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2022.8.16

回復! ワンパン! ベンチ狙撃! キュレムVMAX+オリジンパルキアVSTAR | 週刊きむらのポケ講

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回復! ワンパン! ベンチ狙撃! キュレムVMAX+オリジンパルキアVSTAR | 週刊きむらのポケ講

回復!ワンパン!ベンチ狙撃! キュレムVMAX+オリジンパルキアVSTAR

目次

はじめに

こんにちは
きむらです。

最近知ったんですが、僕以外のドラスタコラムでポケカコラムを書いている人は全員WCSに行くみたいです。
辛い!! なんとも言えない辛さがあります。
日本の守護を担当してるってことにして乗り越えましょう。

優勝予想は《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》!!
みんなそう思ってるので、逆に違うデッキが勝つ? そうなると楽しいですね。

デッキリスト

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2

1

1

2

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4

3

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1

1

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2

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1

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4

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1

2

1

2

9

2

デッキの使い方

「スターポータル」や「さるぢえ」+「はくぎんせかい」で《キュレムVMAX》にエネルギーを供給し
「ダイフロスト」でVSTARやVMAXポケモンを一撃で倒せるダメージを出していきます。

・エネルギーをトラッシュする

・エネルギーを加速できる

この2点から《モミ》との相性が良いです。

《キュワワー》《ウッウ》に強い《エンペルトV》
・サイドまとめ取りを狙える《かがやくゲッコウガ》
とサブアタッカーも優秀です。

「はくぎんせかい」でエネルギー加速ができるので「スターポータル」使用後でも「げっこうしゅりけん」が狙えます。

《キュレムVMAX》2体
《オリジンパルキアVSTAR》1体
《ヤレユータン》1体
《かがやくゲッコウガ》1体


この場が基本になります。

残りの1か所は
《キュワワー》+《ウッウ》が相手なので《エンペルトV》
・「はくぎんせかい」を2回決めるための《ヤレユータン》2体目
《ネオラントV》《モミ》をサーチするために空けておく

と、相手と状況に合わせて使いましょう。

デッキの長所・短所

長所

ロストギミックに強い

入れ替え札が《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》よりも多いので
先攻後攻1ターン目に《エンペルトV》バトル場が狙いやすいです。

《ヤレユータン》のHPが120、《かがやくゲッコウガ》のHPが130と
どちらも「おとぼけスピット」110では倒されないので、サイドを先行されにくいことも強みです。

高火力と高耐久

「ダイフロスト」でエネルギーを3~4枚トラッシュすればVSTAR,VMAXポケモンを一撃で倒せます。


デッキを作る前は「エネルギーそんなに加速できるか???」という意見でしたが
《オリジンパルキアVSTAR》「スターポータル」が強すぎてできます。

《キュレムVMAX》がHP330と高く《オリジンパルキアVSTAR》《ギラティナVSTAR》のワザを耐えます。


相手に一撃で倒されず、こちらは一撃で倒しているのでサイドレースに強く、《モミ》まで通せればかなり勝ちに近づきます。

短所

先攻と後攻で差が大きい

例えば《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》との対戦だと
こちらが先攻で先攻2ターン目は
《メッソン》を倒しながら3エネ残った《キュレムVMAX》
《オリジンパルキアV》を倒しながら1エネ残った《キュレムVMAX》
という状況になります。


前者は次のターンに《オリジンパルキアVSTAR》を倒しつつ次の準備まででき
後者は《こだわりベルト》を引いて《オリジンパルキアVSTAR》を倒せれば勝ち濃厚です。




これが後攻になると
・相手に1~2枚のサイドを取られながら3エネ+《こだわりベルト》か4エネを用意する必要がある
という状況になります。


「きゅうげきれいとう」や「スターポータル」を使えば可能ですが

次のターン以降もエネルギーを用意する必要があり
最後にくる《ツツジ》《頂への雪道》まで考えるとかなり厳しいです。

最悪のケースだと
先攻2ターン目バトル場の《キュレムV》を倒して2枚
先攻3ターン目《クロススイッチャー》《オリジンパルキアVSTAR》を倒して2枚
先攻4ターン目《やまびこホーン》《ボスの指令》《キュレムV》を倒して2枚
と先攻4ターン目でサイドを取り切られる場合もあります。




