トレカ専門店 ドラゴンスター公式サイト&通販サイト

よくある質問 ご利用ガイド

2022/07/27(水) 19:30

【コラム】ポケモンカードの練習方法その① | イツキ先生のポケモンカード教室

ポケモンカードの練習方法その① | イツキ先生のポケモンカード教室
ポケモンカード いいね数いいね!  5 閲覧数閲覧数  568
イツキ先生

イツキ先生

2022シーズン日本代表選手のイツキ先生です。

鋼タイプを好み、不撓不屈がモットーなポケカプレイヤーです。

普段はたまに医療現場にいたり、殆どは教育機関などで先生として、医療を中心に学生に講義したり、最近ではゲームのことなども学生に教えています。

専門領域は看護学、ポケモンカードを中心したゲーム学(行動心理)です。
ゲームを用いた医療福祉への支援活動も行なっています。

Twitter: @poke_teacher

このライターの他のコラムを見る

目次

はじめに~ご挨拶と豆知識~

 こんにちは。今回で4度目の記事になります!😆


 読者の方からDMで、「具体的な練習方法を教えて欲しい」とご要望があったので、私が普段行っている練習方法の1つをご紹介したいと思います。


 この記事を読んで下さっている方々に向けて、依頼があればどんどん記事にしたいと思っています!☺️

 今後とも宜しくお願い致します。




 さて、ちょっとした医療のマメ知識ですが、みなさんは「成長ホルモン」という物質はご存知でしょうか?🤔

 「成長ホルモン」とは脳から分泌される物質の1つであり、睡眠中(特に22時~2時の間に多く分泌)される物質になります。


 この「成長ホルモン」には

 ①身長を伸ばす(骨を大きくする) ※思春期まで

 ②体の修復⇒傷ついた細胞や組織を再生する⇒疲労やストレスを軽減

 ③イライラや不安などのメンタル面を整える

 ④脂肪の分解

 ⑤記憶力の維持 

 

 など、様々な働きが報告されていおります☝️



 

 なぜ、こんな話を今回取り上げたか?

 来月には、ポケモンカードの世界大会であるWCS(ワールドチャンピオンシップ)2022が開催されます。


 私は今回その大会に出場選手として、参加する為、多くの練習が必要となります。


 また、2022年9月からは次年度の2023シリーズも開始となります。

 現在、ポケモンカードプレイヤーズクラブの登録者は約8万人存在し、この中で勝ち抜こうと練習に熱が入るあまり、身体と頭を酷使しすぎて睡眠不足などで体調を壊す人も出てくることでしょう。


 多くの社会人は、仕事の後にゲームの練習を行い、結果として睡眠時間を減少させることになります。

 先ほども述べたように「成長ホルモン」は夜間の22時~2時をピークに分泌される物質です。


 夜更かしによって、睡眠時間の減少や寝付く時間が後退するとどうなるでしょうか?


 ①身長を伸ばす(骨を大きくする)を失えば、子どもであれば、身長が低くなる可能性があり

 ②体の修復⇒傷ついた細胞や組織を再生する⇒疲労やストレスを軽減を失うことで、疲れやすい、ちょっとしたことで疲労感を感じやすく、なかなか疲れが取れない

 ③イライラや不安などのメンタル面を整えることが困難⇒感情的になりやすく、怒りやすくなったりなったり落ち込みやすくうつ傾向となる可能性がある

 ④脂肪の分解を失うと⇒中性脂肪やコレステロール値の上昇で、肥満症になりやすい

 ⑤記憶力の維持を⇒忘れっぽくなる


 などと言った様々な症状が出てくるかもしれません。


 練習も大事ですが、まずは生活リズムを整える上で「睡眠時間」はとても大事なのです😇


 では、今回の内容に入ります🎉

練習方法の紹介の前に

  さて、私は大学で「ゲーム学」の分野を研究しておりますが、現代の日本ではゲームの分野では科学的な根拠に基づく効果的な練習方法というものが確立しておらず、それを開発することが私の研究目標の1つでもあります😌



 よく、練習の際に、こんな壁にぶつかる経験はないですか?☝️


1)「1つのデッキを極めるまで使い込んだ方が良いのか?」

2)「色んなデッキを使って、幅広く戦えるようにした方が良いのか?」


 これには、それぞれメリットとデメリットが存在します🤔


1)「1つのデッキを使い込む」

【メリット】

 ①自分の得意なプレイングやスタイルの確立

 ②デッキタイプの得意と不得意の明確化の能力を得る

 ③デッキタイプの得意と不得意の明確化からデッキの改善を行いデッキの構築力の向上


【デメリット】

 ①環境が変化した際に、勝敗にムラが生じる。

 ②幅広い戦術を学ぶことが困難である。(例:防御主体デッキを使い込むことで、攻撃系の戦術が疎かになる)

