はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第224回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
今週話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
『4c邪王門? いやいや今のトレンドは「火闇」邪王門!』
【火闇邪王門】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
【VDuelCSでの実績:第222回VDuelCS~オリジナル~優勝】
今更【火闇邪王門】? 【4c邪王門】じゃなくて?
そう思った貴方。
正直、私も思ってました。
なぜ【4c邪王門】ではなくて【火闇邪王門】が活躍を魅せているのか。
それは『盤面除去』と『継続的なハンドリソース』が理由だと思われます。
では、どうして継続的なハンドリソースが必要となるのか。
【アナカラーハンデス】が環境で活躍を魅せており、その母数を増やしているからこそ
・《カンゴク入道》《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》によるターン開始・終了時の盾回収。
・《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》によるメタクリーチャー除去+盾回収。
これらの盾回収効果持つクリーチャーは【火闇邪王門】に採用されており
【4c邪王門】の場合《鬼ヶ大王 ジャオウガ》の効果でしかきっかけを作れない点をしっかりカバーしているため
【アナカラーハンデス】と渡り合えるというのが理由と言えます。
↓採用されているカードはこちら↓
《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》
【メタクリーチャー除去+盾回収+Wブレイカーの優れもの!】
・コスト:3
・文明:闇
・パワー:2000+
・種族:デモニオ/鬼札王国
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。その後、相手のアンタップしているクリーチャーを1体破壊する。
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーのパワーを +4000し、「W・ブレイカー」を与える。
《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》
【邪王門から捲れたら倒せないものはいない!? 驚異のパワー!】
・コスト:3
・文明:闇/火
・パワー:21000
・種族:デモニオ/鬼札王国
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーは攻撃できない。
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、真上の■能力を無視する。
■自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
メインデッキ
~簡単な流れ~
①初動である2コスト・3コストクリーチャー達で相手の盤面を処理しつつ、シールドを回収。
②《「貪」の鬼 バクロ法師》で残った2枚のシールドをすべて回収した上で攻撃!
③攻撃時に《百鬼の邪王門》をコストを支払わずに唱え、一気に打点を形成!
④2回目の攻撃時に《龍装者 バルチュリス》をバトルゾーンに出して直接攻撃!
~注意すべき点~
このデッキは相手のシールドを全てブレイクしたタイミングで《龍装者 バルチュリス》が出せるかにかかっています。
つまり、『Wブレイク+Tブレイク』か『1ブレイク+Qブレイク』で詰めることが必要となります。
この動きを意識しましょう!
あなたも【邪王門+バルチュリス】を絡めた繊細かつ大胆なプレイを体感してみませんか?
【今週話題となったデッキ②】
『転生せしライオネルの魂』
【水光ライオネル】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
【VDuelCSでの実績:第220回VDuelCS~オリジナル~準優勝】
さぁこいよ! 攻めきれるもんなら攻めてみな!
対【火単我我我】【アポロ】専用デッキ!?
まさに「肉を切らせて骨を断つ」いや「切らせなくても骨を断つ」!
シールド10枚は終焉の宣言! 【受けMAX】【カウンターMAX】デッキ!
それこそがこの【水光ライオネル】
↓採用されているカードはこちら↓
《ジョーカーズの心絵》
【トリガー持ってないから平気!? それは絵空事かも!?】
・タマシード
・コスト:8
・文明:光
・種族:ジョーカーズ/レクスターズ
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーとタマシードを最大1つずつ選び、残りをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、各プレイヤーは、こうして山札に加えたカード1枚につき、自身の山札の上から1枚目をシールド化する。
《MAX・ザ・ジョニー》
【敗北は絶対に許さない! むしろ除去されなければ勝ち!?】
・S-MAX進化クリーチャー
・コスト:6
・文明:光
・パワー:10000+
・種族:ジョーカーズ/レクスターズ
■S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX・ザ・ジョニー》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■パワード・ブレイカー
■自分の他のジョーカーズまたはレクスターズ1枚につき、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■このクリーチャーの各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のシールドが10以上あれば、自分はゲームに勝つ。
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第224回VDuelCS オリジナル構築戦~
『comeback』
56名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『comeback』とは?