良く言えば「先攻取ったら勝ち濃厚!」
悪く言えば「後攻かなりきつい」


じゃんけんの重みが増すほど大会での優勝が難しくなるので短所としました。

環境デッキへのプランと注意点

こちらでは環境デッキと呼ばれるデッキとの対戦でのプラン、注意点を書きたいと思います。

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》
《ギラティナVSTAR》
《キュレムVMAX》+《オリジンパルキアVSTAR》
《ミュウVMAX》
《レジギガス》バレット」
《ウッウ》+《ヤミラミ》+なにか」
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》

以上のデッキについて書いていきます。

少し不利

「デッキの長所・短所」のところでも触れましたが先攻有利です。

こちらが先攻の場合、相手の逆転手段が
・後攻2,3,4ターン目で《クロススイッチャー》《ボスの指令》を合計3回決めて2枚2枚2枚とサイドを取る
・「げっこうしゅりけん」を《キュレムVMAX》2体に与えて合計3回のワザでサイド6枚取りきり
《頂への雪道》《ツツジ》


なのでこれらが通らないように


・「げっこうしゅりけん」の返しで《モミ》
・ベンチの《キュレムV》を進化しないでおき、「げっこうしゅりけん」をされてから新しい《キュレムV》を育てる
《頂への雪道》《ツツジ》までに「スターポータル」を使っておく
といった対策をします。

デッキの性質上ベンチにポケモンが並ぶので《オリジンパルキアVSTAR》が「あくうのうねり」圏内になりやすいです。
「相手のターンに《オリジンパルキアVSTAR》が倒されたら?」と常に考えておきましょう。

先攻なら一方的に勝つこともありますが、相手の方が逆転手段が豊富で再現性も高いので少し不利です。

有利

《エンペルトV》
《ウォッシュ水エネルギー》
・後攻1又は先攻2「おとぼけスピット」を受けた《キュレムV》は進化しない
・2体目の《キュレムVMAX》は相手の動きを見てから立てる
この4点がポイントです。

よくあるパターンを解説します。




パターン1
《ギラティナVSTAR》側先攻

先攻1:ある程度まわして終わり
後攻1:《キュレムV》「きゅうげきれいとう」
先攻2:「おとぼけスピット」《キュレムV》に110ダメージ
後攻2:《キュレムVMAX》に進化「ダイフロスト」で《ウッウ》を倒す 残りサイド5
先攻3:「ロストインパクト」《キュレムVMAX》を倒す 残りサイド3
後攻3:《ウォッシュ水エネルギー》を残しつつ「ダイフロスト」《ギラティナVSTAR》を倒す 残りサイド3
先攻4:「ロストインパクト」「おとぼけスピット」「どっすんグースカ」いずれかで《キュレムVMAX》にダメージ
後攻4:このターンではサイドを取り切れない。


《モミ》をすれば《ウォッシュ水エネルギー》が無くなり「スターレクイエム」が通ってしまう
ベンチに下げても回復しなければ《ボスの指令》をされると負け

この流れで負けます。

これは「おとぼけスピット」を受けた《キュレムV》を進化させてしまったからです。




パターン2
《ギラティナVSTAR》側先攻

先攻1:ある程度まわして終わり
後攻1:《キュレムV》「きゅうげきれいとう」
先攻2:「おとぼけスピット」《キュレムV》に110ダメージ
後攻2:「フロストスマッシュ」で《ウッウ》を倒す 残りサイド5
先攻3:「おとぼけスピット」or「どっすんグースカ」で《キュレムV》を倒す 残りサイド4
後攻3:《ウォッシュ水エネルギー》を残しながら「ダイフロスト」 残りサイド4
先攻4:「ロストインパクト」《キュレムVMAX》にダメージ 
後攻4:「ダイフロスト」で《ギラティナVSTAR》を倒す 残りサイド2
先攻5:このターンでサイドを取り切れない。以下のどちらか
《ヤミラミ》「ロストマイン」で《ヤレユータン》 残りサイド3
《ウッウ》「おとぼけスピット」で《キュレムVMAX》 残りサイド1
後攻5:《ボスの指令》「ダイフロスト」で《ギラティナVSTAR》を倒す 残りサイド0

