はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は2023/5/10(水)第333回VDuelCS【オリジナル】の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
『双つの力を得た新たな5cの形』
【5cコントロール】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
【ツインパクトのインパクトは絶大!】
先月発売されたアビス・レボリューション 第1弾 「双竜戦記」を経て、様々なデッキの研究が進む中
新デッキよりも「既存のデッキに何が入るか」が注目されていました。
目玉の能力は
・ツインパクトの増加
・シールドプラス
の2種類。
そこでまさかの【5cコントロール】に強化が入りました。
まずはサンプルリストをご覧ください。
↓サンプルリストはこちら↓
5cコントロール
《配球の超人 / 記録的剛球》
・クリーチャー面
【出た時能力もシンプルで優秀!】
種類:クリーチャー
文明:自然
コスト:8
種族:ジャイアント
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
・呪文面
【上も下も強い! 新たな初動のお出ましだ!】
種類:呪文
文明:自然
コスト:2
種族:ジャイアント・スペル
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
《ブレイン・スラッシュ》
【デドダムがいるだけで最速4ターン目ドルファディロム!?】
種類:呪文
文明:水/闇
コスト:6
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、かわりに両方選んでもよい。
▶カードを3枚引き、その後、1枚捨てる。
▶コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
《極智呪文「ゼンブレイン」》
【新たな力! シールドトリガープラス! シンプルに2ドローできる点も魅力的!】
種類:呪文
文明:水
コスト:4
■S・トリガー・プラス(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文に『プラス能力』を与える)
■カードを2枚引く。
『プラス能力』水のコスト6以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
今までの5cコントロールはどうしてもリソース確保が難しく
ドローソースと言えば《龍風混成 ザーディクリカ》によるターン終了時のドローのみ。
そこでリソース確保としても強いカードを加え、さらにはザーディクリカを出す手段だけでなく
ドルファディロムを最速で場に出すことで様々なデッキを詰みに近づけることができる罪な構築となりました。
果たして今回のイベントではこの【5cコントロール】が活躍したのでしょうか!
はたまた【水闇サガ】が再び暴れたのか!
早速大会結果を確認していきたいと思います。
それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
早速見ていきましょう!
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第333回VDuelCS オリジナル構築戦~
『5つの形と二つの顔』
55名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『5つの形と二つの顔』とは?
果たしてタイトルを表したそのカードとは!
↓大会の様子はこちらから↓

最大母数は【5cネバー】となりました。
様々なデッキがひしめくオリジナル構築戦において、勝率が高いとされるデッキタイプである本デッキが最大母数に。
最大母数に返り咲いたのは約半年ぶりとなりました。
そのデッキタイプも上記でご説明した《ブレイン・スラッシュ》を主軸とした【5cネバー】が増加傾向にあります。
続いての母数が【水魔導具】となりました。
こちらも様々なデッキに対し、勝率を上げやすい本デッキが母数を伸ばしました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:5c蒼龍/シリンダ

準優勝:巨大天門/Shigewara

3位:水闇サガ/紅りぃりゅう

4位:アナカラーパワーロビン/とり/ま枠

それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】

~特筆点~
【5c蒼龍】が新たに登場しております。
【5c蒼龍】が台頭した要因
→【水闇サガ】が減少傾向にあったため、割り切るような後ろ向きのデッキタイプ等が増加しました。
そのため、これらのデッキに対してめっぽう強い5c蒼龍が登場。
今回の構築は東北のプレイヤーさんが出どころとして活躍されていることが確認されており、その母数を増加させています。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】


~特筆点~
・【5c蒼龍】の勝率が8割という傑出した数字に。
対して最大母数である【5cネバー】の勝率が4割以下となりました。
違いは【水闇サガ】には負けているが、それ以外には全勝しているという内容です。
~理由~
【5cネバー】というデッキは中身が知れ渡っているためプレイによる対策ができますが
【5c蒼龍】というデッキはまだ中身が知れ渡っていないだけでなく、1枚入りのカードが多いため
対策がしにくいことからプレイに迷いが生まれ、その間にロックすることで、勝率を伸ばしたことが考えられます。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いてはこれからの【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということで競技イベントによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
今後増加傾向になりそうなデッキタイプをご紹介したいと思います。
火自然ボルシャック 編
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
現在【火単我我我】【水魔導具】【水闇サガ】とまさに3つ巴の環境下ですが
オリジナル構築戦には様々な可能性が秘められています。
新弾発売後、環境的にはそこまで変わらないもののこの1週間で少し環境が変わりそうな予感・・・?
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!