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2022/11/01(火) 20:00

【デッキ紹介】Vol.34「自然単【キャベッジ】」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!

Vol.34「自然単【キャベッジ】」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!
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ガチまとめ「最強デッキランキング」ライター
競技的なプレイをしない人でも競技デュエマを楽しめる記事を目指して各所で執筆中

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目次

はじめに

 初めましての方は初めまして、『yk800』です。


 このコラムでは、直近で話題となったデッキや筆者である私yk800が個人的に気になったデッキを紹介していきます!


 今回の特集は自然単【キャベッジ】


 つい先日発売された最新弾「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」によって大幅なアップデートを受けた「パワー12000以上」テーマをフィーチャーしたデッキです。


 かねてから強力な初動・中継ぎ呪文を持っていたものの、それ自体がパワー12000以上のクリーチャーでないこともあって、出力が不安定なデッキでした。あくまでもファンデッキの域を出なかった「パワー12000以上」テーマですが、今回は初動周りのカードがツインパクト化・パワー12000以上のクリーチャーとしてもカウントできるようになったことで大きく出力が向上しています。


 デッキとしては登場したばかりで、まだまだ構築も定まっていない自然単【キャベッジ】。今回は多くのデッキに共通する部分を中心に、基礎から解説していきたいと思います!

自然単【キャベッジ】のサンプル構築

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自然単【キャベッジ】ってどんなデッキ?

 《ジャンボ・ラパダイス》や「デュエキングMAX2022」でツインパクト化して合計8枚採用できるようになった《ボント・プラントボ》など、新章デュエル・マスターズにてフォーカスが当たった「パワー12000以上」のシナジーをフルに活用する、マナランプに高速コスト踏み倒しコンボの要素が加わったデッキです。


 その特性上、とにかく全てのクリーチャーがデカいことが最大の特徴。デュエル・マスターズでは基本的にパワー6000以上のクリーチャーがW・ブレイカー、パワー12000以上のクリーチャーがT・ブレイカーを標準で搭載しており、パワー12000以上のクリーチャーが大半を占めているこのデッキでは、多くのT・ブレイカー以上のクリーチャーが採用されていることとなります。


 コスト踏み倒し要素として採用されているカードの中でも、特に重要なのが《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》


 こちらも「デュエキングMAX2022」で獲得した新戦力で、《ボント・プラントボ》で2マナ加速した次のターンに、パワー12000以上のクリーチャーの実質コストを3下げる《ソイルピンプ・キャベッジ》を唱えれば、コスト9までのクリーチャーを4ターン目に召喚できます。


 《キャベッジ・セッションズ》自体がコスト9のクリーチャーであることから重ねて引いても腐ることがなく、コストを軽減して出したいクリーチャーと《ソイルピンプ・キャベッジ》が 《ジャンボ・ラパダイス》によって同時に拾えるため動きの安定性が大きく向上。近しいコンセプトのデッキ自体は以前から構築できたものの、追加パーツによって別次元とも言えるデッキ強度を獲得しました。


 安定性・速度ともに申し分なく、マナ加速連打からのクリーチャー召喚やマッハファイターでの盤面制圧によってメタクリーチャーへの耐性も高め。単体のカードパワーに優れたカードが多いためハンデスを受けても立て直しやすく、大型クリーチャードカ盛りの豪快な見た目に反して安定した強さを発揮できます。


 一方で、採用できるカードの都合上受け手段にはやや乏しく、ビートダウンデッキは明確なウィークポイントです。

自然単【キャベッジ】に採用されるカードについて

 かつて一世を風靡した《巨大設計図》に近しいテキストを持つ高効率ドローソース。コスト7と比べればパワー12000以上という条件はより狭いものの、「デュエキングMAX2022」のパワー12000シナジー強化によって大幅な追い風を受けています。


 序盤にリソースを稼いで動きを安定させることはもちろん、《ソイルピンプ・キャベッジ》を絡めた展開で消耗する手札を補填したり、爆発的にマナを伸ばした後に2マナという軽さを活かしてドローと展開を同一ターン中に行ったりと、中盤以降の動きにも大きく寄与してくれます。