最近【カリヤドネ】に【墓地ソース】【墓地退化】など
少し前に猛威を振るっていたデッキが今再び環境に登場しています。
さらには殿堂前に比べ【5cコントロール】も少しずつ環境にチューニングされ帰ってきています。
果たして「comebackステージ」を迎えたのはどのデッキなのでしょうか!
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【5cコントロール】が最大母数に。
続いて【火自然ボルシャック】となりました。
【ハンデス】【ループ】を意識したメタゲームになっていると思われます。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:ガイアハザード退化/さくさくパン
準優勝:デアリ墓地ソース/mochas
3位:5cネバー/takomin
4位:ハチ公ワンショット/貉
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【5cコントロール】】の母数が1位。様々な対面に合わせて5分を取るためだと思われます。
・【火自然ボルシャック】が母数が上昇。
《未来王龍 モモキングJO》入りであったり、《ブランド <NEXT.Star>》入りであったり、純正だったり
と様々な形で試行錯誤されているため、母数が増えつつあります。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
なんかここまでリペア生まれてるの珍しい気がするんですが、気のせいでしょうか?
さぁ【JO退化】【グルメ墓地ソース】【水単ムートピア】【墓地退化】がいない!
という環境だと思いきや
【JO退化】→【ボルシャックJO】
【グルメ墓地ソース】→【デアリ墓地ソース】
【水単ムートピア】→【カリヤドネループ】
【墓地退化】→【ブラックモナーク退化】
とまさかのリペアが入賞を果たしています。
確かに先行からめちゃくちゃ強い動きをされることはなくなったものの
その強さはある程度保たれているため、今後の収録によってはまだまだ対策が必要になってきそうです。
さて、そんな中【アナカラーハンデス】が未だ猛威を奮っています。
それはなぜか?
実は【ゼーロベン】が3.4キルループ枠として環境で多く使用されております。
※参考リストや解説は別のライターさんがコラム化していただいてるのでチェック!
Vol.26「【ゼーロベン】」|yk800のWeekly Pick Up Deck!!
上記のデッキでは《若き大長老 アプル》が厄介になることから除去が求められ
加えて、《闇王ゼーロ》を使用するのに手札の闇のカード3枚が必要となるため
ハンデスギミック自体が厳しいものになります。
もちろん《困惑の影トラブル・アルケミスト》でケアすることもできるため
一概に封殺できるわけではありませんが、難易度は上がります。
さらには【アポロワンショット】も手札を抱えた上でワンショットするのでハンデスギミックが刺さる。
今幅広く勝利を取るために【ハンデス】を使用するという流れになっています。
ではそのハンデスに対抗するためにはどうすればいいのか。
ハンデスに反応する《斬隠蒼頭龍バイケン》や《龍装艦 チェンジザ》が搭載されているデッキ【チェンジザドンジャングル】などが考えられます。
問題はループやアポロにどう対策するのか。
今こそ構築を練ってみることもありかもしれません。
↓サンプルリストはこちら↓
火文明入りにして《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》フィニッシュにしてもいいですし
闇文明入りにして【4cガイアッシュ覇道】チックにしてもいいですし
様々な拡張性があると思われます。
他にもハンデス対策として《貝獣 パウアー》が【水光ライオネル】に搭載されています。
以上のことから今後は【ハンデス】をされてもリソースを確保できるデッキ。
もしくは【ハンデス】をされないギミックを搭載する必要がありそうです。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
いよいよ新殿堂初の超CSが行われます!
静岡では【JO退化】
福岡では【ボルシャック】
仙台では【アナカラーハンデス】
と殿堂前の環境での超CSでしたが、今回の京都では新殿堂での開催! 非常に楽しみです!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!