基礎を固めて強くなろう!ポケモンカード上達法 | 週刊きむらのポケ講
はじめに
記事概要
今回の記事は、ポケモンカードの基礎的な考え方や練習方法を紹介します。
1年以上前にも同じような記事を書いたんですが
スタン落ちや環境の変化で初心者の方に伝わりにくいものになってしまいました。
というわけで現代版!新しく良い感じに作り直します!
優先度の高いものから紹介していくので、先に紹介するものから順に取り組んでいき
「十分できるようになった!」と思ったら次に進むのがオススメです。
あと大変申し訳ないんですが、1つだけお願いがあります!!
「ポケモンカード始めた!早く強くなりたい!」という方は
一旦、環境デッキと呼ばれるデッキを使ってください。
「人と違うデッキで勝ちたい」「好きなポケモンで勝ちたい」
という気持ちもすごーーーく分かります!
ですがそれを叶えるためには他の人より強くなる必要があります。
というわけで今は環境デッキを使ってゲームと環境への理解を深めましょう!
1.自分のデッキを理解する
1-1.基本的な動き
ポケモンカードのデッキには「こんな動きがしたい」という基本的な動きがあります。
いくつか例を挙げます。
《ルギアVSTAR》+《バンギラスV》と《ギラティナVSTAR》の「基本的な動き」でした。
例のような「基本的な動き」が分かっていれば
「なにをすればいいの?」と悩んだ時に答えを出しやすくなるので
自分のデッキの「基本的な動き」を覚えましょう。
「覚えろって言ってもわからないから覚えれん!」という方は
・デッキ名を検索して出てきた動画から学ぶ
・ポケモンカードをやっている友人に聞く
・自分でなんとなく考える
といった方法があります。
「自分でなんとなく考える」でも全然大丈夫です!
「間違ってるのでは?」と思う度に修正していけばそこに学びがあります。
「基本的な動きを覚える」→「対戦で実行する」
この流れに慣れたいので「このデッキ勝てないから別のデッキにする!」
と次々デッキを乗り換えるのはなるべく避けましょう。
1-2.1人回し
「基本的な動き」を覚えたあとはひたすら「1人回し」をします。
「1人回し」とは対戦相手を置かず、自分1人だけでデッキを動かしてみる行為です。
普段は新しく組んだデッキが問題なくまわるか確認するために行いますが
今回は「脳をポケモンカードに適応させる」を目的として行います。
「脳をポケモンカードに適応させる」!
自分でもなに言ってんの?って感じなので詳しく説明します。
このような手札だったとして脳がポケモンカードに適応していない状態だと
処理1:《博士の研究》がある
処理2:手札を全てトラッシュして7枚ドローするという効果だ
処理3:ドローした方が良い?トラッシュしたくないカードはない?
とカード1枚に対し3つの処理が頭の中で発生します。
脳がポケモンカードに適応すれば「《博士の研究》=手札をトラッシュして7枚ドローする効果」と
処理2が無意識で行われて処理が2つになります。
これが大事!!
1-EX.各カードの採用理由
EXはやり込み要素!ゲームで1週目はスルーしてクリア後の2週目に遊ぶ要素みたいな感じです。
まだ最後まで行ってない人はスルーして「2.ターンごとの目標を設定する」に行ってください!
ポケモンカードはデッキの60枚全てに「なぜ採用したのか」「なぜ○○より優先したか」という採用理由があります。
(新弾直後で研究が進んでいない段階やパパッと作ったデッキはその限りではない)
2.ターンごとに目標を設定する
2-1.目標
「相手の場」
「相手デッキに可能な動き」
「自分の場と手札」
「自分のデッキに可能な動き」
これらを材料に現ターンの目標を決めます。
2-2.要求
目標が決まれば目標と現在の場から必要なカードを逆算できます。
この必要なカードを「要求」と呼びます。
要求が分かれば「はなえらび」や《ハイパーボール》等の選択に活用できます。
先程の場、手札、目標を再利用して例を作ります。
手札
要求
手札と要求を照らし合わせることで
・《ギラティナVSTAR》
・《ギラティナV》
・《ミラージュゲート》
この3枚が不足していることが分かります。
1~2回の「はなえらび」+《アクロマの実験》+「かくしふだ」でこれらカードを探します。
「かくしふだ」のコストになる《基本超エネルギー》は要求の一部なので
「はなえらび」や《アクロマの実験》で余分なエネルギーを引いてから使うべきでしょう。
視界が開けてきましたね!
