トレカ専門店 ドラゴンスター公式サイト&通販サイト

よくある質問 ご利用ガイド

2022/10/19(水) 19:00

【デッキ紹介】【第24章】白塗りの高級車 | プラズマの未開地探求録

【第24章】白塗りの高級車 | プラズマの未開地探求録
デュエル・マスターズ いいね数いいね!  5 閲覧数閲覧数  579
プラズマ

プラズマ

人生の半分以上をデュエル・マスターズと共に過ごしてきた、人の形をした何か。
過去にゴースト使いを名乗っていた経歴から、今は霊王とも呼ばれる。
自作のデッキを調整してきた経験を活かし、今は地雷デッキを作る日々を過ごしている。
好きな食べ物は《龍装艦チェンジザ》の活造り。

このライターの他のコラムを見る

前方の車とは車間距離を保とう

目次

勢いが足りない!

さあ、やって参りました。


なんと、このコラムも今回で24回目。1か月に2本ペースで載せていただいているので、実質ちょうど1年の記事という事である。


いやはや、1年というのも長いようで短い。昔はもっと長かったような気がするのだが、ここ数年は特に早い。本当に1年経ったのか? と疑問に思うほどである。


確かに春も夏も過ごした気がするので、間違いなくもう秋になっているのだが、全くそんな気がしない。感覚としては、まだ4月くらいだ。


小学生くらいの頃の感覚なら、間違いなくまだゴールデンウィークを待ち遠しく思っているような時間のはずだ。たぶん、世界の時間が乱れているに違いない。


そろそろ世界、救っちゃいますか!




そんな事はさておき、1周年という事で特別何かをするわけでもなく、性懲りもなくデッキを考えていくのが私である。


とはいえ、何もしていない訳では無い。この1年間、自分がどんな記事を書き上げてきたのか、今一度振り返るにはちょうど良い機会だ。


そして一通り振り返った時、ある物が足りない事に気付いた。


そう、”勢い”だ。


前回の記事で「勢いだけで駆け抜けろ!」とか言っておきながら、記事には勢いもへったくれも無いのである。


これではダメだ。何事も勢いが大切である。勢いがなければ、どんなものも失速してしまい、最後には立ち止まってしまう事になってしまう。


かのアントニオ猪木も、引退時に


「人は歩みを止めたときに、そして挑戦を諦めたときに年老いていくのだと思います」


と語っている。


そう、いつだって前に進み続けなければならないのだ。過去や現在は変えられずとも、未来は変える事ができる。


何か、勢いのあるデッキを考えなければ。


そうだ、最近に登場したカードの中にまさに勢いのあるカードがあったではないか!

光文明の新種族、メカ・デル・ディネロだ。


彼らはまさに見た目の通り、車である。


車という事は、速い。


つまり、勢いがあるという事だ。


では、この中で最も勢いのあるカードは何なのだろう。


その答えは、この1枚だ。

《ブルトゥーラ-D1》この車・・・いや、単車? まあ、乗り物に変わりはないので、気にしないでおこう。


なんと、あの《気高き魂 不動》とほぼ同じ、自軍の墓地以外への移動を押しとどめてしまうという、とんでもない能力を持っている。


このカード自身には適用されないが、自分の他のクリーチャーが手札やマナへ送られなくなるというだけでも、相当な戦力補助と言えるだろう。


そして《ドラン・ゴルギーニ》の破壊耐性と組み合わせる事で、メカ・デル・ディネロ軍団は無敵のスポーツカー軍団として攻撃を仕掛けてくる。


これがメカ・デル・ディネロの戦略の肝となる部分である。


しかし当然、この《ブルトゥーラ-D1》だけに着目しても、十二分に様々なデッキを考える事が出来る。


自分のクリーチャーへの除去耐性という使い方だけでなく、デメリットで墓地以外のゾーンへ飛んで行ってしまうカードを押しとどめるという使い方が出来るのだ。


さあ、ここから更なる勢いで新たな1年を迎えるために、このカードを使って、勢いに任せたデッキを作ってみようではないか。

勢いに任せて組み合わせを考える

まず、墓地以外のゾーンへ飛んで行ってしまうデメリット持ちに、何か強力なカードが存在しないか探してみよう。


デッキやシールドに行くカードは少ないので、重点的に探すのであれば、マナや手札に戻るカード、という事になるだろうか。


とはいえ、思い当たる節があまり無いので、大雑把にこれらの能力を持ったカードを探してみる事にしよう。




が、しかし。このような効果を持ったカードを探す段階で、ある事に気が付いてしまった。


この能力、デメリットじゃ無いのでは????


考えてみれば、手札に戻るのはデメリットかもしれないが、マナやシールドに行ってしまう事は、むしろメリットとされている可能性が高いのではないか?


