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2021.7.20

ゲンガーVMAX&ジュラルドンVMAX | 週刊きむらのポケ講

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ゲンガーVMAX&ジュラルドンVMAX | 週刊きむらのポケ講

ジュラルドンVMAX&ゲンガーVMAX | 週刊きむらのポケ講

目次

はじめに

本記事は8000字ほどのボリュームがあり、ほどほどの時間と体力を消費します。
余裕がある時に読んでいただけると幸いです。

みなさんこんにちは!
きむらです。
7
17日、18日にJCSが開催されましたね!
とても緊張感があって配信を見ているだけでも大会に参加しているような雰囲気に包まれました。
BO3
が大好きなので来年は出たいですね。

デッキ紹介

さて本日紹介するデッキは「《ジュラルドンVMAX》+《ゲンガーVMAX》デッキ」です。


デッキレシピはこのようになっています。

デッキコード:1kF5dF-89dC6j-fkVkVk

2

2

3

3

1

3

2

1

1

4

2

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2

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4

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2

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4

4

3

《ジュラルドンVMAX》は「《こくばバドレックスVMAX》デッキ」、《ゲンガーVMAX》は「《れんげきウーラオスVMAX》デッキ」と極端に苦手とするデッキがあります。

それぞれの苦手をもう一方で補うデッキになっています。

各カードの採用理由

ポケモン

《ジュラルドンV》 2枚

特性「ハードコート」の《ジュラルドンV》も優秀だが、《いちげきエネルギー》《インパクトエネルギー》をつけたいのでが今回はこちらを採用。
《ジュラルドンVMAX》は有効な相手にはとことん強いので1体立てば押し切れると判断してのサイド落ち考慮2枚採用。
《ジュラルドンVMAX》 2枚

特性「まてんろう」が非常に強力。
主に「《いちげきウーラオス》+《ブラッキーVMAX》デッキ」「《ゲンガーVMAX》+《ブラッキーVMAX》」「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」との対戦で活躍する。
また、《ジュナイパー》《ザマゼンタV》を倒す事ができるのも優秀。
《ゲンガーV》 3枚

活躍する対面はいくつかあるので各環境デッキへのプランのところで記載する。
《ジュラルドンVMAX》とは違い2体でサイドを取り切ることになるので、サイド落ち考慮3枚採用。
《ゲンガーVMAX》 3枚

基本的にワザ「パニックフィアー」を使用する。
前述の通り2体たてることを想定しているのでサイド落ち考慮3枚採用。
「キョダイマルノミ」もTAGTEAM相手にはとても強い。
《ガラルサンダーV》 1枚

特定デッキへのメタカードというよりは、手貼りだけで動く状況があるアタッカーとしての採用。
《ゲンガーVMAX》を使えない対面では《ジュラルドンVMAX》で戦う事になるが、《ジュラルドンVMAX》がで2枚ずつ採用なので2体目が厳しい。《ガラルサンダーV》で残りのサイドを取りたい。
《デルビル》 3枚

《ゲンガーVMAX》を育てるため、先行で2ターン目に《ジュラルドンVMAX》でワザを使用するために採用されている。
《ゲンガーVMAX》はワザ「パニックフィアー」を主に使用するが、現環境では先行2ターン目にベンチにいるエネルギーをつけた《ゲンガーV》を倒される場合がある。
エネルギーをつけた《ゲンガーV》が倒された場合は、もう1体の《ゲンガーV》にエネルギーを2枚つけるために《ヘルガー》の特性「いちげきのほうこう」が必要になるので採用。
《ヘルガー》が1体必要になる対戦が多いのでサイド落ちと倒されることを考慮して3枚採用。
《ヘルガー》 2枚

前述の通り1体必要な対戦が多いのでサイド落ち考慮2枚採用。
実は旧デザインの方が好み。
《デデンネGX》 1枚

みんな大好きかわいいねずみ。
《インテレオン》を採用しないデッキでは《デデンネGX》2枚《クロバットV》1枚で採用することが多いが、このデッキでは《デデンネGX》1枚《クロバットV》1枚の少なめの採用。
理由は《ジュラルドンVMAX》の特性「まてんろう」で特殊エネルギーを使うデッキに強く出たいのにベンチに色々並んでしまうと《ジュラルドンVMAX》を無視してサイドを6枚取られてしまうから。
《デデンネGX》《クロバットV》が少ない代わりにドローサポートが合計9枚で多めになっている。
《クロバットV》 1枚

