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2023.1.30

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.68 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.68 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに

こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第288回VDuelCSアドバンス大会の環境解説記事です。

本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。


目次

今週の注目デッキ


今活躍しているとデッキを解説していきたいと思います。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!


『オリジナルで猛威を奮ったデッキがついにアドバンスに!』


【アナカラージャオウガ】


組みやすさ★★★★★    

プレイ難度★★★★☆    

構築自由度★★★☆☆


【闇入るならとりあえずCRYMAX入れとく!?】


ついにアドバンス構築戦でも【アナカラージャオウガ】が流行中!

今まで【アナカラージウォッチ】や【アナカラーダークネス】のフィニッシャーとして採用されていた《CRYMAX ジャオウガ》がついにデッキ名にまで浸食!


オリジナルとは違い、《ジャオウガ》への最速ルートや豊富なメタカードを引き連れて、Tier1のデッキたちを翻弄する構築となりました!



↓まずはサンプルリストから↓

サンプルリスト【メインデッキ】

4

4

4

4

3

2

3

4

4

1

4

2

1

【外部ゾーン:GRゾーン】

2

2

2

2

2

2

【外部ゾーン:超次元ゾーン】

1

4

1

1

1

【今、なんでこのデッキが活躍してるの?】


理由は明確です。


【CRYMAX ジャオウガ】が圧倒的すぎる


とまぁオリジナルでも証明されていることなので、冗談というか基本的なことは置いときまして。

早速解説していきたいと思います。


まずは《伝説の禁断 ドキンダムX》の採用理由から。


《テック団の波壊Go!》のケア。

→低コストメタカードで構成されているため、5コスト以下を手札に戻す能力を使用されていても禁断開放での押し込みが可能になる点。


②デッキを圧縮することで《天災 デドダム》を引く確率の上昇。

→正確に言うと【全てのカードの引く確率】を上げるということになります。

40枚が39枚になっているため、シンプルに確率が上がっていることももちろんですが

【封印に目的のカードが埋まっていない】時の確率を考慮した際に、目的のカードが手札にある確率を上げるというのも一つの理由になっています。




続いて現環境においてTier1とされているデッキタイプは以下の通りです。

火水アポロガイアッシュ覇道水闇Doom

これら3つのデッキの共通点を挙げていきましょう。


①マナコスト以上のクリーチャーをフィニッシャーとしている

【ガイアッシュ覇道】についてはマナが非常に伸びるので何とも言えませんが

カウンターによる早期フィニッシュの場合、どうしてもマナが伸びていない中での《流星のガイアッシュ・カイザー》《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》はマナコスト以上の状態になりやすいので共通点として挙げました。



そこで採用されているのが《ベイB セガーレ》の一度きりの能力ではなく、複数回使用できることが魅力であるこちらのカード。

《キャディ・ビートル》

【しっかりマナを確認しな! 俺はマナの案内人!】

種類:クリーチャー
文明:自然
コスト:2
種族:ジャイアント ・インセクト
パワー:1000

■相手のターン中、相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出す時、かわりにマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。

こちらによって【火水アポロ】の《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の動きを大きく制限することができます。


もちろん《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》のタマシードから進化した時の能力で《キャディ・ビートル》を処理することができますが、そこで一つの罠が。


【火水アポロ】の一番強い動きというのが皆様ご存知

《ネ申・マニフェスト》《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》による選ばれない+ブロックされないを付与されているアポロ』となります。


がしかし、タマシードから進化することでその耐性が付与されていないため、S・トリガーやブロッカーなどでケアされる可能性があります。


その選択肢を「取らざるを得ない」とすることが《キャディ・ビートル》の強さとなります。


また【ガイアッシュ覇道】においては《キユリのASMラジオ》やGR召喚などを行った際に反応してしまう

《流星のガイアッシュ・カイザー》をケアすることができることから、自分の動きを突き通しながら相手のけん制になる点が非常に魅力的です。




続いて【水闇Doom】ですが、こちらメインの動きが《暗黒鎧 ザロスト》の蘇生。

《ジョルジュ・バタイユ》+《超神星DOOM・ドラゲリオン》でのフィニッシュですが

そのすべてがマナチャージをせず行われることが多いため、《キャディ・ビートル》の範囲内になってしまいます。


《キャディ・ビートル》は墓地の儀で破壊するしかないのですが、少しでもテンポが遅れると《CRYMAX ジャオウガ》によって粉砕されてしまいます。

《とこしえの超人》などのメタ除去も必要になりますので《「敬虔なる警官」》が必須となりますが、あくまで召喚を封じるだけなので《キユリのASMラジオ》から出てこられると投了ものです。


さらにこのデッキには上記3つ以外で環境でよく見るデッキ【4c万軍投】や【火自然モルトネクスト】

これらの天敵である《星空に浮かぶニンギョ》も搭載されていることからアナカラーの【メタビート】として今活躍を魅せています。




それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。


今回のイベントはThe環境デッキ最強決定戦のようなイベントでした!


