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2021.10.5

チャンピオンズリーグ2022京都振り返り ~シティリーグに向けて~ | 週刊きむらのポケ講

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チャンピオンズリーグ2022京都振り返り ~シティリーグに向けて~ | 週刊きむらのポケ講

チャンピオンズリーグ2022京都振り返り ~シティリーグに向けて~

目次

はじめに

みなさんこんにちは!
きむらです。
チャンピオンズリーグ2022京都が終わりましたね!
実は僕も参加していましたが、5勝3敗で終わってしまいました…
デッキは《ミュウVMAX》を使いました!

練習と共に変形していってポケ講で紹介した内容とはだいぶ違う構築になったものです。
今回の記事では、これから始まるシティリーグシーズン4にむけて環境やそれぞれのデッキの特徴をチャンピオンズリーグ2022京都の情報から考えていきたいと思います。
デッキ分布など一部情報を公式配信「【ポケカ】チャンピオンズリーグ2022京都【ポケモンカード生放送】」から引用させていただきました。


デッキ分布

公式配信の中でデッキ分布への言及がありました。

《ミュウVMAX》を軸とするデッキ 23%
《ゲンガーVMAX》を軸とするデッキ  12%
《スイクンV》を軸とするデッキ 12%
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》を軸とするデッキ 10%
その他に《ムゲンダイナVMAX》《カラマネロ》《れんげきウーラオスVMAX》等のデッキ


といったデッキ分布だったようです。
《ミュウVMAX》が登場したことにより環境が大きく変化しましたね。
《ミュウVMAX》《スイクンV》に強い
《ゲンガーVMAX》《ミュウVMAX》に強い
《スイクンV》《ゲンガーVMAX》に強いという三すくみが形成されており、これからも続きそうです。


各デッキ採用カードの特徴

こちらの項目では使用率の高かったデッキのレシピを複数確認して、各デッキに採用されているカードにどんな特徴があり、それらはどういった使われ方をするのか書いていこうと思います。
僕がデッキから読み取って書くことになるのでデッキ使用者の方とは考えが異なる場合があります。

《ミュウVMAX》デッキ」

《ゲノセクトV》特性「フュージョンシステム」との相性の良さ、1~2枚採用でも《バトルVIPパス》を使える、《ツールジャマー》を狙ったタイミングでサーチしやすいので《スイクンV》《タフネスマント》を超えやすい、VMAXポケモンを《パワータブレット》3~4枚+《げんきのハチマキ》「テクノバスター」で一撃で倒せるという理由からか《ピオニー》軸のレシピが多かったです。

《ウィークガードエネルギー》《オドリドリ》はほとんど全てのデッキ、《うねりの扇》は多くのデッキに採用されていました。
ベンチにGX,Vポケモンを4体までにしながら《ウィークガードエネルギー》《ミュウVMAX》につけて《オドリドリ》がベンチにいれば、《いちげきエネルギー》の3枚ついた《ゲンガーVMAX》の「キョダイマルノミ」「パニックフィアー」どちらも耐えることができます。
相手が《ゲンガーVMAX》《ヘルガー》特性「いちげきのほうこう」を使っていれば《パワータブレット》3枚の《ゲノセクトV》「テクノバスター」で倒すことができるのでそういったプランが見えました。
《うねりの扇》は使用率の高い《ゲンガーVMAX》《ミュウVMAX》《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》に有効で《ピオニー》からサーチできるので1枚採用でも十分な働きが期待できます。

《頂への雪道》《ポケモンキャッチャー》は一部のデッキに採用されていました。
《頂への雪道》は主に《ミュウVMAX》対面を想定したカードで、《ピオニー》から《頂への雪道》《リセットスタンプ》《マーシャドー》特性「リセットホール」を揃えて相手の《ゲノセクトV》特性「フュージョンシステム」を止めることで、相手にサイドを先行された場合での逆転を狙っているように見えます。
《頂への雪道》《リセットスタンプ》《インテレオン》軸のデッキ以外ほとんどのデッキに強力な動きなので魅力的ですね。
《ポケモンキャッチャー》はコイントス次第では《ボスの指令》の役割をこなし、使いたいときに使えるので《ゲノセクトV》特性「フュージョンシステム」を阻害しないことが強みです。

