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2022/07/20(水) 19:00

【デッキ紹介】Vol.21「【ガイアハザード退化】」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!

Vol.21「【ガイアハザード退化】」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!
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ガチまとめ「最強デッキランキング」ライター
競技的なプレイをしない人でも競技デュエマを楽しめる記事を目指して各所で執筆中

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目次

はじめに

 初めましての方は初めまして、『yk800』です。


 このコラムでは、直近で話題となったデッキや筆者である私yk800が個人的に気になったデッキを紹介していきます!


 今回の特集は【ガイアハザード退化】。


 以前「切札! マスターCRYMAX!!」のカードを使ったデッキを紹介した際にも登場したデッキタイプですが、研究が進んだことで構築はさらにアップグレード。環境に適応し、じわじわと活躍の場を広げています。


 今回はそんな【ガイアハザード退化】について、基礎から詳しく解説していきたいと思います!

【ガイアハザード退化】のサンプル構築

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【ガイアハザード退化】ってどんなデッキ?

 《禁断英雄 モモキングダムX》《自然の四君子 ガイアハザード》を確定サーチして自壊するコンボを構築に組み込みつつも、基本的な構造は退化パーツである《生魂転霊》による爆発的なマナブーストで高マナ域へと繋げながらパワーに優れたカードを連打して状況を制圧していくコンボ・コントロールデッキです。


 コンボに特化した構築をしている【モモキングダム退化】とは異なり、退化ギミックを「リソースを刈り取った中盤以降の蓋要員」、あるいは「たまたま早期にコンボが手札に揃った際に押し付ける理不尽」として活用しているのが特徴です。


 序盤は《天災 デドダム》《Disジルコン》の3マナ3色コンビで手札を整え、盤面に3色クリーチャーを用意。

 状況に合わせてこれらのクリーチャーに適宜《生魂転霊》を撃ち込んでマナを伸ばしつつ、中盤以降は増えたマナから《切札勝太&カツキング —熱血の物語—》《絶望と反魂と滅殺の決断》《闘争と成長の決断》など、中コスト域のパワーカードを連打していきます。


 《禁断英雄 モモキングダムX》は非常に場持ちがよく、存在するだけで《闘争と成長の決断》のバリューを大きく高めてくれます。あらかじめバトルゾーンにあれば《切札勝太&カツキング —熱血の物語—》のバウンスで退化しやすいことも含め、序盤から中盤までタイミングを問わず、置ける余裕があるときに置いておきたいカードです。

 十分にマナを伸ばした後のフィニッシュ手段として採用された《新世界秩序》は、ドラゴン以外のクリーチャーを全てバウンスし、自分のマナと墓地から好きな数のドラゴンを踏み倒し、さらにそれらのクリーチャーにスピードアタッカーとブロッカーまでも付与する、ド派手な超重量級呪文です。


 この呪文で《無双恐皇ガラムタ》《緑神龍バイラス・カースド》などのトリガー封殺ドラゴンを含めた大量打点を展開し、一気に押し切って、という動きが基本的な勝ちパターンです。


 もっとも、《自然の四君子 ガイアハザード》を止める術がない相手であれば、コンボで出てきたこのカード1枚をパワーカードでバックアップしながら、強引に殴り切る展開もあり得ます。


 状況に合わせて臨機応変に対応していけるのも、選択肢を多く確保できるデッキの強みと言えるでしょう。




 何かと【モモキングダム退化】との比較が取り沙汰されがちですが、「コンボによる理不尽の押し付けとマナリソースを活かしたコントロール戦術の両立」という観点ではむしろ水闇自然【墓地退化】が最大のライバルでしょう。


 墓地退化ギミックと比較した際の最大のメリットは、コンボに必要な手数と手間の省力化。


 退化先、《死神術士 デスマーチ》、退化するためのカード除去の3枚を揃えたうえで手札から退化元を捨てる必要のある墓地退化ギミック。


 対してこちらは退化先をデッキにさえ用意しておけば、手札に必要なのは《禁断英雄 モモキングダムX》と自壊させるためのカードの2枚のみ。自動的に退化先が装填される都合上、カードを墓地に落とす「ひと手間」も要らないため、空いたスペースはコントロールに必要なカードをこれでもかと詰め込めます。


 メタクリーチャーが強力な現環境では、除去や妨害に割けるカードの枚数差が大きく響きます。この辺りの事情から、現時点では【ガイアハザード退化】に軍配が上がっている印象です。

