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2022.12.16

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.62 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.62 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに

まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第270回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。


本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。

目次

今週話題となったデッキ【龍覇爆炎発売で強化されたデッキ】


今週話題となったデッキをフィーチャーしていきたいと思います!


※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【今週注目しているデッキ】

今一番アツい! 悪魔の道具は勝利への供物!

【水魔導具】


最速4ターン目のEXターン! 殴ってよし! 受けてよし!

どの対面も5割以上の現環境のTier1デッキ!?


組みやすさ★★★★★

プレイ難度★★★★★

構築自由度★★★☆☆


登場から約4年。ずっと強さを保ち続けた悪魔の道具。


現在【アドバンス】【オリジナル】両フォーマットで活躍している【水魔導具


特に現在のアドバンス構築戦においては【モルトNEXT】【オービーメイカー】【5cモルト】の母数が多く、それらのデッキに対して

【最速4ターン目のEXターン】

【呪文ロックをものともしない豊富な受け】

【ハンデスが効きずらい潤沢なドローソース】

これらの要素が今アドバンス環境において通りが良く、その母数を増やしています。


果たして今の【水魔導具】にはどのようなカードが採用されているのか。

まずはキーカードを確認していきましょう。




↓キーカードはこちら↓


《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》

【99コストまでなら破壊できるってもう全滅です】

文明:火
コスト:4

■ S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、破壊する。
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》

【最後の切り札! 最強のGR札! 最上級の1枚!】

文明:火
パワー:5000
コスト:5
種族:ビートジョッキー/ワンダフォース

■ このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。
■自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)


↓サンプルリストはこちら↓


メインデッキ【45枚】

4

3

4

4

3

3

3

4

4

4

3

1

1

3

1

超次元ゾーン

1

1

1

1

1

1

1

1

超GRゾーン

2

2

2

2

1

1

2

なんといっても今の環境において《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》の通りが非常によいことが挙げられます。


呪文ロックしない大量展開デッキである【オービーメイカー】や【モルトNEXT】に対しての回答となる1枚であり

トリガーしたタイミングで手札の《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を捨てるだけで相手のクリーチャーを99コストまで破壊できるので

ゲームを終わらせてしまうほどの威力を持っています。


さらには《「無月」の頂 $スザーク$》の登場により

多数のデッキに対してコントロール性能が格段に上昇しており

最速4ターン目に2体場に出るだけでも、2ハンデス+2体除去+2ドローと圧倒的アドバンテージを稼ぐことができます。


「いやそれもうゲーム終わっとるがな!」

そんなツッコミが出そうなもんですけど、実際高確率で終わらせられます。


もちろん! 弱点もありまして!

【ガイアッシュ覇道】等に搭載されている《インフェル星樹》により

《卍 新世壊 卍》をマナ送りされることがウィークポイントとなります。


ですが、最近の使用者はそれを見越して《卍 新世壊 卍》2枚目をキープしたり

墓地に魔導具を貯めておき、ターン終了時に《「無月」の頂 $スザーク$》を開放したりすることで相手のリソースを一気に刈り取ることも可能です。


プレイングがでる【水魔導具】ではありますが

《卍 新世界 卍》による最速ゴールの道が用意されており

少しのプレイングミスをカバーしてくれる《「無月」の頂 $スザーク$》が掛け合わさり、非常に強力なデッキとなっています。

今アドバンス構築戦をするなら【水魔導具】ミラーの練習も必要そうです。




それでは第270回VDuelCSの大会結果・母数・勝率を見ていきます。


大会結果・母数詳細

【大会結果】

~第270回VDuelCS アドバンス構築戦~

『混ぜるなキケン』


43名で開催されたVDuelCS。


【水魔導具】が活躍を魅せる中、とあるデッキととあるデッキが融合した謎のキケンなデッキが活躍!?

果たしてどんなデッキなのでしょうか!


配信では思わず自分も「これはすごい・・・組みたい」と言ってしまいました。。。

てか組みました!!!!


今回はインタビュー付き! 是非ご覧ください!


