はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第256回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
今週は新デッキがアドバンスへ集中していたため
オリジナルでは活躍したデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
『今週はビートダウンがトレンド!? 邪王門が再び復権か!?』
【火闇邪王門】
組みやすさ:★★★☆☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
【火単が増えればそら強い。受けてよし! 攻めてよし!】
先週、今週と母数を伸ばしているのが【火単我我我】【火単バルガ】ですが
これらのデッキが増えてくるとメタとして多くなるのが《百鬼の邪王門》採用デッキである【火闇邪王門】
《スプーン=ンプス》の採用により墓地から召喚することで自身のシールドを回収しながら
スピードアタッカーになるため、2コスト帯最強と言っても過言ではないルーターへと変貌を遂げます。
また《百鬼の邪王門》による瞬間火力と《「貪」の鬼 バクロ法師》や《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》による
フィニッシュターンの速さで今週のCSにおいて入賞を重ねています。
それだけではなく、ひと口に【火闇邪王門】といっても《影速 ザ・トリッパー》採用型や《星空に浮かぶニンギョ》を採用したメタビート型などもあるため
詰めてこられるまでどういった構築か読みにくく対策しづらいところも魅力の一つとなります。
↓サンプルリストはこちら↓
『一度動き出したら止まらない!ネバーエンドストーリー!』
【アナカラーDoomドラゲリオン】
組みやすさ:★★★☆☆
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★☆☆
【アドバンスで話題沸騰も実はオリジナルが主戦場?】
アドバンス構築戦で話題となった《超神星DOOM・ドラゲリオン》
がしかし、同時期にオリジナル構築戦で《闇王ゼーロ》の代わりに《ナウ・オア・ネバー》から
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を踏み倒すことでフィニッシュプランを再現することに成功しました。
オリジナル構築戦においては6マナ使用するため、どうしても3ターンフィニッシュができないものとなっていますが
踏み倒しメタや呪文ロックがないとそのままゲームに勝つことができてしまう強力なデッキタイプとなっています。
↓サンプルリストはこちら↓
【火単我我我】や【火闇邪王門】においてはS・トリガーの埋まり方次第で返せますが
【水魔導具】においては《ガル・ラガンザーク》が最強の踏み倒しメタのため、不利がついてしまいます。
【火単我我我】と【水魔導具】両方を見ることは非常に難しいことから
どちらかを割り切り、当たらないことを祈りましょう。
では大会結果・母数を見ていきます。
今回のイベントでは環境で暴れているとあるデッキが優勝ですが、少し様子が・・・?
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第256回VDuelCS オリジナル構築戦~
『朱雀と暴龍爵のロンド』
48名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『朱雀と暴龍爵のロンド』とは?
今回のイベントではボルシャックこと暴龍爵が大活躍!
ドラゴンだけがボルシャックじゃない!?
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【火単我我我】が最大母数に。
続いて【水魔導具】となりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:火単我我我【レクタ軸】/ラビナル
準優勝:ガイアハザード退化/さくさくパン
3位:水魔導具/Kαit0
4位:火自然ボルシャック/ユアサ
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【5cコントロール】の母数が減少傾向に。
→不利対面である【火単我我我】【水魔導具】の増加により【5cコントロール】が減少しました。
・【アナカラーハンデス】【アナカラージャオウガ】の母数の増加傾向に。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【火単我我我】が【アナカラージャオウガ】に対し勝率が100%!
【アナカラーハンデス】に勝率80%を叩き出し、その他のデッキに対しても6割以上の勝率を叩き出しています。
中でも水魔導具に対しても6割強と母数が多いにも関わらず、非常に好成績を残しています。
・【水魔導具】の勝率がその他のデッキに対して、約7割の勝率と非常に安定しています。
がしかし、上記の通り、母数トップである【火単我我我】に対して勝率が芳しくないことが気になります。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
現在のメタゲームとしては、以下の通りとなっています。
【火単我我我】【水魔導具】【その他】
現在のメタはこの3種類で分けられており
現時点では【コントロールデッキ】や【ループデッキ】が逆風を受けている印象です。
中でも注目デッキで挙げたように【火闇邪王門】が増加傾向にありつつも
【4c邪王門】も少しずつ増加傾向になりつつあります。
それでは筆者が今注目しているデッキタイプを挙げていきたいと思います。
古からのメタデッキの進化系!【光単ドランゴルギーニ】
対水魔導具専用デッキ!?【ハザード退化】
現在【火単我我我】や【水魔導具】による
超攻撃的なデッキが多いことから、コントロールデッキが機能しづらく
そのコントロールデッキを苦手としていた様々なデッキが活躍できる環境下になっている気がします。
そこで上記のデッキをご紹介させていただきましたが
これらを踏まえても、シンプルに今の【水魔導具】は
《卍 新世壊 卍》がなくても勝ち上がれるほどのデッキパワーを兼ね備えており
受けも堅いという非常に強力なデッキですので、迷ったときは【水魔導具】を使用するのが良いと思います。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」が発売されたことによる影響ですが
【オリジナル】構築戦ではそこまで出ていない代わりに環境が少し読みづらい部分があると思います。
がしかし、メタの循環は比較的読みやすいので
流れを掴みデッキ選択を間違えなければ、予選突破は難しくないかもしれません!
自分だけの環境予想を作り上げろ!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!