入れ替え札は《あなぬけのヒモ》2枚《ポケモンいれかえ》2枚の構築が多かったです。
《あなぬけのヒモ》《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》対面と《ミュウVMAX》対面で2枚2枚2枚とサイドを取りやすくなり、《スイクンV》対面では1枚2枚2枚とサイドを取った後に出てくる《はくばバドレックスVMAX》《タフネスマント》付き《スイクンV》を避けてサイドを取ることができます。
《あなぬけのヒモ》だけにするとバトル場のポケモンを倒したいタイミングで逃がしてしまうので間をとって《あなぬけのヒモ》2枚《ポケモンいれかえ》2枚という考えでしょう。
各2枚ですが《ピオニー》軸ならば狙ったタイミングで使い分けれるのも美しいですね。

《ゲンガーVMAX》+《ジュラルドンVMAX》デッキ」「《ゲンガーVMAX》+《インテレオン》デッキ」「《ゲンガーVMAX》デッキ」の3つの型があります。
今回は「《ゲンガーVMAX》+《ジュラルドンVMAX》デッキ」が多数派でした。
どの型であっても《ミュウVMAX》《ウィークガードエネルギー》対策及び《ゲンガーVMAX》ミラー用の《うねりの扇》採用が多かったです。
《うねりの扇》ほどではありませんが《カリンの信念》の採用も見受けられます。

《ゲンガーVMAX》+《ジュラルドンVMAX》デッキ」
《ゲンガーVMAX》デッキ」の中で一番多かったと思います。
《ミュウVMAX》《ゲンガーVMAX》《スイクンV》の三すくみになることはある程度予想できたので、《ミュウVMAX》に有利かつ《ジュラルドンVMAX》が採用されていない《ゲンガーVMAX》に有利との考えから使用率が高くなったのでしょう。
スタジアムは《あくの塔》が3~4枚採用されていました。

《ゲンガーVMAX》+《インテレオン》デッキ」
《ポケモンいれかえ》《活力の壺》《頂への雪道》《リセットスタンプ》《うねりの扇》を必要なタイミングで使えることが強みのデッキです。
相手の《頂への雪道》《リセットスタンプ》後の解決札が多いので「《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》デッキ」への相性がほかの二つの型に比べると良いですね。
《ジュラルドンVMAX》《頂への雪道》を使うことで《ゲンガーVMAX》で倒せます。
《ヘルガー》ラインが採用されているので《インテレオン》ラインは少なくなっていて《メッソン》3枚《ジメレオン》3枚《インテレオン》《インテレオン》2種で合計2枚の型が見受けられます。
ベンチに余裕がないことから《デデンネGX》《クロバットV》の採用が少なく、1ターン目に《ゲンガーV》を2体並べにくいのが弱みだと思います。

《ゲンガーVMAX》デッキ」
《ゲンガーVMAX》に絞ることでデッキスペースに余裕ができるので《ヘルガー》ラインや《活力の壺》の採用枚数を増やせることが強みです。
《デデンネGX》《クロバットV》《ワタシラガV》だけでなく《オドリドリGX》《混沌のうねり》とセットで採用することで「《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》デッキ」の《頂への雪道》《リセットスタンプ》に抗う意思が見えました。
《ポケモンいれかえ》《活力の壺》の採用枚数が多いので《博士の研究》でのトラッシュを許容できます。
《ジュラルドンVMAX》は苦手です。

《スイクンV》デッキ」

《スイクンV》デッキのほとんどが《はくばバドレックスVMAX》を採用した「《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》デッキ」だったと思います。
前環境から非常に完成されているデッキなのでどのデッキレシピを見ても55枚ぐらいは共通しています。
《メッソン》《スイクンV》《スイクンV》で1枚2枚2枚とサイドを取られてからの《リセットスタンプ》《頂への雪道》が強力なデッキです。

《ミュウVMAX》を苦手としているデッキなので《うねりの扇》がほとんどのデッキレシピに採用されていました。
1枚採用のものから4枚採用のものまでありましたが、2枚採用のデッキレシピが多くこれからも一般的になると思っています。
入れ替え札に《ポケモンいれかえ》《ふうせん》ではなく《あなぬけのヒモ》を採用しているデッキレシピが大半を占めました。
《ミュウVMAX》を相手にしていると《ボスの指令》を打つ余裕があまりなく、最終ターンに《あなぬけのヒモ》を使うと《はくばバドレックスVMAX》「ダイランス」や《スイクンV》「ブリザードロンド」で倒せるポケモンが出てくる場合が多いからですね。
《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》デッキ」対面でも同じような活躍が期待できます。
《マーシャドー》《ミュウVMAX》対策カードで、《混沌のうねり》《頂への雪道》を対策している型に《マーシャドー》特性「リセットホール」から《頂への雪道》《リセットスタンプ》を通すためのカードです。
《うねりの扇》ほどではありませんが採用しているデッキレシピも多かったです。

