【統率者】マナアーティファクト特集(2021年11月版)
はじめに
みなさんこんにちは!
ドラゴンスターの中の人、「いとを」です。好きなマナアーティファクトは《砕けたパワーストーン》で、意味ありげな顔で次元ダイスを振ることです。
今回の記事では統率者でよく使用するマナアーティファクトを紹介していきます。
多人数戦である統率者は1ターンの間の行動量を増やすために、1vs1の対戦よりマナ加速の重要度が高くなります。
そしてマナアーティファクトは統率者の固有色に縛られずデッキに投入できるものも多いため、デッキ構築の基礎となってきます!
デッキにもよりますがマナクリーチャーや《不屈の自然》などのマナ加速と合わせて10枚前後をデッキに投入すると、デッキがスムーズに回ります。
定番のマナアーティファクトから「こんなカードあったっけ?」的なマイナーカードまで紹介していきますので、あなたのレベルやデッキに合ったマナアーティファクトを見つけてみましょう。
統率者の強さの目安として「デッキパワーレベル」というものがウィザーズ・オブ・ザ・コーストによって定義されています。
記事内に出てくるレベル◯という表記は、この表に準拠していますので参考にしてみてくださいね!
引用元:https://mtg-jp.com/gameplay/format/commander.html
最新のカード
0マナ
マナを消費せずに唱えられる0マナのマナアーティファクトは、最高速で勝利を目指すデッキレベル7以上のデッキ構築に必須のカードです。
反面、カジュアルな統率者ではゆったりとしたゲーム展開となることが多いため、0マナのマナアーティファクトはそこまで採用されないことがほとんどです。
1ターン目の最高速度といえばこのカード! 色々なバージョンがありますのでお気に入りの一枚をデッキに入れている方も多いです。
たまに《魔力の墓所》からのダメージで負けるのはご愛嬌。テーブルを囲んでいるメンバーが盛り上がります。
モックスシリーズ
モックスシリーズはどれも使用するには一癖ありますが、デッキに合わせて使いこなすことができると非常に強力です。
使い捨てタイプ
使い捨てではありますが一時的にマナ加速できるマナアーティファクト。
特に『統率者レジェンズ』で登場した《宝石の睡蓮》は、統率者を唱える際にしか使えませんがあの《Black Lotus》の速度を体験できるパワフルなカードです。
厳密には加速ではありませんが、ひとつだけマナを貯めておくことができる少し変わったアーティファクトです。
貯めたタイプのマナが出るので使うときはどのタイプのマナを貯めたのか記録をお忘れなく!
1マナ
1マナのマナアーティファクトは今までに登場した種類が少なく、定番のカードも含まれているため選択肢が多くありません。
構築済みデッキの『統率者』シリーズに必ず入っていると言っていいほどの定番カードです。
たった1マナで永続的に2マナを生み出すことができるこのカードを1ターン目に置くことができれば有利なゲーム展開となるでしょう。
《魔力の墓所》と同じく人気カードのため、こちらも多くのバリエーションが存在します。
その他
《バネ葉の太鼓》
クリーチャーをタップする必要があるのでクリーチャー数に余裕のあるデッキや、タップ状態にすることにメリットがあるクリーチャーと一緒に使いましょう。
《神々のピラミッド》
普通に使うと効率の悪いマナ変換ですが「石材カウンター」が3つ溜まると好きな色のマナ3つを出すことのできるスーパーアーティファクトに! 「増殖」能力との相性も良いです。
《太陽のタリスマン》
待機付きの《太陽の指輪》ですので統率者では若干悠長かと思われますが、上手な使い方を探してみましょう。
2マナ
2マナのアーティファクトはスタンダードやリミテッドでもよく使われるカードデザインですので非常に種類が多いのが特徴です。
基本的には統率者の固有色に合うものを選択していきますが、単色の統率者の場合は有色マナを生成するマナアーティファクトだけでは枚数が足りなくなることがありますので、無色マナのマナアーティファクトの採用も検討しましょう。
3色以上出る(かもしれない)マナアーティファクト
条件が整えば3色以上のマナを出すことができるマナアーティファクト達です。
《秘儀の印鑑》と《友なる石》はその使い勝手の良さから2マナの定番マナアーティファクトですね!
印鑑シリーズ
無色1マナを2色の組み合わせに変換するマナアーティファクト。
起動するために1マナ必要で、単体ではマナを生成することができません。
タリスマンシリーズ
色マナを生成するためには1点のダメージを受けてしまいますが、40点のライフからスタートする統率者では誤差ですね!