 《巨大設計図》と違ってS・トリガーがついているため、ビートダウンにシールドブレイクされた際はお忘れなく。

 山札の上から1枚をマナに置きつつ、それがパワー12000以上のクリーチャーであればもう1マナブーストするハイパワー初動枠。この強力な初動を8枚採用できる点がこのテーマの強化ポイントのひとつです。

 

 このデッキの場合、クリーチャーもしくはツインパクトであればアンタップインマナが2枚増えることも見逃せません。最速で撃った際には使い道が限られますが、中盤以降では余ったマナから展開を作りやすいため、実質1マナでマナゾーンの選択肢を広げるカードとして機能します。


 後述する《キャベッジ・セッションズ》はマナが多ければ多いほどバリューが上がるため、隙あらば唱えてマナを増やしていきたいところです。


 ツインパクト版の上側についている《コレンココ・タンク》もマナ加速・リソース共に優秀。次のターンの動きを見据えて手札とマナに好きなように割り振っていけるため、非常に使い勝手の良いマナ加速です。


 3→6→9と繋いで、5ターン目に9マナのクリーチャーを召喚しやすいところも◎。

 追加のマナブースト枠。


 この枠は選択肢が広く、3マナ以下のマナブースト呪文かつパワー12000であることが求められるものの、この条件だけで言えば《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》以外にも《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》なども候補に入ってきます。


 どのカードも優れた点がありますが、《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》の魅力は先述した《ボント・プラントボ》で生まれた2マナを活用しやすい点と、コスト7であるためマナゾーンに置いておくことで《キャベッジ・セッションズ》の効果で踏み倒しやすい点です。


 他のカードはいずれもコスト8かそれ以上。デッキの主力帯とコストが被っており、なかなか《キャベッジ・セッションズ》の能力で出す機会がありません。その点、《イチゴッチ・タンク》のコストは7。コスト8のクリーチャーを出した「ついで」に展開しながら、6マナ域の《コレンココ・タンク》まで連鎖してリソースを広げることができます。


 この理由を持って「他のカードよりもこのカードを採用すべき」という理由にはなりづらいものの、取れる選択肢が広がるという点ではライバルたちと比べて明確に差別化たりうる要素でしょう。

 主に下面の《ミステリー・ディザスター》を目当てに採用されているツインパクトカード。


 《ミステリー・ディザスター》は言うなればS・トリガーのついていない《ミステリー・キューブ》で、大型クリーチャーだらけのこのデッキでは頻繁に大きなリターンが発生します。


 コスト5ということで、《ボント・プラントボ》で2ブーストできなかった場合や追加のマナブーストしか引けてなかった場合は、4ターン目の動きを埋めるカードとして有力です。


 上面はマッハファイターと「バトル勝利時に山上から3枚を見て1枚を手札に加え、残りをマナに置く」能力を持った大型グランセクト。


 能動的にはやや扱いづらい能力ではあるものの、高いパワーのマッハファイターで相手のクリーチャーを除去しながらアドバンテージを稼げるのは便利です。

 《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》を思い起こさせる連続クリーチャー踏み倒し能力を持ったクリーチャー面と、大型クリーチャー限定で実質的にコストを3下げて召喚できる《フェアリー・ギフト》ライクな軽減効果の呪文面が組み合わさったツインパクトカードです。


 「デュエキングMAX2022」からの追加戦力にして、上下ともにこのデッキのコンセプトを成立させている中核的な存在でもあります。




 クリーチャー面《キャベッジ・セッションズ》は自分のクリーチャーが出た際に、それよりもコストが1小さい、自然かつパワー12000以上のクリーチャーを踏み倒せる能力。誘発する条件に「召喚して出た」「手札から出た」などの制限が一切ないため、このクリーチャー自身の能力をはじめ、各種踏み倒し能力からクリーチャーが登場した際にも誘発します。


 この誘発条件の緩さがとにかく強力。ひとたびバトルゾーンに登場すれば、何をするにしても連鎖踏み倒し能力が誘発し、大型クリーチャーが際限なくバトルゾーンへと並び立ちます。


 マナゾーンのカードがある程度揃っていなければ真価を発揮しない部分はあるものの、最速4ターン目で着地してそのままゲームを決め切るだけの展開力を発揮する、軽減・踏み倒し先として極めて有力なクリーチャーです。