《インテレオン》の採用枚数にも変化がありました。
前環境では《インテレオン》特性「クイックシューター」の方を採用するデッキが主流でしたが、《インテレオン》特性「うらこうさく」と2枚ずつもしくは「うらこうさく」2枚「クイックシューター」1枚の構築が多くなっていました。

《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》デッキ」
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」と「《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ザシアンV》デッキ」の二つの型があります。
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ザシアンV》デッキ」に《ガラルファイヤーV》が入っている場合もあるので、前者は《メタルソーサー》が採用されていないもの、後者は《メタルソーサー》が採用されているものとします。
前環境では前者の「《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」がほとんどでしたが、有利としていた「《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」の使用率が下がり、「《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》+《インテレオン》デッキ」の使用率が上がることから後者の「《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ザシアンV》デッキ」も増加しました。

どちらの型であっても《ガラルサンダーV》《ザマゼンタV》の採用が増えました。
《ガラルサンダーV》《はくばバドレックスVMAX》対策の《クチートGX》のように《エネルギーつけかえ》《オーロラエネルギー》から《ゲンガーVMAX》倒す役割があります。
《ザマゼンタV》《ミュウVMAX》《あなぬけのヒモ》対策でしょうか?特殊エネルギーが多い環境なのでワザ「アサルトタックル」も強力です。
そしてここでも登場《うねりの扇》です。
《ガラルファイヤーV》《ミュウVMAX》を倒すには《ウィークガードエネルギー》を剥がす必要があるので採用されています。
1ターン目に使うことができれば相手の行動を遅らせることができるのも強力ですね。

《ミュウツー&ミュウGX》《ゲンガー&ミミッキュGX》の採用が減りました。
どちらも「《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」を意識したカードだったので当然の流れですね。
今までは《ゲンガー&ミミッキュGX》「ホラーハウスGX」からの「ポルターガイスト」を意識したプレイをしていましたが、これからはあまりしなくて良さそうです。

総評

《ミュウVMAX》を中心として環境が動き、「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」や「《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」や「《ミュウツー&ミュウGX》+《ダークライ&ブラッキーGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」といったデッキが減少しました。
ありとあらゆるデッキに《うねりの扇》が採用されているので特殊エネルギーを使うデッキは少し使いにくそうです。
《ミュウVMAX》《うねりの扇》を意識した基本エネルギーを多めに採用している型か《カミツレのきらめき》を重視した構築が増えそうです。
前環境に比べて《あなぬけのヒモ》の採用率が大幅に上がっているのでそれに合わせたプレイをしていきたいですね。
前環境の《こくばバドレックスVMAX》《ガラルファイヤーV》等の悪タイプ《れんげきウーラオスVMAX》の三すくみに比べ、今回の《ミュウVMAX》《ゲンガーVMAX》《はくばバドレックスVMAX》の三すくみは覆しやすいので、これら3デッキの使用率はこれからも高そうな気がしています。

シティリーグに向けて

シティリーグとチャンピオンズリーグではデッキを使用する基準が異なります。チャンピオンズリーグで優勝するには13回戦を戦い抜く必要があり、苦手デッキが少なくどのデッキとも戦えるデッキが望ましいです。
シティリーグは短ければ6~7戦で優勝できるので極端に苦手なデッキがあっても当たらなければ良いという考えでデッキ選択ができます。
その考えから「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」がチャンピオンズリーグよりは増えると考えています。


優勝したこと・対策をしにくいことから「《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》デッキ」が増加し、良質なデッキレシピが出回ってきたことをプラス要因、《うねりの扇》が増えすぎたことをマイナス要因として《ミュウVMAX》が若干の減少、「《スイクンV》+《はくばバドレックスVMAX》デッキ」が増加すると考えて《ゲンガーVMAX》が減少するといった変化が起きるかなぁと思っています。
シティリーグは各地域の特色がでたり、先週の優勝デッキによりメタが変わったりで正確な予想が困難なので「一番強い!」と思ったデッキの練度を高めてどっしり構えておきましょう!

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今までと違った形の記事になるのでクオリティが心配ですが、反省点を自分で見つけ次回に生かしたいですね!
それにしても勝ちたかったなぁ…
次のチャンピオンズリーグも近いのでクヨクヨしてられませんね!
抽選当たるといいな!

次回更新は10月12日(火)!!ネタ切れは大丈夫なのか!?

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このコラムのライター

きむら

きむら