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2022.10.18

ウマ娘デッキ徹底解析! | せるぷーのエボルヴ研究室

2013 3
ウマ娘デッキ徹底解析! | せるぷーのエボルヴ研究室
目次

はじめに

みなさんこんにちは。せるぷーです。


コラボパック「ウマ娘 プリティーダービー」が発売されて2週間が経ちました。

各所の大会結果を見ていると、当初の予想以上にウマ娘限定構築が環境を席巻していますね。


今回のコラムではウマ娘デッキを徹底解析ということで

現在流行中のウマ娘限定構築の紹介と合わせて、対戦相手になったときのポイントと対応策について説明していきます。

ウマ娘限定構築デッキ・ウオダス型ミッドレンジ

メインデッキ

3

3

3

3

3

3

3

3

3

2

2

3

2

2

1

1

エボルヴデッキ

3

1

1

5

デッキ概要

現在のウマ娘限定構築ですが、だいたいがこの「ウオダス型」に分類されます。


《アグネスタキオン》《ダイワスカーレット》《ウオッカ》という親子&ライバルが

除去・展開・【疾走】リーサル全てに対応できる万能な組み合わせとなっており

現状では限定構築の中では頭一つ抜け出している感じです。


・序盤は《スペシャルウィーク》《イクノディクタス》など
アドバンテージを失わないフォロワーで盤面を整える。


・中盤以降は《ダイワスカーレット》《ウオッカ》と展開して
《ウオッカ》の能力を利用して強力なフォロワーを並べて制圧する。


・トドメは《ダイワスカーレット》の疾走付与。
構成によっては《迫る熱に押されて》《オグリキャップ》


■マリガン基準について


・あると嬉しめのカードは2コストフォロワー、《イクノディクタス》《ウオッカ》《ダイワスカーレット》

とはいえ、カードをいっぱい引いていくデッキなので、コスト通り動けるならそこまで縛りはないです。


・しかしながら、一気に盤面を返すカードがないので、常に一定以上の展開を心掛けたいです。


特に後手2ターン目まで盤面に何もできない手札はマリガンしましょう。

《検証、開始》に頼って負けたことが何度も……。

注目カード

《ダイワスカーレット》
緋色の女王がエボルヴにおけるウマ娘界ナンバーワンの座を射止めました。

コストを軽減するカードが古今東西悪さをしなかった試しはないこと
さらにサーチ能力がかみ合っている完結っぷり。

サーチ対象がウマ娘・スペル限定ということで
《エクスキューション》《デモンストライク》のような汎用ニュートラルスペルや
はたまた《運命の導き》のようなドローカードは持ってこられないのですが
ウマ娘・スペルの除去の性能は高いので、そこまで不自由は感じません。

サーチで《迫る熱に押されて》を持ってくると5コスト疾走4/5になれたりと
細かい技を入れることもできます。

相手ターンで使うクイックもコストが軽減されることは強力ですが
その効果を前提に構えていると彼女がスペルなどで倒された場合、そもそも使用できなくなってしまうため、過信は禁物。

また、ウマ娘・スペルを使った後に《ダイワスカーレット》を出しても
1枚目のウマ娘・スペルをすでに使っていることから、コストを減らせない点にも注意です。
《ウオッカ》
《ダイワスカーレット》のライバルにして、ウマ娘構築の扇の要。
ウマ娘構築は彼女の全体強化能力で成り立っているといっても過言ではないです。

5コストの《ダイワスカーレット》+《ウオッカ》+1コストスペルが王道ですが
《スペシャルウィーク》《イクノディクタス》《ウオッカ》+1コストスペル
という動きも相当強力です。

彼女の強化能力を生かすため、他のフォロワーをアクト状態にしないことも大事になってきます。

+1/+1と合わせて付与される【突進】も重要。
特に《ナリタブライアン》を相手にするときは
彼女がいないとかなり損な交換をすることになります。
《アグネスタキオン》
アグロネクロの息の根を止めた、2コストの割に制圧力の強いフォロワー。
《おどれ・さわげ・フェスれ!》《見習い魔女の長い夜》で倒せる範囲も広くなる。

進化のスペル回収も強力で、大体は除去スペルを回収することになりますが
《迫る熱に押されて》を使いまわして疾走フォロワーを複数作ったりと、とにかく芸の幅が広い。

3枚引いたら3回進化したいカードなので、できることならエボルヴカードは3枚入れたい。

デッキ構成と採用カード

デッキ構成としては
・デッキの主軸フォロワー:《アグネスタキオン》《ウオッカ》《ダイワスカーレット》
・1コストスペル:《あなたにささげる》《検証、開始》《見習い魔女と長い夜》
・除去スペル:《おどれ・さわげ・フェスれ!》《雨の独奏、私の独創》

・アドバンテージを取れるフォロワー:《スペシャルウィーク》《イクノディクタス》《ナリタトップロード》


この11種類がおおよそ採用されてるカードで27~33枚。

残りに何を入れるかである程度バリエーションが出ます。


以下、採用されるカードについて種類別に見ていきます。


除去枠

《エイシンフラッシュ》

 ラストワード持ちや大型フォロワーへの対応など。困ったら2~3枚採用する枠。


《マルゼンスキー》《タマモクロス》

 序盤の除去を重視する構成にしたい場合に。ロイヤルやナイトメアを相手にするときに重宝。


《マヤノトップガン》

 +2/+0される条件が緩いので、中盤から1コスト4/1突進として除去的な使い方ができる。

 また、1ターン目からフォロワー展開できるとリーサルに持っていきやすくなります。




疾走枠(アグロ用)