ダイアモンドシリーズ
1色のみ出すことのできるマナアーティファクト。
単色の統率者ではマナアーティファクトが不足しがちなので採用されることがあります。
ダイアモンドシリーズのほぼ上位互換で、戦場に出る際に好きな色を選ぶことができます。
さりげなく氷雪パーマネントのカウント水増しになるのもお洒落ポイント。
無色
無色マナしか出すことのできないマナアーティファクトは代わりにお得なおまけ能力がついていることが多く便利に使うことができます。
デッキに合わせて最適なものを選びましょう!
『モダンホライゾン2』で新たに登場した《液鋼の首飾り》は《液鋼の塗膜》に無色マナ生成能力を足しマナアーティファクトとしてリメイクされたカードです。
「土地でないパーマネント1つを対象」とオリジナルと比較すると対象範囲が若干狭まってはいるものの、アーティファクトの数を参照するデッキやアーティファクトとのシナジーを組むデッキであれば採用の余地があります。
《液鋼の塗膜》
『ミラディンの傷跡』ブロックのリミテッドでは「金属術」ギミックを達成するために、あるいは対戦相手のパーマネントをアーティファクト化させ《圧壊》などのアーティファクト破壊の対象にするために使われることがありました。
3マナ
3マナのアーティファクトは加速としては遅い部類になりますが、1~2マナ帯では見られないような能力を持っています。
また、唱えるためのコストが大きいこともあり基本的には好きな色のマナを出すことができます。
定番
固有色が青、且つ青マナしか出ませんが4人参加の統率者であれば3周経つと自分だけ《Timetwister》!!
マナアーティファクトのおまけ能力としては格別です。
固有色が黒、且つ黒マナしか出せませんがその代わりゾンビも出ます。
水晶シリーズ
『イコリア:巨獣の棲処』で登場した楔3色を出すことができるマナアーティファクト。サイクリングを持っているのでゲーム後半で手札に来た場合に無駄になりにくいですね。
レイモスシリーズ
生贄に捧げることによってさらに追加で1マナ出すことができます。ここぞと言うときの瞬発力に期待できます。
《ドラゴン・エンジン、レイモス》の体の一部だとかなんとか。
導き石シリーズ
導き石の上位互換
統率者の固有色を出せて、タップコスト無しの生贄でカードを一枚引ける優れもの。
ロケットシリーズ
起動コストが大きくなった代わりに引ける枚数の増えた導き石。
デッキ内のドローソースが心もとないときにどうぞ。
魔鍵シリーズ
魔鍵シリーズはクリーチャー化可能なマナアーティファクトです。
特に《アゾリウスの魔鍵》と《ディミーアの魔鍵》は回避能力を持っている為、戦闘ダメージを与えることによって誘発するカードと一緒に使いたいですね。
その他
採用率は高くありませんが、デッキによっては使われるマナアーティファクトはこちら。
この中での筆者のオススメは《勝利の鐘》。
デッキレベル4前後のデッキで遊んでいるテーブルで、事故ってしまったプレイヤーに塩を送ったり「あと1マナあればカウンターできるのに!誰かマナを貸してくれ!!」という局面で他のプレイヤーと協力することができます。
しかも毎ターンアンタップするので自分のターンにも気兼ねなくマナを使えます。
4マナ以上
4マナ以上のマナアーティファクトは2マナ以上出るものばかりで、一気にゲームスピードを加速することができます。
1~2マナのマナアーティファクトから繋げて唱えて行きたいですね!
X!
マナ軽減
マナ軽減は疑似的なマナ加速ですが、1ターンに2回以上の呪文を唱える場合に大きな差を出すことができます。
またコンボのお供として使われることもあります。
メダリオンシリーズ
特定の色の呪文コストを-1してくれるアーティファクト。
碑シリーズ
特定の色のクリーチャー呪文のコストを-1することができるアーティファクト。
おまけの能力もいぶし銀に光ります。
特定のカードタイプの呪文コストを軽減
選んだタイプの呪文のコストが軽減されるアーティファクト。
無限コンボで悪さをするときに使います。
その他のマナ軽減
追加マナ
もっとたくさんのマナを出したい欲張りなあなたにはこちら!
特定の色のマナが追加で出るカード
色が合っている対戦相手も恩恵を受ける可能性はありますが、追加のマナが出るようになります。
全ての色のマナが追加で出るカード
こちらはなんと自分だけ、しかも全ての土地から出るマナが追加に!
大抵の場合すぐ壊されます。
まとめ
このように一覧で見るだけでも個性豊かなたくさんのマナアーティファクトがあり、どのカードをデッキに入れるか悩んでしまいますね。
あなたのデッキにピッタリのマナアーティファクトは見つかりましたか?
楽しい統率者ライフの一助になれば幸いです。
ぎゃー!!!
せっかく並べたマナアーティファクトがああああああ!!