はじめに
はじめまして!カニ丸と申します!
今回ドラスタ広報の中の人に「ねぇ、好きな物の記事書いてみない?」とお声掛け頂いて、二つ返事でOKさせて頂きました。
最初に言っておきますが、ただの遊戯王大好きデュエリストです。
「好きなこと書いていいよ!」と言質は取ったので、今回は「ちょっと気になる絵柄物語シリーズ」のお話をひとつ、わかりやすくまとめてお届けしたいと思います。
遊戯王OCGにはいくつかその発売時期や、一部の魔法カードや罠カードにおいて物語として時間軸があるイラストが描かれる場合があります。
シリアスな物語を展開する代表作としては、最近では【星遺物】のシリーズなどが記憶に新しいのではないでしょうか?
【星遺物】については人気もあり、様々な考察をされているのも見かけます。
私の語り口の評判がよければ、今後取り扱ってみたいので、もし気になる方がいらっしゃいましたら、「いいね!」ボタンをポチリとして頂くとドラスタ広報の中の人から「OK」が出ると思うので、よろしくお願いしますね!
【エクレシアとアルバスの物語】
2020年4月18日発売の『RISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)』から登場した「ドラグマ」と呼ばれるシリーズカードがあります。
「教導」と書いて、「ドラグマ」、もしくはそのまま「きょうどう」と読む場合もあります。
今は大会などでも活躍するデッキとしても【教導(ドラグマ)】は有名なのではないでしょうか。
舞台は世界に隔絶された土地…そこは俗に「深淵」と呼称され、不定期に訪れる異次元へと繋がる『ホール』が現れます。
そしてそこから舞い降りる様々な災厄や恩恵、そして生命。
そんな極北の土地で、奇跡の力で人々を導かんとする《教導国家ドラグマ》とそれに反する者達、ディストピアな世界観で翻弄される聖女・エクレシアと謎の少年・アルバスの物語となっています。
《教導国家ドラグマ》は簡単に説明すると、「深淵」の極北にある大国です。
その最高指導者が《教導の大神祇官》(マクシムス・ドラグマ)となります。
神器《教導枢機(きょうどうすうき)テトラドラグマ》が授かる「神の力」を《教導の大神祇官》が信徒に聖痕(元は刻印の意味があるが、この場合神の信徒が宿す印)という形で授けているのです。
多くの聖文(優れた文徳のこと。この場合ドラグマの教え)と聖痕によって人々を導こうとし、その一方で、獣人や妖精といった種族を「邪教徒」として「戦い」をしているとのこと。
もう皆さんはお分かりかと思いますが、【教導】に対抗している【鉄獣戦線】などは獣人で構成されています。
彼らとの戦闘の最中…
なんと異次元「ホール」が!
「こんな忙しい時に!」
とそこにいた人々は思ったに違いありませんね。
落ちてきたのは…
恐ろしい竜の姿をしたモンスターでした!
《教導の騎士フルルドリス》により、そのモンスターは撃退され、
なんとその場には《教導の聖女エクレシア》とさして年齢も違わない少年が傷ついた姿で膝をついていたのでした。
それを発見してしまった《教導の聖女エクレシア》はあまりのことに動揺し、その手に持つ武器を振るえません。
惑う《教導の聖女エクレシア》を余所に、【教導】軍と敵対勢力はその場に近づいてきていました…
【登場人物】
さてここで、登場人物についてご紹介していきましょう!
あの世界には多くの種族がいますが、今回はメインである【教導】と《アルバスの落胤》について詳しく解説です。
【教導】といえば!
やっぱりこのカードが有名ですね。
物語の中心にして、世界に翻弄される少女・エクレシア。
額にある米印のようなものは「聖痕」で、それ故奇跡の子として寵愛されていたようです。
(“額”に「聖痕」を享けられるということが奇跡ということらしい)
性格も朗らかで、その外見もあってか「聖女」として人々に愛されていました。
幼少期から教会に育てられたという記述もありますので、根っからの「ドラグマっ子」ということのはずなのですが…その優しさが原因でアルバスをかばってしまい、【教導】に命を狙われることになっていきます。
遊戯王OCG公式Twitterにて公開された設定画によりますと、なかなか大食いなようです。
こちらもデッキの採用率がどんどん上がってきているかもしれません。
エクレシアが出会ってしまった記憶喪失の謎の少年。
見た目は年齢も背丈も近いようです。
ある日「ホール」から《灰燼竜バスタード》が降り立ち、暴れ回りました。
それを《教導の騎士フルルドリス》が倒したあとに同じ場所で傷ついた姿で見つかり、あわや命を落とすところだったのですが《教導の聖女エクレシア》にかばわれ、物語が始まります。
強いエネルギーを受けたり、感情が高ぶると「変身」してしまう能力の持ち主。
ちなみに「胤」という字は「種」や「血筋」を意味するので、融合素材として彼が指定されているのは「種」としての要素になるのでしょう。
遊戯王OCG公式Twitterにて公開された設定画によると無口な少年のようですね。
鎧兜を取った姿からは美しい女性であることがわかりますね。
《教導の大神祇官》と書いて、「(マクシムス・ドラグマ)」と読む!
こちらもデッキの採用率がそれなりにあるかと思いますので、あとはさらっと読めるかどうかだけ!
《教導国家ドラグマ》の最高指導者。
【ドラグマ】の信徒の証である「聖痕」を《教導枢機テトラドラグマ》の代行者として分け与える存在。
どうやらその内心では、あまり良くないことを考えているようで…
その他の【教導】の人たち
最後に…
こうして、【エクレシアとアルバスの物語】第一章は幕を開けていきました。
聖女としての立場を追われ、《アルバス》と共に逃げ延びる《エクレシア》。
その二人に待ち受ける様々な困難や、絆を結んだ頼れる仲間達!
まるで連載中の漫画のように盛り上がりをみせていきますので、興味がある方、もしくはデッキを組んでいる方は、ふとした瞬間にお手元のカードを見てみてくださいね。
ここまでお読みくださり誠にありがとうございました。
アニメや漫画だけでなく、遊戯王OCGには遊戯王OCGだけのシナリオを持つカードがたくさんあります。
この記事をお読みくださった方が、ひとつでも、その背景や歴史、物語に興味がわいてくださったなら幸いです!