目標を決める→目標と自分の場から要求を出す→要求と手札を比較する
この3つの手順で不足しているカードを明らかにできます。
目標や要求という言葉を使っているので難しく感じるかもしれませんが
実際にやっていることは
「なにがしたいやろ」→「なにがいるんやろ」→「手札に持ってないのどれやろ」
これです!実はそこまで複雑なことはしてません!
2-3.再設定
《アクロマの実験》を最初に使って見えた5枚がこんな感じだと
残りの「はなえらび」2回と「かくしふだ」1回で不足カード3枚を見つける必要があります。
それはさすがに無理!という場面で必要になるのが目標の再設定です。
最初に立てた目標が難しくなったので目指せそうな次の目標を決めます。
わりとなんとなくで決めて良いです!
自分のデッキができる動きで達成できそうなものを選んでください。
というわけで次の目標は「《ウッウ》おとぼけスピット」で
要求は《ウッウ》or《ネストボール》です。
2-EX.次ターンの要求も考える
「はなえらび」を2回するには入れ替え手段が必要なことが分かります。
「はなえらび」が終わった後に《ウッウ》をバトル場に出すためにも入れ替えが必要です。
《キュワワー》でスタートした場合は入れ替えが合計2回
《キュワワー》以外でスタートした場合は合計3回必要です。
2~3回の内1回は逃げで良いのでエネルギーや《ビーチコート》も対象です。
3.サイドプラン
3-1.倒すポケモンを決める
3-EX.相手のサイドプランを考える
4.環境デッキを理解する
4-1.基本的な動き
デッキが多すぎて覚えにくいと思います!
なので
・最大ダメージと条件
・1,2ターン目に良くある場
・先攻2《ボスの指令》が狙えるか
・先攻2「げっこうしゅりけん」が狙えるか
・後攻1ターン目からワザを使えるか
・《ツツジ》や《ナンジャモ》の頻度
・《クレッフィ》のようなこちらに干渉する特性を持つポケモンの有無
・特定のポケモンに依存しているか
この辺りに注目して覚えるのが良いと思います。
4-2.環境デッキの隙
環境デッキはいずれも強力なデッキばかりですが
それぞれちょっとした苦手や隙があります。
あらかじめ覚えておいて自分のデッキで狙えそうな隙があれば突いていきましょう。
4-EX.型判別
5.環境デッキへのプラン
ここまで
「自分のデッキを理解」
「ターンごとの目標」
「サイドプラン」
「環境デッキを理解」
を覚えてきました。
これら全部を合わせればお互い十分にまわった時の試合の流れがなんとなくわかります!
あとはどういう流れを作れば自分が勝てそうか組み立てるパズルです!
6.サイド落ち確認
まとめ
自分のデッキの基本的な動きを覚えて1人回し
↓
ターンごとに目標を設定して要求を明らかにする
↓
倒すポケモンを決めて数ターン後の目標を考える
↓
環境デッキへの理解を深めて目標の精度を上げる
↓
対戦前から各ターンの目標を設定しておく
↓
無理な目標を設定しないようにサイド落ち確認をする
まとめるとこんな感じです。
各ターンの目標を設定してその修正を繰り返すゲームですね。
僕は目標をまとめたものをプランと呼んでいることに今回気づきました!
言葉にするの難しい!
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ポケモンカード難しい!!
こんだけいっぱい考えたのにまだデッキ構築とメタ読みがあります!
難しいゲームは楽しい!良いゲームですね~
そういえば《ナンジャモ》のSR3枚とSAR1枚当てました。
合計4箱です!1箱はSRとSAR両方入ってました!ワハハ!
「終わりに」はあまり読まれてないので誰も怒ってない!セーフ!
次回はCL新潟考察かな? 5月2日(火)更新!