【ガイアハザード退化】で採用されるカードについて

 コンボの核となる《自然の四君子 ガイアハザード》サーチ要員。


 基本的にはこのフィニッシャーをサーチする能力と、《闘争と成長の決断》を非常に使いやすくすることがこのデッキでの大きな役割です。


 2マナと非常に軽いため取り回しが良く、事前に盤面に置いておけば基本的に対処されないため、出すタイミングには困らないカードです。


 最速2ターン目に出せば《飛ベル津バサ「曲通風」》をすり抜けられますし、《天災 デドダム》でマナ加速した後の4ターン目に、5マナで《禁断英雄 モモキングダムX》+3マナと動けるくっつきの良さも魅力。


 ただし、退化するターンよりも前のターンに出ていた《禁断英雄 モモキングダムX》から出てきた《自然の四君子 ガイアハザード》は、召喚酔いしない代わりにマッハファイターによってアンタップされているクリーチャーを攻撃できない点には要注意。


 攻撃誘導を使いたい場合はシールドをブレイクしにいくしかないため、「攻撃誘導のためにタップしておきたいけれどシールドはブレイクしたくない」相手に対しては同一ターン中に退化コンボを決めるよう意識しておきましょう。



 コスト4以下の闇のクリーチャーなので、《絶望と反魂と滅殺の決断》の踏み倒し範囲内であることも忘れがちですが重要です。


 全ハンデスでコンボパーツをまとめて叩き落とされても、墓地から《絶望と反魂と滅殺の決断》を唱えることでリカバリーできるのも特筆に値すべきメリットでしょう。


 「自分のクリーチャーを破壊して、そのクリーチャーの持つ文明の数だけマナブーストする」という、クセの強いマナ加速カード。単体では仕事ができないもののわずか2マナで2マナ〜3マナをブーストできる効率は破格で、このデッキの本質はさながら「《生魂転霊》ビッグマナ」とも言うべきものです。


 自分のクリーチャーを破壊しながら一気にマナを増やせるため、ロック能力にマナの枚数を要求する《自然の四君子 ガイアハザード》《禁断英雄 モモキングダムX》から退化させる手段としてベストマッチ。


 退化コンボが揃っていない場合でも《天災 デドダム》《Disジルコン》といった優秀な3色クリーチャーを生贄に大量のマナを生み出し、手数を雪だるま式に増やしていきます。


 特に《Disジルコン》との相性は抜群。破壊しても墓地から召喚でき、増えたマナをリソースに変換できるため無駄がありません。


 中盤以降はコンボを狙いつつ、爆発的にマナを伸ばせるこのカードで《新世界秩序》を唱えられる13マナを目指すのが基本方針となります。

  3マナ3色のリソース調整要員。


 3色であることが何よりも重要で、《生魂転霊》で爆破すれば一気に3マナ加速。3ターン目にこれらのカードをプレイしてから4ターン目に《生魂転霊》すれば、5ターン目には8〜9マナへと到達します。


 初動として見た場合、5マナ域にバリューの高いカードが集中しているため、基本的にはマナを伸ばせる《天災 デドダム》を優先したいところ。4ターン目に《絶望と反魂と滅殺の決断》《切札勝太&カツキング —熱血の物語—》へ綺麗に繋がるマナカーブは非常に重要です。


 ただし、《飛ベル津バサ「曲通風」》をプレイされていると初動としては機能不全に陥るため、この辺りは相手のデッキ次第といったところ。


 《Disジルコン》は序盤にプレイしても強いですが、8マナ域へと到達してからが本領。マナや墓地から動き出して選択肢を増やし、強力な5マナ域と同時にプレイしてアドバンテージを取るのに最適なカードです。


 ブロッカーによってビートダウンに対して遅延できる点も受けの厚くないこのデッキと噛み合うポイントです。

 メタクリーチャー・カード除去を兼ね備えた3マナチャージャー。


 除去の範囲はコスト2とやや狭いものの、【水魔導具】の《卍 新世壊 卍》や、このデッキにとっても非常に厄介な《飛ベル津バサ「曲通風」》《若き大長老 アプル》は除去可能。


 環境の最前線で活躍する【水魔導具】や光水火【鬼羅.Star】に共通して有効なカードでありながら、刺さらない対面にも単なる初動マナブーストとして振る舞える点が魅力です。