いつもねずみに書くことをもっていかれるコウモリ。
デッキリストを作る時なぜか《デデンネGX》《クロバットV》の順番で配置している。
カードの並べ方で自分なりのルールってありますね。

グッズ

《クイックボール》 4枚

いつも通りの最強カードなので4枚採用。
《デデンネGX》《クロバットV》がいる限り4枚から減る事は無い。
《ポケモン通信》 2枚

《しんかのおこう》とそれぞれ何枚採用するか悩むカード。
本当は3枚採用したい2枚採用。
2回の手貼りで《ゲンガーVMAX》を育てて戦える対面もあるのでギリギリセーフ?
セーフってことにしておきましょう。
《しんかのおこう》 2枚

ポケモンが18枚の採用で、2ターン目に《ヘルガー》《ゲンガーVMAX》を要求される場合があり《ポケモン通信》では安定性を欠くと判断しての2枚採用。
なにかを抜いてサーチを増やすなら先に《ポケモン通信》から増やす。
《ふうせん》 2枚

普通のデッキでは先行2ターン目にワザを使うために入れ替え札は合計5枚にしているが、このデッキは相手の苦手とするカードを押し付けていくデッキなので先行2ターン目にワザを使えなくても勝てると判断して合計4枚採用。
《ふうせん》は場に置いておける、《ポケモンいれかえ》《ガラル鉱山》《ツールジャマー》に対応できる等それぞれの強みがあるので2枚ずつ採用。
《ポケモンいれかえ》 2枚

《ふうせん》に書きたい事を書いた2枚採用。
《ゲンガーVMAX》のワザ「キョダイマルノミ」を使用した次のターンに引けると強い。
《大きなおまもり》 2枚

《いちげきエネルギー》がついた《いちげきウーラオスVMAX》のワザ「キョダイイチゲキ」を耐えるために採用している。
このカードの有無で「《いちげきウーラオスVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」への勝率が大きく変わる。
他にも「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」との対戦で《ジュラルドンVMAX》の場持ちを良くしてくれるはず。
《エール団のおうえんタオル》 3枚

「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」との対戦で《れんげきウーラオスVMAX》のワザ「しっぷうづき」を受けた《ジュラルドンVMAX》を回復したい。
競合カードに《マオ&スイレン》があるが、あちらはベンチにポケモンがいないと使用する事ができず、ベンチにポケモンを出すとそのポケモンを倒してサイドを取り切られてしまう恐れがあるのでこちらを採用。

サポート

《博士の研究》 4枚

《クイックボール》と一緒に基本的に4枚採用されるカード。
《エール団のおうえんタオル》《結晶の洞窟》《大きなおまもり》はすぐに使えるのでトラッシュして困るシーンは少ない。
《マリィ》 3枚

競合カードに《エリカのおもてなし》がある。
あちらは序盤で弱いシーンがあるので《マリィ》を多めに3枚採用。
《エリカのおもてなし》 2枚

《ジュラルドンVMAX》のためのエネルギーを引くためにベンチに《デデンネGX》《クロバットV》を出しすぎると、《ジュラルドンVMAX》の強みを活かせないのでドローサポートを多めにしている。
《ボスの指令》や次のターンに必要になるエネルギーを確保しながらドローできるのは《マリィ》《博士の研究》にない強み。
強い場面と弱い場面の差が激しいカードなので少なめの2枚採用。
《ボスの指令》 2枚

本当は3枚か《ワタシラガV》も採用されるべき涙の2枚採用。
相手が苦手とするカードで押し切るデッキなので《ボスの指令》がなくても勝てる場合も多いが《ボスの指令》を打つことができず取りこぼす対戦は発生してしまう。
なんとか枠を作って3枚目か《ワタシラガV》を入れたいところ。

スタジアム

《結晶の洞窟》 3枚

《頂への雪道》を割る、「《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」との対戦で《ジュラルドンVMAX》の場持ちを良くするためのカード。
《頂への雪道》によって《ジュラルドンVMAX》の特性「まてんろう」が消えて特殊エネルギーついてるポケモンからダメージを受けるようになり本当にまずいので4枚採用も検討した。
しかし、回復の面でみると1ターンに2枚引いても30しか回復できないので、複数枚引いても強い《エール団のおうえんタオル》に1枠をゆずって3枚採用。

