大量ドロー!大ダメージ!こくばバドレックスVMAX | 週刊きむらのポケ講
はじめに
※本記事は11000字ほどのボリュームがあり、ほどほどの時間と体力を消費します。
余裕がある時に読んでいただけると幸いです。
みなさんこんにちは!
きむらです。
新弾「摩天パーフェクト」「蒼空ストリーム」が発売しましたね!
僕のお気に入りのカードは《キバナ》です。
今までできなかった動きができるようになるカードなのでなんとか使いこなしたいですね。
デッキ紹介
各カードの採用理由
ポケモン
《こくばバドレックスVMAX》 4枚
前述の通り3体立てたいので4枚採用。
「ダイガイスト」で310又は340ダメージを出すためには《こくばバドレックスVMAX》が何体必要か早い段階から考えておこう。
2ターン目に1体、3ターン目に2体、4ターン目に3体で特性を使うことができれば手貼りを含めて4ターン目に310ダメージを出す事ができる。
《ゲンガー&ミミッキュGX》 2枚
先行後攻どちらの場合もプランに組み込まれているのでサイド落ち考慮の2枚採用。
「ホラーハウスGX」は追加効果込みで使う事でドローソース的役割も可能。
どうしても相手ポケモンを倒す必要があるのに《こくばバドレックスVMAX》のワザ「ダイガイスト」で足りない時の、最終手段お祈り「ポルターガイスト」がとても楽しい。
《マホイップVMAX》 1枚
場にエネルギーが6枚あると 60×6 =360でなんでも倒す事ができる「キョダイホイッパー」がとても強力。
中盤で「キョダイホイッパー」を使用してしまうと、残ったサイドを取ることが難しくなるので最後に使用することが多い。
エネルギーが8枚あり、ベンチに《こくばバドレックスVMAX》が2体、相手のベンチに《デデンネGX》、残りサイドが5枚のような状況の場合はバトル場のVMAXを倒して次のターンに《デデンネGX》を倒すプランを取る。
グッズ
《クイックボール》 4枚
みんな大好きなんでもできる最強カード。
1ターン目にこのカードを多く引けた者は幸福値が大幅に上昇する。
サポート
スタジアム
エネルギー
《基本超エネルギー》 13枚
《こくばバドレックスVMAX》のワザ「ダイガイスト」で何ダメージ出したいかによって採用枚数が変わるカード。
サイド落ちを考慮して310なら11~12枚、340なら12~13枚採用したい。
余裕があれば何枚でも欲しい。
こんなんなんぼあってもええですからね。
環境デッキへのプランと注意点
五分
すごく難しい対戦です。
後攻プレイヤーは《ゲンガー&ミミッキュGX》のワザ「ホラーハウスGX」を狙ってきます。
先行になった場合はエネルギーをつけた《ゲンガー&ミミッキュGX》をバトル場に出しておく事で「ホラーハウスGX」を「ホラーハウスGX」で返しましょう。
お互いアタッカーを1撃で倒す事がなかなかできずダメージを受けてベンチに下がったポケモンを倒すために《ボスの指令》を要求されるので、極力トラッシュしないようにし、デッキに何枚残っているか把握しておきましょう。
バトル場のポケモンを《マホイップVMAX》のワザ「キョダイホイッパー」で倒し、次のターンに《ボスの指令》で相手ベンチのサイドが3枚取れるポケモンを倒すことができる状況を作りたいです。
「ホラーハウスGX」《マホイップVMAX》のワザ「かざりつけ」「ダイガイスト」「キョダイホイッパー」で3枚3枚のプランが理想。
相手の《こくばバドレックスVMAX》のワザ「ダイガイスト」が220以下のダメージの盤面で、《ホラーハウスGX》を使う場合もあってとても難しい。楽しい。
とても有利
有利
とても不利
《ブラッキーVMAX》《ゲンガーVMAX》どちらも天敵です。
お互いが普通の動きをした場合、こちらが勝つことはないでしょう。
あくまでも”普通の動き”ができた場合です!!