 ③自分や対戦相手に飽きが生じる可能生


2)「色んなデッキを使う」

【メリット】

 ①幅広い戦術を学ぶことができる

 ②色んなデッキを考えることで、思考力、戦術の視野を広げる思考力の向上

 ③カードプールを広く学ぶことができ、一人回しや対面でも多様な練習が可能となる


【デメリット】

 ①幅広い戦術を行うことで、プレイヤー間での個別性。自分の得意なプレイングスタイルの獲得が困難。

 ②色んなデッキを使うことで、使うデッキの中身まで暗記することが難しく、深く学ぶことが困難。

 ③多くのデッキを作成する際に、模範する可能性が高く、思考を停止する危険性


 などが簡単ではありますが、あがってきます。

 まずは自分が練習で何を得たいかで、1)なのか2)なのかに分かれると思います😎



 

 私は1)の傾向が強く、《インテレオンVMAX》《ザマゼンタV》《ミルタンク》《ミュウツーV-Union》など「耐久」や「コントロール」系統のデッキを好んで、そのスタイルを鍛えるようにしています。


 最近では、《はくばバドレックスVMAX》《パルキア》も使用しており、2)の幅広い戦術や他の戦術も学ぶために攻撃的なデッキを使用するなど自分の弱点を補うべく、目的に応じた練習の傾向を選ぶ必要があります。


 では、私が実践している練習方法の1つを今回はご紹介したいと思いますので、宜しくお願い致します😊

練習方法:プロトコル法

 プロトコル:約束事や手順、規則という意味を持ちます。

 ※あくまで、ゲームにおけるプロトコル法とは私の造語です。


 プロトコルとは例えば、「こんにちは」と言われたら「こんにちは」と返すというマニュアルの様に決まった手順です😆


 ポケモンカードで置き換えると、相手が《パルキアV》出して来たら《ライコウV》を準備するという、いわゆる、自分のデッキに対しての「手順書」の作成を行います。


 これは「再現性」や「自分のやりたいことを整理する」といった練習法になります。

 

 一部の世界大会に出場するジュニアプレイヤーはこれをノート等にまとめて、慣れない内は、そのノートの手順通りにプレイングするプレイヤーもおります(もちろん練習中だけですよ

 私も、ある程度はパソコンなどにExcelを使ってまとめていたりもします。


 では、例を出してみましょう。今回は最近流行りの《ディアルガVSTAR》《ミュウ》を使用した「ターボディアルガ」です😌

 以下の画像は私の練習用のレシピになります。

2

2

1

4

2

1

1

2

2

1

1

4

2

1

2

4

4

2

4

4

1

1

2

10

 では、先攻の際には、どこまでを再現性の目標にするか考えてみましょう。


 先攻であれば、「スタークロノス」で230ダメージを与え、相手のポケモンVをきぜつさせた後

 追加効果で再度自分の番を貰った際には、《ボスの指令》《クロススイッチャー》を使用し、相手のメインとなる後続のポケモンを「メタルブラスト」できぜつさせることができれば、ほぼ勝利を収められる状況を形成することができます。


 それでは、この状況を再現するための大きな目標を設定しましょう。

大目標1:先行2ターン目に《オリジンディアルガVSTAR》の「スタークロノス」を宣言する。

大目標2:先行3ターン目に「メタルブラスト」を「ボスの指令」などを併用しながら宣言する。

 大目標にすると簡単な文章で収めることができてしまいますが、これを小目標にさらに細分化しようとすると、とても難しくなります🤣🤣🤣


大目標を達成する小目標を設定してみよう!

 では、次に大目標(長期目標)から簡単に、その大目標を達成する小目標(短期目標、必要手順)を一緒に考えてみましょう!