エネルギー

《いちげきエネルギー》 4枚

《ヘルガー》の特性を1~2回使用したいので4枚採用。
《活力の壺》が採用されていないので再利用できないのを理解しておこう。
《インパクトエネルギー》 4枚

手札コストなしで悪エネルギーと鋼エネルギーの仕事をする。
《ガラルサンダーV》にはつけることができないが《ガラルサンダーV》は必ずプランに組み込まれているわけではないので、《オーロラエネルギー》よりこちらを優先して4枚採用。
《オーロラエネルギー》 3枚

《インパクトエネルギー》と違い手札コストがあるが、《ガラルサンダーV》につけることができる。
前述の通り《インパクトエネルギー》のほうが優先されるのでこちらは3枚採用。

環境デッキへのプランと注意点

こちらでは環境デッキと呼ばれるデッキたちとの対戦でのプラン、注意する事を書きたいと思います。

今回は
《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」
《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」
《いちげきウーラオスVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」

《ムゲンダイナVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」
《ミュウツー&ミュウGX》+《ダークライ&ブラッキーGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ザシアンV》デッキ」

「炎型《レックウザVMAX》デッキ」


これらのデッキについて書いていこうと思います。

有利

《ゲンガーVMAX》で戦う相手です。
《マホイップVMAX》に弱点をつくことができないが、《いちげきエネルギー》3枚ついた《ゲンガーVMAX》のワザ「キョダイマルノミ」で倒すことができ、相手が《マホイップVMAX》のワザ「かざりつけ」のためにポケモンを並べると《ゲンガーVMAX》のワザ「パニックフィアー」のダメージがあがります。

最近は《ガラルサンダーV》の採用がとても減っているので余裕があればケアをしておく程度で良いです。

先行2《ゲンガー&ミミッキュGX》のワザ「ホラーハウスGX」からの3ターン目《ボスの指令》「ポルターガイスト」や《こくばバドレックスVMAX》のワザ「ダイガイスト」が怖いので、後攻1ターン目はエネルギーのついた《ゲンガーV》1体《ゲンガーV》1体《デルビル》1体の盤面を作りたいですね。
タイプ相性的にはとても有利だが先行3《マリィ》《頂への雪道》《オーロット&ヨノワールGX》のワザ「ナイトウォッチャー」等の強力な動きで負けることもあるので、とても有利ではなく有利としました。

少し有利

《ジュラルドンVMAX》で戦う相手です。

相手側の《ストーン闘エネルギー》の採用と《頂への雪道》への採用で大きく相性が変わります。

ベンチのポケモンで6枚取られてしまうと《ジュラルドンVMAX》が活きないのでベンチは絞りましょう。

先行又は後攻だが相手が1ターン目に手貼りできなかった場合は《ジュラルドンV》手貼り《デルビル》から2ターン目《ジュラルドンVMAX》のワザ「キョダイフンサイ」を狙います。

《結晶の洞窟》《大きなおまもり》《エール団のおうえんタオル》を駆使して《ジュラルドンVMAX》に頑張ってもらおう!

少し有利

《ジュラルドンVMAX》で戦う相手です。

《ジュラルドンVMAX》《大きなおまもり》をつけることで、《いちげきエネルギー》が4枚ついている《いちげきウーラオスVMAX》のワザ「キョダイイチゲキ」を耐えることができます。
「キョダイイチゲキ」を使った《いちげきウーラオスVMAX》《ヘルガー》の特性「いちげきのほうこう」を使えない状態までダメージを与えると良いでしょう。

基本的には「キョダイイチゲキ」しか怖い技がないので有利!と言いたいところですが、先行2ターン目《ブラッキーVMAX》特性「ダークシグナル」《いちげきウーラオスV》のワザ「インパクトブロー」があるので少し有利と判断しました。

とても有利

《ゲンガーVMAX》《ガラルサンダーV》で戦います。

《ムゲンダイナVMAX》のワザ「ドレッドエンド」のためにはベンチにポケモンを並べる必要があり、採用されているポケモンの多くがVポケモンなので《ゲンガーVMAX》のワザ「パニックフィアー」のダメージが非常に高くなります。

《ガラルサンダーV》も採用されているので普通の動きができれば問題なく勝てるでしょう。

先行2ターン目《ブラッキーVMAX》の特性「ダークシグナル」からの「ドレッドエンド」が怖いので、エネルギーのついた《ゲンガーV》1体《ゲンガーV》1体《デルビル》1体の盤面を作りたいですね。

