はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第283回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
今週話題となったデッキをフィーチャーしていきたいと思います!
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
『オリジナルでもゲームメイカー!?』
【アナカラーオービーメイカー】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★☆☆
サンプルリスト
《大地門ライフ・ゲート》
【お前の巨大クリーチャーは俺がいただく!】
種類:呪文
文明:自然
コスト:6
■ S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、そのクリーチャーよりコストが小さい進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
《ヴィオラの黒像》
【クリーチャーでも呪文でもない、絶対にケアできない除去カード!】
種類:タマシード
文明:闇
コスト:7
種族:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/レクスターズ
■S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その破壊したクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
そんな驚異的な新デッキ!【アナカラーオービーメイカー】!
果たして今大会ではどこまで活躍したのでしょうか!
それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
今回のイベントでは新年初のオリジナル環境となりました。
なんでもあらゆる【単色クリーチャー】が活躍したとの噂!
早速見ていきましょう。
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第283回VDuelCS オリジナル構築戦~
『二つの未来
クロスする未来』
59名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『二つ・クロス・未来』とは?
今回は様々な【タマシード/クリーチャー】に注目!
↓大会の様子はこちらから↓
最大母数は【4c邪王門】となりました。
【アナカラー
オービーメイカー
】が早速母数2位に。
続いて【闇単アビス】となりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:水魔導具/真久間メガ
準優勝:闇単アビスロイヤル/ぬを~
3位:5cネバー/ターマ0519
4位:火光ライオネル/まつい
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【アナカラーオービーメイカー】の母数が上昇傾向に。【4c邪王門】の増加が原因だと思われます。
・【闇自然ケンジキングダム】が増加しています。こちらも【4c邪王門】の増加が原因だと思われます。
・全体的に【アナカラー】系統のデッキ母数が増加中。特に注目デッキは【アナカラーグラスパー】です。
【アナカラーオービーメイカー】の増加により《九番目の旧王》が採用できる点から増加していると思われます。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【自然単オービーメイカー】が「約7割」と圧倒的な勝率を叩き出しています。
理由
今回のイベントでは【アナカラー】の「安定性」ではなく「速度」の点が優先され、他のデッキを圧倒しています。
中でも【闇単アビス】【アナカラージャオウガ】に対して安定した勝率を持っているため、【4c邪王門】にさえ当たらなければといった感じがあります。
・【アナカラーオービーメイカー】の勝率としては5割なのですが、【4c邪王門】に対して勝率が芳しくありません。
理由
【ゲンムエンペラー】早期着地ができないと《勝熱と弾丸と自由の決断》で処理されてしまったり
最近では《ドンドン吸い込むナウ》によって除去されてしまい、テンポを取られてしまう点が原因だと思われます。
が、しかし! その他の環境デッキに対しては勝率が非常に良いことが伺えます。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
それでは今再び活躍を期待されているデッキタイプをその理由と共にご紹介させていただきます。
アナカラーグラスパー 編
~活躍しそうな理由~
【4c邪王門】【アナカラー系統のデッキ】タイプの増加による環境の中速化。
現在【火単我我我】や【アポロ】など早期決着のデッキが少なく
【水魔導具】などの不利デッキが少なくなってきているのが原因だと思われます。
さらに【オービーメイカー】や【闇単アビス】などの過剰打点を封じることができる受け札《九番目の旧王》や《ヴィオラの黒像》からの《蒼狼の王妃 イザナミテラス》などカウンター方法が豊富なだけでなく
シンプルな【G・ストライク】も8枚採用されていることから受けの面でも非常に堅く、今注目を浴びています。
さらにはループに入らなくても打点が揃えば《CRYMAX ジャオウガ》で無理やり突破できることも強力です。
クローシス墓地ソース 編
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
オリジナル・アドバンス共に【オービーメイカー】が流行っており
主要なパーツを流用できることから、その母数を増やしつつあります。
さらにはアドバンスでも【アナカラージャオウガ】が増加しており
こちらも同じく流用が可能であり、母数が増える要因であることが伺えます。
最近では「流行」ではなく「使いやすさ」がその母数に直結しているような気がします!
デッキ選択する理由にも着目すると面白いかもしれませんね!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただければ幸いです。
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!