《セイウンスカイ》

 追加の【疾走】枠。【威圧】がウマ娘デッキにとってかなり対処が難しい。

 《あなたにささげる》で体力5まで引き上げられるとお手上げ。


《迫る熱に押されて》

 【疾走】のリーサルパターンを増やすカード。

 《アグネスタキオン》の進化で再利用したりするとかなりのダメージが稼げる。


《サイレンススズカ》

 【疾走】&除去枠。やりたいことはエイシンフラッシュに近い。


《オグリキャップ》

 トドメ役。エボルヴデッキ内の『にんじん』の量に注意。

 全体除去もできるので、疾走させることばかりに気を取られないよう注意。




その他便利枠・フィニッシャー枠


《ライスシャワー》《サクラチヨノオー》

 フォロワーを墓場から回収できる組。《ウオッカ》《ダイワスカーレット》を再利用。


《〔徹底管理主義〕樫本理子》

 優秀な除去兼本体ダメージ役。攻撃する先さえあれば……。

 あとウマ娘カードではないことに注意。うっかり《イクノディクタス》とかで手札に入れないように。


《ナリタブライアン》

 重めのフィニッシャー枠。除去と本体ダメージ兼用。

 【オーラ】【守護】の関係で対処できるカードも限られ、かなりの確率で1ターンしっかりガードしてくれる。


《7センチの先へ》

 ランプドラゴン相手などの消耗戦用。

 20枚は本当に遠いので、採用する場合は《ライスシャワー》くらいは入れておきたい。


ウマ娘デッキを相手にするときのポイント

《ウオッカ》を巡る攻防
彼女の全体強化を放置すると一瞬で体力を削られるので、 出されたら何が何でも返しのターンで倒しましょう。
注意点は以下の2つ。


1.出たターンに1回強化はされているので、 スタンド状態の4/4を倒せる手段をデッキに用意すること。

2.相手のターンにクイックでスペルを使っても全体強化が発動するので、極力使えないタイミング(何かで攻撃する前)で倒すこと。


《剣豪》などでアクトにしてから攻撃して倒す場合は

サイズが大きくなる可能性があることを必ず頭に入れておく。




ウマ娘構築だと《おどれ・さわげ・フェスれ!》がほぼ4点除去。
ドラゴンは《竜の怒り》、ロイヤルは《白銀の騎士・エミリア》
他のクラスでは汎用除去の《烈火の魔弾》では一撃で倒せないので、 何か他にフォローする手段が必要になります。


横にいる《ダイワスカーレット》も同時に倒すには、5ターン目となると全体除去での対応が必須。
《ダイワスカーレット》《ウオッカ》+強化1回でそれぞれ4/5、4/4なので、 《灼熱の嵐》での対応は可能。もちろん《テミスの審判》でもOK。




■ウマ娘が苦手なところを攻める
・アミュレットがほぼ壊せない
・全体除去手段が弱いので、横並びしたフォロワーを全処理しにくい
・消滅除去がほぼないので、ラストワードを止めにくい
・リーダーの体力回復手段に乏しく、《ベルエンジェル》がない
 そのため【疾走】やリーダーへの直接ダメージへの対応がしにくい


この弱点を突く手段としては
・ロイヤルの《レオニダス》《フローラルフェンサー》
・ドラゴンの《竜巫女の儀式》《ダークドラグーン・フォルテ》
あたりになります。


ウマ娘を使う側もこれらのカードへの対応をどうするか
また、どこまでケアするか、デッキ調整の腕を問われるところになるでしょう。




ディスカードドラゴン

メインデッキ

2

3

3

3

3

3

3

3

3

3

1

2

3

3

2

エボルヴデッキ

3

1

2

2

2

デッキ概要

上記を踏まえて、ウマ娘デッキ対抗の一番手はディスカードドラゴン。


対応されない《竜巫女の儀式》が常にリーダーの体力を狙い、 《ダークドラグーン・フォルテ》などの疾走軍団が大きく体力を奪っていきます。


細かいバリエーションとしては《ドラゴンナイト・アイラ》も入れたランプドラゴンとの混合型。
逆に《セイウンスカイ》+《あなたにささげる》を入れて【疾走】特化にした構築もあります。


新戦力の《オグリキャップ》は大きさが調整できる《ジェネシスドラゴン》

手札の消費は激しいものの、6ターン目からフォルテ以外のプレッシャーを掛けられるのは大きなプラス要素です。


また、複数枚フォロワーを並べることがあまりないので

《〔徹底管理主義〕樫本理子》を除去兼リーダーへのダメージ源として採用しています。


構成のポイントとしては《ウオッカ》《ダイワスカーレット》を1枚で仕留められる《竜の怒り》を3枚しっかり取ること
また、個人的にはウオダス展開を一度処理するために《灼熱の嵐》の採用を推奨しています。


《ウルズ》《ジークフリート》あたりでもなんとかなるのですが
《オグリキャップ》を採用すると『にんじん』がエボルヴデッキを圧迫しますので
できれば進化なしで対応できるカードを入れておきたいところです。

最後に

いかがでしたでしょうか。
ウマ娘構築を使う、または相手にするときの参考になれば幸いです。


現状、ウマ娘限定VSドラゴンという感じでメタの中心が回っていますが
今週末のグランプリ横浜ではどのような結果になるでしょうか。


次回はグランプリの結果の考察と大会レポートをお届けする予定です。


要望、感想などがありましたら
Twitter(https://twitter.com/selp_evolve)までお願いいたします。


それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。

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このコラムのライター

せるぷー

せるぷー