 NEOクリーチャーであるため、基本的には通常のクリーチャーとしてプレイしつつ、いざという時には進化クリーチャーとしてプレイして即時プレイヤーを攻撃できることも地味ながら嬉しいポイントです。




 《ソイルピンプ・キャベッジ》《ボント・プラントボ》との噛み合いが抜群なコスト軽減呪文です。


 この手の軽減呪文は通例実質的なコストの下げ幅が-2になるよう調整されていますが、このカードは-3と大きめ。その代償として、対象が「自然のパワー12000以上のクリーチャー」のみに制限されており、この呪文自体のコストも5とかなり重め。最速かつ最大限にその効果を発揮できるのは、「6マナが揃った段階でコスト9の自然単色クリーチャーを召喚する」場合です。


 このデッキは《ボント・プラントボ》で4ターン目に6マナを用意しやすく、コスト9のクリーチャーには《キャベッジ・セッションズ》自身に加えて、デュエル・マスターズでも屈指のロッククリーチャーである《地封龍 ギャイア》が存在します。


 また、軽減効果こそ少し余りが出ますが、コスト8のクリーチャーも4ターン目にプレイ可能。相手のクリーチャーを叩きながらデッキからの踏み倒しを行う《クイーン・オブ・ネイチャー》や爆発的なマナブーストで次のターンの選択肢を広げつつ、ターン終了時に手札の大型クリーチャーへと変身できる《地龍仙ロマネアース》などは4ターン目にプレイする価値があります。


 これらの大型クリーチャーを《ソイルピンプ・キャベッジ》経由で4ターン目に踏み倒して、マウントを取ることがこのデッキの基本プランです。

 上面は登場時に4枚までマナブーストできる大型クリーチャーで、下面はバトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体マナゾーンに送って手札からマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーをバトルゾーンに出す踏み倒し呪文。


 《地龍仙ロマネアース》としてバトルゾーンに出せば自分のターン終了時にバトルゾーンにいるまま呪文面の《仙なる大地》を唱えられるため、増やしたマナからより大きなクリーチャーへと繋げられます。


 踏み倒し能力ももちろん強力ですが、「出るだけで4マナブースト」がこのデッキにとっては非常に重要です。《ソイルピンプ・キャベッジ》を経由すれば大型クリーチャーを素早く展開こそできますが、返す相手のターンに盤面を処理されてしまうと、手札もマナも消費した状態で迎える次のターンにはほとんどまともな行動が取れません。しかし、マナさえ確保できていれば盤面が壊滅させられたとしても、トップから引いた大型クリーチャーを出すだけでもゲームを作れる可能性があります。


 《キャベッジ・セッションズ》の踏み倒しや《地封龍 ギャイア》のマナからクリーチャーを召喚する能力もマナの枚数があればあるほど選択肢が広がるため、潤沢なマナ枚数の確保は見た目以上に得られるアドバンテージが大きいです。


 《仙なる大地》はハンドキープがやや厳しいため、強いタイミングがやや限られる印象です。とはいえ、《ジャンボ・ラパダイス》でしっかりハンドキープできていれば「先に《地龍仙ロマネアース》出してマナを稼いでからターン終了時に《仙なる大地》《地封龍 ギャイア》踏み倒し」といったルートも取れるため、マナブーストのついでに狙える行動としては非常に強力だと言えます。

 自然のクリーチャー全てがマッハファイターになり、パワー12000以上のクリーチャーの攻撃時に自分の山札の1枚目を公開してパワー12000以上であれば踏み倒せる、爆発展開を生み出せるシステムクリーチャー。


 このデッキにとっては《闘将銀河城 ハートバーン》《爆熱天守 バトライ閣》がひとつに組み合わさったようなカードで、大型クリーチャーで相手の盤面を制圧しながら次々と踏み倒しを狙っていける極めて強力な効果を有しています。


 《キャベッジ・セッションズ》から踏み倒すコスト8のクリーチャーとしても優先度は高め。この2体の組み合わせだけでも即座に2回の踏み倒しチャンスが生まれ、コスト9以上のクリーチャーがめくれればマナからさらなる展開まで見込めます。