 先攻1ターン目では、何が必要か? 箇条書きに起こしてみましょう。


《オリジンディアルガV》をベンチに置く。

 ⇒(根拠)2ターン目に《オリジンディアルガVSTAR》に進化し、「スタークロノス」を宣言する為。

 ⇒(課題)もし、バトル場なら後に《ふうせん》等でベンチに戻す必要がある。


《鋼エネルギー》が2枚、《メタルソーサー》が3枚手札にある必要がある。

 ⇒(根拠)2ターン分の手貼り+《メタルソーサー》3回で、「スタークロノス」のエネルギー5枚分を達成させる為。

 ⇒(課題)《メタルソーサー》がサイドカードに2枚存在すると再現が不可となる為、《メタルソーサー》のサイド落ち確認の優先順位が高いという事がわかる。


《メタルソーサー》を3回使用する為に、鋼エネルギーを3枚2ターン以内にトラッシュする。

 ⇒(根拠)トラッシュに鋼エネルギーがないと《メタルソーサー》を使用することができない為。

 ⇒(課題)鋼エネルギーを手貼り分を確保しつつ、《クイックボール》《トレッキングシューズ》などでしっかりトラッシュに何枚送ったかをトラッシュ確認しながらプレイングを丁寧に行うことが必要。


 まずは、簡単ではありますが、ざっとこの様に小目標(必要な手順)が挙がってくると思います。

 ターボといわれるデッキタイプは、自分の番で実施する行動(アクション)が非常に多くなります。

 そして、1つのミスで「再現性」や「目標」に到達することができなくなる可能性が高いデッキです。


 仮に2ターンの内、どれか1回でもエネルギーカードを手貼りできなければ、4枚目の《メタルソーサー》が必要となります。

 もし、これがサイド落ちしていたらどうでしょうか?😇😇😇

 

 いたずらにカードをがんがん使い切ってしまい、あっという間に逆転する間もなくゲーム敗北となってしまうかもしれません😟😟😟




 今回の記事での大事なテーマは


 「練習方法:自分の使用しているデッキの再現性(長期目標/短期目標)をきちんと理解し、目標達成に伴う作業工程(プレイング)は頭の中でしっかりとできているか? です」👍👍👍

 

 要は、プレイングのマニュアル(台本)と言えば良いのでしょうか。

 盤面は劇場と同じなのかもしれません。その目標や再現性を達成する為には、次にデッキの考え方にもなります。

 それを支援する舞台裏のスタッフのように、様々なカードが採用されるでしょう✊

小目標(短期目標)を支えるカードを採用しよう

では、さらにデッキに必要なカードを考えましょう。


1)《クイックボール》

 ⇒(根拠)①《オリジンディアルガV》をベンチに置く為  ②《鋼エネルギー》をトラッシュする手段


2)《ハイパーボール》

 ⇒(根拠)①《オリジンディアルガV》とその進化先である《オリジンディアルガVSTAR》をサーチする為 ②《鋼エネルギー》をトラッシュする手段


3)《鋼エネルギー》

 ⇒(根拠)最低でも5枚以上。ワザを使用する為。


4)《メタルソーサー》

 ⇒(根拠)最低でも3枚以上。2ターン目に「スタークロノス」を宣言する為。


5)《ミュウ》

 ⇒(根拠)特性「ふしぎなしっぽ」により、《メタルソーサー》《クイックボール》《鋼エネルギー》をサーチする手段となる《エネルギー転送》などデッキに目標達成に必要となるカードが「グッズ」が多いため。特性を使用したい回数分、採用枚数を増やすことや《回収ネット》でも支援する。


 等々、この様にして、カードを1枚1枚必要なカードをあげて、その理由を述べていくと段々とデッキになっていくことがわかりますか?




 これがデッキを作る際の基本にもなっていきます!

 この様に手順を整理していくと、不思議な感覚に襲われるかもしれません。


 例えば

 《ミュウ》の「ふしぎなしっぽ」で何をサーチしたらよいのか?

 《トレッキングシューズ》で何を加えて何を捨てるべきなのか? 本当に今使う必要があるのか?


 など、自信をもって迷わずプレイングができるでしょう👍


 自分の番で何を達成したいのかを具体的に紙などに書いて言語化し、整理することで、プレイ中の迷いや練習でもどのようにデッキを回ししたらよいのかも理解できるようになっていきます☺️

 

 まずは、これが私の中では、基本的な練習方法にもなっております。

 多くのプレイヤーは頭の中にあることが当然となっているのかもしれません😊


 しかし、全てのプレイヤー全員がそうでしょうか?🤔

 きっと常勝するプレイヤーは、多くのプロトコルが頭の中に入っているかもしれませんね。


 だからこそ、練習の1つとして自分の愛用しているデッキをどこまで理解しているのかこれを機会に考えてみましょう!🤗

面白かったらシェアしてね!

いいね数いいね!

DORASUTA COLUMN コラム