↓大会の様子はこちらから↓




【ガイアッシュ覇道】が最大母数に。

【オービーメイカー】の増加を受けて【5cモルト】が増加しました。



以下が上位者のリストになります。【敬称略】


優勝:闇単アビスロイヤル/ガロモン


準優勝:水魔導具/カイ丸


3位:4cマグナ覇道/B・O・B


4位:5cモルト/いのり☆


それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

・【モルトNEXT】が大幅減少。

・不利対面が大幅減少した【ガイアッシュ覇道】が増加。

【水魔導具】が増加傾向にあるためそれを受けて【火単我我我】が姿を現しています。


以上が【大会結果・母数詳細】になります。


続いて、今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。

【勝率一覧】

~特筆点~

【ガイアッシュ覇道】の勝率がまさかの37%と低迷。

【水魔導具】の勝率が7割以上と現環境においては非常にいい立ち位置であることが分かります。


また、【オービーメイカー】が【ガイアッシュ覇道】に対し3戦3勝の勝率100%を叩き出しています。


そんな中【闇単アビスロイヤル】が【ガイアッシュ覇道】【5cモルト】に勝ち越しており

今後はアドバンスの盛り上がりと共に想定外のデッキに対するプレイヤーの対応力が求められています。



以上が【大会結果・母数詳細・勝率詳細】になります。


続いては【注目デッキ・インタビュー】です。


注目デッキ・インタビュー

今回は3位入賞者の方にインタビューさせていただきました!


『B.O.B』選手

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!



Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。


→デッキ名:『龍軸万軍投覇道』 
【43名  3位入賞】


メインデッキ【45枚】

4

4

3

4

4

4

4

4

4

4

3

2

1

超次元ゾーン

1

1

1

1

1

1

2

超GRゾーン

2

2

2

2

2

2

Q:大会に参加してみていかがでしたか?


とても楽しかったです!!


【水魔導具】や【MDW】に対する勉強不足で負けてしまったことは悔しいですが

ほぼ1から作った自分のデッキがこうして良い成績を残せたことが本当に嬉しいです。


また、自分のデッキが色々な方に評価された点でもとても嬉しいです!
また次回開催されるアドバンスのVDuelCSにも、参加したいです!




Q:デッキの使用理由をお聞かせください。【4cガイアッシュ・4c万軍投】でなかった理由もお聞かせください!


アドバンスのリモートCSの特徴として

オリジナルそのままor数枚変えればアドバンスでも戦える構築といった取っ付き易いデッキが多いことがあげられます。

さらに、予想外の対面が多いことも特徴だと思います。


そこから「様々なデッキに対しての回答があり、素パワーの強いデッキ」を使う結論になり、このデッキを選択しました。


【4c万軍投】は、《天災 デドダム》である【水闇自然】色を含まないカードが多く、安定して4ターン目に《“魔神轟怒”万軍投》×2が出来ないため解体。
その後に作った《Volzeos-Balamord》を軸にした【5c万軍投】は、安定はしていたものの【アポロ】と【オービーメイカー】が流行り、成すすべが無いため解体。

【ガイアッシュ覇道】はハンデス札が入っていない他、殴るときに沢山の裏目があり、性に合わないため解体。


これらの経緯を経て、数ヶ月前にこのデッキの基盤を組み、ざっとチューニングして今回使うことになりました。


ドラ焼きさんが開発された【4c万軍投】が公開される前からこのデッキは完成していたため、【4c万軍投】はデッキの選択肢にはありませんでした。




Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

《メンデルスゾーン》《ボルシャック・栄光・ルピア》により、安定して4ターン目に6以上のマナを作れる点がとても強いです。


・3ターン目の《インフェル星樹》や後手3ターン目の《“魔神轟怒”万軍投》による7連GR召喚などの上振れ要素も魅力的です。


・このデッキの基盤を作った際になかった《爆龍覇 グレンリベット /「爆流秘術、暴龍の大地!」》は、手札を減らさずにどんどんマナを増やせるだけでなく

火マナも持つことから《“魔神轟怒”万軍投》を連打する際の邪魔にならない点もかなり強いため、採用しました。


また、《とこしえの超人》のないハンデスに対しても回答になっていて、大型のドラゴンが多数入っているこのデッキとの相性は最高です。



【中盤】

・基本は6マナ以上かつ、火マナ×2、自然水闇×1ずつ以上の状態を作って、《“魔神轟怒”万軍投》を2連打以上することを目指します。

(《“魔神轟怒”万軍投》×2、《龍月 ドラグ・スザーク / 龍・獄・殺》×1があり、手札が4枚以上の時は5マナでも積極的に《“魔神轟怒”万軍投》を打っても良いと思います)


