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2021.9.24

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.3 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.3 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど!私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第89回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。

本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。

40枚デッキだけで遊びます。
外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

最近話題のデッキ


以前からよく使われているデッキをご紹介させていただきましたが

今回ははVDuelCSで最近話題のデッキを

その評価と共にご紹介させていただきます。

※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【最近話題のデッキ】

【ジョー星ギャラクシールド】


特徴:

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》《希望のジョー星》

による強力なメタカードでのコントロールと【ギャラクシールド】

による強力な受け性能が合わさった超コントロールデッキ。

以前話題となりましたが【5cロマノフ】の増加により少しずつ

数を減らしていきました。

しかし【5cロマノフ】が減少した結果、

既存の【5cコントロール】が《ドラゴンズ・サイン》

《SSS級天災 デッドダムド》等の文明指定カードを使用して

いることから通りが良くなったと思われます。


【シータノヴァ】【ジョー星ゼロルピア】【赤単我我我】

に有利を取ることができるデッキとして最近入賞を重ねている

話題のデッキです。



おすすめ度★★★☆☆

プレイ難度★★★★★

構築自由度★★☆☆☆


【代表カード】

最近なにかと話題のD2フィールド。

使用されるカードの文明が失われるため

【革命チェンジ】【文明指定カード】が

機能しなくなる強力なメタカード。

以前vol.1の【0cコントロール】でも説明した通り

このカードを使用されるだけで止まるデッキも。


対【ジョー星ゼロルピア】対【ループデッキ】

に対して絶大な効果を発揮するこのカード。

各ターン、クリーチャーを3体までしかバトルゾーンに出せない。
各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

見るだけで分かる、強いやつやん・・!とどこかのお祭り男も

言いたくなる強力なメタカード。機能しなくても

使用したときに1ドローが付いており、2コストのため

初動としても採用できることから非常に優秀で

コントロールデッキに1枚は欲しいカードであると思います。

このデッキにおけるフィニッシャー。


多色以外のクリーチャーを破壊する!【盤面制圧】

多色以外の呪文が唱えられない!【単色呪文封殺】


《希望のジョー星》と組み合わせることにより

無色=多色でないので相手クリーチャーを全て破壊し

相手の呪文を唱えられないようにできる強力なコンボ。

また《希望のジョー星》と組み合わせることにより

《ウェディング・ゲート》で場に出すことができるため

安易にシールドブレイクするともれなく2体出てくるので

ブレイクする際は注意が必要です。


【シータテラスネスクノヴァ】


特徴:自然の3色で構成された革命チェンジで制圧するビートダウンデッキ。

【革命チェンジ】・【シンカパワー】を駆使し歴代最高峰のドギラゴンデッキ。

《仙祖電融 テラスネスク》が採用され、盤面展開がしやすくなった【シータノヴァ】。

4コスト以下の《奇天烈 シャッフ》《Disノメノン》などが挙げられます。

手札のカードを使用できる点から構築自由度が従来より上がっています。


おすすめ度★★★★

プレイ難度★★★★☆

構築自由度★★★


【代表カード】


《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から捲れて嬉しいカードに

このカードが登場。場に出た時にコスト4以下のカードを一枚

使用できる点から本来《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から

場に出ることのないクリーチャー・呪文まで唱えることが

できるようになりました。

【ジャストダイバー】持ちである点から場持ちもよく

【EXライフ】も持っている点から《奇石 ミクセル》

《デスマッチ・ビートル》等のメタカードも突破できるようになりました。

更には【ブロッカー】も持っている点から対【シータノヴァ】に対しても

非常に強く出ることが可能になりました。

【シータノヴァ】に少し入っている構築が見受けられてた

このカードですが《仙祖電融 テラスネスク》の採用に伴い

最大枚数採用され始めました。

役割は《アルカディアス・モモキング》では止めることが

できない光呪文の封じ込めや相手の場にいるクリーチャー

の行動停止が主な役割です。

【光呪文対象例】

《ドラゴンズ・サイン》《灰燼と天門の儀式》《ヘブンズ・ゲート》

等が挙げられます。



こちらは上記の《奇天烈 シャッフ》では

止めることができない【クリーチャーの召喚】

を封じ込めることができる唯一のカード。

対【シータノヴァ】対面では5コストを宣言するだけで

《王来英雄 モモキングRX》《生命と大地と轟破の決断》

《“龍装”チュリス》《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》

が使用することができない状況になるため、EXターンを

もらえるほどの強力なカードになります。

大会結果・母数結果

【大会結果】

~第92回VDuelCS オリジナル構築戦~

≪環境外からの刺客~黒船襲来~≫




それでは早速タイトルと共に82名で開催されたVDuelCS。

≪環境外からの刺客~黒船襲来~≫とはどういうことなのか。

黒船とは一体なんなのか!