マナに行ってしまう事はマナ加速になるし、シールドに行ってしまう事は守りを固める事になる。ということは、これらはメリットに近しいと言っても過言ではないのだ。


となると、一気に候補が絞られてしまう。手札や山札に戻ってしまうデメリットを持つカードを探すのだ。


幸い、候補が絞られる事は、何かを探すうえでは非常にありがたい事だ。

コストとして手札やデッキに飛んで行ってしまうカードには、このように強力な物が存在していたりする。


『マーシャル・タッチ』は、一見すると手札に戻さなければ使えないように読めるが、手札に戻そうとすれば使えるため、《ブルトゥーラ-D1》と組み合わせても、使う事は可能だ。


対して『J・O・E』は、山札の下に置いた場合に1枚ドローとなるため、バトルゾーンを離れない場合は1枚ドローする事は出来ない。要注意である。


それでも、もし《ブルトゥーラ-D1》と組み合わせるのであれば、扱いが簡単な『J・O・E』との組み合わせが良いだろう。


『マーシャル・タッチ』も悪くはないが、そもそもの種類が少ない事や現在の環境で戦えるほどのスペックを持つカードが少ない事、により断念した。


おおよそ方向性が決まったのだが、では他に、優秀な『J・O・E』持ちには何が居るのだろうか?

探してみたが、先に述べた《アイアン・マンハッタン》以外では、上記のようなラインナップとなった。


他にも《バーバー・パパ》のような攻撃的なカードも多数存在するが、ただ攻撃的なだけでは今の環境を戦い抜くのは困難だろう。


何も考えずにシールドをブレイクすれば、シールド・トリガーや増えた手札から一気に巻き返される可能性は十二分にある。


攻撃するとしても、常に「かもしれない運転(※)」を心がけなければ、自分を不利な状況に陥らせてしまうだけなのだ。

※かもしれない運転:「誰か飛び出してくるかもしれない」など、普段から不測の事態を想定しながら運転する事。自動車運転の基本だぞ!


そういう訳で、ただ攻撃するだけではなく、プラスαのメリット能力を携えてくれたクリーチャーである事が求められた結果、このラインナップとなった。


いずれも普通にコストを支払ってもそれなりのリターンはあるが、『J・O・E』で召喚すれば、破格のスペックを持つカードばかりである。




さて、これらを元にデッキを組むとして、光文明のカードが圧倒的に足りない事に気付くだろう。


光のカードが無ければ、そもそものコンセプトである《ブルトゥーラ-D1》を出す事が出来なくなってしまう。さすがに、最低でもあと8枚は欲しいところである。


幸い光文明にもジョーカーズが居るので、ジョーカーズを足すことで新しい形のジョーカーズを目指してみるとしよう。


では、光文明のジョーカーズにはどんなカードがあるだろうか?


そう思い探していたところ、とんでもないカードを見つけてしまった。


・・・ん?


俺は天才かもしれない(かもしれない運転


このカードの能力は、「ノーン!!」と叫んで自身を山札の下に送る事で、相手の呪文の効果を無視するというものだ。


ここで重要なのは、山札の下に送ろうとさえすれば、効果が使える事である。つまり、結果的に山札の下に行かなくとも、問題なく呪文の効果を無視させることが可能となるのである。


そう、《ブルトゥーラ-D1》と一緒に出しておくと、相手の呪文全ての効果を、「ノーン!!」と叫ぶ事でことごとく無効化できるのである。


もはや、相手が「ノーン!!」と叫んで爆発しそうな状況である。


唱えられない訳では無いので、呪文を唱える事自体は出来てしまうが、水魔導具のような唱えられない状況すら突破してくるデッキであっても、呪文がことごとく効果を無視されるため、この状況は容易には突破出来ない。


たとえ頑張って《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を唱えても、その効果すら無視されてしまうのだ。なんと恐ろしいコンボだろうか。


おおよそデッキの形が見えてきたので、いったんカードを並べてみよう。

4

4

4

3

4

何か足りないな??


そう、何か足りない。確かに強力な組み合わせではあるのだが、全体的にもっさりした感じが拭えない。


具体的な言語化は難しいが、なんというか、味の薄い醤油ラーメンのような感じだ。


もっと、こう、《アイアン・マンハッタン》並の恐るべき何かが欲しいところである。


それと、《ブルトゥーラ-D1》を軸にしてる割に、そこにアクセスする手段に乏しい事も問題点と言えるだろう。


そうなると、アクセスする動き、つまりデッキを掘り下げる水文明の採用も視野に入って来る。


また、ジョーカーズを軸にする必要もあまりない事から、ジョーカーズ以外のカードにも視野を広げていってみよう。


これらの点を踏まえたうえで、水文明で採用出来そうなカードが無いか探してみると・・・

俺は天才かもしれない(かもしれない運転


Jトルネードは、自分の他のジョーカーズ1体を手札に戻す、を指定された回数行う事である。


これもまた、手札に戻そうとさえすれば条件を満たす事ができる。


そして重要な事は、例えばこの《トンカチ・シュモック》のように「Jトルネードを4回」とある場合、「”自分の他のジョーカーズ1体を手札に戻す”を4回」という事となる。