少し有利

《ゲンガーVMAX》で戦います。

相手は《デデンネGX》《マニューラGX》《ガラルファイヤーV》等多くのV,GXポケモンが場に並ぶので《ゲンガーVMAX》のワザ「パニックフィアー」のダメージがあがります。

急いで攻めなければ《ダークライ&ブラッキーGX》のワザ「デッドムーンGX」の返しに《ダークライ&ブラッキーGX》を倒す事もできると思います。

Vポケモンを絞っても《マニューラGX》の特性「シャドーコネクション」を使い、《ガラルサンダーV》が動くことを理解しておきましょう。


五分

《ゲンガーVMAX》で戦います。

《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》はV,GXポケモン4体いる状態で《いちげきエネルギー》2枚の「パニックフィアー」か、《いちげきエネルギー》2枚「キョダイマルノミ」で倒す事ができます。

先行であれば問題なく勝つことができると思いますが、後攻の場合は《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》のワザ「オルタージェネシスGX」の返しで倒しても、《エネルギーつけかえ》《ガラルサンダーV》《ゲンガーVMAX》を倒され《クチートGX》で残りサイド2枚を取られて負ける場合があります。

Vポケモンを2体しか出していなくとも《エネルギーつけかえ》から《ガラルサンダーV》が動くことを理解しておきましょう。

「炎型《レックウザVMAX》デッキ」

不利

《ゲンガーVMAX》で戦います。

ドローを《デデンネGX》《クロバットV》に頼っているようなのでV,GXが5体並べば《ゲンガーVMAX》のワザ「パニックフィアー」で押し切ることができますが、相手側が理解していればなかなかその状況になることはないでしょう。

3枚3枚でサイドを取りたいデッキだと思うので《ゲンガーVMAX》《ガラルサンダーV》《ゲンガーVMAX》の順番でアタッカーにすると良いと思います。

有利不利まとめ

《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキ」 有利
《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」 少し有利
《いちげきウーラオスVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」 少し有利

《ムゲンダイナVMAX》+《ブラッキーVMAX》デッキ」 とても有利
《ミュウツー&ミュウGX》+《ダークライ&ブラッキーGX》+《ガラルファイヤーV》デッキ」 少し有利
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ザシアンV》デッキ」 五分

「炎型《レックウザVMAX》デッキ」 不利


若干甘めな評価にも思いますが、メタデッキなので環境デッキとは良い感じに戦えそうです。

実際大会に参加されると上記のデッキ以外ともマッチングすると思うのでそこにどれだけ勝つことができるかですね。

今回不採用となったカード

ポケモン

《ミュウ》《れんげきウーラオスVMAX》+《インテレオン》デッキ」との対戦で欲しい場面もあるが、こちらが先行の場合と相手が1ターン目に手貼りができなかった対戦では必要ないので今回は不採用とした。
《ブラッキーVMAX》

《ゲンガーVMAX》は手貼りでも育つが《ブラッキーVMAX》はどうしても《ヘルガー》が必要になる。
そうなると《ヘルガー》を増やすデッキスペースが必要なので今回は不採用とした。
《ワタシラガV》 

さすがに《ボスの指令》2枚では狙った場面で使うことができないので欲しい。
枠がなかったので不採用になってしまったが回復カードを削って入れてもいいかもしれない。

トレーナーズ

《活力の壺》

このデッキでは《ヘルガー》は補助であり必須ではないのでこのカードの必要性も下がり不採用とした。
《マオ&スイレン》

回復カードといえばこのカード!みたいな印象もあるが《ジュラルドンVMAX》以外のポケモンがベンチにいる必要があるので不採用とした。
このカードよりは《コック》の方が先に採用されそうな気がする。

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
安定性に若干の難ありな気もしますが面白いデッキだと思います。

《れんげきウーラオスVMAX+《インテレオン》デッキ」対策の回復カードにかなりの枠が使われているので、「《れんげきウーラオスVMAX+《インテレオン》デッキ」との対戦を割り切る事でデッキスペースを作り、サーチやドローサポートを増して安定感を上げるのもいいと思います。

《ジュラルドンVのスペシャルアートと合わせて《キバナ》を入れてみるのもいいかもしれませんね!

次回更新は727日!お楽しみに!

 

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このコラムのライター

きむら

きむら