この流れを狙います。




《ボスの指令》を2回されて2枚2枚2枚と取られた場合は負けですが
・ほとんどのリストで《ボスの指令》2枚採用

《ギラティナVSTAR》になるカードが3~4枚
《エンペルトV》を超える必要がある
と相手にも色々ハードルがあるのであまり起きません。

後攻2ターン目の「フロストスマッシュ」の部分は《ポケモンいれかえ》から
《エンペルトV》「らせんぎり」だとより良いです。

後攻3ターン目が終わるまでに2体目の《キュレムVMAX》をたててしまうと
先攻4:《ヤミラミ》「ロストマイン」を《ヤレユータン》 残りサイド3枚
先攻5:《ボスの指令》《ウォッシュ水エネルギー》がついていない《キュレムVMAX》を呼んで「スターレクイエム」
この流れで負けてしまいます。
1体目の《キュレムVMAX》が倒されてから2体目を立てましょう。

《エンペルトV》のイージーウィンがありつつ、丁寧にプレイすれば後攻でも勝てるので有利です。

互角

基本的に先攻有利です。


後攻が《キュレムVMAX》2体を倒して3枚3枚とサイドを取ると逆転されてしまうので
それだけ起きないようにプレイします。

先攻2は《オリジンパルキアVSTAR》「あくうのうねり」で攻めましょう。
2体目を立てるのは難しいので「スターポータル」は使っておきましょう。

後攻の場合は《オリジンパルキアV》を倒して相手がエネルギー供給が追い付かず、1ターン遅れを狙います。


じゃんけんに勝ちましょう。

不利

・後攻1「メロディアスエコー」後攻2《ボスの指令》後攻3《ボスの指令》で2枚2枚2枚
《パワータブレット》3枚+《こだわりベルト》1枚を揃えられて1枚3枚2枚
・先攻2《カミツレのきらめき》を使いながら《ダブルターボエネルギー》《ミュウVMAX》でワザ、3ターン目に「メロディアスエコー」280+《パワータブレット》
《ゲノセクトV》《キュレムVMAX》の弱点をつく

先攻後攻どちらも様々な負けルートがあります。


《ドラピオンV》を採用しても勝てないのでは…? と思うレベルの不利なので気楽にプレイしましょう。
《ミュウVMAX》もなんだかんだ止まるデッキなのでちょこちょこ勝てると思います。

《レジギガス》バレット

不利

《エンペルトV》で「こだいのえいち」止まるから有利!


なんてことはなくロストギミックと異なり、ドローサポートが十分採用されているので
《ボスの指令》《あなぬけのヒモ》《頂への雪道》を探されてしまいます。

《エンペルトV》を突破されるとそのまま《レジギガス》《キュレムVMAX》を倒され
2枚3枚1枚と3回のワザでサイドを取り切られます。

相手の《エンペルトV》突破手段が薄ければ少し有利ぐらいまでいけそう…

有利

《かがやくリザードン》《かがやくゲッコウガ》、それらのどちらか+《ライコウ》の場合があるので
「なにか」というあやふやな表現になっています。

どの型でもやることはあまり変わりません。
《エンペルトV》を押し付けて、《エンペルトV》突破後に受けたダメージを《モミ》で回復します。

《ウォッシュ水エネルギー》をつけた水タイプポケモンは「ロストマイン」を受けません。
ダメージを受けてベンチに下げたポケモンにつけて《ボスの指令》を要求しましょう。

少し不利

先攻なら2枚2枚2枚と取ってイージーウィンも見えますが
後攻だと《大きなおまもり》もあって、かなりのエネルギーを要求されます。


《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》より

《頂への雪道》の採用枚数が多いので、複数回突破する必要があります。

じゃんけんに勝ちましょう。

まとめ

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》」 少し不利
《ギラティナVSTAR》」 有利
《キュレムVMAX》+《オリジンパルキアVSTAR》」 互角
《ミュウVMAX》」 不利
《レジギガス》バレット」 不利
《ウッウ》+《ヤミラミ》+なにか」 有利
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》」 少し不利



《キュレムVMAX》つよ! ええやん!」から始まりましたがなんともですね。


有利がロストギミックを使ったデッキなので
「これ《キュレムVMAX》じゃなくて《エンペルトV》が強いのでは?」
みたいな考えが浮かんでしまいます。


《キュレムVMAX》やから他にも勝てるんじゃい!!!
今の環境デッキは強すぎるので、少し不利で済んでるのは偉いです。


先攻がかなり強いので「ジムバトル優勝してみたい!」という初心者の方にはオススメできるかも?

