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2022.10.14

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.54 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.54 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに

まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第243回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。


本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。

目次

今週話題となったデッキ


今週話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【今週話題となったデッキ】

アドバンス・オリジナル両方で大活躍!

【アナカラーグラスパーループ】


ループの方法は多種多様!

手札破壊が効かない!? マナさえあればループ開始!


組みやすさ★★★★☆

プレイ難度★★★★☆

構築自由度★★★☆☆


GP2022でも大活躍!

オリジナル・アドバンスどちらもいける二刀流!!


以前からループデッキの一つとして活躍していた【アナカラーグラスパーループ】


なぜここにきて再度話題となったのか。


今まで防御面に不安がありましたが【Gストライク】や【タマシード】の登場により防御面が大幅に強化。

オリジナルでも活躍を見せており、数枚入れ替えるだけで

両方のレギュレーションに対応していることから使用者を増やしています。


【火闇ドルマゲドン】【5cモルト】【アナカラーダークネス】などの手札破壊に対しても

《蒼狼の王妃 イザナミテラス》の効果でマナからループに入れるため、環境に通りがよいことで使用者を増加させています。




まずは勝ち方の説明から。

《蒼狼の王妃 イザナミテラス》の効果で《グレート・グラスパー》を手札もしくはマナからバトルゾーンへ

ここから2つのパターンに分岐します。


②-a

もう1組【イザナミ・グラスパー】のセットがある場合

1体目の《グレート・グラスパー》のアタック時の能力でマナゾーンにある《蒼狼の王妃 イザナミテラス》を場に出し

《蒼狼の王妃 イザナミテラス》の効果でマナブースト後、2体目の《グレート・グラスパー》をマナからバトルゾーンへ

2体目の《グレート・グラスパー》の出た時効果でアタック中であった1体目の《グレート・グラスパー》をマナに送ることで初期盤面に戻ります。


②-b

マナに《スクリプト》がある場合

1体目の《グレート・グラスパー》のアタック時の能力で《スクリプト》を場に出し

《スクリプト》の能力で《グレート・グラスパー》を手札に戻す。

そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを手札からバトルゾーンに出せるので

進化元の《蒼狼の王妃 イザナミテラス》を場に出し再度《グレート・グラスパー》へと進化。

その出た時能力を使用し《スクリプト》をマナゾーンへ。

これで元の状態に戻ります。


③【①・②-a】【①・②-b】を繰り返すことで任意の枚数を山札からマナブーストすることができ

山札を5枚以下にするようにマナブーストした後、《グレート・グラスパー》のアタック時の効果で

《水上第九院 シャコガイル》を場に出し、相手のターン開始時に山札をすべてドローし、勝利となります。


また《グレート・グラスパー》だけでなく《エンペラー・キリコ》でも同じことができるため

《エンペラー・キリコ》の能力で《グレート・グラスパー》もしくは《蒼狼の王妃 イザナミテラス》

捲れる度にそれぞれの出た時能力を使用できることから、すぐさまループに入れる可能性が広がります。




↓キーカードはこちら↓

《蒼狼の王妃 イザナミテラス》

《ハンド0枚からの救世主!? 除去効果まで持つ生ける母なる聖域!》

文明:自然/水
パワー:4000
コスト:6
種族:サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン

■ このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
 ▶相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
 ▶自分の山札の上から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンから選ぶ。このクリーチャーから進化できるなら、そのクリーチャーをこのクリーチャーの上に置く。
《グレート・グラスパー》

《並べば並ぶほどその効果は重複していく!》

文明:自然
パワー:14000
コスト:8
種族:グランセクト

■ NEO進化:自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、クリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
■自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》

《連鎖! 連鎖! 勝利までの大連鎖!》

文明:自然
パワー:13000
コスト:10
種族:グランセクト

■T・ブレイカー
■このクリーチャーまたは自分の他の自然のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーよりコストが2小さい自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。

↓サンプルリストはこちら↓【オリジナルでも使用できます!】

メインデッキ

4

4

4

4

4

2

2

1

1

4

4

4

1

オーラを使用することでGR召喚できるため、構築によってはGRゾーンも使用できます。


ただ最近だと【ガイアッシュ覇道】が流行中であることも含め

《流星のガイアッシュ・カイザー》を場に出させないために入れない方もいらっしゃいます。


ですので、ブラフとして好きなカードを置いておくことをお勧めします!





