず4枚採用されており

「手札破壊」

クリーチャーの踏み倒し」

「リソース確保」

三拍子揃った非常に強力なコントロールカード。

近頃では《ロスト・ソウル》だけでなく

【アタックチャンス】を唱えることが多く

《禁時王秘伝エンドオブランド》

《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》を唱えたり

更には《ヘブンズ・ゲート》を唱えることも。

もし《奇天烈 シャッフ》でコストを宣言するときは慎重に。


5cコントロールにおけるフィニッシャー。

採用はアドバンス構築限定にはなるが、こちらも

【盤面制圧】

【クリーチャーの踏み倒し】

【リソース確保】

の三拍子が揃ったフィニッシャーカード。

最近では《ヘブンズ・ゲート》型やディスペクター型の

【5cコントロール】非常に増えてきているため少しずつ

採用率が減少してきていますが強力なカードであるのは間違いないです。

アドバンス・オリジナル関わらず3~4枚採用されており、

S・トリガーを持っており受け札として機能するだけでなく

シンプルに5コスト払う価値があるカード。

《灰燼と天門の儀式》との相性も〇


【感想】

近年、3色カードが多く発売されており5cコントロールデッキ

における対応力・制圧力が非常に高いのが魅力。

使用者によって構築が大幅に変化するため構築の自由度は非常に

高いが、その分プレイ難度も非常に高いデッキとなっている。

理解度を高めるだけでなく、対戦相手のデッキタイプ・動き方を

理解して2手も3手も読む必要があるので使用の際は慎重にプレイしましょう。

現在確認されている【5cコントロール】は以下のタイプです。

【5cモルト】【5cディスペクター】【5c天門】

全て光の呪文をメインに構成されているため、《アルカディアス・モモキング》

が刺さりにくい対面になっています。

【大会結果】

~第99回VDuelCS アドバンス構築戦~

≪捲るぜ山札!捲るぜ勝利!≫




それでは早速タイトルと共に56名で開催されたVDuelCS。

さっそく大会結果を確認してみましょう。

↓大会の様子はこちらから!



     ≪リースRXが優勝という結果に。


≪リースRX≫とは?

基盤はシータノヴァ+ドラグナー要素を混ぜ込んだ超連ドラデッキ。

マナブーストから《爆熱剣 バトライ刃》を登場させるドラグナーを召喚し

【革命チェンジ】のギミックや《王来英雄 モモキングRX》からの踏み倒しで

《爆熱剣 バトライ刃》《爆熱DX バトライ武神》まで龍解させてドラゴンを

大量展開することに長けたデッキ。


≪代表カード≫

タイトルの元となるカード。

今や様々な【ドラゴンデッキ】に引っ張りだこな

アイドル級カード。【ボルシャックワンショット】や

【シータノヴァ】【モルトNEXT】【リースRX】等

今デュエル・マスターズを楽しむなら4枚は揃えておきたい

優秀なカードです。

【ドローソース】【スピードアタッカー】【速攻進化】

さらには【進化パワー】によるアンタップなど様々な

用途、能力を兼ね備えた一枚となっており

本デッキでは《爆熱天守 バトライ閣》の龍解条件を満たすためにも

使用されており重要な役割持っています。





このデッキのメインエンジンとなるカード。

《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》の相性が非常によく

今や《超戦龍覇 モルトNEXT》以上にベストマッチしているような気がします。

理由として【マッハファイター】のため《爆熱天守 バトライ閣》が反応するだけでなく

《爆熱DX バトライ武神》から捲ると攻撃中の本カードをバウンスすることでアタックキャンセル

つまり龍回避することができ、さらにまた龍解除させ、さらにまた龍回避・・・と

今はもうできない閣ループの片鱗をみせることができます。

どこからか『ドロー!モンスターカード!』と聞こえてきそうなぐらいドラゴンを

展開することができます。


と非常に興奮するデッキですが今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

5cコントロールが12名と最大母数ではあり、全体の約1/5。

オリジナル以上に意識せざるを得ない母数であり、さらに

そのデッキタイプも様々であります。

人気である【ジョー星ゼロルピア】や【リースRX】の母数が非常に少なく

母数2のデッキタイプが非常に多いイベントとなりました。


~その他注目点~

・コントロールデッキの増加

・ビートダウンデッキの減少


以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー

今回は今大会優勝者の『Rikky』選手

をインタビューさせていただきました!!


大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!


Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:リースRX』


【戦績:優勝 ≪56人規模≫】
【予選:3勝2敗 予選15位通過】
1回戦:vs 5cディスペクター     【勝利】
2回戦:vs デイガドラグナー   【勝利】←フィーチャー
3回戦:vs 5cコントロール     【敗北】
4回戦:vs 4cディスペクター     【勝利】
5回戦:vs 5cモルト        【敗北】


【決勝トーナメント】
1回戦:赤白ノヴァ       【勝利】
2回戦:モルトNEXT        【勝利】←フィーチャー
準決勝:赤単バルガ        【勝利】
決勝:5cモルト          【勝利】←フィーチャー

4

4

2

4

4

4

4

4

3

2

2

1

1

1

2

2

2

2

2

2

1

1

1

1

1

1

1

1


→使用理由:《とこしえの超人》や【ハンデス】といった【リースRX】が苦手としていたものが減り、

あらゆる対面に5分程度をつけられると

判断したからというのが1つの理由です。
もうひとつは翌日にリアルでのCSをひかえており、

頭をあまり使いたくなかったからです。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】
《メンデルス・ゾーン》《ボルシャック・栄光ルピア》でマナを伸ばしていきます。


【中盤】
《超英雄タイム》《切札勝太&カツキング ~熱血の物語~》

メタをどかしながら、《龍覇 ラブエース》《最終龍覇 ロージア》

《爆熱天守 バトライ閣》を建設します。


【終盤】

ドラゴンを出して《爆熱王DX バトライ武神》をつくり、

山からどんどんドラゴンを展開して殴り勝ちます。


こだわった点→
爆発力をだせるようにしながらも、安定感を重視する

初動枚数や受け札枚数、色バランスを意識しました。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


《切札勝太&カツキング ~熱血の物語~》を素出しするための

青色を持つドラゴンで、受け札にもなるため2枚採用しました。
クリーチャー面も最低限攻撃を止めつつ、

呪文を抑制する効果を持っており強力でした。

《王来英雄 モモキングRX》から進化できる

最も強いドラゴンで《生命と大地と轟破の決断》

合わせて相手の盤面とマナをズタボロにできる

殿堂カードでいつ出しても強いので採用しました!


Q:デッキ作成の上で気を付けた点などはありますか?
→:出力にムラが出ないようにすることも注意しましたが、

楽しく捲れる構築にする点を一番気を付けました!!


Q:大会に参加してみていかがでしたか?
5Cを中心に様々なデッキと闘えて良かったです!



Rikky選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

Rikky選手はVDuelCSの常連であり、前回でも【ジョー星ゼロルピア】でも

優勝しており、実力・デッキ選択共に卓越しているプレイヤーであることが

分かるインタビューとなりました。

次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】

をしていきたいと思います。もう少しだけお付き合いください!!

今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので

もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、現環境では【5cコントロール】と

【ジョー星ゼロルピア】が圧倒的に強い状況でありますが

本イベントにおいてはリモート特有の【コントロールデッキタイプ】が

非常に多くなります。そのためそれらを【打点数】で叩き込める

【ビートダウン】つまり【赤単系統】や《蒼き守護神 ドギラゴン閃》

採用する【ドラゴンデッキ】がその後を追う形となっています。


それらの特徴としては【GR・超次元】を非常に多く採用されており

かつ使用するため、《とこしえの超人》が必須環境となっています。

現に【ジョー星ゼロルピア】【5cコントロール】も採用されています。

しかし【5cコントロール】のデッキタイプにばらつきが見え始めているので

《とこしえの超人》の採用枚数が少しずつ減ってきており、少しずつではありますが

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》にシフトしてきているような気がします。


しかしメタクリーチャーが並ぶ環境下であることは間違いないため

相手がクリーチャーを並べている条件下で活躍するカード。

つまり【バトルに勝った時】もしくは【マッハファイター】を持っている

クリーチャーの活躍に期待できるかと思われます。

代表的なカードは以下のカードになります。

パワー5000以下のクリーチャーであれば軽減効果を使用し

4コストで破壊+1ドローまで付いてくる対メタカード専用カード。

近頃では《ベイB セガーレ》が採用されているデッキが

見え始めているため、あえて除去のために4コスト支払うのも全然

ありなカードとなります。

《とこしえの超人》《天災 デドダム》などを処理することができ

【赤単】に対しても非常に有効で、リソース確保・盤面処理に最適です。

【リースRX】でもご説明したとおり【進化パワー】による

バトルに勝った時のアンタップが非常に強力です。

不用意にシールドブレイクしてきたクリーチャーがあれば

進化することでその能力を発揮し一掃できます。

《ボルシャック・ドギラゴン》による盤面制圧は非常に強力です。

このクリーチャーから進化できるカードを探してみたら実は

今後新しいデッキタイプが生まれるかも・・?


最近【マッハファイター】が搭載されていくクリーチャーには

【ジョーカーズ】の種族があることが多くテーマ的にも【進化パワー】

を持っているクリーチャーが多いため、今後ジョーカーズを使用した

デッキタイプが活躍するのでは?と考えております。

瞬間火力も高いだけでなく、GRクリーチャーによるリソース確保、

盤面制圧もできるためおすすめではありますが、受けの部分が現在不安視されているので

その点を改善するデッキ、もしくは相手を妨害するカードを採用した

ジョーカーズデッキに注目したいと思います。




↓最後に私の感想で〆させていただきます。↓

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

今月にはEXパックの登場により既に新しい環境に

注目されている【アドバンス環境】でありますが

環境としては【オリジナル環境】より勝てるデッキの

種類が限られてきているような気がします。

今後は新規収録カードの評価と共に既存のデッキが

どう強化されたのかも注目して解説できればと思います!!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら

SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】

何卒宜しくお願い致します。

以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