がしかし、今大会は静かに息をひそめていたあのデッキが活躍!

ど派手な踏み倒しは理不尽そのもの!? なデッキが優勝!?


早速見ていきましょう。

大会結果・母数詳細・勝率詳細

【大会結果】

~第288回VDuelCS アドバンス構築戦~

『CRYMAX Jump


43名で開催されたVDuelCS。

タイトルの『CRYMAX Jump』とは?


今回はコストをジャンプしながら進化を遂げるあのデッキが優勝!?

それでは早速見てみましょう!


↓大会の様子はこちらから↓





ガイアッシュ覇道が最大母数に。

続いてなんと新デッキアナカラージャオウガとなりました。



以下が上位者のリストになります。【敬称略】

     

優勝:闇自然ケンジキングダム/SubMaR!


準優勝:5c/げま


3位:ガイアッシュ覇道/ヨネヤマ


4位:4 c 天門 ディスペクター/なかむ


それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】




~特筆点~

【アナカラージャオウガの使用母数が圧倒的上昇傾向に。

【零龍使用デッキが前回と比較した際に半分以下になるなど非常に少なくなってきています。

【アナカラーグラスパー】のデッキタイプが上昇傾向にあります。


続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。



【勝率一覧】




~特筆点~

アナカラージャオウガが使用率を伸ばしており、勝率も55%と【ガイアッシュ覇道】と同様に安定しています。


【オービーメイカー】が非常に母数を減らしています。

不利対面が減ったという訳ではないのですが

アナカラーグラスパーの増加により《九番目の旧王》が採用されたデッキが多くなったためと考えられます。


・ここでご覧いただきたいのが【5c】の勝率です。

数々の環境デッキを薙ぎ払っており、71%と非常に高く、安定した勝率を誇っています。


理由としては環境的に【ハンデス】が刺さりやすくなったこと。

加えて、今回は【アポロワンショット】が数を減らしているからだと思われます。

→墓地利用デッキタイプに対しては《お清めシャラップ》

→中速以上のデッキに対しては《ロスト・Re:ソウル》


これらが有効になっており、様々な対面に対応し、かつ環境に合わせたチューニングもできることから安定した勝率を叩き出したと思われます。

以上が【大会結果・母数詳細】になります。


続いては今後の【アドバンス】環境について考察していきます。

今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


現在のメタゲームとして使用率が高いデッキは以下の4つのデッキタイプとなっています。

そのうち、3つのデッキは2週間前と変わらずの環境となっています。


・【火水アポロヌス】

・【ガイアッシュ覇道】

・【水闇Doom】


新たに登場したのが【アナカラージャオウガ】

【オービーメイカー】と入れ替わりで使用率を挙げています。

理由などに関しては今週の話題になったデッキで解説しています。


ここでは上記4つのデッキが環境において使われている前提で考えた時に

今、使用をお勧めしたいデッキをご紹介したいと思います。


『再び環境に返り咲くとの噂! 二重のパルテノンで相手を縛る!』


【火闇ドルマゲドン】


組みやすさ★★★★☆   

プレイ難度★★★★★    

構築自由度★★★☆☆


メインデッキ

4

4

4

4

4

4

3

2

1

4

4

2

【外部ゾーン:ドルマゲドン】

1

【外部ゾーン:超次元ゾーン】

1

2

2

2

1


~今おすすめする理由~


【オービーメイカー】【水闇ジョルジュ】 有利 約6~7割以上の勝率

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》の存在が非常に大きいです。

《DG-パルテノン》で時間を稼がれ、種々積まれたクリーチャーでハンデスされたり

盤面のクリーチャーを《D2V3 終断のレッドトロン》で除去されたり……

受け札としても《フォビドゥン・ハンド》が非常に厄介で、フィールドがあるだけで2面除去されてしまう点からも【オービーメイカー】視点としてはやりたくない対面であります。