・5マナの時には、基本《インフェル星樹》で溜めますが、適宜《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》《龍装車 ピオドーロ》の使用をしてください。


・マナを沢山溜めて《“魔神轟怒”万軍投》を連打して、マナ、手札、盤面が潤沢な状態を作ります。

この時、《流星のガイアッシュ・カイザー》を立てておくとフィニッシュが楽になります。



【終盤】

《流星のガイアッシュ・カイザー》が盤面にない場合

《ブラキオ龍樹》+《全能ゼンノー》×2+過剰打点を作って相手にターンを返してから勝つプラン。

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》で一度殴ってから、次のターンに《ブラキオ龍樹》を立ててから勝つプラン。

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》をムゲンクライムでタップさせて殴らずにEXターンを得てから《ブラキオ龍樹》を立てて勝つプラン。

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》+GRの過剰打点で圧し勝つプラン。

…等のプランを適宜使ってください。


・7マナで《ブラキオ龍樹》が墓地にあり、盤面にクリーチャーが4体以上並んでいれば

ムゲンクライム→フシギバースで一番上のプランが一気に作れる場合があります。


《流星のガイアッシュ・カイザー》が盤面にある場合は、EXターン×2獲得+《ブラキオ龍樹》+20弱の打点とかも平気で行えます。

足し算のミスや山札の残り枚数等に気をつけつつ、相手に合わせて確実に倒せる状態を作って下さい。


・終盤は山札の枚数がとても少なくなります。《インフェル星樹》のドロー効果は強制なので、フシギバースなどをする時は十分注意してください。




【こだわった点】

このデッキは、《龍・獄・殺》による手札を捨てたことによる《“魔神轟怒”万軍投》のコスト軽減。
《“魔神轟怒”万軍投》のGRクリーチャーによる多面展開。
→そこから4体を使ってムゲンクライム。
→ムゲンクライムで《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》をタップ。
→さらにそこからフシギバースと連鎖していきます。


と、《“魔神轟怒”万軍投》からフィニッシュまでがほとんど無駄なく連鎖していくところがこのデッキのこだわったポイントです。


さらに、フィニッシュの全てが《流星のガイアッシュ・カイザー》の軽減効果の対象で

《“魔神轟怒”万軍投》と相性の良い墓地から使うカードであるのも、このデッキのこだわったところですね。


また、基盤が【ガイアッシュ覇道】なので、マナを加速させるスピードが早く、火のカードの大量確保ができて

【4c万軍投】ではできない無理やり《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》で勝つ選択肢があるところもこのデッキの強さですね。


さらに、このデッキは沢山のデッキに対応できる構築にしました。

《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》《ヴィオラの黒像》を最大枚数採用し、《爆龍覇 グレンリベット /「爆流秘術、暴龍の大地!」》をマナ加速要因にした理由はここにあります。


そのため、《蒼き団長 ドギラゴン剣》《時の法皇 ミラダンテ》《生命と大地と轟破の決断》《メガ・マナロック・ドラゴン》等の【ガイアッシュ覇道】を代表する殿堂カードが一枚も入れていません。




Q:デッキ作成の上で意識した対面や気を付けた点などはありますか?


【意識した対面】

【ガイアッシュ覇道】、【闇自然ケンジ】、【アナカラーDOOM】、【アナカラーグラスパー】

【モルトNEXT】、【火単我我我】、【火自然アポロ】、【オービーメイカー】、【5Cモルト】、【水闇ゼーロ】

あらゆる対面を意識しました。


【気を付けた点】

・【ガイアッシュ覇道】、【闇自然ケンジ】、【アナカラーグラスパー】、【モルトNEXT】に対して有効である

《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》《全能ゼンノー》《流星のガイアッシュ・カイザー》といったスピードアタッカーメタを大量に積んでいます。

