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2022.7.11

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.42| らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.42| らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第205回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。

本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。

40枚デッキだけで遊びます。
外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

今週話題となったデッキ


今週話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【今週話題となったデッキ】


『太古から受け継がれる妨害デッキ』


【アナカラーハンデス】


組みやすさ★★★★★

プレイ難度★★★★★

構築自由度★★★★☆


再び【アナカラーハンデス】が 環境に。


最新弾である【王来MAX最終弾 切札! マスターCRYMAX!!】が発売された時

もっとも注目されたのが【各文明のメタクリーチャー】


その中でも特に現環境に刺さりがよい《飛ベル津バサ「曲通風」》《若き大長老 アプル》

この2枚を採用でき、さらにコスト「2」であることから《有象夢造》の効果で場に出せるため、その母数を増やしています。


加えて、フィニッシャーとして登場した《CRYMAX ジャオウガ》《Q.Q.Q.X》の代わりに採用した構築などが登場しています。


↓採用されているカードはこちら↓

《飛ベル津バサ 「曲通風」》

【デドダム・カツキング・巨大設計図・進化設計図など環境デッキの主要カードを一刀両断!】

・コスト:2
・文明:水
・パワー:2000
・種族:アダムユニット/デモニオ/鬼レクスターズ

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手が自身の山札を1枚以上見る時または表向きにする時、かわりに相手の山札の上から1枚目を表向きにする。
《若き大長老 アプル》

【フシギバース・邪王門・スコーラーなど現環境にぶっささり! 墓地・マナゾーンからは絶対離さない!】

・コスト:2
・文明:自然
・パワー:3000
・種族:グランセクト

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■相手のカードは、墓地またはマナゾーンを離れない。
■相手は、墓地またはマナゾーンから呪文を唱えられない。
《CRYMAX ジャオウガ》

【最強の耐性を兼ね備えた最強のジャオウガ!】

・S-MAX進化クリーチャー
・コスト:7
・文明:闇
・パワー:13000
・種族:デモニオ/鬼レクスターズ

■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドゾーンにあるカードを3枚ずつ選び、残りを墓地に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、その後、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。

↓サンプルリストはこちら↓

4

3

4

4

3

4

2

2

3

1

1

2

1

4

2

ご覧いただいて分かるようにほとんどが【コスト2】で構成されており

《有象夢造》で様々な選択肢が増えたことが分かるかと思います。


メタカードを除去したにも関わらず、絶えず墓地から出てくるので

メタられる側としては非常に厄介なデッキ・カードであることが分かります。


特に《若き大長老 アプル》

【グルメ墓地ソース】の【フシギバース】を封じたり

【水魔導具】の【ドルスザククリーチャー】の墓地からの蘇生を封じたり

【5cコントロール】の《龍風混成 ザーディクリカ》の墓地からの呪文詠唱を封じたり

と、様々な環境デッキの妨害をすることができるのが非常に魅力的です。


このことを受けて、非常に母数を増やしているデッキがあります。


そう。【水魔導具】です。


ハンデスが効きづらく、メタカードの除去をしながらEXターンをとることができ

【5cコントロール】や【JO退化】に有利を取りやすいため非常に母数を増やしています。


↓全国的な入賞数はこちら↓

デュエルマスターズ公式アカウントより、オリジナル構築戦のCSヒストリー紹介ツイート


この辺りは本稿後半の【今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察】にて深掘りしたいと思います!



それでは新環境後の大会結果・母数を見ていきます。


大会結果・母数詳細

【大会結果】

~第205回VDuelCS オリジナル構築戦~

『「メタ」モルフォーゼ』


73名で開催されたVDuelCS。

タイトルの『「メタ」モルフォーゼ』とは?


先ほどまとめた【アナカラーハンデス】には様々な「メタ」クリーチャーが採用されていました。

それを受けた環境の変化「メタモルフォーゼ」はどのようなものなのか。


それでは早速大会結果を確認してみましょう。


↓大会の様子はこちらから↓



【水魔導具】が最大母数に。

次点は【ドロマーハンデス】、続いて【アナカラーハンデス】となりました。

非常にハンデスデッキが注目されている環境だと思われます。



以下が上位者のリストになります。【敬称略】

     

優勝:ドロマーハンデス/ジョブズ


準優勝:アナカラーハンデス/偽りの月を盗む吉蔵


3位:ネバーループ/ハブヨッシャル名人


4位:水闇ハンデス/フータロー!


それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

【水魔導具】母数が1位

・【アナカラーハンデス】【ドロマーハンデス】が母数を上げており

 総計すると【水魔導具】を超えた上で、その母数は1/8と非常に多い状況下になっています。

・【ガイアハザード退化】が増加傾向にあります。



以上が【大会結果・母数詳細】になります。

今週の【注目デッキ・インタビュー】はお休みになります。

続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。

今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


新弾が発売され、様々なメタカードが採用されており

【アナカラーハンデス】などのハンデスデッキが母数を増やしている今の【オリジナル】環境。


ではどのような対策が必要になるのか。

まとめていきたいと思います。


まずメタ対象はおそらく

【水魔導具】

【グルメ墓地ソース】

【アナカラーハンデス】

この3種類であると思われます。


この3つのデッキに対して、注目したいのが【カード指定除去】です。


【水魔導具】の《卍 新世壊 卍》

【アナカラーハンデス】の各種メタクリーチャーなど

2コスト帯を除去できる【カード指定除去】を搭載できるデッキがあれば非常に戦いやすいと思われます。


まずは【カード指定除去】で有名なカードを挙げていきます。


《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》

【火単・ラッカ鬼羅・水魔導具・アナハンの対策はおまかせ!】

・コスト:4
・文明:火/闇
・パワー:1000
・種族:スピリット・クォーツ/ロスト・クルセイダー

■ S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーが出た時、相手のコスト4以下のカードを1枚破壊する。
《超英雄タイム》

【ボルシャック復権なるか!? クリーチャー面も優秀なツインパクトカード!】

・コスト:2
・文明:火

■バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

カード指定除去として上記のカードを例に挙げさせていただきましたが、この2枚がどのようなデッキに採用されるのか。


採用できるデッキは以下の通りです。

《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》→【4c邪王門】【5c新世界】【火闇邪王門】

《超英雄タイム》→【ボルシャックワンショット】【シータノヴァ】

が挙げられます。


ここで注目したいのが【ボルシャックワンショット】です。


【火単我我我】に対しては《ボルシャック・ドギラゴン》

【水魔導具】に対しては《超英雄タイム》

【アナカラーハンデス】【グルメ墓地ソース】に対しては《アルカディアス・モモキング》

といった様々なデッキに対して、まさに【パワー】でねじ伏せることができるため

【水魔導具】が多い環境下であれば一定の活躍が見込まれます。


↓サンプルリストはこちら↓

4

3

3

3

3

4

4

4

3

4

2

1

【アナカラーハンデス】に対しても

《決闘者チャージャー》による大量のカード回収

《王来英雄 モモキングRX》のドロー

《超英雄タイム》《ボルシャック・ドギラゴン》などによるメタクリーチャーへの除去性能の高さ

これらで十分に渡り合えるのではないでしょうか。


今の環境では不利がつく【ラッカ天門】がいないことからも、今週使ってみてもいいデッキなのかもしれません。

【最後に】

いかがでしたしょうか?


いよいよ発売された【王来MAX最終編】!

環境の変化が凄まじい【オリジナル】環境。

メタクリーチャーの流行によって、半年~1年前に流行ったデッキが息を吹き返しています。

もし机の片隅に眠っているデッキがあれば、今一度試してみてもいいかもしれません。


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