はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第249回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。
本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。
今週話題となったデッキ
今週話題となったデッキではなく、私、筆者が注目しているデッキを解説していきたいと思います!
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週注目しているデッキ】
オリジナル・アドバンス両方で大活躍!
【ペガサスキングダム】
最速3ターン目の恐怖! 圧倒的爆発力を押し付けろ!!
組みやすさ:★★★★★
プレイ難度:★★★☆☆
構築自由度:★★★★☆
オリジナル・アドバンスどちらもいける二刀流!!
前々回のコラムにてオリジナル・アドバンスの両方で活躍している【アナカラーグラスパー】のデッキをご紹介しましたが
実はもうひとつ、オリジナル・アドバンス両方のフォーマットで頭角を現しているデッキが。
そう。【ペガサスキングダム(通称:闇自然ケンジ)】です。
なぜここにきて、再び話題となったのか。
現在両方のフォーマットにおいて
【アポロワンショット】
【火単我我我】
これらが減少傾向にあることが非常に追い風となっています。
オリジナル構築戦では《若き大長老 アプル》
アドバンス構築戦では《とこしえの超人》
この2枚が現在最有力のメタカードですが
そのメタカードをしっかり除去できるカードが搭載されています。
つまり、どの対面にも5割以上取れる可能性を秘めているのがこの【ペガサスキングダム】というデッキです。
そんな【ペガサスキングダム】のデッキで活躍するカードをご紹介しましょう。
↓キーカードはこちら↓
《ツクっちょ <メイ様.Star>》
【とこしえ? アプル? 関係ないね!! メタ除去・進化の種にもなる優れもの!】
文明:自然
パワー:5000
コスト:1
種族:グランセクト/ドリームメイト/レクスターズ
■ スター進化:レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
《フェルナンドの黒像》
【進化元確保にメタクリ除去! 俺たちの進化は止まらない!】
タマシード
文明:闇
コスト:2
種族:デーモン・コマンド/ナイト/レクスターズ
■ シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■シンカパワー:このタマシードが進化する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
《CRYMAX ジャオウガ》
【闇文明のフィニッシャーといえばもうこの一枚しかない!?】
文明:闇
パワー:13000
コスト:7
種族:デモニオ/鬼レクスターズ
■ 鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分の■S-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドゾーンにあるカードを3枚ずつ選び、残りを墓地に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、その後、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。
↓サンプルリストはこちら↓【オリジナルでも使用できます!】
メインデッキ
それでは第249回VDCSの大会結果・母数を見ていきます。
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第249回VDuelCS アドバンス構築戦~
『右手に剣を左手に剣を』
36名で開催されたVDuelCS。
現在【ガイアッシュ覇道】が猛威を奮っているとされているアドバンス構築戦。
そんな中アドバンスの象徴ともいえる【あのカード】を搭載しているデッキが上位に3名いるという結果になりました。
それでは気になる結果を見ていきましょう!
↓大会の様子はこちらから↓
【アナカラーグラスパー】が最大母数に。
今回は全ての母数が5以下となっており、幅広く対応できるデッキが求められる環境となりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:5cモルト/DAIDORA
準優勝:ガイアッシュ覇道/myau
3位:水闇ゼーロ/Rikky
4位:5cモルト/エルユーノ
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【アナカラーグラスパー】が最大母数に。オリジナル・アドバンス双方で使用できるため増加しています。
・【5cモルト】の母数2であるにもかかわらず両方とも上位入賞。呪文トリガーが採用されていることが鍵となっています。
・【火闇ドルマゲドン】の勝率が減少傾向にあります。
・【水闇ゼーロ】【ペガサスキングダム】など超大型クリーチャーを早期に踏み倒すデッキが今後増加すると思われます。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
ここまでご覧いただきましたが、今回の入賞結果と母数を確認すると
【呪文トリガー】を意識する。
このポイントが重要になりそうです。
大量展開かつロックする【自然単オービーメイカー】
最速かつ圧倒的火力を誇る【ペガサスキングダム】
最後の禁断カウンター【ガイアッシュ覇道】
これらへの対策は速度の点から言って正直難しいです。
がしかし、これらのデッキは呪文によるトリガーケアが難しいものとなっています。
【ガイアッシュ覇道】に関しては《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》が採用されていますが
《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》が準備できていないと詰め切れなくすることができるため
今【呪文トリガー】【タマシードトリガー】の需要が高まりそうです。
↓注目カードはこちら↓
《テック団の波壊Go!》
【今一番打たれたくない呪文ランキング1位!!!】
文明:水/闇
コスト:7
■ S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。
▶︎相手のコスト6以上のクリーチャーを1体破壊する。
《ヴィオラの黒像》
【回避不能の最強トリガーカード!?】
文明:闇
コスト:7
種族:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/レクスターズ
■ S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その破壊したクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
《大地門ライフ・ゲート》
【相手が大きければ大きいほどその威力は増加する!】
文明:自然
コスト:6
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、そのクリーチャーよりコストが小さい進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
現時点でアナカラー(水・闇・自然)のデッキに採用しやすい上記のトリガーカード。
アナカラーといえば【アナカラーダークネス】ですが
どうしても【ガイアッシュ覇道】に不利が付くというのが考えモノでした。
現環境では小型のハンデスが効きにくく、GRしようものなら
《流星のガイアッシュ・カイザー》が反応してしまったり
【5cコントロール】の《ロスト・Re:ソウル》に劣ってしまうことが現状です。
また【アポロワンショット】に対して
《進化設計図》を唱えられるとハンデスが間に合わないという状況になり
本デッキは受けが少ないため、貫通してしまうことも厳しい一面でした。
そこで昔話題となっていた【アナカラーシャコガイル】を参考にした
新たなアナカラーコントロールデッキの開発が期待されます。
もちろんアナカラーだけでなく
4色【闇・自然・光・水】のコントロールデッキも
以前から注目されているので今後のデッキ開発に注目です。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
いよいよ来月はアドバンス構築戦強化期間!!
今週はデュエキングパックも発売され、新カードも続々発表されています!
今後の環境が楽しみです!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!