大会で使うデッキの選び方
はじめに
みなさんこんにちは!
この度バトルスピリッツの記事を書かせていただくことになりました、たくみと申します。これからよろしくお願いします。
はじめましての方もいると思うので軽く自己紹介。
TEAMドラゴンスターに所属し、バトスピ・エクストリームリーグに選手として出場していました。
見たことがない方は、是非見てみてください。
本題
今回はプレイヤーの視点から大会で使うデッキの選択方法ついて書いていこうと思います。
みなさんは大会に出るときどのようなことを考えてデッキを選んでいますか?
環境に合わせてデッキを持ち変える人もいれば、自分の好きなデッキをずっと好んで使っている人もいると思います。
自分はどちらかと言うと環境によって持ち変えるタイプです^ ^
自分が大会に出るときにデッキ選びで意識することは
「何デッキ制の何本先取か」ということです。
バトスピの大会には基本的に
・1デッキ制1本先取
・1デッキ制2本先取
・2デッキ制2本先取
の3つのルールがあります。
ではまず1デッキ制1本先取から解説していきます。
1デッキ制1本先取
1デッキ制1本先取の場合、自分は初見殺しができるカードをデッキに入れるようにしています。
2本先取の場合は1回負けても後の2試合で逆転することができますが、1本先取の場合は1度負けてしまうと取り返しがつきません。
しかし逆に考えると相性が不利な相手でも1度勝てば勝ちになりますので《龍面鬼ビランバ》や《神海賊船カリュブデス号 -女神顕現-》のような1発で致命傷になるカードが強いと考えています。
そしてどのルールでも言えることですが、特に1デッキ制1本先取の場合は安定して勝つことができるデッキを選択するべきです。
1本先取は他のルールよりも1戦の重さが重いので安定感は重要になってきます。
ちなみにここに書いてある安定感のあるデッキとは氷姫や覇王などのサーチやネクサスなどが多くほとんど事故らないデッキのことを指します。
もちろん覇王や氷姫だけでなく安定して動けるデッキは大会でも強いデッキだと思います。
1デッキ制2本先取
この場合は先ほどとは違い初見殺しやネタがバレると弱いデッキはなるべく使わないことをおすすめします。
なぜなら、仮に1本目を取ったとしても2、3戦目に対策されてしまい負けてしまうからです。
なのでデッキバレしたりしても勝てるデッキを使いましょう。
そしてもう1つ大事なのはやはり安定感です。
2本先取なので1度の事故は許されますが2回事故ってしまうと高確率で負けます。
なのでやはり安定感はデッキを選ぶ上で大事になってきます。
自分も6月末に1デッキ制2本先取の大会に出場しましたが、練習不足もありデッキも安定して回らなかったためいい結果は残せませんでした。
安定したデッキを組んで、しっかり練習しましょう。
2デッキ制2本先取
2デッキ制はあまり非公認大会に出たことがない人には馴染みのないルールだと思います。
軽くルール説明すると2つのデッキを使い1勝ずつすれば勝ちです。
このルールのポイントは必ず2つのデッキを使用しないといけないということです。
つまり「ある1つのデッキには負けても、もう1つのデッキには勝てる」
というようなことを考えることができるということです。
1デッキ制ではどのデッキにもある程度勝てる必要がありましたが、
2デッキ制では1つのデッキに負けてももう1つのデッキに2回勝てばいいので、どのデッキに勝つかというのを選べます。
なので大会で使用率の高いデッキを予想して、そのデッキに勝てるデッキを2つ使用すればいいということです。
自分は去年2デッキ制の大会に出場したのですが、
その時の環境デッキである紫起幻が多いと予想しそれに有利な導魔、そして紫起幻対面を重視した紫起幻で見事優勝しました🥇
優勝できた要因としては予想してた紫起幻が多かったこと。そして紫起幻に有利なデッキ2つを使用していたことだと思います。
実際はデッキの有利不利についてはプレイングやメタカードもあるので簡単には言い切れませんが、
ある程度このような感じに考えることで勝率が上がると思います。
今の環境でデッキを選ぶなら?
ここからは大会で使うデッキにも大きく関係してくる
「環境」
についてです。
いつの環境にも出されたら詰むカード、というものが存在します。
今の環境で言うとこのあたりがよく見られるカードだと思います。
《オラクルXVII オーバースター》 は自分か相手がコスト7以上のスピリットを本来のコストを払って召喚し、
アタックしなければ毎ターンライフが1点しか減らなくなります。
要するにこちらが7コスト以上のスピリットを召喚する手段がなければ、1〜5ターン相手に稼がれてしまいます。
バトスピにおいて5ターン稼がれてしまうのはとても不利になってしまいます。
《宇宙海賊船ボーンシャーク号/宇宙海賊船ボーンシャーク号 ‐襲撃形態‐》 《スワロウテイル》 は
最近流行りのアルパラによく入っているカードです。
このカードは相手のスピリット召喚時を止めるだけでなく、コスト3以下の創界神の神託を不可能にする効果を持っています。
この効果で本来であれば動けるはずのムーブを制限されてしまうので非常に強いカードです。
1デッキ制のルールでは、このようなカードが出された場合に詰んでしまうデッキはあまりおすすめできません。
出された時点で何もできずに負けてしまったら最悪です。
ただ、「自分はこのデッキで勝ちたい!」と言う方もいるでしょう。
そのような場合はメタカードを積むことをおすすめします。
例を挙げると《宇宙海賊船ボーンシャーク号》を破壊するためのネクサス破壊マジックや、アタック時にネクサスを破壊できるスピリット。
オーバースターを破棄するため、デッキの動きを阻害しない程度に7コスト以上のカードを積むなどの対策を取りましょう。
最後に、今よく見るデッキについて解説します。
デッキ選択の参考にしてみてください。
氷姫
覇王
ダブルオー
ダブルオーは覇王と同じく制限を受けず環境トップに入ってきたデッキだと思います。
召喚時メタは若干きついとは思いますが、パイロットによるドローはできるため戦えると思います。
ダブルオーは《ダブルオーライザー》がいるためオーバースターは全く関係ありません。
後で紹介するデッキで《凍れる火山》の採用が増えるときつくなりそうなので、その点には注意したほうがよさそうです。
ドラグノ
アルパラ
アルパラは制限により主要パーツの《アルケーガンダム》と《インペリアルドラモン パラディンモード》が1枚制限になりました。
もはやこのデッキはアルパラではないのかもしれません。
このデッキは召喚時メタを搭載しており、召喚時効果を持つカードはほとんど入っていません。
コスト7以上のカードを多めに積んでいるので簡単に《オーバースター》を割れます。
しかし最近環境に帰ってきた武竜機巧にスーパーアルティメットデンジャラスハイパー不利対面なので、だんだんきつくなってきたのではないかと思います。
イザイザ
イザイザからは《黄泉ノ皇蛇ライウンオロチ》が1枚制限になりました。
しかしループがしづらくなっただけで未だに環境で戦えるデッキです。
召喚時メタは誰がどう見てもきついです。
ただ低コストのカードでビートすることも可能なので早期決着もできるのがイザイザの強みです。
《オーバースター》はオオヤシマで割れます。
武竜機巧
最後に
長々と書いてきましたが、この記事は以上で終わりとなります。
ここまで読んでくださった皆さまありがとうございました。
この記事でショップバトルで優勝したり非公認での勝率が上がってくれたら嬉しいです。