 ただし、相手の盤面に何もいない場合はバニラに等しいパワー12000のクリーチャーなことには要注意。

 自分のパワー12000以上のクリーチャーがバトルに負けた時以外でバトルゾーンを離れなくなるトンデモ除去耐性付与カード。


 この手のカードにしては珍しく自身も恩恵を受けられるため、封印除去や高パワークリーチャー+強制バトルのように明確な対策を持たない相手はこのカード1枚で詰まされることさえあり得ます。


 自分のリソースを広げられるカードではないため最優先で出したいカードではありませんが、ある程度展開を作った後はなるべく早めに繰り出したいクリーチャーです。

 極めて高いフィニッシュ力を誇る環境屈指のロッククリーチャー。「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」というテキストを持つクリーチャー全てを置換式のロック能力で追い返せるため、除去をクリーチャーの登場時能力に頼ったデッキではまともな対処すら困難。「出れば勝ち」の対面も少なからず存在します。


 あの手この手で踏み倒されがちな《地封龍 ギャイア》ですが、このデッキであれば《ソイルピンプ・キャベッジ》が絡めばかなり現実的な確率で4ターン目に着地させられます。そして、先攻4ターン目に《地封龍 ギャイア》を繰り出されて即応できるデッキは現環境でも数えるほどしかありません。


 手札リソースを消耗して繰り出すことになるため、次ターン以降はマナからクリーチャーを召喚する能力も非常に便利です。


 《ソイルピンプ・キャベッジ》から6マナの段階で繰り出せる点も含め、最高峰のフィニッシャーだと言えるでしょう。

 クリーチャーをロックする《地封龍 ギャイア》とは対照的に、呪文を完全に封殺できるのが《古代楽園 モアイランド》相性補完は完璧で、《地封龍 ギャイア》と並べばクリーチャー・呪文を同時に抑え込めるため、ほとんどのデッキが機能停止に追い込まれます。


 コスト10とやや重いため《ソイルピンプ・キャベッジ》から4ターン目に召喚することはほぼできないものの、《クイーン・オブ・ネイチャー》《ミステリー・ディザスター》で踏み倒せた場合に莫大なリターンを得られるカードです。


 また、コスト10クリーチャーであることから、《キャベッジ・セッションズ》の存在下でバトルゾーンに出れば、マナから《地封龍 ギャイア》を引っ張り出すことも可能。簡単にほぼ完全なロック状態へと持ち込める破壊力抜群のコンボです。


 《クイーン・オブ・ネイチャー》でマッハファイターが付与されている場合、相手のクリーチャーを攻撃して「バトルに勝った時」の能力で相手のシールド3枚を直接マナゾーンに叩き込めます。ケアしきれないタマシードでの受けを狙う相手に有効に働く場面があるほか、単にマッハファイターを付与するだけでスピードアタッカーのT・ブレイカーとして換算できるため、是非とも覚えておきましょう。

おわりに

 というわけで今回は自然単【キャベッジ】について解説していきました。


 新章デュエル・マスターズの時点で自然文明のメインテーマとなっていたパワー12000以上シナジーには慣れ親しんでいたので、このタイミングで大きく強化されるのは嬉しかったですね!


 1枚で2マナブーストできるカードはいくつかありますが、 他のカードは多色カードを要求されるか、そもそも強制的にタップインになる場合がほとんど。自然単色でほぼ完結するうえにアンタップインする《ボント・プラントボ》は構築の縛りが厳しい分、2マナブーストの中でも強い部類であると感じていました。


 それが贅沢にも8枚、しかも5~8枚目はツインパクトでパワー12000以上のクリーチャーになったものですから、そりゃあ弱いわけがないと。


 そもそも自然文明のフィニッシャー格はサイズ偏重になることが多く、基本的にパワー12000のラインを下回ることはありません。選択肢は非常に多岐に渡り、構築の幅も無限大。今後も定期的に新しいカードが収録される可能性は充分に想定できることから、試しに一度組んでみるだけでも後々活躍できる機会もありそうです。


 それでは、また来週お会いしましょう。お相手はyk800でした! 記事が面白かったらぜひTwitterでのシェアをお願いします!

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DORASUTA COLUMN コラム