また、【闇自然ケンジ】以外はハンデスにとても弱く、《とこしえの超人》も積んでいないのでとても戦いやすくなっています。


【闇自然ケンジ】、【火自然NEXT】に対して

《ヴィオラの黒像》《地封龍 ギャイア》の回答になっています。


【5cモルト(とこしえ型)】、【闇自然ケンジ】に対して
→メタカードを焼けるため、《毒汁100%》を採用しました。


【火単我我我】、【アポロ】、【OB】に対して
→シールド・トリガーを大量に積んで、ゲームになるようにしました。


【5cモルト(インフェル型)】、【水闇ゼーロ】に対して
《とこしえの超人》がない状態でのハンデスに対し、《爆龍覇 グレンリベット》を回答札として入れました。

【5cモルト】は出た時の能力が多いため、《ブラキオ龍樹》も回答札になっています。




Q:各カードの採用理由をお聞かせください

《“魔神轟怒”万軍投》

文明:火
コスト:6

■ マスターG・O・D・S(ルビ:ゴッドオーバーダイナマイトスペル)(この呪文を、自分の手札を1枚捨てて、唱えてもよい。そうしたら、このターン中に捨てた自分の手札1枚につき、この呪文を唱えるコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■GR召喚を3回する。

~採用理由~
【ガイアッシュ覇道】の苦手な部分である、『多面展開が難しい点』と『ハンデス札がない点』をGRクリーチャーでカバーするために入れました。
【ガイアッシュ覇道】には元々、非ドラゴンのカードがほぼ入っていないなため、このカードを軸にした構築にしました。
《龍装車 ピオドーロ》【クリーチャー面】

文明:自然
パワー:5000
コスト:4
種族:ドラゴンギルド/グランセクト

■ マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■バトルゾーンに出たターンの間、クリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。

《毒汁100%》【呪文面】

文明:闇
コスト:3

■ S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

~採用理由~
【ガイアッシュ覇道】、【モルトNEXT】、【闇自然ケンジ、【火単我我我】、【アナカラーグラスパー】、【アナカラーDOOM】
上記のようにクリーチャー面が刺さるデッキがとても多いことから採用しました。

下面は《星空に浮かぶニンギョ》《とこしえの超人》を除去することが出来ながら【シールド・トリガー】持ちであるのも強いところです。
また、色の優秀さもこのカードの採用理由の1つです。

さらに、こちらの【ガイアッシュ覇道】はムゲンクライムでタップ出来るため、このデッキととても相性が良いです。
《ヴィオラの黒像》

文明:闇
コスト:7
種族:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/レクスターズ

■ S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その破壊したクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。

~採用理由~
闇単色のドラゴンはこのデッキに必要不可欠である他、最近は《地封龍 ギャイア》を採用されたデッキが多いため採用しました。

《龍装車 ピオドーロ》を蘇生してスピードアタッカーを止められるところや《爆龍覇 グレンリベット》でめくれても強い点もこのカードならではだと思います。
《ブラキオ龍樹》

文明:自然
パワー:23000
コスト:11
種族:ジャイアント・ドラゴン/不死樹王国

■ Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)
■相手のクリーチャーが出て、相手のクリーチャーの能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。(例えば、相手は「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を使えない)
■フシギバース [自然13](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[自然13]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[自然01]より少なくならない)

~採用理由~
《“魔神轟怒”万軍投》で墓地に落とせ、《龍月 ドラグ・スザーク》《流星のガイアッシュ・カイザー》との相性の良さから採用しました。

シールドトリガーケアを始め、このカード1枚で詰むデッキがとても多い点も採用理由のひとつです。

また、《インフェル星樹》で2ブーストをしたあとでハンデスされて墓地に行けば、返しのターンで出すことができる点も強いところです。




Q.採用を検討していたカードなどございますか?