先行を取って2ターン目「ホラーハウスGX」、3ターン目に《マリィ》《頂への雪道》「ナイトウォッチャー」をしましょう。
確率計算をしたところドローサポートが7枚採用されていると約30%の確率で引かれてしまうようです。
スタジアムと《クイックボール》を引かれてしまう場合などもあるのでもう少し解決率は高いと思いますが、苦手対面に可能性があるだけマシですね。
かなり厳しいですが後攻の場合も、2ターン目「ナイトウォッチャー」を目指して1ターン目に《こくばバドレックスV》を2体並べながら「ホラーハウスGX」をしましょう。
不利
有利
とても不利
とても有利
最近は減少傾向?にあると思われるデッキです。
「《リーフィアVMAX》+《インテレオン》デッキ」との対戦に近いプランを取ります。
「シャドーミスト」で時間を稼ぎ、「ホラーハウスGX」を経由して「ダイガイスト」のダメージを340まで上げましょう。
「ダイガイスト」2回で6枚取り切りが理想です。
「シャドーミスト」を使うことができればあまり貼られることはありませんが、《頂への雪道》が多く採用されている型もあるので《マーシャドー》を大事にしましょう。
少し有利
不利
とても有利
《マーイーカ》のHPが50なので《こくばバドレックスV》のワザ「アストラルビット」が非常に有効です。
対策としてHP60の《マーイーカ》が1枚採用されている型もあります。
先行後攻どちらの場合も、相手の場の《マーイーカ》がHP50なら「ホラーハウスGX」からの「アストラルビット」を狙い、HP60の《マーイーカ》がいるなら「ホラーハウスGX」からの《マリィ》《頂への雪道》「ダイガイスト」又は「ナイトウォッチャー」を狙いたいですね。
ダメージを受けたポケモンがベンチに下がっていくので相手はなるべく一撃で倒したいが、ハードルは高いのでなかなかされないでしょう。
相手の手札が2枚の状態ができると《オクタン》を《ボスの指令》で呼んで「ナイトウォッチャー」が強力です。
有利不利まとめ
今回不採用となったカード
ポケモン
《ガラルギャロップV》
《こくばバドレックスVMAX》同士の戦いで有利を取るためのカード。
お互い取られるサイドが3枚のポケモンで戦うので、2枚しか取られないポケモンで耐える事ができれば有利を取る事ができる。
「サイコキネシス」も有用なワザなので採用したいが《マホイップVMAX》をベンチに出す事を考えるとこのポケモンの場所は厳しかったので不採用。
1枚でのデッキスペース対効果が高いので環境の変化次第で採用する。
トレーナーズ
《ローズ》
相手が予想していないタイミングで「ダイガイスト」で310以上のダメージを出すために採用を考えた。
手札トラッシュのデメリットは《ローズ》を使用してそのまま勝ちなら関係ないので許容できる。
《基本超エネルギー》のサイド落ち枚数によっては意味のないカードになってしまうので不採用とした。
今書きながらやっぱりありなのでは…?という気持ちになってきている。
《リセットスタンプ》
このデッキは相手に3枚3枚でサイドを取られることがほとんどで、《マリィ》を使用する事も多いのでこのカードを有効に使える場面が少ないので不採用とした。
採用していた時期もあったが強く使えた記憶はない。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました。
悪タイプはとても厳しいですがそれ以外のほとんどのデッキに有利が取ることができ、ドロー特性と《霧の水晶》で安定しているとても強いデッキです。
苦手な悪タイプにも《マリィ》《頂への雪道》「ナイトウォッチャー」で勝てる場合があるのも魅力的ですね。
ポケモンカードはデッキを作ると基本的に枠がたりない…ってなるのに、このデッキは必要な枚数を維持しながらなぜか余裕があります。
各対面のするべきことを意識すると勝率がとても上がるので是非参考にしてください!
次回更新は7月20日!お楽しみに!
おまけ