 また、希少な火文明単色のカードであるため、2ターン目に《禁断英雄 モモキングダムX》を置く際に大きな貢献を果たしてくれます。 「初動であるこのカードを埋めてしまうとマナを伸ばすプランを取りづらくなるので、基本的にはコンボが既に揃っている場合に限りますが、選択肢としてあるかないか」の差は無視できません。

 リソースを維持しながらバウンス・マッハファイターで2面同時に制圧できる盤面番長。


 《ドンドン吸い込むナウ》方式のバウンス能力で自分のクリーチャーも手札に戻せるのはよく知られた話ですが、このデッキではその柔軟性を活かして《禁断英雄 モモキングダムX》を剥がして退化させるパーツとしての役割までもを担います。


 もちろんコンボを達成するうえで邪魔になるメタクリーチャーを排除するだけでも強く、「革命2」が起動すれば受け札にもなり、革命チェンジでアドバンテージを取りに行くことも可能。


 3色持っているので《生魂転霊》の生贄にも申し分なく、ドラゴンなので《新世界秩序》から登場する貴重な打点になるなど、様々な面でメリットを享受できるクリーチャーです。

 《禁断英雄 モモキングダムX》とのシナジーが光る新たなパーフェクト呪文。


 パワー6000以上のクリーチャーがいればコスト3で唱えられ、3つのモード全てに役割があります。


 1つ目はシンプルなマナブースト。この手の能力は軽視されやすいものの、フィニッシャーのプレイに最低13マナが必要なこのデッキではバカになりません。5マナで唱えてもギリギリ及第点、3マナで唱えられるならコストパフォーマンスは抜群です。


 他2つのモードが盤面に干渉することに特化しているため、単純にリターンを得られる選択肢があること自体が重要ともいえます。


 2つ目は強制バトル。単体で機能しないのはネックですが、《禁断英雄 モモキングダムX》がいれば99999火力。実質的にクリーチャー2体の確定除去です。


 相手のバトルゾーンにスレイヤーを持つクリーチャーがいれば、このカードを退化パーツに換算できる点は覚えておきたいところです。


 3つ目はカード除去。オリジナル環境では主に【水魔導具】の《卍 新世壊 卍》を狙い撃つピンポイントメタです。たまにタマシードを破壊することも。


 有効範囲はやや狭いものの、撃てない場面のないマナブーストと実質的に確定除去として機能する強制バトルのおかげで、カード単位で腐ることがほとんどありません。選択肢のおかげでピンポイントなメタを機能させやすいのは、モードを持つ呪文全般に共通する利点だと言えるでしょう。

 手札→墓地と2ターン連続で唱えられ、相手のリソースを根こそぎ奪い取る消耗戦の鬼。


 盤面干渉手段は多いものの直接的にリソースを奪うカードの少ないこのデッキでは貴重なハンデス要員です。マナが伸びるこのデッキでは10マナで2回唱え、一挙に4枚をハンデスすることもありうるでしょう。


 もちろん踏み倒しや除去のモードも活用場面が広く、特に踏み倒しは先述したようにハンデスによってリソースを削られても、墓地から唱えられ《禁断英雄 モモキングダムX》を釣り上げてコンボに王手を掛けられる点が強力。


 《Disジルコン》と合わせて中盤以降のゲームを粘り強く支える、影のキーカードです。

 《自然の四君子 ガイアハザード》の穴となりがちな呪文に対して、1枚で強烈な枷を掛けるアウトレイジMAX。


 【水魔導具】や【水t闇スコーラー】をはじめとするスペルコンボ全般に対しては言うまでもなく効果抜群で、6マナながら単体でゲームを終わらせうる性能を有しています。


 呪文面はほとんどおまけですが、ビートダウンデッキに対しては受けトリガーとして強力。手札から《切札勝太&カツキング —熱血の物語—》を踏み倒せば2面ストップし、返しでの盤面制圧を狙えます。