《最終龍覇 ボロフ》×4
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
《メガ・マナロック・ドラゴン》
《魔龍バベルギヌス》


元々は《龍装車 ピオドーロ》《ヴィオラの黒像》の枠がこれらのカードでした。


《最終龍覇 ボロフ》に関しては、元々の構築は《とこしえの超人》の立場が怪しい時期に作られたものなので入っていましたが

現在はまた《とこしえの超人》が強い環境になったことで採用を見送りました。


そこから《龍装車 ピオドーロ》を採用したい

→闇単色の強いドラゴンを入れたい→《ヴィオラの黒像》の採用といった感じで進み、殿堂カードたちの採用も見送りました。


《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》
《八頭竜 ACE-Yamata / 神秘の宝剣》
《R.S.F.K. / オールイン・チャージャー》
等といったツインパクトマナブースト呪文ですが

《爆龍覇 グレンリベット /「爆流秘術、暴龍の大地!」》の方が役割を多くもたせられ、見られる対面も増えることから採用しました。


《生命と大地と轟破の決断》
《神の試練》
今の構築以上に非ドラゴンのカードを増やしたくないため、不採用にしました。

採用したい場合は、《メンデルスゾーン》《龍の呼び声》にしてください。




B.O.B選手!
インタビューにお答えいただきありがとうございました!


アドバンス環境を非常に読み込んだ考察、デッキ構築が伺えるインタビューでした!


混ぜるなキケンと思われた【ガイアッシュ覇道】×【4c万軍投】を組み合わせた見事なデッキ構築!
さらには、その強さが分かるしっかりとした解説でした!


改めて3位入賞おめでとうございます!!



続いては
【今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察】のコーナーです!

今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまでご覧いただきましたが、今回の入賞結果と母数を確認すると


【カード指定除去】を意識する。

このポイントが重要になりそうです。


理由としては

最速3ターン目のロックデッキ【オービーメイカー】

最速3ターン目の踏み倒しデッキ【闇自然ケンジキングダム】

最速4ターン目のEXターン【水魔導具】


これらのデッキに対する小型除去札として以下のカードの採用が検討されます。


↓注目カードはこちら↓

《ボルシャック・スーパーヒーロー》【クリーチャー面】

【《インフェル星樹》じゃ間に合わない!?】

文明:火
パワー:6000
コスト:6
種族:アーマード・ドラゴン/ハンター

■ W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。

《超英雄タイム》【呪文面】

文明:火
コスト:2

■ バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》

【実はスレイヤー! さらには《絶望と反魂と滅殺の決断》からも蘇生可能!】

文明:火/闇
パワー:1000
コスト:4
種族:スピリット・クォーツ/ロスト・クルセイダー

■ S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーが出た時、相手のコスト4以下のカードを1枚破壊する。
《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》

【実は今一番注目株!? あのデッキのキーカード!】

文明:光
パワー:3000
コスト:3
種族:エンジェル・ コマンド

■ G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある他の、コスト3以下のカードを1枚選び、シールド化してもよい。

現状この3枚が今の環境において、非常に効果的であるカードとなります。


これらのカードが使用できるデッキといえば・・・?

《超英雄タイム》→【ボルシャックNEXT】

《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》→【4c万軍投】

《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》→【ドロマー退化】

となっています。


中でも【ドロマー退化】はオリジナル環境において【アナカラージャオウガ】が流行しているため

《若き大長老 アプル》の存在がどうしても【墓地退化】にとっての逆風となっていましたが


アドバンス環境では《若き大長老 アプル》ではなく《とこしえの超人》が使われているため

《竜魔神王バルカディア・NEX》を進化元に墓地退化ができることから、風向きとしては悪くありません。


どうしても《流星のガイアッシュ・カイザー》が厳しいカードになりますが

【墓地退化】を意識して出されない限りは貫通しそうです。


何気に《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》は進化でない【コマンド】であるため

《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》にP侵略できることも含め、かなりの貫通力を持っています。

↓サンプルリスト↓

メインデッキ

4

4

4

4

4

3

3

1

1

2

2

2

1

1

3

1

超GRゾーン

2

2

2

1

2

1

2

超次元

2

2

1

1

1

1

突然の墓地退化。


使う勇気が試されますが、今ケアできるデッキが少ないので是非お試しあれ!

【最後に】

いかがでしたでしょうか?


いよいよ今週末は新弾発売!

果たしてアドバンス環境に新しい風は吹くのでしょうか!


今回のコラムで少しでもあなたのデュエマライフが充実しますように。


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