即ち、《ブルトゥーラ-D1》がバトルゾーンにあれば、この《トンカチ・シュモック》と他のジョーカーズ1体さえあれば、Jトルネードを4回行えてしまうのである。


そしてなんと! この《トンカチ・シュモック》は、出た時にGRゾーン召喚する。つまり、Jトルネードするためのクリーチャーを自分で供給してくれるのだ。


それに加えて、その能力は追加ターンの獲得という、破格の能力である。もはや、採用しない方が失礼なほどのクリーチャーだ。


問題は、6コストというコストの重さと、自身がスピードアタッカーを持たない事によるタイムラグだ。


光・水・火という3色デッキであるため、コストの重さは解決が困難であるが、スピードアタッカーを持たせるという事は可能である。


そのために最適なカードが、こちらだ。

《T・T・T》だ。


デッキからキーカードを引くためにドローソースとしても使え、相手のクリーチャーをタップさせて守りに穴をあけ、そして3つ目の効果で《トンカチ・シュモック》をスピードアタッカー化させて出す事が出来るという、全てがこのデッキと噛み合った1枚だ。


これで、おおよその問題が解決されたような気がするので、形にしてみよう。

実質白バイのリスト

【メイン】

4

4

4

1

4

4

2

4

3

1

4

4

1

【GRゾーン】

2

2

2

2

2

2

というわけで完成したリストが、こちらである。


《ブルトゥーラ-D1》は白いバイクなので、実質白バイである。


しかし、警察のような働きはしないので、たぶん本当は白バイではない。


メインの動きは、今までに述べてきたとおりである。


《ブルトゥーラ-D1》により破壊以外の方法で離れなくなった《アイアン・マンハッタン》でゲームを決めにいったり、《王来文具ケシキング》で相手の呪文を止めたり、《トンカチ・シュモック》で追加ターンを獲得したりしよう。


特に《王来文具ケシキング》との組み合わせは、呪文を軸としたデッキにとっては悪夢のようなコンボなので、そういう相手には積極的に狙っていこう。


このコンボに嵌められたら、「ノーン!!」という言葉が苦手なワードになる事は間違いない。是非とも耳をふさいでもらおう。


《トンカチ・シュモック》は自身でJトルネード先を確保しながら、《ブルトゥーラ-D1》との組み合わせでお手軽追加ターンを獲得する事が出来る、まさに自己完結したスーパー魚類である。


追加ターン中は使えない能力であるが、1ターン追加してしまえば、おおよそゲームを決める事は可能だろう。


スピードアタッカーを持たないため、出した後に1ターンのラグが発生するが、その弱点は《T・T・T》によってスピードアタッカーとして出す事で解消が可能だ。


トンカチ+シュモクザメという組み合わせなので、実質サメなのだが、頭が3つになったり空を飛んだりはしないので、その辺りの心配は不要である。




このデッキに一見噛み合っていないように見える《アルカディアス・モモキング》だが、これは《灰になるほどヒート》で出せることから、カウンターに使えるカードである。


進化元が必要なため、万能ではないもののカウンターで出せれば、相手の動きを著しく阻害する事が出来るだろう。


この《灰になるほどヒート》だが、もちろん《トンカチ・シュモック》を踏み倒す事も可能になっている。


相手の攻撃にトリガーして《トンカチ・シュモック》を出したら、返しのターンに《ブルトゥーラ-D1》を出す事で、追加ターン込みの攻撃が可能になるのだ。


GRゾーンには、《トンカチ・シュモック》からJトルネード元となるカードが確実に出せるよう、全てジョーカーズで固める事となった。


このGRクリーチャーの中にもJトルネード持ちを採用することで、こちらも《ブルトゥーラ-D1》と組み合わせる事が可能なクリーチャーを2種類採用した。


どちらも普通に使っても強力なカードなので、離れないジョーカーズと組み合わせようものなら、瞬く間に相手を追い詰めてくれる事だろう。

運転を終えて

というわけで、一周年という事を何も考えず、勢いに任せたデッキの紹介となった


今回のデッキはうまく完成出来ればGPに持ち込むかどうかも考えていたが、全くもって形が見当たらなかったため、お蔵入りとなりかけたデッキであった。


GP終了後に落ち着いてカードプールを探したら、《王来文具ケシキング》という、とんでもない組み合わせを発見してしまったことで、一気に今回のデッキへと仕上げる事が出来た。


相変わらず全体的な勢いが足りない気がするが、そこは気にしない方向で。


また次回の記事が載る頃には、新たなカードプールが増えているはずである。


まだまだ考えるべきデッキは多い。この勢いを止めることなく、次のデッキを考えていこう。

面白かったらシェアしてね!

いいね数いいね!

DORASUTA COLUMN コラム