それでは早速大会結果を確認してみましょう。


↓大会の様子はこちらから!↓



  【5cコントロール】が最大母数という結果に。

約1/5以上が【5cコントロール】という状況となりました。

また【ジョー星ギャラクシールド】が増加したことにより

かなり後ろ向き(遅い)環境になりつつあります。

毎大会の結果はこちらのTwitterアカウントからご覧いただけます。

以下が上位者のリストになります。

     

優勝:赤単我我我


準優勝:シータランデス


3位:5cコントロール【ドラサイ】


それではもう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

5cコントロールが18名と前回より増加。

《ドラゴンズ・サイン》を主軸としているデッキが

多いことは変わりませんが《龍風混成 ザーディクリカ》

だけでなく《熱核連結 ガイアトム・シックス》が採用されて

いる型が増えてきています。

なんといっても【ジョー星ギャラクシールド】の大幅上昇。

今後カード指定除去を採用した【ジョー星ゼロルピア】

が増える可能性があるので、《希望のジョー星》対策

が必要がありそうです。


~その他注目点~

・5cコントロールの【型】の増加

・ラッカ鬼羅.star・ラッカ天門の減少

・墓地ソースの減少


以上が【大会結果・母数詳細】になります。

続いては【注目デッキ・インタビュー】になります。


注目デッキ・インタビュー

今回は今大会準優勝者の『Take5116選手

をインタビューさせていただきました!!


大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!


Q:今大会で使用したデッキ名と使用した利用をお聞かせください。

→デッキ名:シータランデス


ランデスとは??

 →相手のマナゾーンのカードを墓地や手札等に送り、

  マナアドバンテージやテンポアドバンテージを奪う行為。

  つまりデュエマ最大の妨害デッキであります。


【戦績:準優勝 ≪82人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選8位通過】
1回戦:vs ラッカ天門             【勝利】
2回戦:vs 5cコントロール     【敗北】
3回戦:vs 5cコントロール        【勝利】
4回戦:vs ラッカ鬼羅.star       【勝利】
5回戦:vs ジョー星ギャラクシールド  【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:5cコントロール            【勝利】
2回戦:ジョー星ギャラクシールド   【勝利】
準決勝:ジョー星ギャラクシールド  【勝利】
決勝:赤単我我我                【敗北】

4

4

2

2

4

3

1

4

2

2

4

3

1

2

2

→使用理由:

『現在環境にいるデッキが色事故を狙える【5cコントロール】

や、動くのが遅い【ジョー星ギャラクシールド】などが多かったので

それらに刺さるかもしれないなと思ったからです。
また《希望のジョー星》《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》

等のメタカードがほぼ効かないことも追い風になりました。


Q:【シータノヴァ】や【ラッカ鬼羅.star】が非常に

きついと思われますがいかがでしょうか?
→このデッキは総じてビート寄りのデッキは厳しいです。ですが

「ラッカ鬼羅.star」対面は《エヴォルピア》などが着地する

4マナまで貯めさせなければ良い事と【シータノヴァ】のように

マナブーストを行わないため厳しいですがまだ戦えます。

ですが【シータノヴァ】はマナブーストに加え《龍装チュリス》

《アルカディアス・モモキング》があるため非常に厳しくなっています。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

《フェアリー・ライフ》《再生妖精スズラン》などでマナを伸ばし、

《マナ・クライシス》《焦土と開拓の天変》などのランデス呪文で

相手を遅延させます


【中盤】
《龍装艦 チェンジザ / 六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》

リソースを確保した上でマナ破壊カードを継続的に使用し

1ターンに2マナ破壊するできる状況を目指します。



【終盤】

相手のマナを0にした上で《水上第九院 シャコガイル》

を安全に着地させてEXWINを目指します。



【こだわった点】

《焦土と開拓の天変》を使いたかったので必要な火文明カードの選択。

これによってマナが一気に伸び、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》

によって4枚しかない闇文明のカードをしっかりと使えること。

自身のマナに触れるカード《黒豆だんしゃく / 白米男しゃく》

《シャドーウェーブ・サイクロン》等を積んでいるため柔軟に動けるところです。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。


序盤は手札入れ替えや除去にも使え、中盤《龍装艦 チェンジザ》

場にいる状態だと2コストで手札の呪文を踏み倒すことが可能で、

終盤には《水上第九院シャコガイル》でEXWINする時に山札を簡単に

削ることが出来るため、優秀な潤滑油になってくれるからです。

《シャドーウェーブ・サイクロン》を採用しているため

マナから召喚でいるこのカード組み合わせると

【サイクロン】能力により7マナあれば確実に

毎ターン1ランデスできなおかつ初動にも使えるところが優秀です。
マナブーストをほぼ行わない【ラッカ天門】や【ギャラクシールド】

のようなデッキが対面だとこのコンボだけでゲームセットに持って

いける事さえあるので非常に評価が高いです。

デッキトップを固定させるので相手の動きを一気に鈍らせる

ことができ自身のマナ回収にも使えるからです。

色の都合や他のカードを積みたかったため1枚しか採用して

いませんが1枚でも十分に仕事をしてくれます。





Q:大会に参加してみていかがでしたか?
好きなデッキで結果を残せて嬉しいです。



Take5116選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

VDuelCSでの環境の流れを読み取り、【5cコントロール】

【ジョー星ギャラクシールド】を対策にしたデッキ選択が

伺えるインタビューとなりました!