【ガイアッシュ覇道】   有利不利なし 約5割の勝率

【ガイアッシュ覇道】目線ではまったく踏み倒しをしてこないことが厄介です。


《流星のガイアッシュ・カイザー》がコストを支払って召喚せねばならず

さらには相手がランダムハンデスならば《インフェル星樹》《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》で手札の質を高めていくのですが

《悪魔龍 ダークマスターズ》がピーピングハンデス(選んで捨てさせる)のため、先に展開せざる得ない状況になります。


《ダークマスターズ》を先に出せれば勝ち。出せなければ負け。つまり5分の勝率だと思われます。


ただ【ガイアッシュ覇道】側としては、必ず呪文ロック+召喚ロックをしないと攻めづらいデッキであるということは間違いないと思われます。


《フォビドゥン・ハンド》は封印効果がついているため、EXターンが取れず

召喚ロックをしないと禁断ビッグバンの可能性があることから、非常に厄介です。



【火水アポロヌス】  不利 約4割の勝率

《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》でプレイミスを誘うことができるのですが

やはり駆け抜けられるとEXライフや全体除去などでしか受けきれないアポロは非常に厄介です。


こちらも3ターン目による6軽減《悪魔龍 ダークマスターズ》をすることができれば非常に有利に戦うことができます。


がしかし、勝ち筋が細い理由からデッキとして不利対面となります。



【アナカラージャオウガ】 微有利 約6割以上の勝率

小型のクリーチャーが多く、メタ能力が高い【アナカラージャオウガ】ですが

弱点としてはハンドリソース不足に陥りやすく、そのハンドを《悪魔龍 ダークマスターズ》《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》で削っていくため
《CRYMAX ジャオウガ》へのアクセスがしづらく、時間が経てば経つほど禁断ビックバンへ近づいてしまいます。


また圧縮のために使用している《伝説の禁断 ドキンダムX》でデッキ枚数の減りも早いので

禁断ビックバンによりデッキ切れにすることもできるため、【アナカラージャオウガ】側としてはやりにくい状況となります。





『墓地退化? いやいや今のトレンドは究極進化っしょ!』


【闇自然ケンジキングダム】


組みやすさ★★★★★   

プレイ難度★★☆☆☆    

構築自由度★★★☆☆


メインデッキ

4

4

4

4

4

4

4

4

3

1

3

【外部ゾーン:超次元ゾーン】

2

1

1

2

1

1


~デッキ単位としての見解~


【オービーメイカー】   有利不利なし約5割以上の勝率

シンプルに速度勝負です。先に大型クリーチャーを展開できた方が勝利です。


ただし読み合いが一つ発生します。そのキーカードは《とこしえの超人》

相手が【闇自然ケンジキングダム】と分かった時、【ケンジ+ギュンター】が手札以外のゾーンから場に出すことから、どうしても最速で出してしまうのが《とこしえの超人》


がしかし【闇自然ケンジキングダム】には《ツクっちょ <メイ様.Star>》が採用されているため

進化元を用意しつつ、自分の《とこしえ》を除去されてしまいます。


こうなると【オービーメイカー】側としては貴重な1コストカウント稼ぎクリーチャーをただ失っただけになります。

そうならないためにも相手が2マナのときには出さず、【つくっちょ・ズンドコ】のどちらかを場に出したあとか

どちらもいない場合は3マナもしくは4マナのときに出すことで上記の勝率が変化します。


もし!《進化設計図》《ツクっちょ <メイ様.Star>》を2枚回収した時は【闇自然ケンジキングダム】の優勝です。

帰ってパーティです。


正直、他のTier1のデッキに対してはほんとに速度勝負と《神羅ケンジ・キングダム》の捲り運によります。

【ガイアッシュ覇道】に対しては《星空に浮かぶニンギョ》を先攻で場に出すことができれば

4~5ターン獲得できるので、強いて言えばそこが情報としてご提供できるものになります。


もし自分の運がいいと思った日にアドバンスCSがあった場合は是非お試しください!




【最後に】

いかがでしたでしょうか?


少しづつ【零龍】使用デッキが少なくなっており

メタ対象が変わってきそうな環境を見せているアドバンス環境。


新弾まではまだまだ2週間もあるので

是非今の環境での答え合わせをしてみてはいかがでしょうか。


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただければ幸いです。


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散をよろしくお願いいたします!

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