はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第266回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
今週は話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
『9年越しに帝王【カイザー】が再び降臨!!』
【4c刃鬼】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★★★
【効果の強さだけじゃない、カードイラストも強すぎる!!!】
先週、今週と話題となったのがこちらの【4c刃鬼】。
効果の強さももちろんのことながら、特筆すべきは圧倒的な見た目の圧力!
ドラゴン! ドラゴン! ドラゴン!
【刃鬼】というカードそのものの人気も含め、その圧倒的カッコよさからも人気が急上昇!
サンプルデッキリストを掲載するので、そのカッコよさを体感してみてください!
↓サンプルリストはこちら↓
サンプルリスト
見てくださいこの圧倒的なイラストのカッコよさ!!
それに加えて、これまた圧倒的なカードパワー!!
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を筆頭とした現環境でめちゃくちゃ使用頻度の高いカードたちで構成された最強のドラゴンデッキ! といっても過言ではない!
・・・失礼しました。少し興奮しすぎました。
ではひと目見ただけでわかるカッコよさを皆様ご理解いただいたと思うので、なぜこの刃鬼デッキが環境で活躍しているのか。
その理由を性能面から解説していきたいと思います。
まずは今環境に置いて使用頻度の高いデッキを見ていきましょう。
①水魔導具
理由:【アナカラージャオウガ】のハンデスに対して《卍 新世壊 卍》による大量ドローで耐性がありつつ、コントロールデッキに対しても強く
《「無月」の頂 $スザーク$》の登場により《卍 新世壊 卍》がなくてもコントロールできることから使用者が増加しています。
②アナカラージャオウガ
理由:耐性を持たないデッキに対する圧倒的なハンデスによるコントロール。
またハンデスにこだわらず、ブーストから《CRYMAX ジャオウガ》によるフィニッシュも可能となっていることから安定して勝率をもっているため、使用者が多いです。
それではこれらのデッキタイプをご覧いただいた上でなぜ【刃鬼】が環境で使用者を増加させているのか。
【水魔導具】《「無月」の頂 $スザーク$》のハンデスと【アナカラージャオウガ】のハンデスに対して、これらのカード達が活躍するからです。
↓活躍カードはこちら↓
《爆龍覇 グレンリベット》【クリーチャー面】
【ハンデス対策かつガチンコジャッジにも一役買う優れもの!】
文明:火
パワー:12000
コスト:9
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー
■ T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、または、相手のカードの効果によってこのクリーチャーを自分の手札から捨てた時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からドラゴンを1体出し、残りを好きな順序で山札の下に置く。
《「爆流秘術、暴龍の大地!」》【呪文面】
【最強のドラゴンブーストに立候補! ハンドが減らないブーストの強さを体感せよ! 】
文明:自然
コスト:3
■自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、この呪文を、唱えた後、墓地に置くかわりに手札に加える。
《ボルシャック・スーパーヒーロー》【クリーチャー面】
【小型除去はお任せあれ! 実はハンターなんです!】
文明:火
パワー:6000
コスト:6
種族:アーマード・ドラゴン/ハンター
■ W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
《超英雄タイム》【呪文面】
【対ニンギョ・対卍 新世壊 卍カード! ドラゴンを持っていることがまた強い! 】
文明:火
コスト:2
■バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
これらのカードが活躍した上で
《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》や《流星のガイアッシュ・カイザー》などといった力のあるカード達が多く採用されているため、そのカードパワーで圧倒することが可能となっています。
【メンデル→栄光→ガイアッシュ→刃鬼】のパッケージはやみつきになるので、是非一度組んで遊んでみてください!
筆者もそのカッコよさと強さに惹かれた1人です!
それでは大会結果・母数を見ていきます。
今回のイベントでは環境で猛威を振るっているとあるデッキが優勝しましたが、少し様子が・・・?
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第266回VDuelCS オリジナル構築戦~
『その名はカイザー』
37名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『カイザー』とは?
実はカイザーって名の付くカードって多いんですよね!
一度検索してみると今自分がよく使っているカードにカイザーと入っているかも!?
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【闇自然ケンジキングダム】が最大母数に。
続いて【自然単キャベッジ】となりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:自然単オービーメイカー/まるる
準優勝:ガイアハザード退化/越智光夫
3位:闇自然ケンジキングダム/れんたん
4位:ネバーループ/まりもっこり
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【闇自然ケンジキングダム】の母数が圧倒的上昇傾向に。
・【アナカラーDoom】の母数の増加傾向にあるため、出た時能力を封じられる【オービーメイカー】が活躍を魅せています。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【闇自然ケンジキングダム】が最大母数となるも、勝率としては振るわない結果となっています。
・【アナカラージャオウガ】も勝率としては悪くないのですが、母数がそこまで多くないため結果としては振るわない状況となりました。
・勝率としては【5cネバー】の勝率が全体的に過半数を超えていることから、今後の活躍に期待できそうです。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
現在のメタゲームとしては、以下の通りとなっています。
【ケンジキングダム】【水魔導具】【その他】
現在のメタはこの3種類で分けられており
現時点では【火単我我我】【火単バルガ】などビートダウンデッキが逆風を受けている印象です。
前回ではビートダウンデッキが増加傾向にあったため
【火闇邪王門】や【4c邪王門】が活躍を魅せていますが
それらを受けて【コントロールデッキ】や【ケンジキングダム】が増加傾向にあります。
苦手としているビートダウンデッキが少なくなっているため、その母数を加速させています。
それでは筆者が今注目しているデッキタイプを挙げていきたいと思います。
理不尽デッキはケンジキングダムだけじゃない!【火自然アポロ】
超英雄タイムを使えるのは刃鬼だけじゃない!【火自然ボルシャック】
超攻撃的なデッキが少なくなっているため、コントロールデッキが活躍を魅せています。
そこで上記のデッキをご紹介させていただきましたが
これらを踏まえても、シンプルに今の【水魔導具】は《卍 新世壊 卍》がなくても勝ち上がれるほどのデッキパワーを兼ね備えているため、使用者が減ることはないと思われます。
また【ケンジキングダム】の母数が増加している点は同じように一定の活躍を魅せているため、コントロールするよりも自身の動きを突き通すデッキ。
つまり【火自然アポロ】の通りがよいと思われます。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
いよいよ来週には新弾発売を控えたオリジナル環境。
新しいデッキが生まれそうな予感よりも既存のデッキに更なる強化が生まれそうな予感!
そう。【アビスロイヤル】! 今のうちに【アビスロイヤル】の新たな可能性を模索してもいいかも?
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!