 速いデッキに対しては極力ハンドキープに気を配りたいところ。

 《新世界秩序》から登場するフィニッシャー要員。


 S・トリガーすべてを封殺できるため、タマシードなどの呪文・クリーチャーではないカードさえも無視して安定したフィニッシュを叩き込めます。


 打点として優れている代わりに闇文明を持たない《緑神龍バイラス・カースド》とはほぼ同じ役割です。


 単色か多色か、3打点か1打点かなど様々な差異がありますが、大きく異なる点として「《無双恐皇ガラムタ》《蒼き守護神 ドギラゴン剣》から出る」ことが挙げられます。


 中盤にコンボを叩き込んで《自然の四君子 ガイアハザード》が絡んだ盤面を構築できれば、《切札勝太&カツキング —熱血の物語—》の革命チェンジを起点にリーサルを狙えるのは小さくないメリットです。

 中盤の盤面制圧を加速させる革命チェンジ要員。


 このデッキでは《Disジルコン》《天災 デドダム》が踏み倒し対象となるためリソースを伸ばす目的でも使いやすいほか、先述したとおり《無双恐皇ガラムタ》を絡めたサブフィニッシャーとしての役割もこなします。


 サンプル構築では、《新世界秩序》から出てくるカードで唯一のT・ブレイカー。単に打点が多いだけですが、意外とドラゴンの採用枚数が少ないこのデッキでは、なかなかバカにならないメリットです。

 呪文封殺。中盤に革命チェンジを起点としてロックを仕掛けるのはもちろん、《新世界秩序》で踏み倒すフィニッシャーとしても優秀です。


 下面の呪文は影が薄いですが、マナ色の弱いこのカードを能動的に墓地に送りつつ、ドローを進めながら2種のパーフェクト呪文を唱えられるためかなり強力。


 他の光マナ源が《新世界王の創造》のみと非常に限られる・そもそも呪文封殺が強いため有効に使える対面は限られるものの、頭の片隅には選択肢として用意しておきたいところです。

 このデッキのメイン蓋。


 主に「自分のマナが相手より多ければ相手のクリーチャーはバトルゾーンに出る代わりにマナに置かれる」ロック能力と、「相手のクリーチャーが攻撃する時、可能であればこのクリーチャーを攻撃する」攻撃誘導能力がこのクリーチャーのキモ。


 前者は言わずもがな、「マナさえ確保できれば」という但し書きはつくものの、自ターン・相手ターンを問わず相手クリーチャーの登場を無差別に禁止できる極めて強力なロック能力です。


 後者はマッハファイターと組み合わさることで真価を発揮。登場したターンであろうと即座に盤面を取り、返しの差し切りすらも許しません。


 これから出るクリーチャー、既に出ているクリーチャーの両方へ同時に干渉できるため、クリーチャーに依存しているデッキにはほとんど突破できない制圧力を見せつけます。


 弱点は分かりやすく、クリーチャーの制圧に特化しているため呪文に対しては基本的に無力な点。相手次第では先に呪文メタを用意してから展開したいところです。

 マナ基盤兼フィニッシャー。


 アンタップインするカードの枚数を17枚確保しながら、早期の《禁断英雄 モモキングダムX》《天災 デドダム》《Disジルコン》初動の両立が現実的に狙えるのはこれらキング・セルのおかげです。


 《生魂転霊》でひたすらにマナを伸ばし、《新世界秩序》を唱えてトリガーケアを絡めて打点を形成、あとは殴りかかるのがこのデッキのオーソドックスなフィニッシュ手段です。


 《新世界秩序》を唱えた際に《自然の四君子 ガイアハザード》が手札に戻ってしまうことが何かとあげつらわれますが、フィニッシュに入るターンよりも前にさらなる《禁断英雄 モモキングダムX》を用意しておけば、非ドラゴンをすべてバウンスする際に自動的に退化して盤面に残るので問題なし。


 《無双恐皇ガラムタ》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》を含むドラゴン+《自然の四君子 ガイアハザード》の構えを形成すればそこからの逆転は不可能と言って差し支えないでしょう。

おわりに

 というわけで、今週は【ガイアハザード退化】について解説していきました。


 個人的にこういった「運良く引き込めば理不尽を押し付けられるコンボ要素を組み入れたコントロール」が大好きなので、【ガイアハザード退化】の構築にはとても心が惹かれます。


 コンボに必要なカードが少ないため自由枠がかなり多く、環境に合わせたチューンを施しやすいのも面白そうですね。現在はオリジナル環境で大暴れしている【水魔導具】を意識したカードチョイスが目立ちますが、今後どのように構築が変化していくかも楽しみです。


 それでは、また来週お会いしましょう。お相手はyk800でした!

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DORASUTA COLUMN コラム