はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第312回VDuelCSアドバンス大会【3/15開催】の環境解説記事です。
本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。
今週の注目デッキ
新弾発売後話題となったデッキをフィーチャーしていきたいと思います!
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
『進化は1歩、可能性は∞』
【4c万軍投】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★★☆
【アドバンスで最強を示したコントロールデッキ!】
《“魔神轟怒”万軍投》が出てから3年以上環境に構え続ける【万軍投デッキ】
その姿は千変万化という言葉がふさわしく
【火水万軍投】でのビートダウンデッキや【4c万軍投】というコントロールデッキ。
さらにはループデッキにも応用されるなど様々な用途で使用されてきました。
直近では「最強位決定戦」にて見事優勝に輝いた◆ドラ焼き選手をはじめ、4選手が採用しておりました。
今の【4c万軍投】というデッキはリソースの鬼と化しており
ハンデス・リソース稼ぎ・除去など攻守ともに揃っていることも含め
使用すればするほど、GR召喚をずっと繰り返す気持ちよさを感じられます。
そんな【4c万軍投】の魅力。
まずはそのデッキリストから確認していきましょう!
サンプルリスト
超次元ゾーン
GRゾーン
まずはサンプルデッキリストを確認していただきましたが、ご覧の通り【アポロワンショット】が不利対面となります。
アドバンスでは【火水アポロ】が活躍しています。
《ネ申・マニフェスト》の進化パワーで【ブロックされない・選ばれない】の二つを兼ね備えた《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》はどうしても止められない部分が懸念点となります。
ただし先手を取り、2マナブーストから4マナで《カット 丙-二式》でクリティカルにハンデスすることができ
時間を稼ぐことができればあるいは・・・となりますが、基本は不利になります。
が、それ以外の対面には持ち前の《龍素記号wD サイクルペディア》+《“魔神轟怒”万軍投》で圧倒的なリソース確保に加えて
ハンデスで相手の動きを阻害しつつ、クリーチャーの数と圧倒的フィニッシャーである《CRYMAX ジャオウガ》で攻めたてることができます。
緻密かつ豪快な【4c万軍投】というデッキは【サガループ】にも有利を取れるコントロールデッキ。
是非味わってみてください!
それでは早速大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第312回VDuelCS アドバンス構築戦~
『万軍の主vs絶望の神』
42名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『万軍の主vs絶望の神』とは?
サガ環境かつ殿堂発表後のVDuelCS! 果たしてどのようなデッキが活躍したのでしょうか!
優勝したのは・・・最近話題のあのデッキ!
↓大会の様子はこちらから↓※回線が悪く決勝トーナメントから配信しております。

最大母数は【水闇サガループ】となりました。
続いて【4c万軍投】となりました。
【水闇サガ】に対して《お清めシャラップ》+《とこしえの超人》の両方を採用できるデッキであることが増加の要因だと考えられます。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:火闇バイク/トイボックス

準優勝:4c天門ディスペクター/てのりん

3位:火闇バイク/モノクマ

4位:火自然モルトnext/nemui

アドバンス構築戦でも【サガループ】を意識した環境となり
【火闇バイク】が上位に2名進出するなど話題のデッキらしさが出ています。
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】

~特筆点~
・【水闇サガ】対策のデッキ筆頭である【アナカラージャオウガ】が減少傾向に。
・【火闇バイク】の活躍が目を引きます。
【4c万軍投】などブーストするデッキなどに有効である《影速 ザ・トリッパー》の刺さりが非常によいことから
母数2であるにも関わらず、いずれも上位4名に名を連ねています。
・アポロ・モルネク等ビートダウンデッキの母数が上昇しています。【ガイアッシュ覇道】の減少が影響していると思われます。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】


~特筆点~
・【火闇バイク】の勝率が88%と約9割近い勝率となっています。
~理由~
【4c万軍投】の増加で《影速 ザ・トリッパー》による3ターン目のマナタップインに加え
《禁断の轟速 ブラックゾーン》+《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》でのワンショットできることが非常に効果的であり、G・ストライクをケア可能な点も魅力的です。
~特筆点~
・【火自然モルネク】の勝率が71%とこちらも勝率がよくなっており、総じてビートダウンデッキの勝率が上昇傾向にあることが伺えます。
~理由~
《テック団の波壊Go!》の効果範囲外のカードも多く、止めきれないというのが背景にありそうです。
今回のデッキ分布を参照してもその傾向が伺えます。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては今後の【アドバンス】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということで競技イベントによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
それでは新弾発売を受けて今話題を生んでいるデッキタイプをその理由と共にご紹介させていただきます。
火闇ドルマゲドン 編
4c天門・4cギャラクシールド 編
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
新殿堂の発表により【水闇ジョルジュ】が壊滅的な打撃を受け
ループデッキは【水闇サガ】の一本のみの環境となってきており
徐々にビートダウンの通りがよくなっている現環境。
メタを搔い潜る受けデッキは果たして現れるのでしょうか!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただければ幸いです。
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散をよろしくお願いいたします!
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!