それでは大会結果・母数を見ていきます。


大会結果・母数詳細

【大会結果】

~第243回VDuelCS アドバンス構築戦~

『大自然の猛威』


41名で開催されたVDuelCS。


DMGP2022からアドバンス構築戦では【自然文明】のデッキが大活躍!


【自然単オービーメイカー】

【アナカラーグラスパー】


これらが今、自然文明特有の強みである大量展開で環境を席巻しています。

果たしてそんな大自然の猛威はどこまで続くのか! その猛威はもはや災害級!?


それでは気になる結果を見ていきましょう!


↓大会の様子はこちらから↓




【5cコントロール】が最大母数に。

【アナカラーグラスパー】【自然単オービーメイカー】の母数が

【ガイアッシュ覇道】と同じになるという結果となりました。



以下が上位者のリストになります。【敬称略】


優勝:自然単オービーメイカー/クロダイ


準優勝:ガイアッシュ覇道/貉


3位:ガイアッシュ覇道/エルユーノ


4位:デュエにゃん皇帝ループ/ときさめ


それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

・【ループデッキ】【ロックデッキ】が圧倒的に増加していることが目に見えて分かります

・【火単我我我】の母数がとうとうゼロに。突破力の高い【火水アポロ】や【火水マグナ】に変化しています。

・【5cコントロール】の母数が多いものの、自身の動きを押し通すデッキタイプに圧倒されています。


以上が【大会結果・母数詳細】になります。


今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまでご覧いただきましたが、今回の入賞結果と母数を確認すると


大量展開を意識する。


このポイントが重要になりそうです。


大量展開かつロックする【自然単オービーメイカー】

最強の防御を持ったループデッキ【水光ネバーループ】

バトルゾーンとマナを縦横無尽に駆け回るループ【アナカラーグラスパーループ】


【ガイアッシュ覇道】の母数も気になりますが

なによりこれら3つのデッキタイプと対戦する機会が非常に増えそうです。


こういったループデッキはこれまで速攻デッキが弱点とされていましたが

最近のループデッキは必要なパーツが少なく、防御札に枠を割けることからそこそこ堅い点でも魅力的です。


ただし【カード指定除去】までには枠を割くことができません。

またバトルゾーンもしくはマナに同じカードが揃いがちです。


やはりそうなると今環境にとって刺さりがよいのは・・・・?



《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》

対ループ必殺奥義! 注意すべきは《インフェル星樹》!

DGフィールド
文明:ゼロ
コスト:2


■このDGフィールドを出した時、カードを1枚引く。
すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしか出せない。
すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。
《天使と悪魔の墳墓》

大量展開を封じる意識外から放たれる1枚!

文明:光/闇
コスト:4


■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ S・トリガー
■バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。
すべてのマナゾーンを見て、同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。

【自然単オービーメイカー】増加傾向にある中、着々とループデッキが増加しています。


ただ多くは【クリーチャーの出た時能力】を使用するループデッキが多いため

《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《龍世界 ドラゴ大王》《地封龍 ギャイア》など場に出させないギミックや

《ブラキオ龍樹》《十番龍 オービーメイカー Par100》など場に出ても効果が発動しないギミックが重要になります。


場のカード除去を持つ《インフェル星樹》

大型クリーチャーを除去できる《大地門ライフ・ゲート》

など搭載した【4c・5c】コントロールデッキの活躍が見込まれます。


来月からアドバンス構築戦のサポートが手厚くなるため、プレイヤーが増加することが見込まれます!

乗るしかない! このビックウェーブに!


【最後に】

いかがでしたでしょうか?


アドバンス構築戦はオリジナル構築戦より緻密なプレイ、様々なケアが必要となっています。


しかし、制限時間は変わらないため

【デッキの熟練度・相手デッキの理解度・状況】をこれらをいかに素早く把握できるかで大きく勝率が変わります。

来月スタートダッシュを決めるためにも練習・研究あるのみ!


今月はデュエキングパックも発売され、新カードも続々発表されています!

今後の環境が楽しみです!


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