各カードの採用理由

採用枚数で意見が分かれそうなカードや採用理由が分かりにくいカードについて説明します。

ポケモン

《キュレムVMAX》 3枚

2体立てば十分
《ヒスイのヘビーボール》採用
あまり手札をトラッシュしない

これらの理由から3-3採用。
《エンペルトV》 1枚

「こいつおらんでもロストギミックに勝てるのでは…?」
と思い、一度抜けたが
全然そんなことはなかったので戻ってきた1枚採用。

130ダメージなので《かがやくゲッコウガ》《レジギガス》以外のレジを倒せて偉い。
《ネオラントV》 1枚

デッキ作成時は《クロバットV》とどちらを採用するか迷ったが

・《ギラティナVSTAR》対面で《ウォッシュ水エネルギー》を探すための《博士の研究》《ウッウ》+《ヤミラミ》対面の《モミ》

と特定のタイミングでうちたいサポートがあるのでこちらを採用。

グッズ

《しんかのおこう》 2枚

後攻2ターン目に《オリジンパルキアVSTAR》《キュレムVMAX》を要求される事が多いので2枚採用。

「それならもっといるのでは?」と思うかもしれないが《カイ》4枚で進化をサーチをするのでちょうどいい枚数。
《ハイパーボール》 1枚

《博士の研究》をあまり使わず《カイ》を使うデッキなので手札2枚トラッシュが厳しい。

1枚なら《バトルVIPパス》を捨てて許容できると考えたので1枚採用。
《回収ネット》 1枚

《ヤレユータン》用のベンチが1つしかない状況でも
「さるぢえ」→「はくぎんせかい」が2回できるようになる。

必要なタイミングで《カイ》からサーチするので1枚採用。
《あなぬけのヒモ》 1枚

残りサイドが1枚で
・《キュレムVMAX》《ツールジャマー》《オリジンパルキアVSTAR》《大きなおまもり》《アルセウスVSTAR》
が相手バトル場にいる状況で強い。

相手バトル場を倒したい場合には弱いので1枚採用。
《ロストスイーパー》 1枚

《カイ》から《頂への雪道》を割れる。

先に「スターポータル」を使うといったプレイで解決できることもあるので1枚採用。

サポート

《博士の研究》 1枚

《カイ》では《ギラティナVSTAR》対面で《ウォッシュ水エネルギー》を探せないので1枚採用。

先攻1ターン目にあまり展開できなかった場合でも強いので2枚あってもいい。
《ボスの指令》 2枚

途中1枚になったが《ギラティナVSTAR》対面のプランで
《ボスの指令》が必要になるので2枚あるべきと考え、2枚採用。

エネルギー

《ウォッシュ水エネルギー》 2枚

「はくぎんせかい」で加速できないデメリットがあるが
《ギラティナVSTAR》に勝つためには必要になる。

1枚では狙ったタイミングで引けないので2枚採用。
2枚でも引けない事は全然あるが、3枚は厳しい…。

不採用になったカード

《バケッチャ》

《頂への雪道》対策で採用を検討したが
それよりは《カイ》《ロストスイーパー》の枚数を増やすべきと考えたので不採用。
《葉隠れポンチョ》

入れ替え手段とセットで引く必要はあるが
ダメージを受けた《キュレムVMAX》につければ相手のサイド取りきりを遅らせることができる。

強い!!! やっぱり入れたほうがいい気がしてきた!!!
かといって何を抜けばいいのやら…《ボスの指令》2枚目??
《クララ》

《かがやくゲッコウガ》と水エネルギーを回収して「げっこうしゅりけん」を狙える。

相手が《マナフィ》を出せなかった試合ではかなり強いが
1度目の「げっこうしゅりけん」が通っている時点でそこまでしなくても勝てると考えたので不採用。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。
「これは使いにくいやろ!! 《オリジンパルキアVSTAR》でヨシ!」
 →「強いやーーん! これは組むしかない!」
  →「有利少ないな…う~ん」


《キュレムVMAX》の評価が二転三転してます。
なにかあればすぐに手のひらを返す予定です。

でもこれぐらいのカードパワーがちょうどいいですね!
どうしようか悩むぐらいが楽しいです。

次回はネタ切れなのでお休み! 次は新弾発売前日の9月1日(木)!!

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このコラムのライター

きむら

きむら