本人から追記です。

『もしこのデッキを使ったせいでマナと一緒に

友達が消えたとしても苦情は受け付けかねます()』

‥‥そらそう!笑


次の項目ではインタビュー内容と大会結果を参考に【考察】

をしていきたいと思います。もう少しだけお付き合いください!!

今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので

もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまで

【よく使われているデッキ】

【大会結果・母数詳細】

【注目デッキ・インタビュー】

をご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


対コントロールを意識する。

クリーチャートリガー

D2フィールド

この3つのポイントが重要になりそうです。

理由としては【5cコントロール】の型が増えてきた上に

《希望のジョー星》《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》

の採用デッキが多くなってきているため【5cコントロール】を

意識するのではなく【コントロール】に対して有利が取れるデッキ選択

が必要になるかと思います。





そこで今後のオリジナル構築戦においての課題は

マナ破壊

に焦点を当ててお話したいと思います。


まずはマナ破壊について。

代表カードは以下の3枚です。


見た目も効果も【殿堂入り】が納得できる強力なカード。

《龍風混成 ザーディクリカ》《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》

から踏み倒すことで【盤面除去】【マナ破壊】と

莫大なアドバンテージを稼ぐことができるので今後の5cコントロール

に対5cコントロールとして採用されるような気がします。


採用デッキ例)【5cコントロール】【アナカラーシャコガイル】

前回の文末にカード画像だけお知らせしたこのカード。

複数母数が『63』と非常に多くのデッキが交わる環境であり

『4枚積み×8種類』以上の構築が多く、光呪文のため

今の環境にぴったりの呪文であると思われます。

がしかし、自身のマナと相手のマナに同じカードがあると

破壊されてしまうので注意が必要です。しかしその点を

利用して相手のマナを削るという手段もあるので、

ご利用は計画的に。


採用デッキ例)【オボロティガウォック】【ドロマーハンデス】

今後絶対に【殿堂解除】されないであろう最強のマナ破壊カード。

進化元が【ドラゴン】と非常に簡単でかつ【13000】という

パワーラインに《王来英雄 モモキングRX》から進化でき

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に【革命チェンジ】できる点が

ゲームを終わらせるほどのパワーを持っているので非常に評価が高いです。

最高の上振れカードではありますが今は入れ得なカードであると思います。

採用デッキ例)【4c邪王門ノヴァ】【シータノヴァ】

【上記のマナ破壊において】

《英知と追撃の宝剣》《天使と悪魔の墳墓》

を採用できるデッキと言えば【オボロティガウォック】

が挙げられます。理由としては1枚積みがしやすいので

自身のマナ被りを気にすることなく、

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》も積極的に採用でき

その【Dスイッチ】の能力により詠唱もしやすいので

今後、【シータノヴァ】【5cコントロール】対策を

搭載したこのデッキの活躍に期待したいと思います。




【ひとこと】

様々なメタゲームにより週ごとにおすすめのデッキや

新たなコンボ・1~2か月前のデッキの活躍があるなど

今、オリジナル構築で大会に出るならこれ!といった

デッキがないので、非常に難しい環境下であると思われます。

ですので今の【オリジナル環境】を見るのではなく

【各大会での入賞・母数】を把握することが大事であると思います。


【もし『らふぁにぃ』が今VDuelCSで使用するデッキは?】

そーですねー。上記にも記載してある【オボロティガウォック】や

【0cコントロール】でしょうか。ラッカ鬼羅.starが減っているので

呪文メタが【シータノヴァ】の《アルカディアス・モモキング》

【5cコントロール】の《聖魔連結王 ドルファディロム》

限定条件呪文メタになっているのでそれらを避けた呪文を搭載できるため

自分が使用するならこの2つのどちらかを使用しますね。


最後までご覧いただいた皆様に私の見解になりますが

今後環境に活躍しそうなカードをご紹介させていただきます!
深い意味はありませんが、ご自身のデッキに採用できるカードがあればお試しください!

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

いよいよ今週末は新弾『王来篇拡張パック第3弾 禁断龍VS禁断竜』発売日!!

※編注:ドラゴンスター通販サイトでは9月25日(土) 0:00から販売予定です。


様々な新カードによって環境が大きく

変化する予感がします・・!!

中にはこの5枚の名から活躍するかも・・?


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら

SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】

何卒宜しくお願い致します。

以上、らふぁにぃでした!


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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