はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第245回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
『新たなる火単の形かつ古くから伝わる火単の心得!』
【火単B-我】
組みやすさ:★★★★★
プレイ難度:★★★☆☆
構築自由度:★★★★☆
【速度じゃなくて爆発力】
【火単】といえばここ1年ではおなじみのデッキタイプ。
ここにきて懐かしの【火単B-我】という構築が再度環境に返り咲き!
最近の環境では受け性能が高いデッキが多く、どうしても【火単我我我】が活躍しづらい環境でした。
そこで再度環境にカムバックすべく、『速度』を犠牲に『爆発力』を手に入れました。
この躍進はとある新規カードによるアシストがありました!
え? なんか新規カードあったっけ・・・? 私もそう思いました。
↓採用されているカードはこちら↓
《烈火大聖 ソンクン》
【選択肢の多さは閃きと可能性の塊!】
・コスト:4
・文明:火
・パワー:4000
・種族:ビートジョッキー
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、または自分のクリーチャーが破壊された時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
▶相手のコスト3以下のクリーチャーを1体破壊する。
▶相手のコスト3以下のタマシードを1枚破壊する。
▶相手のシールドを1つブレイクする。
《パイセン・チュリス》
【先輩! 山札からビートジョッキーが!】
・コスト:3
・文明:火
・パワー:1000
・種族:ビートジョッキー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、ビートジョッキーを2体まで手札に加え、残りを墓地に置く。
このデッキの真の怖さはその爆発力に使用者がハマってしまうこと。
一度使用するとクセになる《龍星装者 “B-我”ライザ》による圧倒的な瞬発力。
現在の【火単我我我】ですと、速度的には3ターン目に7~8打点を叩き込むことができる魅力もありますが
どうしても『質』ではなく『数』による打点形成のため、攻撃力の低いクリーチャーが多く
最近トリガーとして採用されている《九番目の旧王》の存在が【火単我我我】の衰退を招いている原因の一つです。
そこで【火単我我我】にはなかった捲りによる爆発力。
是非この魔性の力を味わっていただきたいです。
~このデッキの魅力~
・《龍星装者 “B-我”ライザ》による山札からの追加打点。
・《我我我ガイアール・ブランド》《“罰怒“ブランド》以外のSA付与。
・《烈火大聖 ソンクン》と《“必駆”蛮触礼亞》による除去性能。
~このデッキの注意点~
・高火力過ぎてアドレナリンが出まくるので中毒性がある点()
冗談はさておき、既存の【火単我我我】と一緒でトリガー耐性などはありません。
また、既存の【火単我我我】と比べ、大型のクリーチャーが多いことから
事故率も少し高め、かつ4~5ターン目がキルターンとなっている点も注意しましょう。
デッキリスト
意識外から放たれるビードジョッキー専用最高峰デッキ!
その爆発力を是非味わってみましょう!!
それでは大会結果・母数を見ていきます。
なんと今回はまさかのデッキが蘇り、かなり個性的なデッキが入賞!!
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第245回VDuelCS オリジナル構築戦~
『オールフォーワン』
51名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『オールフォーワン』とは?
今回のイベントでは【1コスト】のクリーチャーが大活躍!
1コストといえば1弾から使われているあの赤いカードが思い浮かびますが
今回はまさかの1コストが活躍・・・!?
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓

【5cコントロール】が最大母数に。
続いて【アナカラーグラスパー】、【闇単アビスロイヤル】、【水闇タマシード】、【火単我我我】が同数で並びました。
新デッキ【水闇タマシード】が登場し、いきなり母数第2位に。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:5cネバー/ターマ@0519

準優勝:アナカラーハンデス/Balis

3位:ドロマー退化/Gerrard

4位:クローシス速攻/セブン777

それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】

~特筆点~
・【5cコントロール】の母数が1位。
→様々なデッキに対応できる上、墓地対策として《お清めシャラップ》を無理なく採用できるため増加しているものと思われます。
→また単色デッキが増加している点から《聖魔連結王 ドルファディロム》の通りが良く《希望のジョー星》との相性も抜群です。
・【水単タマシード】の派生【水闇タマシード】が登場。
・【ラッカ鬼羅.star】が再度登場したり【火単バルガ】が登場したり、と全体的に前衛気味なデッキタイプが多いです。
・令和に《ねじれる者ボーン・スライム》が入賞。・・・なんですかこれは(笑)
全体的にビートダウンの通りがよくなってきていることが分かります。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
現在のメタゲームとしては、以下の通りとなっています。
【5cコントロール】【アナカラーグラスパー】【ビートダウン】
この3種類で分けられており【ビートダウン】のデッキタイプを少し明確にしていきたいと思います。
【4cダイナボルト】【火単我我我】【闇単アビスロイヤル】【ボルシャック】
この4種類のうち1つは5回戦までに当たる可能性があります。
これらの共通点は『数』で攻めてくる点です。
つまり「G・ストライク」1枚だけでは止まらない可能性が高く『全体除去』できるカードが求められます。
またDMGP2022後に話題となっていた【クローシス墓地ソース】【アナカラー墓地ソース】など
墓地利用するデッキタイプは【5cコントロール】の増加により、数を減らしています。
また【アナカラーハンデス】の《特攻人形ジェニー》が減少し
代わりにメタカードである《キャディ・ビートル》が採用されているため
「〇コスト以下のカード」又は「攻撃力3000以下」を破壊するカードの通りがよくなっています。
それでは今注目しているデッキタイプを挙げていきたいと思います。
このデッキは週を跨ぐたびに進化する!!【水闇Drache derZen】
最強メタカード【パルテノン・ジョー星】を一番使えるデッキタイプ!!【水光ライオネル】
実は今イチオシのデッキタイプ!!【ハザード退化】
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
次々と【タマシード】のデッキタイプが増加しているため
【カード指定除去】や【全体除去】がキーカードになりそうです!
いよいよ今週末は待望のデュエキングパックの発売!! 環境が大きく動く予感!!
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!